JPS5944032B2 - フイルタ・プラグ及びその製造方法並びに装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシガレット・フィルタ用糊付は装置に関し、殊
に詳しくは粒状体を含んだ多数個取りフィルタ製造方法
並びに装置に関し、更に詳しくは上記方法によって作ら
れた空洞型フィルタ及びシシレットに関するものである
。

従来から種々のシガレット用フィルタ、殊に種種の型式
のフィルタ媒体が使用さねていることは公知である。

１例をあげると空洞型フィルタとして公知のフィルタは
セルローズ・アセテ−１〜のプラグのような繊維しゆう
集型フィルタ材料からなる間隔をおいた２個の短片で構
成さイ９、その中間に木炭のような粒状吸着型フィルタ
材料の短片を備えている。

普通空洞型フィルタは一連のセルローズ・アセテートの
トウを第１次紙捲きして長い棒を作り、該棒を切断して
分離短片を作り、各短片間に所定の間隔をとり、フィル
タ短片間の空洞部に木炭をつめて木炭とフィルタ短片の
周囲を連続した接着用プラグ倦厭で包んで無端棒状体を
作る。

次にこの棒状体を加熱装置内を通して加熱接着紙上の樹
脂を溶着してプラグ倦厭をフィルタ短片に接着する。

次に棒状体を多数個取り（例えは６個取り）のフィルタ
を形成するのに充分な長さに切断する。

上記の長さは其の後に２個取りのフィルタ・プラグに切
断されてシガレット製造機械に送られる。

一般にこれらのフィルタに入れた木炭はセルローズ・ア
セテート製のフィルタ短片間を完全に充足するものでは
ない。

このためフィルタの効率が低下することになる。

従来から製造後にフィルタ・プラグの軸方向に力をかけ
てセルローズ・アセテートのプラグを内方に強制し木炭
が存在する空間の寸法を減少させることが試みられてい
て、その例はアメリカ特許第３７１５９５７号及び第３
３５４８８７号に開示されている。

上記の目的でシガレット製造機械に入る直前で２個取り
フィルタ・プラグは木炭部空洞圧縮装置を通過する。

圧縮装置は通常軸方向に整合した２個のプランジャを有
し、各プランジャは両外側のフィルタ短片を木炭部空洞
に向けて夫々押圧するように配置されている。

しかし木炭部空間の緊密化はプラグ倦厭の加熱接着部分
がフィルタ短片に完全に接着している場合は容易ではな
い。

これは両外側のフィルタ短片がプラグ倦厭に固く接着し
ていてプランジャの押圧力に抵抗し、木炭部空洞に向っ
て押すのを妨げるためである。

その結果木炭は固められずにでき上ったシガレット内部
で自由にがらから動く。

場合によっては木炭が木炭部空洞の６２．５％しか占め
ない場合がある。

このように喫煙者の口に入るシガレットの煙のかなりの
部分が木炭に接触しない場合がある。

さらに、プラグ倦厭の加熱接着部分が容易に付かない場
合には、その部分を引留めるものがないのでシガレット
の喫煙者側の繊維状フィルタ短片は喫煙中に脱は出すこ
とがある。

加熱接着の別の欠点は、もし棒状フィルタが加熱室内で
停止すると倦厭とフィルタは比較的短時間で焦げ始める
。

その理由は加熱室は無端状フィルタのはやい線速度に適
応してプラグ倦厭の加熱接着部分を加熱するためには高
温でなくてはならぬ為である。

更に加熱接着部の付いた紙はほぼ２倍高価でありかつ紙
に加熱接着部のない場合に比べて長さ単位当り２倍の量
が必要である。

従って本発明の目的の一つはシガレット用空洞型フィル
タの製造費を低減させることである。

本発明の別の目的は空洞型フィルタ製造構成を簡易化す
ることである。

本発明の別の目的は空洞型フィルタ製造に当って加熱接
着型プラグ倦厭の使用を不必要とすることである。

本発明の別の目的は空洞型フィルタの空洞内で粒状材料
を緊密化するための比較的簡単な方法を提供することで
ある。

本発明の別の目的は無端フィルタ棒状体を製造するのに
加熱接着を不必要とすることである。

以上要約すると、本発明は粒状体を含んだ空洞型の多数
個取りフィルタを形成する方法及び装置を提供すること
である。

本発明の方法は、所定の径路を通して一連のプラグ倦厭
を移動させ、一連のプラグ倦厭の一側面上に相互に所定
の間隔をおいて糊の付着物を付け、一連のプラグ捲紙上
に間隔をおいた一続きのフィルタ短片を移動させて糊の
付着物上に繊維状フィルタ短片を交互に配置し、フィル
タ短片間に粒状材料の供給物を置き、次に各フィルタ短
片の周囲を一連のプラグ倦厭で包んで無端棒状体を形成
する。

次いで無端棒状体を所定の長さのフィルタ・プラグに切
断する。

切断されたフィルタ・プラグはプラグ倦厭内に３個の繊
維状フィルタ短片と２個の粒状フィルタ材料の短片を有
し中間部繊維状フィルタ短片をプラグ倦厭に糊付けした
ものである。

