JPS5944444B2 - 橋梁施工方法 - Google Patents

橋梁施工方法

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JPS5944444B2
JPS5944444B2 JP10432076A JP10432076A JPS5944444B2 JP S5944444 B2 JPS5944444 B2 JP S5944444B2 JP 10432076 A JP10432076 A JP 10432076A JP 10432076 A JP10432076 A JP 10432076A JP S5944444 B2 JPS5944444 B2 JP S5944444B2
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JP
Japan
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bridge
safety net
safety
girder
net
Prior art date
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JP10432076A
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JPS5330138A (en
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高道 玉田
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <要旨の解説> この発明は、橋梁施工に際し、桁架設、足場組立、及び
、解体等の工事で墜落災害を防止するための安全網架設
工程を有した橋梁施工方法において、橋脚間にガイドワ
イヤを張設し、該ガイトツイヤに沿つて網体を張設する
プロセスを有した橋梁施工方法に関する発明であり、特
に、ガイドワイヤを一対の橋脚の対向面に張設し、両ガ
イドワイヤ間に網体を張設して橋桁設置域を充分カバー
出来る程度の安全網を形成し、桁設置に際し、逐次該安
全網を一側固定他側繰り出しして展延し、安全網のカバ
ーゾーンを拡大するようにしたプロセスを有した橋梁施
工方法に係る発明である。
<従来技術>従来より、橋梁構築は高所作業を伴う施工
であり、その施工に際しては作業の安全を図るべく安全
網等の落下防護機構を設置する必要があり、その設置に
は主として第1〜第3図に示す様な方法が採用されてい
る。
即ち、第1、2図に示す態様は、橋桁1、1、1・・・
を設置する橋脚2、2間に所定数のワイヤ3、3・・・
等の組体を該橋脚2、2に並行に張設し、該ワイヤ3、
3・・・間に安全網4等を全橋桁1、1・・・の設置域
に予め張設し、しかる後、橋桁1、1、1・・・を橋脚
2、2上に設置する等のプロセスをとるものである。
又、第3図に示す態様は、橋脚2、2上に設置した橋桁
1下方に吊設された所定足場5に安全網4を張設するプ
ロセスをとるようにしたものである。
<従来技術の問題点> 而しながら、上述従来技術の安全網張設プロセスを有す
る橋梁施工方法は前者では安全網4を繰り出し展延して
次の橋桁1設置域に臨ませるように張設出来ないため、
予め橋桁1架設前に安全網4を設けた場合は、橋桁1を
架設する工事において他の橋桁1設置域に張設された安
全網4越しに次の橋桁1’を架設しなければならず、そ
のため、能力の大きいクレーン等を必要とし、結果的に
不経済となる不利点があつた。
これに対し、安全網4を順次架設橋桁1の分だけ張設し
ていくようなプロセスをとる態様は、最終的には張設し
た安全網4、4・・・間の非防護域にも安全網4を補足
する必要があり、その補足作業自体が安全性に欠ける作
業となる欠点を有していた。
又、安全網4の張設類としては、そのガイドワイヤ3の
張設を橋脚2,2の上面を利用して行うようにしており
、現在一般には、第1図に示す様に、橋脚2,2上面か
ら桁下間隔δ1は構造上20〜30crrL程度であり
、安全網4を張設した場合、橋桁下方に吊足場を架設す
るのに該安全網が邪魔になり、橋脚周辺の作業床確保が
困難になる難点があつた。
更に、橋脚2,2上にガイドワイヤ3を張設するため、
該橋脚2,2の巾長によつて網4の張設巾長も制限され
ざるを得ず、したがつて、第2図に示す様に場合によつ
ては、側端の桁1に対する安全網4の延設分δ2が張り
出し不足になり安全上十分取ることが出来ない欠点があ
つた。
又、安全網4をガイドワイヤ3に張設するにも、第2図
に示す様に、網4の端部とガイドワイヤ3とのとじ合せ
作業が必要で、それには、例えば、橋脚2に止め金物を
