JPS5944274A - レ−ザ治療装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、形成外科あるいは皮善科用のレーザ治療装
置に関するものである。より詳細には、異状血管群や異
状色素群などのいわゆる有色性母斑に適量エネルギのレ
ーザ光を照射して、母斑の除去・治療を行なうハンドピ
ースを有する形成外科あるいは皮膚科用のレーザ治療装
置のカライドスコープに関づ−るちのである。

〔発明の技術的背景〕

従来、ｆＥ斑の治療に対しては、外４ミ１、皮ＩＡ　Ｉ
、放射線Ｈなどいくつかの分野からアプローチがなされ
てきた。外用的な治療法として（Ｊ、切除縫稲術、植皮
術、表皮剥削術など、皮膚Ｈ的な治療法としては、薬物
療法、ドライアイス療法、電気分解法など、放射線的な
治療どしては、ラジウム療法、コバルト療法、ス１ヘロ
ンヂウ１１療法などが主なものである。−９れらはいず
れも侵１Ｎの大ぎさに比して効果が思わしくない、治療
自体が患者に苦痛を与え、そして入院などの必要性もあ
り、しかも治ｍ　＋！ＩＪ間が長期となるなどの欠点が
あり、治療方法の改良改善が願望されて来た。

ぞして、近年になり母斑の組織学的？ｉＪ＋究が進み、
ＰＪ斑の解明が除々ではあるが明らかにされつつある。

いわゆる赤アザなどの有色性の異状細胞は正常細胞と比
較して一般に明度が低く、明度の高い正常細胞に比べて
可視光線をよく強く吸収する。

従って、この箕常細胞に可視光線域の高いエネルギを有
する光を照射すると、この光［よ異状細胞に選択的に吸
収されて熱エネルギに変えられる。その結果異状細胞は
強く焼けて破壊される。一方正常細胞は一般に明度が高
いため前記光の吸収は少ない。そのため正常細胞の熱に
Ｊ：る細胞の損傷は少ない。従って、異状血管肝性母斑
に対して、かかる光を照射すれば異状細胞が選択的に焼
かれて除去消滅するが、比較的明度の高い正常細胞や汀
線、皮膚などは光をほとんど吸収しないので非可逆的１
０傷が避けられ光による正常細胞や皮膚表面の火傷は微
小の痩痕形成とともに急速に冶伽する。

以上のように、患部母斑の正常細胞には光エネルギ吸収
量が少なぐ□、有色細胞に対しては、光エネルギ吸収量
が多くできるような可視光線域のある波長を選択し、か
つその波長の持つエネルギ密度を適した値に設定するこ
とにより、有色性細胞を選択的に破壊消失することがで
き、前記可視光線域のある波長の一例どして出現したの
がレーザ光であり、このレーザ光を治療方法としで利用
したものがレーザ治療装置である。

現在、このレーザ治療に利用した各種の医用装置が提案
されており、たとえば第１図に示すようなレーザ治療装
置がある。第１図は従来のレーザ治療装置の斜視図で第
１図において、１は装置本体であり、レーザ発振器１１
Ｂ、電源１Δ、操作パネル１Ｃ１そしてレーザ発振に必
要な部品が絹み込まれ装置本体を構成している。発振部
１Ｂから照射されたレーザ光は、コネクタ２を介して光
導光路ファイバ３で導びかれて、ハンドピース４の先端
から、出射され治療のエネルギ光として使われる。

前記有色１！１ｍ斑の治療に有効な可視光線域で比較的
出力が大ぎく、実用化しているレーザどしては、波長５
．１７！ＩＯＡに代表されるアルゴン・レーザや波長６
．９４３△のルビーレーザなどがあり、ルビーレーザは
その出力が大きく照Ｑ＝１而栢し大きくとることが出来
るが、パルス光であるため照射する間隔時間が長いとい
う欠点を右している。

−万アルゴン・レーザはその出力が約数Ｗど比較的低い
という欠点を右しているものの、レーザ光の制御性が良
好で、かつ照射面積が小さく、操作性が良く取り扱い易
いという特ｉ敗から精巧な治療を必要とする部分の治療
に適している。しかしながら、前述したようにかかる装
置たとえばルビーレーザ装置は、治療時に術者がハンド
ピース４を手で持ち、患部を肉眼で確認しながら照ｑ４
位置をハンドピース４の先端から照射されるレーザ光束
分たり順次移動させ、足踏みスー１′ツヂなどてレー　
。