次にフィルタ・プラグの面外側繊維状フィルタ短片を中
間繊維状フィルタ短片に向けて内方に移動させて粒状フ
ィルタ材料を緊密にする。

次にフィルタ・プラグの両端にたばこ柱状体を結合し、
半分に切断してかくして露出端部にプラグ倦厭に糊付け
したフィルタ短片を有し、又露出端部に向き合ったたば
こ柱状体端部に糊付けしないフィルタ短片を有し、両フ
ィルタ短片間に固められた粒状フィルタ材料の供給物を
備えたシガレットを形成する。

本発明の製造装置は、所定の径路を通って一連のプラグ
倦厭を移動させるコンベアと、一連のプラグ倦厭の一側
面上に相互に所定の間隔をおいて糊の付着物を付ける糊
付は装置と、移動する一連のプラグ捲紙上に間隔をおい
た＝続きのフィルタ短片を移動して糊の付着物上にフィ
ルタ短片を一つ置きに付けるフィルタ短片供給装置と、
繊維状フィルタ短片相互間に粒状フィルタ材料の供給物
を置く粒状フィルタ供給装置と、各フィルタ短片群の周
囲に移動するプラグ倦厭を包んで無端棒状体を形成する
紙捲装置を含んでいる。

本発明の一実施例において、プラグ捲紙上に糊を付ける
装置は糊転写装置の形態をなし、糊を受取り又引続き一
連のプラグ捲紙上に間隔をおいた配列で糊を置くために
、外周表面に間隔をおいた多数の平坦部を有する転写ロ
ーラを備えている。

平坦部を有する転写ロールに糊を供給するために転写装
置は糊を貯蔵する糊つぼと回転自在の糊転写ＩＬＩ−ル
を備え、上記転写ロールの外周表面は糊つは内に突入し
ていて糊つぼから糊を平坦部を有するロールの平坦部内
に糊をうつす。

さらに糊転写装置は第３のローラを有し、該第３のロー
ラは平坦部を有するロールに近接して設けられていて一
連のプラグ倦厭の通路の把持部を形成する。

上記把持部をプラグ倦厭が通過中に平坦部を有するロー
ルが平坦部に対応した間隔をおいてプラグ捲紙上に糊の
付着物を付ける。

本発明の別の実施例において、プラグ倦厭に糊を付ける
装置は糊転写装置の形態をなし、該装置はプラグ倦厭の
径路から間隔をおいた回転自在の転写ロールと多数の放
射状のスポークを有する回転自在のロールを含み、該ス
ポーク付のロールは一連のプラグ倦厭を転写ロールの周
りで周期的に偏倚させてプラグ捲紙上に間隔をおいて糊
の付着物を付ける。

上述のように糊を転写ロールに供給するために転写装置
は糊つほと該糊つぼ内に突入する回転自在の糊転写ロー
ルを備えている。

後者の糊転写ロールの外周表面には糊を受増るための溝
が設けられている。

この実施例において、プラグ倦厭が上部転写ロールとス
ポーク付ロール間を通過する時にスポーク付ロールのス
ポークで倦厭の流れを上部転写ロールに対して周期的に
偏倚させる。

このことにより転写ロールが倦厭上に糊の付着物を間隔
をおいて付けることができる。

プラグ倦厭の流れは糊転写ロールに周期的に接触するだ
けなので、糊転写ロールがプラグ倦厭の流れと同速度で
回転する必要がない。

従って糊転写ロールは倦厭の流れ及びスポーク付ロール
よりも遅い速度で回転する。

倦厭の流れを糊転写ロールについて偏向さすために、ス
ポーク付ロールの軸を２個の糊転写ロールの軸を含む面
に対して倦厭の流れの移動方向に関して両糊転写ロール
の下流に偏倚させる。

このことによって各スポークは、移動する倦厭の流れを
偏向させる時に上部横転写ロールの下方に突出して、倦
厭の流れの弓形状部を転写ロールについて偏向させる。

倦厭の流れと転写ロールの速度が異っているので倦厭は
転写ロール上を摺動して掃取り作用によって糊の弓形状
部を取上げる。

スポークが転写ロールを通過し去ると前進中に倦厭は同
様に転写ロールから離れて元に戻る。

次のスポークか倦厭流を偏向すると倦厭の次の弓形状部
が転写ロールに向って移動して糊の別の弓形部を受取る
。

本発明の装置は又無端棒状体から切断したフィルタ・プ
ラグの面外側のフィルタ短片を中間部フィルタ短片に向
って内方に移動させて両フィルタ短片間にある粒状材料
の供給物を緊密にする圧縮装置を備える。

この装置はアメリガ特許第３７１９９５７号及び第３３
５４８８７号に開示した形式でもよい。

本発明は又３個の繊維状フィルタ短片と、上記繊維状フ
ィルタ短片に交互に配列した粒状フィルタ材料の２個の
短片と、各フィルタ短片の周囲を包んだ１枚のプラグ倦
厭と、中間部の繊維状フィルタ短片を１枚のプラグ倦厭
に固着し、残りの繊維状フィルタ短片を上記１枚のプラ
グ倦厭に接着しない１層の糊からなるフィルタ・プラグ
を提供する。