取りつける等の手間のかかる煩瑣な不具合もあつた。
そして、第3図に示す様に、橋桁1、乃至、該橋桁1に
取り付けられた作業用の吊足場5を利用して安全網4を
架設する方法をとる場合は該安全網4の架設に先行して
橋桁1の架設、吊足場2の架設、及び、その解体作業に
際しては無防備となり、安全上極めて危険な作業となる
不利点があつた。
く発明の目的〉 この発明の目的は、上述従来技術に基づく橋梁施工にお
ける上記安全網張設プロセスを有する橋梁施工方法の問
題点を解決すべき技術的課題とし、橋桁の順次設置プロ
セスに難ら障害を与えず、又作業安全性も充分確保出来
、しかも、作業性が良く、低コストに施工が出来るよう
にして建設産業における高所作業技術利用分野に益する
優れた橋梁施工方法を提供せんとするものである。
く発明の構成〉 而して、上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とす
るこの発明の構成は、前述問題点を解決するために予め
地盤に形成した橋脚土部に仮設した作業用足場に橋横手
方向に安全網展延用のガイドワイヤを張設し、対向する
一対の橋脚の対向面に張設した該ガイドワイヤ間に張設
した複数の紐体に所定全橋桁設置巾分を有して張設した
安全網を一側縁りを不動固定し、他側縁を逐次相燐つて
次に架設する桁分まで展延して安全作業域を形成し、次
いで、該安全域に橋桁を架設し、而して、次なる桁分巾
上記安全網を更に繰り出して展延するようにして順次桁
架設に先行しで安全網設置を行い、常に必要作業域の安
全を確保出来るようにした技術的手段を講じたものであ
る。
く実施例〉 次にこの発明の1実施例を第4図以下の図面に従つて説
明すれば以下の通りである。
予め、第4図に示す様に、コンクリート等を施工域地盤
に対し打設して橋脚6,6・・・を形成し、該橋脚6,
6・・・上部に作業用の定場7を適宜パイプ材等にて仮
設し、足場板8を敷設する。
而して、該足場7は、第5図に示す様に、橋脚2,2両
側方に作業の安全を図れる程度の巾長分延設されており
、該各橋脚2を挟んで筋かい9によつて緊締固定される
そして、該足場7の両側端部には固定用の各金具10を
設け、該各金具10,10間に橋横手方向に、即ち、対
向する一対の橋脚2,2の対向面にガイドワイヤ11を
各々張設する。
而して、一対の橋脚2,2に設置された対向するガイド
ワイヤ11,11に両端を環状部材12,12を介して
係止する紐体13を該ガイドワイヤ11,11間に適宜
数並行張設設置し、橋横手方向に移動可能とし、該紐体
13,13・・・間に網体14を予め、或は、紐体13
を張設後、その両側を環状部材12,12・・・に掛止
して橋脚2,2のスパン分設置する。
向、ガイドワイヤ11に沿つて紐体13を繰り出して展
延した場合、第6図に詳示する様に、両側桁間の巾長よ
り長く桁側部からの作業が安全に行える分延在するよう
に巾長を設定しておく。
そこで、第7,8図に示す様に、最初に設置する1番目
の橋桁15分の巾長プラス作業保全が図れる分を有した
FD長に相当する程度に紐体13をその両端のガイドワ
イヤ11に沿つて横方向に引き、網体14を当該巾長に
展延し、該橋桁15を上記網体14上方の所定位置に作
業の安全性を設置する。而して、次に2番目の橋桁15
′を、第9図に示す様に、上記最初の橋桁15の側方所
定位置に隣位して設置するに、上記網体14をガイドワ
イヤ11,11に沿つて、更に引き出しによる繰り出し
を行つて、該橋桁15′の巾長プラス作業保全が図れる
分を展延し、作業の安全性を確保して該網体14上方に
該2番目の橋桁15′を所定設置する。
そして、上述プロセスを反復して橋桁15の数によつて
橋桁設置施工と安全網14の展延を相互に繰り返して順
次施工を行う。又、第9図に示す様に、設置された橋桁
15′と先行して設置された橋桁15との間の梁16等
を介装させる連設工程、及び、桁15,15′の上側の
交通路等の仕上げ工程、並びに、下部の施工とそのため
の足場組み工程等もそれぞれ上記橋桁施工工程と併行し
て行え、特に、該足場組み工程は桁15,15′の下面
と安全網14との間の作業性を考慮して行う。
く発明の効果〉 以上、この発明によれば、橋梁施工作業において、落下
防止用の安全網張設プロセスを有した橋梁施工方法にお
いて、最初に形成した橋脚上に仮設した足場を利用して
安全網を設置するようにしたことにより、基本的に橋桁
設置前に安全網張設が行え、しかも、該橋桁下端より適
宜所望間隔を介して下方に安全網を設けることが出来、
橋桁下部の作業用足場の架設も充分な作業スペースを有
して容易に行うことが出来、爾後、桁下部の施工が極め