す“光を断続的に照射して治療を行なっている。

第２図に従来のカライド・スコープを装備したハンドピ
ース４の一部を切断した斜視図を示づ。第２図において
、６は筒状のハンドピース−Ｃあり、８はこのハンドピ
ース６の筒状のホルダーであって、このホルダー８内に
は透明方形柱状のカライド・スコープ７が挿入され、ハ
ンドピース６の先端部分、即ち、ホルダー８の端面側よ
り所定の長さ分だけ前記方形柱状のカライド・スコープ
７が突出しており、また、ホルダー８の端部内側は、く
ぼみを形成してここに方形キレツノ状のカライド・ス旧
−ブ端面保護貝１１を手動で嵌め込み取付けることがで
きるように差込み穴３４としである。

前記保護具１１は方形筒状の透明ｉ；１）状体１２とそ
の一間口部閉塞のための透明板状イホ１３どがら構成さ
れており、透明板状体１３の☆；１：而１４面牛ＩＡ患
部に当接することにＪζす、カライド・ス」−ブ７で強
１良分布が一様化されたレーリ゛光が※；１：面１４を
透過して患部に照射されるイ１４造になっている。

また透明板状体１３は端面１４がレーリ゛光照ｑ４時に
生体患部の組織片、炭化、焼灼ハ等により／＃５染され
るため透明筒状体１２から手帖にて着ＤＩＪ自在な４１
４造になっていて交換しながら使用する。

さらに、ハンドピース６の中央部分は、前記ホルダー８
の他端面がカライド・スコープ７を保持するための二分
割されてねじ３６で固定された保持具１５ａ、１５ｂに
ねじ３７て固定されている。

また、保持具１５ａ、１５ｂの他端面には、カライド・
スコープ７の光軸より外れた位置にたとえば豆ランプ等
によるカイト光源３０を装置し、Ｊ、たレーリ゛光を導
く光導路３２と刀イド光源３ｏへの電気供給のための電
気接触子２２．２７１を有してコネクタ３６の一部を構
成覆るレレブタクル１６がねじ３１で固定されている。

尚、ガイド光源３０の出射光はカライド・スコープ１の
入射端面に向は出射される構成としである。

上述の如ぎ構成の場合、レーザ光特有の強度分布を持つ
レーザビームを透明方形柱状を有するカライド・スコー
プ７の一端から大割させてその内部を進行づ“る際に四
方の壁に当って全反則を繰り返えずうちに光強度分布の
均一化が行なわれ、前記カライド・スコープ７の他端に
おいて四角形状のレーザビームとして外部づなわち患部
に出力され均一な照射面が得られて良好な治療が行なわ
れる。

〔背景技術の問題点〕

しかしながら、前記透明方形柱状カライド・スロープ７
は、光学ガラスたとえばＢＫ−７（ｆｉｎ硅クラウン７
種）などの材料を使用して方形柱状の各面を光学（ＩＩ
Ｉ磨して所要のカライド・スコープを製作り−るわりで
あるが、その取り扱いには細心の注意を必要とする。

ツノライド・ス］−ブの各面に（Ｊｌ、ｉ”ｆ々小ＶＩ
１８埃はしもろ／υ、油膜やその他のト１］着物を清？
子液にて素手で接触しないＪ、うにクリーニングを行な
いこの際には各エッチ部が欠すないように拭き取らな（
づればならない。このにうにされいに清ン争され１こカ
ライド・スコープを二分割された保持具１５ａ、１５ｂ
の保持部にエッチがぶつからないように注意しながら挿
入してねじ３５Ｃ゛固定ザる。前記ねじ３５の締イ」力
は、カライド・スコープ７の内部に締イ′Ｎ１）〕によ
る光学的ひずみが発生しないようにかつ、カライド・ス
コープ７を落下しないように保持しなりればならない。