同様に本発明は１対の繊維状フィルタ短片と、繊維状フ
ィルタ短片間にある緊密化された１個の粒状フィルタ短
片と、各フィルタ短片の周囲を包んだ１枚のプラグ倦厭
と、繊維状フィルタ短片の一つを１枚のプラグ倦厭に接
着し、他の繊維状フィルタ短片を接着しないでプラグ倦
厭内に収めたことからなるフィルタを提供する。

本発明によって形成されたシガレットは、たばこ柱状体
と、上記たばこ柱状体に近接して端部を収めた上述のフ
ィルタさ、たはこ柱状体とフィルタを一緒にして結合す
る１枚の吸口紙からなりたつ。

本発明の上述及び其他の目的と利点は添付図面を参照し
て以下の説明を読めはより明らかになるであろう。

第１図において、フィルタ棒状体の製造装置１０にセル
ローズ・アセテート（トウ）のようなしゆう集型フィル
タ材料の連続した棒状体１１を供給する。

上記棒状体は、例えば米国特願第７６９９６８号（１９
７７年２月１８日出願）に述べる如きナイフ装置１４に
よって種々の長さに分離したフィルタ短片即ちプラグ１
２，１３に切断する。

ナイフ装置１４は往復運動する凹所付しジャ（ＬＥＤＧ
ＥＲ）１５と協同し、レジャ１５を通って棒状体１１が
通過してプラグ１２．１３に切断され、切断後も保持さ
れて引続き棒状体製造装置１０の残りの部分を通る。

この目的のためにレジャ１５に案内筒１６を備え、案内
筒中に多数のプラグを配置し、又案内筒からプラグを個
々に排出する。

棒状体製造装置１０にはレジャ１５の案内筒１６の出口
に近接配置したコンベア１７を備えていてプラグ１２．
１３を受取る。

コンベア１７は駆動ロール１９により駆動される無端ベ
ルト１８を含み、該ベルト１８は適宜案内ロール２０上
を公知の方法で走行する。

又コンベア１７の下方にはプラグ倦厭２２、供給ロール
２１が設けられていて、レジャ１５の案内筒１６の下方
の場所でコンベアベルト１８上に倦厭２２を導くように
設けた適宜案内ロール２３を備えている。

このようにすることによって、分離されたフィルタ・プ
ラグ１２．１３は所定の間隔をおいて案内筒１６から一
連のプラグ倦厭２２に直接移行する。

１例をあげるとプラグ１２と１３の間隔は６ｍｍである
。

このようにレジャ１５と案内筒１６はプラグ倦厭２２の
移動する流れ上に間隔をおいたフィルタ短片を引続いて
置く仕事をする。

第１図に示すように、コンベア１７上に適宜保持装置２
４を配置して倦厭２２とコンベアベルト１８の移動する
流れ上にプラグ１２．１３を保持することができる。

第１図において、装置１０は又一連のプラグ捲紙上であ
って隣接したフィルタ短片１２，１３間に木炭のような
粒状フィルタ材料を堆積状に供給する装置２５を含む。

図から判るように、公知構造の回転自在な木炭車２６形
状をなし、木炭の１対の供給物をフィルタ短片１２，１
３間に射出する。

この目的のために木炭車２６の周縁に間隔をおいた室群
を備え、各室間の間隔は一連のプラグ倦厭２２上を走行
するフィルタ短片１２，１３間の間隔に等しい。

各室２８にはプランジャ２９が設けられていて公知の形
式の往復運動するハンマ３０又はカムを介して木炭２７
の供給物を押出す。

装置１０には又公知構造の装着ステーション３１が設け
られていて、フィルタ短１２ 、１３及び木炭供給物２
７の周りにプラグ倦厭２２を捲いて無端棒状体３２を形
成する。

第１図に示す如く装着ステーション３１は木炭車２６の
すぐ後の後流部分にある。

又装置１０はナイフ装置３３を備え、それにより無端棒
状体３２を多数個取り用のフィルタの長さをしたフィル
タ・プラグ３４になるように切断する。

第４図に示す如く、短い方の短片１２の部分で切断して
、繊維状フィルタ材料の短片１２，１３と木炭短片を交
互において６個取りのフィルタ・ユニットにすることが
できる。

これらのプラグ３４を収納器又は其の他の適宜装置３５
に納めて図示せぬ別のシガレット製造機械に送る。

第１図において、一連のプラグ倦厭の径路上に糊付は装
置３６を配置して一連の倦厭の片側上の所定の区域に糊
の付着物を付ける。

第２図に示すように糊付は装置３６は糊３８を貯蔵した
糊つぼ３７と垂直方向に整合した複数のロール３９，４
０゜４１を含む。

最下位のロール３９は糊つは３７上に設けられる転写ロ
ールでその外周面４２は糊つぼ３７内に突入していて回
転中に糊の層を取上げる。

次のロール４０も転写ロールでその外周面４３は最下位
のロール３９の表面に接して押圧し、両ローラ間の押圧
力は例えば１吋当り１５ポンドである。

さらに外周面４３上にはロール３９から糊を受取るため
に円周上に間隔をおいた複数個、例えば６個の平坦部４
４を設ける。

第３のロール４１は平坦部を含む転写ロール４０上に回
転自在に設けられていて一連のプラグ倦厭２２の径路の
把持部を形成する。

ロール４１はローレット加工され倦厭２２の駆動を容易
にした有効な駆動用表面を備える。

第２図において、転写ロール４０上の平坦部４４の各々
の寸法はプラグ倦厭２２上につける糊の付着物４５の寸
法と同一である。

１例をあげると、転写ロール４０の外周が３００龍、交
互に寸法の異るフィルタ短片のうち短片１２が１４關、
短片１３が２４ｍｍ、両者の中間部分が６ｍｍである場
合の平坦部４４は６５°即ち５０ｍｍの間隔をおいてい
る。