てスムーズに行えるという優れた効果が奏される。
又、該足場の橋脚側方延在部を利用して安全網を張設す
るようにしたことにより、側部橋桁に対して側方安全域
を充分とつで安全網を張設することが出来、橋桁側部の
施工作業の保全を図ることが出来るという効果もある。
更に、上記足場に橋横手方向に、即ち、対向する一対の
橋脚の対向面に沿つてガイドワイヤを張設し、対向する
橋脚のガイドワイヤ間に複数の紐体を張設して橋横手方
向に移動可能とし、該紐体に網体を張設して予め所定設
置橋桁域の巾長以上の面域をカバー出来るようにした安
全網を設けるようにしたことにより、該安全網を所望域
展延することが可能となり、橋桁設置に際して桁巾に対
応した余分な安全域を順次容易に、且つ、常に橋桁設置
に先行して確保することが出来、しかも、逐次設置する
桁域に相当する分だけ繰り出し展延して安全網のカバー
ゾーンを形成していくことが出来るので、該橋桁設置の
際も余分な安全網の部分が形成されず邪魔にならず、そ
の分だけ、橋桁設置用のクレーン等も小規模のもので良
く経済的であるという副次的効果もある。
又、装備としても、ガイドワイヤ等の紐体と網体等を使
用するだけであるので安価で済む利点を有する。
加えて、安全網は予め所定面積の網体を結合して紐体に
係止しておくことにより、該安全網展延時でも連続した
ものとなつてその都度のとじ合せ等の結合作業が不要と
なり作業性が良く、能率も向上し、一層安全性が高まる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は従来技術に基づく安全網の設置態様を示す
ものであり、第1図は橋脚上面に網体敷設用の紐体張設
側面図、第2図はその平面図、第3図は橋桁下部に吊設
した足場利用の安全網張設側面図、第4図以下はこの発
明の1実施例の説明図であり、第4図は橋脚上部に設け
た足場間に安全網を設置した状態を示す側面図、第5図
はその平面図、第6図は橋脚附近の部分平面図、第7図
は安全網上に第1図の橋桁を設置した状態を示す側面図
、第8図はその平面図、第9図は第2図の橋桁を設置し
た状態の平面図である。 2,6・・・橋脚、11・・・ガイド、4,14・・・
網体、1,15・・・橋桁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 橋脚に沿つてガイドワイヤを張設し、該ガイドワイ
    ヤに対して安全網を張設する工程を有した橋梁施工方法
    において、予めガイドワイヤを対向する一対の橋脚対向
    面に沿つて各々張設し、次いで該ガイドワイヤ間に網体
    をその両側端が該ガイドワイヤに沿つて移動可能に張設
    して安全網と成し、而して橋桁設置に際し該安全網の横
    方向一側を固定し他側を引き、当該橋桁設置域相当域に
    上記安全網を橋横手方向に前記ガイドに沿つて繰り出し
    展延させて該橋桁下方に安全域を形成させ、続いて該橋
    桁と平行に次の横桁の設置に際しその相当域にまで該後
    者橋桁下方に上記安全網を繰り出し展延させるプロセス
    を反復して安全域を拡大していくようにしたことを特徴
    とする橋梁施工方法。
JP10432076A 1976-09-02 1976-09-02 橋梁施工方法 Expired JPS5944444B2 (ja)

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JP10432076A JPS5944444B2 (ja) 1976-09-02 1976-09-02 橋梁施工方法

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Publication Number Publication Date
JPS5330138A JPS5330138A (en) 1978-03-22
JPS5944444B2 true JPS5944444B2 (ja) 1984-10-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6343545U (ja) * 1986-09-05 1988-03-23
JPH0394240U (ja) * 1990-01-17 1991-09-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6343545U (ja) * 1986-09-05 1988-03-23
JPH0394240U (ja) * 1990-01-17 1991-09-26

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