前述のように万形柱状形カライド・スコープはその外面
に反則及び入出幅面を有する構造であるために組立製造
上ににはその取り汲い上、細心の注意を要し極めて困引
１な作業を要求されるものであった。また、入Ω］面、
反則面を有しているので光の人出銀の際にに１イの反射
ロスがさりられなかった。さらに、カライド・スコープ
はいうに及ばすその保持具１５ａ、１５ｂやボルダ８な
ど複雑れ形状となりハンドピース部がかなりの重量とな
るため治療に際し操作物に加わる負Ｔｉ１が大きいとい
う難点があった。

〔発明の目的〕

この発明は、上記の従来の欠点を除去することを目的と
してなされたものである。

〔発明の概要〕 この発明は、鏡面研磨あるいは反則膜形成などを施した
面を内側に具備した相対する４枚の平行板を組合４つせ
ることによって入射された光がその内部を進行する際に
四方の壁に当たって反射を繰り）ｋしく、相対する４枚
の平行板の他端において光強度分布の均一化が行なわれ
るように構成すると共に光の人出ＩＪＪ　端面を排除し
た方形中空柱状のツノライド・スコープを用いることを
特徴としたものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。

第３図はこの発明の要素を示す斜視図であり、第４図は
その断面図である。第３図、第４図におイテ、１０１　
Ａ　ト１０１　Ｂ　ｌａ相対りる２枚０）　平ｔ’ｉ平
板である。さらに１０２Δと１０２　ｔ３は、ｉｆ’ｉ
　ＭＱ平行平板１０１Ａ、１０１Ｂの横方向に位置りる
相対する２枚の平行平板である。このようにして方形中
空（１状カライド・スコープ１０５を１７６成し、−で
れぞれ平板の内側１０３ａ、１０３ｂ、１０３Ｃ１１０
３ｄは入射して来たレーリー光を効率、ｌ　＜反射づる
反射面を有り−る構造でさらには、各コーナ一部１０４
はレーザ光がもれ、光の伝搬効率が悪くならないように
、かつ強度分布の均一化の悪化を防止するように直角で
かつづきＪ、なく構成されている。この平板１０１Ａ、
１０１Ｂ、１０２△、１０２Ｂの材料は、金属ガラス等
である。

また、第５図はこの発明の一実ｈｌ！！例を示す一部を
切断した斜視図で、平行平板型方形中空柱状のカライド
・スコープを実装したハシドビースを示したものである
。第５図において、１０５（ま〕）形中空社状カライド
・スコープで、そのカライド・スコープ１０５の出力端
部には、レーリ“光を患部に照射した際に患部から発生
する気化蒸散した微細物からカライド・スコープ１０５
の内面の反射面を保護する保護ノコバー２０’２が老１
１２自右に取りイ」ケられている。そして、カライド・
スコープ１０５の入用部には、レーザ発振源からコネク
タを介して光導光路ファイバ２０５の出力端が位置して
いる。カライド・スコープ１０５はコネクタ２０３水体
にねし２０４で回礼され、ハンドピース２０７を構成し
ている。

以」二のにうに構成されたレーザ治療装置は、術者がハ
ンドピース２０７を握り持ち患者の必要部位に位置を確
認して、保護カバ２０２を密着させて、スイッヂ操作に
よりレーザ光をファイバ２０５の出力部から照射して、
照射されたレーザ光はノコライド・スコープ１０５の内
部を進行覆るうちに四方の壁で反Ｑ（を繰り返して、カ
ライドスコープ゛の出力端から出力され、保護カバ２０
２の出力板２０２△を透過して患部に照Ｑｊ＋され強度
分布の均一化された照射むらのない良好な冶捌を行なう
ことがてきる。

また、カライド・スコープ２０”ｌのレーザ光入身Ｊ　
１）ｉｌ、ｉ面位置にガイド用の光を照Ｉ、１４′１Ｊ
ろ力−イ１−′光Ｊ１；）２０６を設（プ、前記ガイド
光源からの光を前記カライド・スコープを介して患部に
照射して治療の際の照射位置決めと方形柱状カライド入
０＝＋端而から反射した前記ガイド光を利用し−（ファ
イバの状況ブ１ツク（５故［９チエツクを行なう場合は
次のＪ、うにづることにより実施できる。

