JPS5944721B2 - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
- Publication number
- JPS5944721B2 JPS5944721B2 JP50078964A JP7896475A JPS5944721B2 JP S5944721 B2 JPS5944721 B2 JP S5944721B2 JP 50078964 A JP50078964 A JP 50078964A JP 7896475 A JP7896475 A JP 7896475A JP S5944721 B2 JPS5944721 B2 JP S5944721B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- water
- lighting equipment
- lighting
- fluid pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は熱回収型の照明装置に関する。
従来、照明器具の発生熱に対しては、実公昭３９−１９
４４４号公報等で示されるように放熱孔を設けて対流で
照明器具を空冷したり、灯具等熱源部分に直接配管して
水冷したりするものが知られている。
４４４号公報等で示されるように放熱孔を設けて対流で
照明器具を空冷したり、灯具等熱源部分に直接配管して
水冷したりするものが知られている。
ところが、照明器具の発生熱を回収して利用しようとす
る際には、前記の様に対流で照明器具を空冷して温めら
れた空気自体を直接回収して熱を回収しようとすると設
備が犬がかりになったり熱が拡散して効率が低下したり
する恐れがあり、また照明器具を清液水冷して熱回収し
ようとすると配管が複雑になると共に漏水による照明器
具の損傷や漏電事故等の恐れがあった。
る際には、前記の様に対流で照明器具を空冷して温めら
れた空気自体を直接回収して熱を回収しようとすると設
備が犬がかりになったり熱が拡散して効率が低下したり
する恐れがあり、また照明器具を清液水冷して熱回収し
ようとすると配管が複雑になると共に漏水による照明器
具の損傷や漏電事故等の恐れがあった。
本発明による照明装置は、背面に複数の切欠き溝を設け
た照明器具本体を天井に埋設すると共に流体パイプを天
井内に設備し、前記切欠き溝に吸熱部を施設すると共に
前記流体パイプ内に放熱部を埋入して熱移送体を照明器
具本体と流体パイプとの間に介装せしめ、熱移送体を介
して流体パイプ内の流体により照明器具の発熱を回収す
るようにしているものであり、以下実施例に基づき説明
する。
た照明器具本体を天井に埋設すると共に流体パイプを天
井内に設備し、前記切欠き溝に吸熱部を施設すると共に
前記流体パイプ内に放熱部を埋入して熱移送体を照明器
具本体と流体パイプとの間に介装せしめ、熱移送体を介
して流体パイプ内の流体により照明器具の発熱を回収す
るようにしているものであり、以下実施例に基づき説明
する。
実施例
第１図及び第２図は本発明による実施例を示すもので、
螢光ランプ１を備え安定器２等を内蔵し、天井に埋込み
取付けられる下面開口型の照明器具本体３の背面に複数
の切欠き溝４を並設し、該切欠き溝４を各々を端部付近
が通るように熱移送体であるヒートパイプ５を蛇行施設
し、その他端部を天井内に設備された流体パイプである
水バイブロに埋入し、照明器具本体３の背面切欠き溝４
への施設部と水バイブロへの埋入部との中間部を断熱材
７で被って成る。
螢光ランプ１を備え安定器２等を内蔵し、天井に埋込み
取付けられる下面開口型の照明器具本体３の背面に複数
の切欠き溝４を並設し、該切欠き溝４を各々を端部付近
が通るように熱移送体であるヒートパイプ５を蛇行施設
し、その他端部を天井内に設備された流体パイプである
水バイブロに埋入し、照明器具本体３の背面切欠き溝４
への施設部と水バイブロへの埋入部との中間部を断熱材
７で被って成る。
なお、ヒートパイプ５は、第３図の如く、中空で両端閉
止の金属管状体８の内壁に、ガラス繊維等の毛管現象を
生じ易い材料より成り液体金属等の熱媒をしみこませた
ウィック９と呼ばれるものを内貼りし、一端付近の吸熱
部１０から吸熱して急速に管中を経て、他端付近の放熱
部１１に伝達し放熱する性質を有し、本発明では照明器
具本体３の背面の切欠き溝４への施設部を吸熱部１０、
水バイブロへの埋入部を放熱部１１として使用している
。
止の金属管状体８の内壁に、ガラス繊維等の毛管現象を
生じ易い材料より成り液体金属等の熱媒をしみこませた
ウィック９と呼ばれるものを内貼りし、一端付近の吸熱
部１０から吸熱して急速に管中を経て、他端付近の放熱
部１１に伝達し放熱する性質を有し、本発明では照明器
具本体３の背面の切欠き溝４への施設部を吸熱部１０、
水バイブロへの埋入部を放熱部１１として使用している
。
かかる装置において、ランプ１や安定器２により照明器
具本体３に発熱があると、その熱は器具内の空気の流れ
により照明器具本体３の背面の切欠き溝４に達し、有効
にヒートパイプ５の吸熱部１０に吸熱され、急速に放熱
部１１に伝達され水バイブロ内の水に放熱する。
具本体３に発熱があると、その熱は器具内の空気の流れ
により照明器具本体３の背面の切欠き溝４に達し、有効
にヒートパイプ５の吸熱部１０に吸熱され、急速に放熱
部１１に伝達され水バイブロ内の水に放熱する。
従って水は温められ、温められた水は集められてその温
度上昇分エネルギーが利用され、暖房等に供される。
度上昇分エネルギーが利用され、暖房等に供される。
そしてこの装置においては、照明器具と水パイプとの間
