JPS5945744A - 画像情報提供方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は伝送路を介してセンタより端末に画像情報を伝
送する際に、情報伝送速度を制御可能とした画像情報の
提供方式に関するものである。

表示機能を有する端末とセンタを電話網等の伝送路で接
続し、端末からの要求でセンタに蓄積されている画像情
報を端末に提供するシステムが開発されている。このよ
うなシステムにおいて、端末の表示装置に表示可能な画
像情報を越える情報を提供する際に、画面をスクロール
（５ｃｒｏｌｌ　）させる手段がとられる。このよう々
方式によって画像情報の提供を行うだめには、既知の手
法として以下の方式がある。

（１）　　端末に大容量のハソファメモリをもたせ、セ
ンタより送られる画像情報をそのノ・ソファメモリに格
納し、スクロール表示させる方式、（２）　　センタよ
シ伝送される情報を端末で受信しつつスクロール表示さ
せる方式。

上記方式のうち、（１）は端末であらかじめすべての画
像情報を一時ハソファメモリに格納するので、端末でス
クロール表示させる速度を自由に制御できるという特徴
があるが、大容量のハソファメモリが必要であることか
ら端末のコスト増大を１ねくという欠点がある。一方、
（２）は端末でスクロール表示機能さえあればよいが、
センタよシ送出する情報の伝送速度によってスクロール
表示速度が定まってしまうという欠点がある。

スクロール画像情報と同様なシステム機能は、動画像情
報の提供においても必凹となる。例えば、変化した部分
の画像情報のみを伝送し、端末で表示されている画面の
一部を書替えて動画表示を行う際には、変化した部分の
画像情報量に関係なく一定の速度で書替表示を行う必要
がある。しかし寿から、伝送路の伝送速度によって」二
記画像情報を伝送する速度が定まるため、上記のような
動画像情報の提供が困難であるという問題がある。

本発明は、伝送すべき画像情報の単位を階層化して表わ
し、各々の情報の区切りを示す符号を付加した画像情報
と、その画像情報の伝送速度を指定する制御情報をセン
タに格納しておき、上記画像情報を端末に提供するに当
り、上記伝送速度の制御情報と、上記情報の区切りを示
す符号とをもとに、端末に送出する情報の伝送速度を制
御することを特徴とし、その目的は情報量の異なる画像
情報を一定の周期で端末に伝送することにある。

第１図は画像情報を蓄積したセンタより伝送路を介して
端末に画像情報を提供する本発明に使用するシステムの
概念図であって、１は画像情報を蓄積管理し端末からの
要求に応じて情報を提供するだめのセンタであり、画像
情報を蓄積するだめの記憶装置１０と、これを制御し、
端末に情報送出を行う制御装置２０とで構成され、２は
情報を伝送するだめの伝送線路、３は表示制御装置３゜
と表示装置４０とで構成される端末装置である。

このように構成された／ステムにおいて、端末装置３か
ら入力された検索情報が伝送線路２を通じてセンタ１に
伝送されると、センタ１では制御装置２０で分析されて
記憶装置１ｏに記録されている画像情報を検索抽出する
と共に伝送制御を行って伝送路２を介して端末装置３に
伝送される。伝送装置３では伝送された画像情報を分析
し、表示制御装置３０を介して表示装置４０に表示提供
される。

なお、このようなサービスにおいて、画像情報が端末装
置３で表示される画面を越えて提供されるような場合に
は、スクロールさせて表示するような方法がとられる。

この際にはセンタｌの制御装置２０において伝送路２に
画像情報を送出する速度を制御し、端末装置３で表示さ
れる情報のスフルール速度を制御する必要がある。

第２図は第１図のセンタ１に設けられた記憶装置１０に
格納されている画像情報の格納形式を示した概念図であ
る。１１．　１１’、・・・・・・・・・は端末装置か
らの要求で一回に送出提供される画像情報の集合を表わ
し、これをページ情報とよぶ。ページ情報１１は）ペー
ジ管理情報１１１や、データブロック数１１２、データ
ブロック番号及び送出ユニット長１１３等の情報送出制
御を行うための情報を格納したコントロールヘッダ１】
０と、データユニットと呼ぶ送出単位情報１２１≠０〜
１２１≠ＮＬＩの集合である単数又は複数のデータブロ
ック１２０により構成される。

このように情報を階層表現し、それぞれ以下のような機
能を有するように定義する。

■　データユニット・曲回端末装置３に送出する際の速
度制御を行う単位、例えば、スクロール情報の画面の１
走査データ或いは動画の１フレームデータである。

■　データフロック　・・・・・・定められた速度制御
を行う範囲、すなわち１つのデータフ１コツク内では、
一定の速度で送出を行う。

■　ページ・・・・・・・端末からのアクセスで送出さ
れる情報の単位。

第３図はこのように表現された画像情報を端末に伝送す
る際の伝送形態を表わす説明図である。

図に示すように、端末装置３への情報送出単位であるデ
ータユニット１２１≠０〜１２１　＋ＮＵのデータ量り
種々であシ一定の大きさではないが、ツク［コール情報
や動画情報は端末で一定の速度で表示されなければなら
ない。図の例はデータフロック単位で、データフロック
１２０＋１及び１２０Φ２の中のすべてのデータユニッ
ト１２１≠０〜１２１寺ＮＵ及び１２１寺０′〜１２１
◆ＮＵ′を一定の送出ユニット長ＮＤ１及びＮＤ２とし
たもので、送出ユニット長ＮＤ１及びＮＤ２に満たない
量のデータユニットには斜線で示した無効データａを挿
入して送出するようにしだものである。

