JPS594568Y2 - 棒状化粧品容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は化粧品を定位置にセットしておき、該化粧品の覆
筒を上下動せしめることにより化粧品を露出或いは収納
するようにした棒状化粧品容器を提供しようとするもの
で、内壁面に複数個の等間隔をなす環状爪２を有する外
筒１内に、上部に化粧品別４を備えた脚体３を設置し、
この脚体３と外筒１の間隔部に化粧品覆筒５を上下動可
能に挿嵌すると共に該化粧品覆筒５の下部に形成した断
面球状をなす係止部６が上記環状爪２に段階的に着脱自
在に係当するようになる構成を要旨とするものである。

以下本案の詳細を図面に示す実施例について説明すると
、１は内壁面に複数個の等間隔をなす環状爪２を備えた
外筒であって、上記環状爪２は外筒１を肉厚にしてその
内壁面に直接形成する場合と、図面に示す如く、外筒１
とは別個に爪部１′を形成し、これを該外筒１の内側に
一体的に装着する場合が考えられる。

３は上部に化粧品別４を備えた脚体であって、該脚体３
の下部に一体成形した台座３′を外筒１の下部に嵌着固
定する如くして脚体３を外筒１内に設置し、この脚体３
と外筒１の間隔部に化粧品覆筒５を上下動可能に挿嵌し
、化粧品覆筒５の下部に形成した断面球状をなす係止部
６が上記環状爪２に段階的に着脱自在に係当するように
したものである。

尚、上記環状爪２はいずれも上向状態をなすもので化粧
品覆筒５の上昇時には係止部６は係当せずに円滑に移行
し、化粧品覆筒５が下降する際に段階的に係当するもの
である。

本案は斜上の如く、内壁面に複数個の等間隔をなす環状
爪２を有する外筒１内に、上部に化粧品別４を備えた脚
体３を設置し、この脚体３と外筒１の間隔部に化粧品覆
筒５を上下動可能に挿嵌すると共に該化粧品覆筒５の下
部に形成した断面球状をなす係止部６が上記環状爪２に
段階的に着脱自在に係当するようになる構成に係るもの
で、化粧品覆筒５の上下動によって化粧品を露出、或い
は格納するもので、その操作が簡便かつ軽快に行え、又
、従来の回転繰出式の容器の如き繰出時の回転によるブ
レにより化粧品の表面を損傷する弊害がなく、更に本案
は外筒１の内壁面に複数個の環状爪２を形成し、この環
状爪２に化粧品覆筒５の係止部６が段階的に係当し、化
粧品の使用量に対応して化粧品覆筒５の上下移動を調整
することができ、しかも環状爪２に対する係止部６の係
当は化粧品覆筒５を強く押圧しない限り解放することが
不可能であって、使用中に化粧品覆筒５が不要音にすり
落る虞れもない。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の実施例を示すもので、第１図は本業容器の
斜視図、第２図は同縦断面図、第３図は化粧品を露出せ
しめた状態の要部断面図である。 １・・・・・・外筒、２・・・・・・環状爪、３・・開
脚体、４・・間化粧品皿、５・・・・・・化粧品覆筒、
６・・間係止部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 内壁面に複数個の等間隔をなす環状爪２を有する外筒１
   内に、上部に化粧品別４を備えた脚体３を設置し、この
   脚体３と外筒１の間隔部に化粧品覆筒５を上下動可能に
   挿嵌すると共に該化粧品覆筒５の下部に形成した断面球
   状をなす係止部６が上記環状爪２に段階的に着脱自在に
   係当するようになることを特徴とする棒状化粧品容器。