JPS5944715A - コロナ防止電線の製造方法 - Google Patents
コロナ防止電線の製造方法Info
- Publication number
- JPS5944715A JPS5944715A JP15395882A JP15395882A JPS5944715A JP S5944715 A JPS5944715 A JP S5944715A JP 15395882 A JP15395882 A JP 15395882A JP 15395882 A JP15395882 A JP 15395882A JP S5944715 A JPS5944715 A JP S5944715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- aluminum
- corona
- winding
- wires
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水滴によるコロナ発生を有効に防止するコロナ
防止電線の製造方法に係る。
防止電線の製造方法に係る。
架設して間もない新しいアルミ電線はその外表面が滑ら
かでしかも油が付着している之めに水濡性が悪く、降雨
時等に電線表面に付着した雨水が弾かれて無数の水滴と
なりコロナが発生するが、架設された電線が古くなるに
従って電線表面に付着した油が雨水等によって洗流され
るとともに電線表面が自然に粗面化し微細凹凸が形成さ
れて水濡性が良くなり、１！線表面に付着した雨水は微
細凹凸を伝わって速やかに集合流下しコロナの発生が著
るしく減少する。このことから従来は新しいアルミ電線
の外表面を粗面化し水濡性を良くする方法として、サン
ドブラスト処理、溝付け、薬剤による腐食処理等の方法
、或は界面活性剤塗布、金属溶射、脱脂、焼鈍し等によ
る表面増化処理等の方法が試みられているが、後記表か
らも明らかなように水滴によるコロナの発生を有効に防
止できないばかりでなく、上記方法によって表面処理し
たアルミ電線を金車通過させると笑を生ずる欠陥があっ
た。また近年送電電圧が高くなるに従ってコロナ発生の
少ないアルミ電線が要求され、特に１００万ポルト級の
送電線ではなお一層コロナ発生の少ないアルミ電線が要
求されている。
かでしかも油が付着している之めに水濡性が悪く、降雨
時等に電線表面に付着した雨水が弾かれて無数の水滴と
なりコロナが発生するが、架設された電線が古くなるに
従って電線表面に付着した油が雨水等によって洗流され
るとともに電線表面が自然に粗面化し微細凹凸が形成さ
れて水濡性が良くなり、１！線表面に付着した雨水は微
細凹凸を伝わって速やかに集合流下しコロナの発生が著
るしく減少する。このことから従来は新しいアルミ電線
の外表面を粗面化し水濡性を良くする方法として、サン
ドブラスト処理、溝付け、薬剤による腐食処理等の方法
、或は界面活性剤塗布、金属溶射、脱脂、焼鈍し等によ
る表面増化処理等の方法が試みられているが、後記表か
らも明らかなように水滴によるコロナの発生を有効に防
止できないばかりでなく、上記方法によって表面処理し
たアルミ電線を金車通過させると笑を生ずる欠陥があっ
た。また近年送電電圧が高くなるに従ってコロナ発生の
少ないアルミ電線が要求され、特に１００万ポルト級の
送電線ではなお一層コロナ発生の少ないアルミ電線が要
求されている。
本発明は上記点に鑑みなされたもので、以下図面によっ
て本発明の一実施例を説明するに、図において１はアル
ミ電線０を巻回したドラム、２はサンドプラスター、３
はトリエタノールアミン（ＴＥＡ）を０１％〜１．０％
含有する８０°ｃ〜１００°Ｃの純水または蒸留水の入
ったベーマイト処理槽、４はポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル等ノエーテル型非イオン性界面活性剤の入っ
た親水性コーテング処理槽、５けアルミ電線０の巻取ド
ラムで、ドラム１に前回されたアルミ電１ｍＣを巻取ド
ラム５に巻取る過程で、アルミ電線Ｏの外表面をサンド
プラスター２によりサンドブラスト処理した後、トリエ
タノールアミン（Ｔ ｘ Ａ）をα１〜１０％含有する
８０°Ｃ〜１００°Ｃの純水または蒸留水の入ったベー
マイト処理槽３内に１分〜１０分間浸漬してベーマイト
処理し、次いでポリオキシエチレンオレイルエーテル等
のエーテル型非イオン性界面活性剤の入った親水性コー
テングｆ１ｆ４を通過させて粗面化処理したアルミ電１
ｉ１１０の外表面に親水性コーテング剤を被着させて巻
取ドラム５に巻取る。
て本発明の一実施例を説明するに、図において１はアル
ミ電線０を巻回したドラム、２はサンドプラスター、３
はトリエタノールアミン（ＴＥＡ）を０１％〜１．０％
含有する８０°ｃ〜１００°Ｃの純水または蒸留水の入
ったベーマイト処理槽、４はポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル等ノエーテル型非イオン性界面活性剤の入っ
た親水性コーテング処理槽、５けアルミ電線０の巻取ド
ラムで、ドラム１に前回されたアルミ電１ｍＣを巻取ド
ラム５に巻取る過程で、アルミ電線Ｏの外表面をサンド
プラスター２によりサンドブラスト処理した後、トリエ
タノールアミン（Ｔ ｘ Ａ）をα１〜１０％含有する
８０°Ｃ〜１００°Ｃの純水または蒸留水の入ったベー
マイト処理槽３内に１分〜１０分間浸漬してベーマイト
処理し、次いでポリオキシエチレンオレイルエーテル等
のエーテル型非イオン性界面活性剤の入った親水性コー
テングｆ１ｆ４を通過させて粗面化処理したアルミ電１
ｉ１１０の外表面に親水性コーテング剤を被着させて巻
取ドラム５に巻取る。
次に本発明の具体例について説明するに、鋼索線数７本
、素線径３．２ＷＩＩｌφのアルミ素ｍ数３０本からな
る鋼心アルミ撚線の外表面をサンドブラスト処理し、次