又各平坦部の円周方向の長さは１２ｍｍで幅は２２ｍｍ
である。

又各平坦部４４は転写ロール側に僅か、例えば０．０１
ｍｍ凹んでいて糊３８を転写ロール３９から取上げる。

従って平坦部４４間の空間は３８ｍｍである。

上記の３個のロール３９゜４０．４１はナイフ装置１４
及びナイフ３３と同期して夫々駆動されて、長い方のフ
ィルタ短片１３の位置に対応する倦厭２２上の場所に糊
の付着物４５を付ける。

このように長い方のフィルタ短片１３のみがプラグ倦厭
２２に対し糊付けされるが短い方のフィルタ短片１２は
プラグ倦厭２２に対し糊付けされないままにされる。

上部の２個のロール４０．４１間の把持部をプラグ倦厭
２２が通過中に、平坦部を有するロール４０は糊つぼ３
７上のロール３９から平坦部４４内に糊を受は取って、
プラグ倦厭２２上に糊をうつして間隔をおいた付着物４
５を形成する。

次にフィルタ・プラグ３４を作るためにプラグ倦厭２２
をコンベア１７に向けて案内ロール２３上を搬送する。

第２図において、平坦部を有する転写ロール４０の回転
は、ナイフ装置１４と無端棒状体をフィルタ・プラグに
切断するナイフの速度にタイミングを合せている。

従って棒状体製造機械１０の速度がどのように変っても
それに応じて糊付は装置３６の速度が自動的に調節され
る。

第５図及び第６図は別の実施例で、同一の部分は同一の
符号で示すが、糊の付着物を付ける装置の構造が最初の
実施例とは異っている。

糊付は装置４６は上述と同じく糊３８を貯蔵する糊つは
３７を備える。

又糊付は装置４６は３個のロール４７．４８．４９を含
んでいる。

最下位のロール４７は糊つぼ３７上に回転自在に設けら
れて転写ロールの機能を持ち、外周面５０を糊つぼ３７
内に突入して回転中に糊の層を取上げる。

又、ロール４７の表面５０には外周に溝５１を設ける。

この溝５１は約、。

。。吋の深さを有し糊つぼ３７から糊を受取る。

次のロール４８も転写ロールであって、平滑な外周面５
２を有し、下部転写ロール４７の溝５１から帯状の糊を
受取り又一連のプラグ倦厭２２の径路下方に間隔をおい
ている。

以上の２個の転写ロール４７．４８は夫々の軸が同一平
面換言すれば垂直平面内に配置される。

第３のロール４９には多数の放射状のスポーク５３が設
けられる。

その１例をあげると幅は１８ｍ−厚さは３／１６吋の丸
味のある面に形成されている。

第６図に示すようにスポーク付ロール４９はプラグ倦厭
２２の移動方向に対して転写４７．４８の下流において
、２個の転写ロール４７．４８の面から偏倚した軸上に
配置されている。

又スポーク付ロール４９は、スポーク５３がプラグ倦厭
２２の流れに法線の径路を通過してプラグ倦厭２２をト
ランスファ・ロール４８の周りに周期的に偏向させる。

このため第６図に示すようにスポーク付ロール４９は、
上部転写ロール４８の最上部を過ぎる水平面より下方を
各スポークが次々に通過するように転写ロール４７．４
８に対して位置している。

スポーク付ロール４９がナイフ装置（第１図）に同期し
ているので、各スポーク５３はプラグ倦厭２２上のフィ
ルタ短片１３を納める場所に糊の付着物４５をつけるこ
とができる。

