JPS5945162B2 - 引張りキヤプスタン - Google Patents
引張りキヤプスタンInfo
- Publication number
- JPS5945162B2 JPS5945162B2 JP54034646A JP3464679A JPS5945162B2 JP S5945162 B2 JPS5945162 B2 JP S5945162B2 JP 54034646 A JP54034646 A JP 54034646A JP 3464679 A JP3464679 A JP 3464679A JP S5945162 B2 JPS5945162 B2 JP S5945162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capstan
- belt
- tension
- rubber
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は導体又はケーブルコア上にプラスチック材料を
押出す工程に用いられる引張りキヤプスタンの改良に関
する。
押出す工程に用いられる引張りキヤプスタンの改良に関
する。
従来導体又はケーブルコア上にプラスチック材料を押出
す工程に用いられる引張りキヤプスタンとしては該プラ
スチック材料からなる線状体を圧接し引張るための２組
のシューを有する無限軌道式キヤプスタンの形式のもの
が用いられることが多く、該シューの材質として硬質ゴ
ムで構成されたものがある。
す工程に用いられる引張りキヤプスタンとしては該プラ
スチック材料からなる線状体を圧接し引張るための２組
のシューを有する無限軌道式キヤプスタンの形式のもの
が用いられることが多く、該シューの材質として硬質ゴ
ムで構成されたものがある。
又被牽引線状体に対する圧接時の押付荷重を増大させ線
状体とのすペーを極力少なくするため従来の硬質ゴム等
で構成されたものの上に更に海綿状ゴム例えば発泡ポリ
ウレタンゴム等の変形の大きい弾性体で構成されたベル
トを設けた引張りキヤプスタンも知られている。しかし
ながらこれらの引張りキヤプスタンは硬質ゴムだけで構
成されるものにあつては導体上に高発泡プラスチック絶
縁体を押出し被覆するような場合には圧接時の押付荷重
によつて高発泡プラスチック絶縁体の層をつぶす恐れｂ
゛ある。
状体とのすペーを極力少なくするため従来の硬質ゴム等
で構成されたものの上に更に海綿状ゴム例えば発泡ポリ
ウレタンゴム等の変形の大きい弾性体で構成されたベル
トを設けた引張りキヤプスタンも知られている。しかし
ながらこれらの引張りキヤプスタンは硬質ゴムだけで構
成されるものにあつては導体上に高発泡プラスチック絶
縁体を押出し被覆するような場合には圧接時の押付荷重
によつて高発泡プラスチック絶縁体の層をつぶす恐れｂ
゛ある。
又硬質ゴム上に発泡ポリウレタンゴム等の変形の大きい
弾性体のベルト層を設けたものにあつては線状体とのす
ペーがおこりにくいため特に押出機の前に導体送り込み
用キヤプスタンを使い押出機の後に前記の引張りキヤプ
スタンを使つた場合等では両者キヤプスタンのすペーが
異なるために同期がとりにくく線状体との間の動摩擦が
安定せずむりに線状体と引張りキヤプスタンとの間です
ベーを発生させるため、引張りキヤプスタンの摩擦が大
きいという欠点がある。本発明はこれらの欠点を一挙に
解消するためになされたもので硬質ゴム等で構成された
シューの上に発泡ポリウレタンゴム等の海綿状ゴム物体
で構成されたベルト層を設け更にその上にポリエステル
、ナイロン、ポリプロピレン等の強靭なフィルムベルト
または布を貼り着けた引張りキヤプスタンに関するもの
である。
弾性体のベルト層を設けたものにあつては線状体とのす
ペーがおこりにくいため特に押出機の前に導体送り込み
用キヤプスタンを使い押出機の後に前記の引張りキヤプ
スタンを使つた場合等では両者キヤプスタンのすペーが
異なるために同期がとりにくく線状体との間の動摩擦が
安定せずむりに線状体と引張りキヤプスタンとの間です
ベーを発生させるため、引張りキヤプスタンの摩擦が大
きいという欠点がある。本発明はこれらの欠点を一挙に
解消するためになされたもので硬質ゴム等で構成された
シューの上に発泡ポリウレタンゴム等の海綿状ゴム物体
で構成されたベルト層を設け更にその上にポリエステル
、ナイロン、ポリプロピレン等の強靭なフィルムベルト
または布を貼り着けた引張りキヤプスタンに関するもの
である。
なお硬質ゴムのシューと海綿状ゴムベルト層との間には
ゴム入り平ベルトを設けることもある。以下図面によつ
て本発明の引張りキヤプスタンの構造を説明する。
ゴム入り平ベルトを設けることもある。以下図面によつ
て本発明の引張りキヤプスタンの構造を説明する。
第１図イ、口は本発明の引張りキヤプスタンの２つの実
施例で１は牽引される線状体、２は硬質ゴム等からなる
シユ一、３は発泡ポリウレタンゴム等の海綿状ゴムベル
ト層、４はポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン等
の強靭なフイルムベルト又は布の層で布の場合はゴム系
接着剤で３の上に貼りつけられている。な卦５はゴム入
り平ベルトの層を示す。又２，３の間も接着剤で接着す
ることもある。実際に第１図口のような形式の引張りキ
ヤプスタンとしてシユ一の上にゴム入り平ベルト層、発
泡ポリウレタンゴムのベルト層を接着し、更にその上に
ポリエステル布を貼りつけた層を有する引張りキヤブス
ヨンを用い、８０＃）発泡の発泡ポリエチレンを心線径
２．８顛φの導体に外径１２０に押出被覆した同軸ケー
ブルコアの製造を行つた。
施例で１は牽引される線状体、２は硬質ゴム等からなる
シユ一、３は発泡ポリウレタンゴム等の海綿状ゴムベル
ト層、４はポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン等
の強靭なフイルムベルト又は布の層で布の場合はゴム系
接着剤で３の上に貼りつけられている。な卦５はゴム入
り平ベルトの層を示す。又２，３の間も接着剤で接着す
ることもある。実際に第１図口のような形式の引張りキ
ヤプスタンとしてシユ一の上にゴム入り平ベルト層、発
泡ポリウレタンゴムのベルト層を接着し、更にその上に
