JPS5945726B2 - 転炉炉体の部分冷却法 - Google Patents
転炉炉体の部分冷却法Info
- Publication number
- JPS5945726B2 JPS5945726B2 JP8416579A JP8416579A JPS5945726B2 JP S5945726 B2 JPS5945726 B2 JP S5945726B2 JP 8416579 A JP8416579 A JP 8416579A JP 8416579 A JP8416579 A JP 8416579A JP S5945726 B2 JPS5945726 B2 JP S5945726B2
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- JP
- Japan
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- water
- welded
- converter
- cooled
- shell
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- Expired
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- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は転炉鉄皮水冷化の際、水冷部位近傍に発生す
る熱応力を極小化する手段に関するものである。
る熱応力を極小化する手段に関するものである。
転炉に於ける内張耐火物の損耗は、スラグライン部及び
トラニオン軸近傍で著しく、これらの部位の耐火物損耗
が転炉炉寿命を支配する要因となっているが、近年、サ
ブランスの普及により無倒炉出鋼比率が増大する傾向に
あり、特にスラグライン部の耐火物損耗が著しく激化す
る状況になっている。
トラニオン軸近傍で著しく、これらの部位の耐火物損耗
が転炉炉寿命を支配する要因となっているが、近年、サ
ブランスの普及により無倒炉出鋼比率が増大する傾向に
あり、特にスラグライン部の耐火物損耗が著しく激化す
る状況になっている。
かかる状況の中で例えばスラグライン部の如き転炉の一
部分を水冷することにより内張耐火物のスラグ浸透等に
よる劣化現象を抑制し、且つ内張耐火物の局部損耗或い
は地金さしによる鉄皮の赤熱防止を図る為の方策がとら
れてきている。
部分を水冷することにより内張耐火物のスラグ浸透等に
よる劣化現象を抑制し、且つ内張耐火物の局部損耗或い
は地金さしによる鉄皮の赤熱防止を図る為の方策がとら
れてきている。
しかし上述の如く、炉体鉄皮の一部分を水冷化する際に
は水冷部分と非水冷部分間で急峻な炉高方向鉄皮温度勾
配を生じ、これに起因する多大な熱応力発生の為鉄皮の
永久変形成いは鉄皮のクラック発生等の現象を生じ内張
耐火物更新時の施工性等に支障を生じ、且つ銑鉄の低サ
イクル疲労による破断の懸念があった。
は水冷部分と非水冷部分間で急峻な炉高方向鉄皮温度勾
配を生じ、これに起因する多大な熱応力発生の為鉄皮の
永久変形成いは鉄皮のクラック発生等の現象を生じ内張
耐火物更新時の施工性等に支障を生じ、且つ銑鉄の低サ
イクル疲労による破断の懸念があった。
本発明は、転炉４体の部分冷却を実施する際、水冷部と
非水冷部間の接続部炉高方向に急峻な鉄皮温度勾配を生
じこれに起因する多大な熱応力により鉄皮の永久変形更
には鉄皮破壊等の支障を排除する為、水冷部近傍の鉄皮
温度勾配を緩やかに非水冷部へ接続せんとする手段に関
するものである。
非水冷部間の接続部炉高方向に急峻な鉄皮温度勾配を生
じこれに起因する多大な熱応力により鉄皮の永久変形更
には鉄皮破壊等の支障を排除する為、水冷部近傍の鉄皮
温度勾配を緩やかに非水冷部へ接続せんとする手段に関
するものである。
以下、図面にもとすき本発明を詳説する。
第１図〜第４図に転炉炉体鉄皮３に溶接した水冷管１に
、適当な間隔で金属板２を、ひれ状に溶接し、且つ金属
板２の他端面を炉体鉄皮３に溶接施工することにより、
水冷部近傍に緩かな鉄皮温度勾配を創出する方法の一実
施態様を示す。
、適当な間隔で金属板２を、ひれ状に溶接し、且つ金属