にヒートパイプ５を用いて熱移送しているので、建築設
備である水バイブロの配管が簡単にでき、水バイブロが
直接照明器具に接続されないため漏水による照明器具の
損傷や漏電事故・感電事故等を防止できる。
にヒートパイプ５を用いて熱移送しているので、建築設
備である水バイブロの配管が簡単にでき、水バイブロが
直接照明器具に接続されないため漏水による照明器具の
損傷や漏電事故・感電事故等を防止できる。
なお、上記において、水バイブロに替えて空調用ダクト
を使用し、水の替りにリターン空気等を用いてもよい。
を使用し、水の替りにリターン空気等を用いてもよい。
更にヒートパイプ５は第３図の構造のものに限定される
ことな（、吸熱する部分と放熱する部分を有し、その間
の熱の伝達を急速且つ効率よく行うものであればどのよ
うな熱移送体でもよい。
ことな（、吸熱する部分と放熱する部分を有し、その間
の熱の伝達を急速且つ効率よく行うものであればどのよ
うな熱移送体でもよい。
第４図は本発明による異る実施例を示すもので第１，２
図における蛇行するヒートパイプ５に替えて、複数の棒
状ヒートパイプ１２を各切欠溝４に施設したもので、第
１，２図のものと同様に作用する。
図における蛇行するヒートパイプ５に替えて、複数の棒
状ヒートパイプ１２を各切欠溝４に施設したもので、第
１，２図のものと同様に作用する。
このように、本発明によれば、照明器具本体の背面に切
欠き溝を設け、器具内の発熱を全てこの切欠き溝に集め
て熱移送体の吸熱部で効率よ（吸熱して放熱部から放熱
して流体パイプ内の流体を温ため、簡単な構造で、有効
に照明器具の熱回収を行うことができ、また照明器具と
流体パイプとの間に熱移送体を介在させたので流体漏出
による照明器具の損傷等事故の恐れを防止できた。
欠き溝を設け、器具内の発熱を全てこの切欠き溝に集め
て熱移送体の吸熱部で効率よ（吸熱して放熱部から放熱
して流体パイプ内の流体を温ため、簡単な構造で、有効
に照明器具の熱回収を行うことができ、また照明器具と
流体パイプとの間に熱移送体を介在させたので流体漏出
による照明器具の損傷等事故の恐れを防止できた。
第１図及び第２図は本発明による実施例を示す簡易横断
面図及び簡易縦断面図、第３図は本発明に使用する熱移
送体の実施例簡易断面図、第４図は本発明による異る実
施例を示す横断面図である。 ３・・・・・・照明器具本体、４・・・・・・切欠き溝
、５・・・・・・ヒートパイプ、６・・・・・・水パイ
プ、１０・・・・・・吸熱部、１１・・・・・・放熱部
。
面図及び簡易縦断面図、第３図は本発明に使用する熱移
送体の実施例簡易断面図、第４図は本発明による異る実
施例を示す横断面図である。 ３・・・・・・照明器具本体、４・・・・・・切欠き溝
、５・・・・・・ヒートパイプ、６・・・・・・水パイ
プ、１０・・・・・・吸熱部、１１・・・・・・放熱部
。
Claims (1)
- １ 背面に複数の切欠き溝を設けた照明器具本体を天井
に埋設すると共に流体パイプを天井内に設備し、前記切
欠き溝に吸熱部を施設すると共に前記流体パイプ内に放
熱部を埋入して熱移送体を照明器具本体と流体パイプと
の間に介装せしめ、熱移送体を介して流体パイプ内の流
体により照明器具の発熱を回収するようにしたことを特
徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50078964A JPS5944721B2 (ja) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50078964A JPS5944721B2 (ja) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | 照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS523282A JPS523282A (en) | 1977-01-11 |
| JPS5944721B2 true JPS5944721B2 (ja) | 1984-10-31 |
Family
ID=13676567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50078964A Expired JPS5944721B2 (ja) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5944721B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6035134Y2 (ja) * | 1976-09-22 | 1985-10-19 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器付照明器具 |
| JPS55159428A (en) * | 1979-05-31 | 1980-12-11 | Fujitsu Ltd | Exposure device |
| JPS58186295A (ja) * | 1982-04-24 | 1983-10-31 | Audio Technica Corp | ピツクアツプカ−トリツジ用針構体 |
-
1975
- 1975-06-24 JP JP50078964A patent/JPS5944721B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS523282A (en) | 1977-01-11 |
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