第６図において、糊付は装置４６の上流のプラグ倦厭２
２の流れ径路に引起しローラ５４が配置され、倦厭２２
は引起しローラ５４の周りを移動する。

引起しローラ５４は装着ステーション３１（第１図）の
コンベアベルトよりも僅かにはやい速度で回転して倦厭
２２に一定の張力をかける。

このことは供給ローラ２１から倦厭を引っばるのを助け
る。

第５図及び第６図において、引起しローラ５４と転写ロ
ーラ４８間にピン若しくはローラ５５を配置する。

このピン５５は下記の目的で一連の倦厭２２の下方に位
置し、適宜ソレノイド５６によって垂直面内を往復運動
するように設けられている。

スポーク付ローラ４９は装置１０と同一速度で連続的に
回転し又ナイフ装置１４と同期する。

他方転写ロール４７．４８は上記よりは遅い速度で連続
回転する。

１例をあげるとスポーク付ローラ４９は転写ロール４７
の２．５倍の速度で回転する。

作業に当って、一連の倦厭２２か引起しローラ５４さ案
内ロール２３間の正規径路（第６図）を通過する時には
倦厭２２と上部転写ロール４８間は距離が空いている。

この時点でロール４８から倦厭２２に糊は付けられない
。

しかしスポーク付ロール４９のスポーク５３が第６図に
示す位置に移動すると、スポーク５３は上部転写ロール
４８の周りで正規径路から倦厭２２を偏向させる。

この時スポーク５３後方のローラ４８上の糊と倦厭２２
の小さな弓形部分が接触する。

スポーク５３が通過すると倦厭２２の流れは転写ロール
４８から糊の付着物４５を取上げ、転写ロール４８から
持揚げられて正規径路に戻る。

転写ロール４８から取上げる糊の各付着物は１例をあけ
ると、倦厭２２の流れの長手方向の長さは２０ｍｍ、幅
は１８ｍｍである。

倦厭２２が転写ロール４８に接触し始めると倦厭２２は
ロール４８上の糊の帯状体に対して押圧され、続いて両
者間の速度差に基いてロール４８に沿って摺動する。

この摺動作用によって倦厭はロール４８から糊の弓形部
分をふき取る。

続いてロール４８から倦厭が持揚り又偏向することによ
って次の糊４５の付着物との間に確実に間隔をあけるこ
とかできる。

倦厭２２の流れは周期的に転写ロール４８に接触するた
けなので、転写ロール４８の速度はスポーク付ロール４
９に比べて著しく低い。

このようにして転写ロール４７．４８の糊の飛散は著し
く低減でき、又間隔をおいた糊の弓形部分のみをプラグ
倦厭で取上りることかできる。

装置１０が始動すると、ピン５５はソレノイド５６によ
りプラグ倦厭２２の径路の下方に引下げられる。

この位置ではピン５５は倦厭２２の流れと接触しない。

しかし装置１０が運転休止する吉ピン５５はソレノイド
５６により直ちに持揚げられて倦厭２２の流れを糊転写
ロール４８から離なす。

それで倦厭２２は転写ロール４８に付着しない。

糊の付着物４５を倦厭２２に付けた後、倦厭の流れはコ
ンベア１７（第１図）に送られて第１図及び第２図に述
べたような運転を継続する。

第１図において、フィルタ・プラグ３４を形成した後、
フィルタ・プラグ３４は適宜搬送・整合ドラム（図示せ
ず）によってシガレット製造機械（図示せず）に送られ
、ここでプラグ３４を例えば第７図に示すように２個取
りのフィルタ・プラグ５７に切断する。

短い方のフィルタ短片１２を切断することによりできた
２個取りのフィルタ・プラグ５７は、３個の繊維状フィ
ルタ短片５８゜５８′と２個の粒状フィルタ材料の短片
５９を１層のプラグ倦厭６０内に交互状態に配列したも
ので、プラグ倦厭６０は中間のフィルタ短片５８′をプ
ラグ倦厭６０に付着させるべき一層の糊６１が付けられ
ている。

搬送ドラム上で各２個取りフィルタ・プラグ５７は、例
えばアメリガ特許第 ３７１５９５７号に述べたように軸方向に動く圧縮装置
６２によって固められる。

圧縮装置６２のプランジャ６３は第８図に示すように移
動して各プラグ５７の外側フィルタ短片５８，５８をプ
ラグ倦厭６０の内側を中間フィルタ短片５８′に向けて
押圧し部分５９内で木炭の供給物２７を固める。

外側フィルタ短片５８はプラグ倦厭６０に糊付けされて
いないので、これらの短片５８はプランジャ６２の押圧
力を受けてプラグ倦厭に対して摺動する。

その結果木炭の供給物２７は固められて隣接したフィル
タ短片５８間の空間に充填される。

プラグを固めた後、公知のようにシガレット製造機械内
で２個のたはに柱状体間に各プラグ５Ｔを付ける。

次にフィルタ・プラグ５７とたはこ柱状体を吸口紙で捲
いて接着してたばこ柱状体とフィルタ・プラグを結合す
る。

続いてこの組立体を第９図に示すようにフィルタ・プラ
グ５７の中点で切断して２個のフィルタを形成する。

第１０図に示す如く個々のシガレット６４はたはこ柱状
体６５と、たばこ柱状体６５に当接したフィルタ６６と
、たばこ柱状体６５及びフィルタ６６を結合した一層の
吸口紙６７とで形成される。

フィルタ６６は１対の繊維状フィルタ短片５８ 、５８
’と、繊維状フィルタ短片５８ 、５８’間にある木炭
フィルタ部分５９と両フィルタ部分の外側を捲いた一枚
のプラグ倦厭６０′を備える。

又一層の糊６１′はたはこ柱状体６５から距離をおいた
繊維状フィルタ短片５８′をプラグ倦厭６０′に固着し
、他方繊維状フィルタ部分５８はプラグ倦厭６０′内に
固着しないで置かれる。

このようにしてシガレット６４の露出端部は流動性のよ
い形状となり又木炭部分５９は完全に固められる。

第４図において、各フィルタプラグ３４は無端棒状体３
２から切断したもので、前端部及び後端部のフィルタ短
片の長さは夫々６ｍｍ、内部のフィルタ短片の長さは夫
々２４ｍｍと１４ｍｒ／Ｌである。