板２の他端面を炉体鉄皮３に溶接施工することにより、
水冷部近傍に緩かな鉄皮温度勾配を創出する方法の一実
施態様を示す。
第１図は転炉直立時の正面図であり、転炉スラグライン
部鉄皮の円周方向に複数本配置された水冷管１と、この
水冷管最上段１本と最下段１本より円周方向へ適当な間
隔で炉高方向非水冷部へ向けて設置されたひれ状金属板
２の全体配置図である。
部鉄皮の円周方向に複数本配置された水冷管１と、この
水冷管最上段１本と最下段１本より円周方向へ適当な間
隔で炉高方向非水冷部へ向けて設置されたひれ状金属板
２の全体配置図である。
第２図はひれ状金属板２施工部分の拡大図であり、第３
図は第２図中の矢視Ａ−Ａ方向の断面図である。
図は第２図中の矢視Ａ−Ａ方向の断面図である。
第４図は第２図中の矢視Ｂ−Ｂ方向の断面図である。
第３図及び第４図に於いて曲線状の・・ツチングで示す
部分は溶接部を現わす。
部分は溶接部を現わす。
第５図〜第８図には転炉炉体鉄皮３に溶接した水冷管１
に適当な間隔で金属ブロック４を溶接し、且つ金属ブロ
ックの他端面の一部周縁を転炉炉体鉄皮３に溶接施工す
ることにより水冷部近傍に緩かな鉄皮温度勾配を創出す
る方法の一実施態様を示す。
に適当な間隔で金属ブロック４を溶接し、且つ金属ブロ
ックの他端面の一部周縁を転炉炉体鉄皮３に溶接施工す
ることにより水冷部近傍に緩かな鉄皮温度勾配を創出す
る方法の一実施態様を示す。
第５図は転炉直立時の正面図であり、転炉スラグライン
部鉄皮の円周方向に複数本配置された水冷管１と、この
水冷管最上段１本と最下段１本よう、円周方向へ適当な
間隔で炉高方向非水冷部へ向けて設置された、金属ブロ
ック４の全体配置図である。
部鉄皮の円周方向に複数本配置された水冷管１と、この
水冷管最上段１本と最下段１本よう、円周方向へ適当な
間隔で炉高方向非水冷部へ向けて設置された、金属ブロ
ック４の全体配置図である。
第６図は金属ブロック４施工部分の拡大図であり、第７
図は第６図中の矢視Ａ−Ａ方向の断面図である。
図は第６図中の矢視Ａ−Ａ方向の断面図である。
第８図は第６図中の矢視Ｂ −Ｂ方向の断面図である。
第７図及び第８図に於いて曲線状の・・ツチングで示す
部分は溶接部を現わす。
部分は溶接部を現わす。
次に炉容１７０Ｔｏｎの上吹転炉での本発明の実施例を
示すが、本発明の適用により炉体鉄皮の永久変形発生個
所は本発明適用前の約１１５迄に激減させることが出来
た。
示すが、本発明の適用により炉体鉄皮の永久変形発生個
所は本発明適用前の約１１５迄に激減させることが出来
た。
（Ａ） ひれ状金属板設置状況
（Ｂ） 金属ブロック設置状況
上記ひれ状金属板設置時と金属ブロック設置時共に炉体
鉄皮の熱応力緩和効果に大きな差違は認められないが、
金属ブロック設置時の方が金属ブロックでの鉄皮面冷却
範囲が広（とれることからひれ状金属板設置時よ）若干
有利に作用する。
鉄皮の熱応力緩和効果に大きな差違は認められないが、
金属ブロック設置時の方が金属ブロックでの鉄皮面冷却
範囲が広（とれることからひれ状金属板設置時よ）若干
有利に作用する。
本発明においてひれ状金属板、金属ブロックの構成、材
質及び配置は必ずしも前述の様な内容に限定されるもの
ではなく、転炉内張耐火物の溶損特性や水冷部、非水冷
部への炉内側からの熱負荷（Ｋｃａｌ ／ ｍ Ｈｒ
）の程度によりひれ状金属板、金属ブロックの設置間隔
、材質、形状、鉄皮への溶接部長さを適当に選ぶことが
出来、本発明は当然これらの金属板、金属ブロックの構
成、材質及び配置を含むものである。
質及び配置は必ずしも前述の様な内容に限定されるもの
ではなく、転炉内張耐火物の溶損特性や水冷部、非水冷
部への炉内側からの熱負荷（Ｋｃａｌ ／ ｍ Ｈｒ
）の程度によりひれ状金属板、金属ブロックの設置間隔
、材質、形状、鉄皮への溶接部長さを適当に選ぶことが
出来、本発明は当然これらの金属板、金属ブロックの構
成、材質及び配置を含むものである。
本発明は、上述した如く構成し且つ用いることにより転
炉４体における水冷部と非水冷部間の緩やかな鉄皮温度
勾配を現出させたことにより、炉体鉄皮の熱歪による影
響を解消し、炉体保全、炉寿命延長にきわめて大きい効
果がある。
炉４体における水冷部と非水冷部間の緩やかな鉄皮温度