このような情報送出制御を行う場合、データユニット、
データフロック、ページ等の区切りにおいて送出制御を
行う状態が変化する。すなわち、データユニットのデー
タ量に応じた無効データの挿入、データフロックの変化
による送出ユニット長ＮＤの変更、ページ情報送出終了
時における情報無送出状態への遷移などの制御が必要と
なる。このような状態変化の制御を容易にするため、第
２図における記憶装置１０に格納されている画像情報に
各データの区切りを示す終了符号を挿入しておく。

第４図は各々のデータに付加される終了符号を示した概
念図であって、（Ａ）はデータユニット１２１を、（Ｂ
）はデータフロック１２０を、（Ｃ）はページ情報１１
を表わし、それぞれデータユニット終了符号ＥＯＵ　、
データプルツク終了符号ＥＯＢ及びページ情報終了符号
ＥＯＰを各データの末尾に（；Ｉ加するものである。こ
れらの終了符号は、それぞれが分離識別可能であるばか
りでなく、送出するすべての画像情報と区別して識別で
きる符号でなければならない。

第５図は第２図、第４図で説明したような形式で表現さ
れた画像情報を第３図に示したような形式で端末に伝送
制御するだめの手法を示したフローチャートであり、第
１図におけるセンタ１の制御装置２０における伝送制御
部で行われる。

図により第２図のページ情報１１を端末に送出する方法
を説明する。

まず、第１図の記憶装置１０よりページ情報１１が抽出
されると伝送制御部を初期化するとともに、第２図にお
けるコントロールヘッダ１１０より最初のデータブロッ
クの送出；Ｌニラ］・長ＮＤをレジスタに設定する。

次にページ情報のデータ部分を送出制御する方法を説明
する。まず送出すべきデータ部分より一符号長分のデー
タを読出し、これが終了符号ＥＯＰ　。

ＥＯＢ、　ＥＯＵであるかどうかを順次調べ以下のよう
な制御を行う。

（１）ページ終了符号ＥＯＰであるならば、要求された
ページ情報の送出が終了したので、情報無送出状態（こ
のとき端末との接続を確保する場合には伝送のだめの周
期信号が送出さね、ることもある。）となる。

（２）　　データプルツク終了符号ＥＯＢであるならば
、データ送出カウンタの値Ｎをリセットし、次のデータ
ブーツクを送出制御するための送出ユニット長ＮＤをレ
ジスタに設定する。

（３）　　データユニット終了符号ＥＯＵであるなら、
データ送出カウンタの値Ｎにより以下の制御を行うＯ ■　Ｎ≧ＮＤなら、カウンタをリセットして次のデータ
ユニットから一符号長ごとのデータをとり出し、繰り返
す。

■　Ｎ　＜　ＮＤｌら、無効データ（端末での表示制御
処理で無効と判断されるデータ）をデータ送出カウンタ
を更新しつつ■の条件を満足するまで繰り返す。

（４）　　いずれの終了符号とも一致しなければ、その
データを送出するとともに、データ送出カウンタを更新
し、次のデータに対して以上の処理を繰り返す。

以上のような制御方法によって、端末には第３図のよう
な形式で情報が伝送される。

第６図は第１図におけるセンタ１の制御装置２０の一部
を構成する伝送制御部の一実施例の構成を示す図であり
、第５図に示し／こような画像情報の伝送制御を行う機
能を有する部分である。

図において、２０１はセンタの制御装置の他の部分、す
なわち記憶装置１０から画像情報を抽出する機能を有す
る部分とのインタフェース端子であり、端末に送出すべ
き画像情報の転送を行う。２０３は前記画像情報を一時
格納するだめのハソファメモリであって、２０２はその
ノ・ノンアメモリへのデータ」込制御回路、２０４はハ
ソファメモリ２０３からデータを読出すだめのメモリア
ドレス（＝１加回路、２０５はハソファメモリ２０３か
ら読出されたデータを調べて、前記の終了符号ＥＯＰ、
　ＥＯＢ、　ＥＯＵを検出する回路、２０６はデータ送
出力つ／り制御やハソファメモリ２０３の読出アドレス
の制御、伝送路に送出するデータの選択制御等を行う制
御回路、２０８は無効データ発生回路、２０７は送出デ
ータ選択回路、２０９は伝送路とのインタフェース回路
、２１゜は出力端子である。この伝送制御部は第５図で
説明した伝送制御の機能を有するもので、ハソファメモ
リ２０３に格納された画像情報を１符号長のデータごと
に読出し、終了符号検出回路２０５でデータが終了符号
であるかどうかを調べ、終了符号でなければ順次伝送路
に送出し、終ｆ省号であれば制御回路２０６によって第
５図に示しだような制御を行う。このような制御によっ
て、伝送路とのインタフェース回路２０９より出力端子
２１０　Ｋ送出される画像情報は第３図に示したような
形式とすることができる。