ポリエステル布を貼りつけた層を有する引張りキヤブス
ヨンを用い、８０＃）発泡の発泡ポリエチレンを心線径
２．８顛φの導体に外径１２０に押出被覆した同軸ケー
ブルコアの製造を行つた。
この場合の導体及び同軸ケーブルコアの線速は押出機の
直前に設けられた導体送り込みキヤブスタンで制御され
線速は１０ｍ／分であつた。また引張りキヤプスタンの
ベルト周速は１３ｍ／分で駆動したところ牽引される線
条体の張力は従来は６±１ｋｇであつたのに対し６±０
．２ｋｆの精度で安定したものとなり、ベルト周速を変
化させても第２図のように張力はきわめて安定した状態
であつた。なシ上記の引張りキヤブスタン及び従来の硬
質ゴムのシユの外側に発泡ポリウレタンゴム層のみを設
けた引張りキヤプスタンについて寿命の比較を行つたと
ころポリエステル布の層の有無によつて下記のような結
果となり海綿状ゴムの層がポリエステル布によつて摩耗
から十分保護されていることがわかつた。
直前に設けられた導体送り込みキヤブスタンで制御され
線速は１０ｍ／分であつた。また引張りキヤプスタンの
ベルト周速は１３ｍ／分で駆動したところ牽引される線
条体の張力は従来は６±１ｋｇであつたのに対し６±０
．２ｋｆの精度で安定したものとなり、ベルト周速を変
化させても第２図のように張力はきわめて安定した状態
であつた。なシ上記の引張りキヤブスタン及び従来の硬
質ゴムのシユの外側に発泡ポリウレタンゴム層のみを設
けた引張りキヤプスタンについて寿命の比較を行つたと
ころポリエステル布の層の有無によつて下記のような結
果となり海綿状ゴムの層がポリエステル布によつて摩耗
から十分保護されていることがわかつた。
また上記のポリエステル布のかわりにナイロン布、アセ
テート布を貼りつけたところ次のような結果が得られた
。
テート布を貼りつけたところ次のような結果が得られた
。
但し布の厚さ、織り目、糸の太さは同一のものを使用し
た。
た。
以上述べたように本発明の引張りキヤブスタンは動摩擦
による張力安定効果があり、又キヤプスタン寿命も従来
のものに比べ大巾に長くなつて卦りきわめて有用なもの
である。
による張力安定効果があり、又キヤプスタン寿命も従来
のものに比べ大巾に長くなつて卦りきわめて有用なもの
である。
な卦本発明の引張りキヤブスタンは発泡度７０＃）以上
の高発泡絶縁体の押出被覆の引張りに最も適したもので
ある。
の高発泡絶縁体の押出被覆の引張りに最も適したもので
ある。
第１図イ、口は本発明の引張りキヤプスタンの実施例で
、図中１は線条体、２は硬質ゴムのシユ一、３は海綿状
ゴムベルト層、４はフイルムベルトト又は布の層、５は
ゴム入平ベルトの層を示す。
、図中１は線条体、２は硬質ゴムのシユ一、３は海綿状
ゴムベルト層、４はフイルムベルトト又は布の層、５は
ゴム入平ベルトの層を示す。
Claims (1)
- １ 導体又はケーブルコアの上にプラスチック材料を押
出被覆する工程の引取りに用いられ線条体を圧接し引張
る２組のシューを有する無限軌道式キヤプスタンにおい
て、硬質ゴム層からなるシューの外周に直接、又はゴム
入り平ベルト等を介し海綿状ゴム層のベルトを設け、更
にその外周にフィルムベルトまたは布を貼り着けたこと
を特徴とする引張りキヤプスタン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54034646A JPS5945162B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | 引張りキヤプスタン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54034646A JPS5945162B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | 引張りキヤプスタン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS556783A JPS556783A (en) | 1980-01-18 |
| JPS5945162B2 true JPS5945162B2 (ja) | 1984-11-05 |
Family
ID=12420194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54034646A Expired JPS5945162B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | 引張りキヤプスタン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5945162B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5977643U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-25 | 三ツ星ベルト株式会社 | Ｖ形ブロツクベルト |
| JPH0621606B2 (ja) * | 1986-03-28 | 1994-03-23 | 株式会社椿本チエイン | 押し勝手チエ−ン |
| JPH0723643Y2 (ja) * | 1989-11-16 | 1995-05-31 | 本田技研工業株式会社 | 金属ｖベルト |
| JP3126811B2 (ja) * | 1992-06-16 | 2001-01-22 | 本田技研工業株式会社 | 金属ｖベルトの作用力検出用金属ブロックおよびこれを用いた作用力検出装置 |
| JP4683202B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-05-18 | 住友電気工業株式会社 | 超電導ケーブルの製造方法 |
-
1979
- 1979-03-23 JP JP54034646A patent/JPS5945162B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS556783A (en) | 1980-01-18 |
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