まず、ガイド光については、）１イハ出ツノ端：から出
側してノコライド・スコープ２０１内室を伝＋１１）し
てカライド・スコープ出力端に到るのと同様にガイド光
源２０６からのカイト光し前記カライドスコープ１０５
内を伝搬して出力端に設（）られた１呆護カバ２０２の
出力板２０２△を透過して患部に照射され位置決めのた
めの万イド光として供−される。つき゛にファイバの状
況チェックｄ５よびＩ（！Ｊ、瞳ヂエツクについては、
方形柱状）Ｊライドスコープでなく方形中空柱状である
ため入ｑコ端面からの反ｑＪは利用でさない。そこで、
カライド・ス］−ブ１０５の山川端部に設りられた保−
Ｗカバ２０２の出力板２０２△の出力部側にガイド光を
反０４？ｌる部材たとえば白い紙などを当接することに
よりノコライド・ス］−゛ゾ′１０５内を化１般してき
たガイド光源２０６からのガイド光を反射さＶて戻し、
ファイバ出剣部でガイド光を入射さぜることができる。

この戻ったガイド光を処即づ−ることによりファイバを
チェックすることができる。

（発明の効果） この発明にＪ、ると次のような効果を奏することができ
る。づ−なわら、この発明の可撓性の光導路部祠を介し
てハンドピース内のカライド・スコープにレーザ発振源
よりのレーザ光を導き、この導かれたレーザ光をカライ
ド・スコープにて光強麿分布の均一化を図り、これを生
体患部に照Ｑ」させるようにしたレーリ゛治療装置にお
いて、カライド・スコープの構造を相対した４枚の平行
平板として方形中空柱状となし、その各内壁を反則面ど
じで４ｔｉ成しであるの（、部４Ｊの工作や組立にｄ′
３いてきわめて単純なものとなり部品数の少ない安価な
手軽に組立てを（ｊなえる軽量で治療操作の便利なかつ
安全な治療装置を得られる。

また、方形中空構造をなり−ために人出制量端面を右し
ないのでぞの反射ロスが仕＜　’Ｔｌ−ナ一部ら直角て
−かつづ−ぎＪ、なく作製できるの゛Ｃ均一化の効率が
よく効率の良いカライド・スコープをＩＪＩ；すること
かできる。

以上、この発明の一実施例について説明したか、この発
明は前記実施例に限定されるもので（よなく、この発明
の要賞を変更しない範囲内て種／Ｚの変形が可能なこと
はいうまでもない。

前記り；加剰にＪ３いては、カライド・スコープを構成
づる板は、相対号−る２組の平行平板てあったが、第６
図に示Ｊように、内面に反ｑ・］面３０３ε）を貝ｆｌ
ｆｉｉ　した凹形平行板と片面に反ｑ・１面３０３ｂを
具備した板３０２とを絹合わせてカラーイド・ス、コ一
一ブを構成することもできる。

なお、第５図にはカライド・スニ１−７゛１０５をむき
出しのよＪ、で゛の使用状態を示しｌζが、カライド・
スコープ１０５を形成する祠オ゛３１が全屈のＪ、うな
強固なものであればこのままでよい。しかし、ガラスの
にうなもので形成する場合には、従来のようなホルダに
納めるのがよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、レーリ゛治療装置の全体を示づ斜視図、第２
図は、従来のノコライド・スコープを装備したハンドピ
ース部を一部を断面で示した斜視図、第３図は、この発
明のカライドスコープ要素を示り一斜視図、第４図は、
第３図の任意の位置にお【プる断面図、第５図は、この
発明のカライド・スコープを装備したハンドピース部を
一部を断面で示した斜視図、第６図は、この発明のノコ
ライド・スコープの変形例を示づ断面歯である。 １０５・・・・・・方形中空柱状カライド・スコープ１
０１△、１０１Ｂ・・・・・・板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーザ光源からのレーザ光を治療操作用のハンドピース
   部に設りたカライド・スコープを介して生体患部に照射
   し、治療を行なうようにしたレーザ治療装置にＪ５いて
   、前記カライド・スコープを方形中空柱状の構造として
   その内面壁に反射層を形成したことを特徴とするレーザ
   治療装置。