上記の繊維状フィルタ短片は長さ６ｍ７ＩＬの粒状フィ
ルタ部分で間隔をおいている。

このフィルタ・プラグ３４を切断してできた２個取りフ
ィルタ・プラグ（第７図）は長さ６ｍｍの２個の繊維状
フィルタ短片と、長さ２４ｍｍの中間部繊維状短片と、
長さ６ｍｍの２個の木炭短片を備える。

完成したフィルタは露出端部に長さ１２ｍｍの繊維状フ
ィルタ短片５８と長さが６ｍｒｒｔより若干少ない木炭
短片５９を備える。

このように本発明は熱接着用紙又は熱接着装置を不要と
した空洞型フィルタ製造装置を提供する。

そのため高価な熱接着用紙を準備する必要がなく；又フ
ィルタ製造のための全製造費を低減することができる。

さらに装置に熱接着装置が不要なので装置が簡略化され
、又熱接着装置によって生ずる焦げつきの配慮が不必要
となる。

本発明はさらに空洞型フィルタを有するフィルタ・シガ
レットを提供し、本発明による時はシガレットの露出端
部においてフィルタ材料を所定の場所に固着することが
できる。

さらに本発明はフィルタの本来の姿を傷めないで粒状材
料を空洞型フィルタ内に効率よく圧縮する装置と方法を
提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる糊付は装置を使用した繊維棒状
体製造装置の概略図、第２図は本発明にかかる糊付は装
置の斜視図、第３図は本発明にかかる糊の付着物上に交
互に繊維性フィルタ短片を有するプラグ倦厭の連続した
流れを示す斜視図、第４図は本発明にかかる無端棒状体
から最初に切断した多数個取りフィルタ・プラグの断面
図、第５図はプラグ捲き紙上に糊を付ける別の装置の斜
視図、第６図は第５図の糊付は装置の側面図、第７図は
本発明にかかる第４図のフィルタ・プラグから切断した
２個取りフィルタ・プラグの圧縮前の状態を示し、第８
図は第７図のフィルタ・プラグの圧縮後の状態を示し、
第９図は第８図のフィルタ・プラグを半分に切断した状
態を示し、第１０図は本発明にかかるフィルタを付けて
形成されたフィルタ付きシガレットを示す図である。 １２．１３・・・・・・フィルタ短片、１４．３３・・
・・・・ナイフ装置、１５・・・・・・フィルタ短片供
給装置、１７・・・・・・搬送コンベア、２２・・・・
・・プラグ倦厭、２５・・・・・・粒状フィルタ供給装
置、２７・・・・・・粒状フィルタ材料の供給物、３１
・・・・・・紙捲装置（装着ス； チージョン）、３２
・・・・・・無端棒状体、３４・・・・・・フィルタ・
プラグ、３６．４６・・・・・・糊付は装置、３７・・
・・・・糊つは、３８・・・・・・糊、３９，４０，４
１゜４８．５０・・・・・・転写ロール、４４・・・・
・・平坦部、４５・・・・・・糊の付着物、４９・・・
・・・スポーク付ロール、； ５１・・・・・・転写ロ
ールの溝、５３・・・・・・スポーク、５８・・・・・
・外側のフィルタ短片、５８′・・・・・・中間部のフ
ィルタ短片、６２・・・・・・圧縮装置、６４・・・・
・ツガレット、６５・・・・・・たはこ柱状体、６７・
・・・・・吸口紙。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 粒状フィルタ材料を含んだフィルタ・プラグの製造
   方法において、所定の径路を通して一連のプラグ倦厭を
   移動させ、 上記一連のプラグ倦厭の一側面上に相互に所定の間隔を
   おいて糊の付着物を付け、移動する一連のプラグ捲紙上
   に間隔をおいた一続きのフィルタ短片を移動させて糊の
   付着物上に上記フィルタ短片を交互に配置し、次いで移
   動する一連のプラグ捲紙上の相互に隣接するフィルタ短
   片間に夫々粒状フィルタ材料の供給物を置き、次いで移
   動するプラグ倦厭でフィルタ短片及び粒状フィルタ材料
   供給物の周囲を包んで無端棒状体を形成し、次いで上記
   無端棒状体を所定の長さのフィルタ・プラグに切断し、
   切断された各フィルタ・プラグはプラグ倦厭内に３個の
   フィルタ短片と２個の粒状フィルタ材料の供給物を有し
   又中間部繊維状フィルタ短片をプラグ倦厭の帯状体に糊
   付けしたものであって、続いて各フィルタ・プラグの両
   外側フィルタ短片を中間フィルタ短片に向けて内方に移
   動させて上記面外側フィルタ短片間にある粒状フィルタ
   材料の供給物を圧縮して固め、次いで上記のフィルタ・
   プラグの両端にたばこ柱状体を結合し、次いでフィルタ
   ・プラグを中間部フィルタ短片部分で半分に切断して２
   本のシガレットを形成し、かくしてできたシガレットが
   露出端部に糊付けしたフィルタ短片を備え、又露出端部