勾配を現出させたことにより、炉体鉄皮の熱歪による影
響を解消し、炉体保全、炉寿命延長にきわめて大きい効
果がある。
第１図は本発明の実施に供する一装置何区。
第２図は、第１図の部分拡大図。
第３図は、第２図の矢視Ａ−Ａ方向断面図。
第４図は、第２図矢視１１３−Ｂ方向断面図。
第５図は、本発明の実施に供する他の装置何区。
第６図は、第１図の部分拡大図。
第７図は、第６図の矢視Ａ−Ａ方向断面図。第８図は、
第６図の矢視Ｂ−Ｂ方向断面図。 図中、１は水冷管、２ばひれ状金属板、３は転炉炉体鉄
皮、４は金属ブロックである。
第６図の矢視Ｂ−Ｂ方向断面図。 図中、１は水冷管、２ばひれ状金属板、３は転炉炉体鉄
皮、４は金属ブロックである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 転炉鉄皮に溶接した水冷管に適当な間隔で金属板を
ひれ状に溶接し、且つ金属板の他端面を転炉鉄皮に溶接
施工することにより水冷部近傍に緩かな鉄皮温度勾配を
創出することを特徴とする転炉４体の部分冷却法。 ２ 転炉鉄皮に溶接した水冷管に適当な間隔で金属ブロ
ックを溶接し、且つ金属ブロックの他端面の全周縁或い
は一部周縁を転炉鉄皮に溶接施工することにより水冷部
近傍に緩かな鉄皮温度勾配を創出することを特徴とする
転炉４体の部分冷却法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8416579A JPS5945726B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 転炉炉体の部分冷却法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8416579A JPS5945726B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 転炉炉体の部分冷却法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS569315A JPS569315A (en) | 1981-01-30 |
| JPS5945726B2 true JPS5945726B2 (ja) | 1984-11-08 |
Family
ID=13822874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8416579A Expired JPS5945726B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 転炉炉体の部分冷却法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5945726B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220132294A (ko) * | 2021-03-23 | 2022-09-30 | 주식회사 유라테크 | 차량 구동부 모터의 위치센서 |
| KR20220133000A (ko) * | 2021-03-24 | 2022-10-04 | 주식회사 유라테크 | 차량 구동부 모터의 위치센서 |
-
1979
- 1979-07-03 JP JP8416579A patent/JPS5945726B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220132294A (ko) * | 2021-03-23 | 2022-09-30 | 주식회사 유라테크 | 차량 구동부 모터의 위치센서 |
| KR20220133000A (ko) * | 2021-03-24 | 2022-10-04 | 주식회사 유라테크 | 차량 구동부 모터의 위치센서 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS569315A (en) | 1981-01-30 |
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