JPS5944554B2 - 管端シ−ル用ゴム栓 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は管端シール用ゴム栓に関するものである。

従来地中管の端を一時的に蓋をするには木材製のたる栓
を用いていたが、栓を外すことが困難であった。

この発明は栓をするときは容易で、使用中は外れ難（、
用済後は容易に外し易いゴム栓を得ることを目的とする
ものである。

この発明は、ゴム状物質の中空円錐台３０大径側にフラ
ンジ４を形成すると共に、中間に円板２を連続し、中空
円錐台３の小径側で円板２の一面にほぼ三角状の金属板
５を設け、かつ円板２の他面に金属板５０角部を示す標
識６を設けてなる管端シール用ゴム栓に係るものである
。

この発明の実施例を図面により説明する。

第１図〜第３図に於てゴム栓１はゴム状物質であり、円
板２の外周に外周がテーパ付きである中空円錐台３を一
体に形成し、（以下この中空円錐台３０大径側を外側と
いい、小径側を内側という）中空円錐台の外側にフラン
ジ部４を形成する。

金属板５は第４図、第５図に示すように三角形で、その
角部が円弧状である。

前記ゴム栓１の内側に金属板５を埋設するか、または接
着する。

ゴム栓１の外側に金属板５の角部Ａ、Ｂ、Ｃを示す標識
６を形成してお（。

本発明は上記の構成であるので、次の作用効果がある。

本ゴム栓で密閉するときは金属板５の広い範囲に外側よ
り大きい外力（矢印Ａ１方向）を与えることができ、か
つ中空円錐台３のテーパにより管７に密着せしめること
ができる。

次に打栓中は金属板５が三角形であるので中空円錐台３
が管７に３点で支持されるので外れ難い。

しかしゴム栓を外すときは、金属板５の標識６例えばＡ
の方向のフランジ部４を矢印Ａ４の方向に引張ると、中
空円錐台３が外周にテーパがあるので、金属板５のＡの
部分が矢印Ａ５の方向に引張られ、金属板５０Ｂ、Ｃの
部分も矢印Ａ５の方向に引張られ、中空円錐台３のＢ、
Ｃの部分は管７の内周より離れる傾向となり、中空円錐
台３と管７の接触圧が減り摩擦抵抗が少くなり、本ゴム
栓１は管７より容易にとり外すことができる。

従って本発明のゴム栓は取付けが容易であり、打栓中強
固であるにも拘らず、取外しが極めて容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図のＩ−Ｉ線断面側面図、第２図は本発明
の内側正面図、第３図は同外側正面図、第４図は金属板
の側面図、第５図は同正面図である。 ２・・・・・・円板、３・・・・・・中空円錐台、４・
・・・・・フランジ、５・・・・・・金属板、６・・・
・・・標識。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ ゴム状物質の中空円錐台３０大径側にフランジ４を
   形成すると共に、中間に円板２を連続し、中空円錐台３
   の小径側で円板２の一面にほぼ三角状の金属板５を設け
   、かつ円板２の他面に金属板５０角部を示す標識６を設
   げてなる管端シール用ゴム栓。