   に向き合ったたばこ柱状体端部に糊付けしないフィルタ
   短片を備え、さらに両フィルタ短片間に固められた粒状
   フィルタ材料の供給物を備えたことを特徴とするフィル
   タ・プラグの製造方法。 ２ 上記交互に置いたフィルタ短片の長さが異った特許
   請求の範囲第１項記載の方法。 ３ 上記フィルタ短片が繊維しゆう集型フィルタ材料で
   作られた特許請求の範囲第１項記載の方法。 ４ 上記フィルタ短片が等間隔をおいた特許請求の範囲
   第１項記載の方法。 ５ フィルタ・プラグの製造方法において、所定の径路
   を通して一連のプラグ倦厭を移動させ、一連のプラグ倦
   厭の一側面上に相互に所定の間隔をおいて糊の付着物を
   付け、一連のプラグ捲紙上に一続きのフィルタ短片を移
   動させて糊の付着物上に上記のフィルタ短片を交互に置
   き、次にフィルタ短片の周囲を一連のプラグ倦厭で包ん
   で無端棒状体を形成し、次に無端棒状体を所定の長さの
   フィルタ・プラグに切断し、切断された各フィルタプラ
   グは一連のプラグ倦厭内に３個のフィルタ短片を有し又
   中間部フィルタ短片をプラグ倦厭の帯状体に糊付けした
   ものであって、次に各フィルタ・プラグの両端にたばこ
   柱状体を結合し、次にフィルタ・プラグを中間部フィル
   タ短片部分で半分に切断して２本のシガレッｌ−を形成
   し、かくしてできたシガレットの露出端部に糊付けした
   フィルタ部分を備えたことを特徴とするフィルタ・プラ
   グの製造方法。 ６ 上記交互に置いたフィルタ短片の長さが異った特許
   請求の範囲第５項記載の方法。 １ 粒状フィルタ材料を含んだフィルタ・プラグの製造
   装置において、所定の径路を通って一連のプラグ倦厭を
   移動させる搬送コンベアと、上記一連のプラグ倦厭の一
   側面上に相互に所定の間隔をおいて糊の付着物を付ける
   糊付は装置と、移動する一連のプラグ捲紙上に間隔をお
   いた一続きのフィルタ短片を移動して糊の付着物上に上
   記フィルタ短片を交互に付けるフィルタ短片供給装置と
   、移動する一連のプラグ捲紙上の相互に隣接するフィル
   タ短片間に夫々粒状フィルタ材料の供給物を置く粒状フ
   ィルタ供給装置と、移動する一連のプラグ倦厭でフィル
   タ短片及び粒状フィルタ材料の供給物の周囲を包んで無
   端棒状体を形成する紙捲装置と、上記無端棒状体を所定
   長さに切断するナイフ装置を備え、上記ナイフ装置によ
   って切断された各フィルタ・プラグは一枚のプラグ捲紙
   片中に３個のフィルタ短片と２個の粒状フィルタ材料の
   供給物を有し、かつ中間部フィルタ短片を一枚のプラグ
   捲紙片に糊付けしたものであって、さらに各フィルタ・
   プラグの面外側のフィルタ短片を中間部フィルタ短片に
   向けて内方に移動させ以ってフィルタ短片間の粒状フィ
   ルタ材料の供給物を固めるようにした圧縮装置を備えた
   ことを特徴とするフィルタ・プラグの製造装置。 ８ 一連のプラグ倦厭の一側面上に相互に所定の間隔を
   おいて糊の付着物を付ける上記糊付は装置が、糊の貯蔵
   物を収める糊つぼと、上記糊つぼ上に回転自在に設けら
   れていて糊を受取るためにその外周面を糊つぼ内に突入
   させた第１の転写ロールと、上記第１の転写ロールに近
   接して回転自在に設けられていてその外周面を上記第１
   転写ロールの外周面に対向させ又外周面上に間隔をおい
   た多数の平坦部を備えていて第１の転写ロールから糊を
   受けとるようにした第２の転写ロールと、第２の転写ロ
   ールに近接して回転自在に設けられていて第２の転写ロ
   ールとの間に一連のプラグ倦厭が通過する杷持部を形成
   する第３の転写ロールを具備し、以って上記棺持部をプ
   ラグ倦厭が通過中に上記第２の転写ロールが上記平坦部
   に対応した間隔をおいてプラグ捲紙上に糊の付着物を付
   けるようにした特許請求の範囲第７項記載の装置。 ９ 上記各平坦部を上記第２の転写ロール外周面に亘っ
   て配設した特許請求の範囲第７項及び第８項いずれか記
   載の装置。 １０上記各平坦部の寸法が長さ１２ｍｍ、幅２２ｍｒｎ
   である特許請求の範囲第７項ないし第９項いずれか記載
   の装置。 １１ 上記各平坦部が上記第２の転写ロール表面から沈
   んでいる特許請求の範囲第７項及び第８項いずれか記載
   の装置。 １２上記各平坦部の上記第２の転写ロール表面からの沈
   みが約０．１ ｍｍである特許請求の範囲第７項ないし
   第１１項いずれか記載の装置。 １３上記第２の転写ロールがその表面に６個の平坦部を