第６図の伝送制御部はすべてハードウェアによって簡単
に構成することができ、１プこ高速化も容易であるだめ
、高速な伝送路でも適応が容易と々る。

なお、以上の説明でｔま、センタの記憶装置に格納され
ている画像情報がページ、データフロック、データユニ
ットと名づけ／こ階層的な機能部分で表わされているこ
ととしたが、第３図の如き無効データを付加する伝送形
式とする必要のない画像情報ではデータ：１ニッｌ−１
２１やデータフロック１２０を省略することができるし
、ページが一つのデータフロックである場合（すなわち
、ページを通じて同一速度で送出する場合）に（ｒＪ、
チータブロック終了ｎ号ＥＯＢを省略して格納してもさ
しつがえないことは明らかである。

以上説明したように、画像情報を一符号長データごとに
調べ、終了符号であれば、無効データを送出するなどの
制御を行うことによって、端末装置３に送出する画像情
報の送出速度を制御することができるので、端末では受
信された画像情報をその１ま表示制御することによって
、適当々速度のスフ１−ル表示や動画表示が可能である
という利点がある。また、上記の伝送制御を行う機能は
ハードウェアによって簡単に実現でき高速化も容易であ
るため、伝送路の伝送速度が小さい場合はもとより、高
速の伝送路においても容易に制御）可能であるという利
点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は画像情報を蓄積したセンタより伝送路を介して
端末に画像情報を提供する本発明に使用するシステムの
概念図、第２図は第１図のセンタ１に設けられた記憶装
置１ｏの画像情報格納形式を示した概念図、第３図は画
像情報を端末に伝送する際の本発明による伝送形態を表
わす説明図、第４図は本発明に用いる各々のデータに付
加された終了符号を示す概念図、第５図は本発明による
画像情報伝送制御のフローチャート、第６図は第１図に
おける制御装置２ｏの一部を構成する伝送制御部の構成
を示す一実施例である。 １　・・・・・・・・・　センタ、　２　・・・川・　
伝送路、；う　・・山川・端末装置、１０・・・・・・
・・・記憶装置、ＩＩ、１１’　・・山・・・ページ情
報、２０・・・・・・・・・制御装置、３ｏ・・・・叩
・表示制御装置、４０・・・・す・・　表示装置、１１
ｏ・・山・・・・コントロールヘッダ、１２０曲曲・チ
ータフ１ツク、１２１・・・・・・・・・データユニッ
ト、２ｏ１・・・・・・・・・インタフェース端子・　
２０２・・・・・・・データ１１込制住１回路、２０３
・・・・・・・・ハソファメモリ、２ｏ４・・・・・・
・・　メモリアドレス付加回路、２０６・・・・曲・制
御回路、２０７・・・・・・・送出データ選択回路、２
０８・・・・・・“°無効データ発生回路、２０９・・
・・・・・・・伝送路とのインタフェース回路。 第２図 第３図 壬・・・二

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　画像情報を蓄積したセンタより伝送路を介し
   て端末に画像情報を伝送・提供するシステムにおいて、
   」二記画像情報を、伝送路に送出制御するデータの単位
   であるデータユニットに分割し、そのデータユニットの
   集合であるデータノｌ）ツクと、単独又は複数のデータ
   フロックからなるページ情報とにより表わし、それぞれ
   のデータユニット、データフロック及びページ情報のデ
   ータの末尾に、それぞれデータと区別し互いに識別可能
   な終了符号をイ；］加したデータと、前記データフロッ
   ク毎の伝送路上に送出するべき送出データユニット、デ
   ータフロック及びページ情報のデータの末尾に、それぞ
   れデータと区別し互いに識別可能な終了符号を付加した
   データと、前記データ７０ツク毎の伝送路」二に送出す
   るべき送出データユニット長をノーわすデータを蓄積す
   る第１の手段と、上記画像情報を端末に１符号長ごとに
   割数しつつ伝送する第２の手段と、送出すべきデータが
   」二記データユニットの終了符号である場合には、」−
   記データの送出数が上記送出データコ−ニット、長を満
   たすまで無効データを送出するよう制御する第３の手段
   とを有することを特徴とする画像情報提供方式。
2. （２）　　画像情報を端末に伝送する際に、伝送すべき
   １符号長のデータが、データブロックの終了符号である
   場合に、次に送出すべきデータフロックの送出データユ
   ニット長を、前記送出データ数の制御パラメータとして
   設定するよう制御する手段を有することを特徴とする特
   許請求の範囲第（１）項記載の画像情報提供方式。