いでトリエタノールアミンを０．１〜理したアルミ電線
の外表面に親水性コーテング剤を被着させた本発明の実
施例による鋼心アルミ撚線と、比較例として、外表面に
サンドブラスト処理のみ施した鋼心アルミ撚線、トリエ
タノールアミン（Ｔ Ｅ Ａ）を０，１％〜１，０％含
有する７０°Ｃの蒸留水に１分〜５分間浸漬してベーマ
イト処理のみしたｌ心アルミ撚線、トリエタノールアミ
ンを０．１％〜１．０％含有する８０°Ｃ〜１００°Ｃ
の蒸留水に０．５分〜５分間浸漬してベーマイト処理の
み施した鋼心アルミ撚線、サンドブラスト処理した後ト
リエタノールアミンを０．１％〜ＬＯ％ 含有する８０
°Ｃ〜１００℃の蒸留水に５分間浸漬してベーマイト処
理を施した鋼心アルミ撚線及びこれに不溶性伸線油を塗
布した鋼心アルミ撚線、サンドブラスト処理を施した後
７０°ＣΩ蒸留水に１分〜５分間浸漬してベーマイト処
理をＦＩｆＬシ更に親水性コーテング剤を塗布した鋼心
アルミ撚線について、コロナ発生及び金車通過時の笑を
測定した結果は次表の通図は本発明方法の一実施例を示
す説明図である。
、素線径３．２ＷＩＩｌφのアルミ素ｍ数３０本からな
る鋼心アルミ撚線の外表面をサンドブラスト処理し、次
いでトリエタノールアミンを０．１〜理したアルミ電線
の外表面に親水性コーテング剤を被着させた本発明の実
施例による鋼心アルミ撚線と、比較例として、外表面に
サンドブラスト処理のみ施した鋼心アルミ撚線、トリエ
タノールアミン（Ｔ Ｅ Ａ）を０，１％〜１，０％含
有する７０°Ｃの蒸留水に１分〜５分間浸漬してベーマ
イト処理のみしたｌ心アルミ撚線、トリエタノールアミ
ンを０．１％〜１．０％含有する８０°Ｃ〜１００°Ｃ
の蒸留水に０．５分〜５分間浸漬してベーマイト処理の
み施した鋼心アルミ撚線、サンドブラスト処理した後ト
リエタノールアミンを０．１％〜ＬＯ％ 含有する８０
°Ｃ〜１００℃の蒸留水に５分間浸漬してベーマイト処
理を施した鋼心アルミ撚線及びこれに不溶性伸線油を塗
布した鋼心アルミ撚線、サンドブラスト処理を施した後
７０°ＣΩ蒸留水に１分〜５分間浸漬してベーマイト処
理をＦＩｆＬシ更に親水性コーテング剤を塗布した鋼心
アルミ撚線について、コロナ発生及び金車通過時の笑を
測定した結果は次表の通図は本発明方法の一実施例を示
す説明図である。
１：ボビン ２＝サンドプラスター３：ベーマイ
ト処理槽 ４；親水性コーテング槽 ５：巻取ドラム
ト処理槽 ４；親水性コーテング槽 ５：巻取ドラム
Claims (1)
- 巻取ドラムにアルミ電線を巻取る過程で、アルミ電線の
外表面をサンドブラスト処理したのちトリエタノールア
ミンを０．１％〜１．０％含有する８０℃〜１００°Ｃ
の水溶液中に１分〜１０分間浸漬してベーマイト処理し
、次いで粗面化処理したアルミ電線外表面に親水性コー
テング剤を被着させて巻取ることを特徴とするコロナ防
止電線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15395882A JPS5944715A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | コロナ防止電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15395882A JPS5944715A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | コロナ防止電線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5944715A true JPS5944715A (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=15573784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15395882A Pending JPS5944715A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | コロナ防止電線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5944715A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02228207A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | アルミニウム架空送電線の表面処理方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5749110A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | Fujikura Ltd | Aluminum transmission line |
-
1982
- 1982-09-06 JP JP15395882A patent/JPS5944715A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5749110A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | Fujikura Ltd | Aluminum transmission line |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02228207A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | アルミニウム架空送電線の表面処理方法 |
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