   有する特許請求の範囲第７項及び第８項いずれか記載の
   装置。 １４上記各ロールが同期して回転駆動される特許請求の
   範囲第７項及び第８項いずれか記載の装置。 １５上記第１の転写ロール及び上記第２の転写ロールが
   互に押圧する特許請求の範囲第７項及び第８項いずれか
   記載の装置。 １６一連の倦厭上にフィルタ短片を置く上記フィルタ短
   片供給装置が、少くさも１本の連続したフィルタ棒を一
   続きのフィルタ短片に切断する第１のナイフ装置を備え
   、又プラグ捲紙上に糊の付着物を付ける糊付は装置が上
   記第１のナイフ装置に同期した特許請求の範囲第７項記
   載の装置。 １７上記ナイフ装置が無端棒状体を所定長さのフィルタ
   ・プラグに切断する第２のナイフ装置を備え、上記第２
   のナイフ装置が上記第１のナイフ装置に同期した特許請
   求の範囲第７項及び第１６項いずれか記載の装置。 １８ プラグ捲紙上に糊の付滝物を付ける糊付は装置が
   、糊の貯蔵物を収める糊つぼと、上記糊つぼ上に回転自
   在に設けられていて糊を受取るためにその外周面の溝を
   糊つぼ内に突入させた第１の転写ロールと、上記第１の
   転写ロールに近接して回転自在に設けられていてその外
   周面を上記第１の転写ロールの外周面に対向させて上記
   第１の転写ロールの溝から糊を受取りかつ上記プラグ倦
   厭の径路から間隔をおいた第２の転写ロールと、上記第
   ２の転写ロールに近接して回転自在に設けられていて第
   ２の転写ロールとの間に一連のプラグ倦厭が通過する径
   路を形成し又表面に多数の放射状のスポークを備えてい
   てプラグ倦厭の流れを上記第２の転写ロールに沿った径
   路から周期的に偏向させるようにした第３の転写ロール
   を具備し、以ってプラグ倦厭が上記第２及び第３の転写
   ロール間を通過中に第３の転写ロールがプラグ倦厭を周
   期的に偏向させ第２の転写ロールが糊の付着物を間隔を
   おいて付ける特許請求の範囲第７項記載の装置。 １９上記外周面の溝の深さが３７ｎｒ／ｌである特許請
   求の範囲第７項及び第１８項いずれか記載の装置。 加上記第３の転写ロールが上記第２の転写ロールと同期
   してしかも早い速度で回転駆動される特許請求の範囲第
   ７項及び第１８項いずれか記載の装置。 ２１ 上記の第１及び第２の転写ロールを相互に押圧し
   た特許請求の範囲第７項及び第１８項いずれか記載の装
   置。 ２２上記第１及び第２の転写ロールを夫々共通面上に同
   軸の軸を有して配置し又上記第３の転写ロールの同軸軸
   を上記の面から偏倚して配置した特許請求の範囲第７項
   及び第１８項いずれか記載の装置。 ２３ 多数個取りのフィルタ・プラグ製造方法において
   、所定の径路を通って一連のプラグ倦厭を移動スる搬送
   コンベアと、一連のプラグ倦厭の一側面上に相互に所定
   の間隔をおいて糊の付着物を付ける糊転写装置と、移動
   する一連のプラグ捲紙上に間隔をおいた一続きのフィル
   タ短片を移動させて糊の付着物上に一つ置きにフィルタ
   短片を置くフィルタ短片供給装置と、移動する一連のプ
   ラグ倦厭で上記フィルタ短片の周囲を包んで無端棒状体
   を形成したことを特徴とする多数個取りフィルタの製造
   装置。 ２４３個の繊維状フィルタ短片と、上記繊維状フィルタ
   短片と一つ置きに配置（ルだ粒状フィルタ材料の２個の
   短片と、上記フィルタ群の周囲を包んだ１枚のプラグ捲
   １き紙と、上記の１枚のプラグ倦厭に中間部の繊維状フ
   ィルタ短片を固着し残りの繊維状フィルタ短片を固着し
   ない一層の糊とからなるフィルタ・プラグ。 ２５１対の繊維状フィルタ短片と、上記繊維状フィルタ
   短片間の粒状フィルタ短片と、上記各フィルタ短片の周
   囲を包んだ１枚のプラグ倦厭と、上記繊維状フィルタ短
   片の一つを上記１枚のプラグ倦厭に接着しかつ其の他の
   繊維状フィルタ短片を接着せずさらに上記１枚のプラグ
   倦厭内凹所にある一層の糊とからなるフィルタ。 ２６たばこ柱状体と、上記たばこ柱状体に当接していて
   又１対の繊維状フィルタ短片を有するフィルタと、上記
   繊維状フィルタ短片間にある粒状フィルタ短片と、上記
   各フィルタ短片の周囲を包んだ１枚のプラグ倦厭と、上
   記たばこ柱状体から距離をおいた繊維状フィルタ短片を
   上記プラグ倦厭に接着して他の繊維状フィルタ短片を上
   記１枚のプラグ倦厭内の凹所に入れた一層の糊と、上記
   のたばこ柱状体と上記各フィルタを結合する吸口紙とか
   らなるフィルタ付シガレット。