JPS5943932A - 機関の燃料圧力調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は機関の燃料噴射装置に使用される燃料圧力調
整装置に関するものであり燃料噴射電磁弁に供給される
燃料の圧力を機関の運転状態に応じて任意に調整できる
燃料圧力調整装置を提供するものである。

従来より自動車用機関の燃料噴射装置に使用されている
燃料圧力調整装置は燃料ポンプにて圧送される燃料の受
圧部をなすダイアフラムに固着された弁部材および該弁
部材と開閉作用をなす弁座を上記ダイアフラムにより区
分される第１および第２の室のうちの第１の室に納め、
所定の取付荷重をもつばねを第２の室に納め上記ばねに
より上記弁部材を上記弁座に押しつけると共に、上記ば
ねを収納する第２の室は大気を通じさせるかないしけ吸
気管に通じさせ燃料圧力が定められた設定圧力以上にな
ると、上記弁部材が上記ばねに抗して上記弁座より開弁
し、燃料圧力が設定圧力以下になると上記弁部材が閉介
し、このような弁部材の開閉によシ燃料圧力を一定に保
つよう作動するように構成されている。そして上記燃料
圧力は２〜８　ｈ／ｃｄに調整されている。したがって
上記ばねの取付荷重は上記燃料圧力と上記ダイアフラム
の受圧面積の積となるので１５に２以上となっている。

このように構成された燃料圧力調整装置の股定圧力を機
関の運転状態に応じて任意に調整するには上記ばねの取
（−１荷重を変更せねばならない。しかし１　！５Ｋｇ
以上もある上記ばねの取付荷重を直接駆動できる電磁機
器は大型となり自動車用として実用化は困雉である。そ
こでこの発明は上記弁座の外周部にネジ部を形成し上記
ダイアプラムの移動方向に移動自在に構成し、機関の運
転状態に応じて任意に回転制御される電動機により上記
弁座を回転移動ぜしめて上記燃料圧力を変更するように
したものであり、上記ばねの高い取付荷重は燃料ポンプ
より圧送されてくる燃料圧力で保持し、また、上記燃料
ポンプの停止時に上記弁座に加わる上記ばねの高い取付
荷重は上記弁座の外周部に形成されたネジ部で支持する
ように構成しているので上記電動機は出力の小さい小型
のものでよく、自動車用として優れた燃料圧力調整装置
を提供できるものである。

以下、図に示すこの発明の一実施例について説明する。

図中（１）は機関、（２）は自動車のアクセルペダルに
連動したスロットル弁、（３）は吸気管、（４）は上記
機関（１）に吸入される吸入空気量を検出する渦流量計
、（５）は燃料噴射用電磁弁であり圧送されてくる燃料
を上記渦流量計（４）の周波数出力に同期して上記１吸
気管（３）内に噴射する。（６）は上記電磁弁（５）を
上記周波数出力に同期して所定時間駆動する電磁弁駆動
装置、（７）はエアクリーナ、（８）は該エアクリーナ
（７）内に収納されたクリーナエレメント（Ｐ紙）、（
９）は燃料タンク、ＯＱは燃料ポンプであり、その吸入
側はパイプαυにより上記燃料タンク（９）に結合され
ている。＠は上記燃料ポンプαＯの吐出側に結合したパ
イプ、０３は燃料圧力調整装置、０４）は該燃料圧力調
整装置α→の本体ケース、ＯＱけ上記燃料ポンプＯＩよ
り圧送されてくる燃料の受圧部をなすダイアフラムであ
り、該ダイアプラムθ均の外周は端部が上記本体ケース
（Ｊ４の開口端に巻締めされたカバー（ＪＱと該本体ケ
ース間で挟持されている。

αηは上記ダイアプラムＣＩ椴に固着された弁部材であ
る。ダイアフラム０９により区分される第１の室０８）
は上記燃料ポンプα１と連通しており、燃料圧力調整室
を構成している。第２の室０１は上記吸気管（３）と連
通している。（４）は上記第２の室ａ９に収納された圧
縮ばねであり上記弁部材αηを弁座■υに押しつけてい
る。この弁座Ｑ］）は中空円筒状に形成されており、中
空部（４）は溢流燃料が流れ、外周部に形成された雄ネ
ジ部、（至）は上記本体ケースＱ→に形成された雌ネジ
部に螺合している。（ハ）は電動機（パルスモータ）で
あり、固定子コイル（ハ）と回転子（至）を備え、上記
弁座シυを回転駆動する。＠け上記中空部（イ）と上記
燃料タンク（９）を結合している溢流パイプ、（２）を
士上記機関（１）の回転数を電気的に検出する回転数検
出器、（イ）は排気管に）に設けられた排気センサ（空
燃比センサ）である。６１）は上記渦流量計（４）、回
転検出器（４）、および排気七ン丈翰の出力信号に応じ
て上記電動機弼を回転制御する電子制御装置である。６
埠は上記第１の室（至）で調圧された燃料を上記電磁弁
（５）に供給するパイプである。

以上のように構成された装置の動作について説明する。

まず、機関（１）が始動されると吸入空気はエアクリー
ナ（７）を通り、渦流量計（４）内に入り、該渦流量計
（４）により吸入空気量か検出されて吸気管（３）から
上記機関（１）に導入される。一方、燃料タンク（９）
内の燃料は燃料ポンプａ１により燃料圧力調整室である
第１の室Ｑ匂に圧送される。圧送された燃料の圧力が所
定値以−りになるとダイアフラム（ＩＯに加わる力が増
大し、圧縮ばね（イ）の力に抗して該圧縮ばねσ１を圧
縮する方向に上記ダイアフラム（ｌυが移動する。この
時、弁部材Ｑ乃ｅ：Ｌ弁座Ｑ１）から離れる。

そして高圧の燃料は上記弁座Ｑ′０の中空部ｉ２枠から
上記燃料タンク（９）に溢流し上記第１の室０樟内の圧
力を下げる。圧力が下かると再び上記弁部材０′７）か
上記弁座に当接し、上記中空部（イ）は閉じられる。こ
のような上記弁部材（１７）のＵＩＪ閉動作により」二
記第１の室０８）の燃料圧力がほぼ設定値に保たれる。

調圧された燃料はパイプ０りから燃料噴射用電磁弁（５
）に供給され吸気管（３）内に噴射される。この燃料が
噴射される吸気管（３）内の圧力を基準として上記燃料
圧力を設定値に保つために上記吸気管（３ン内の圧力を
第２の室ａ９に導き、上記ダイアフラム四に作用させて
いる。以上の動作は従来装置と同様である。

上記電磁弁（５）　ｌｉ電磁弁駆動装置（６）により上
記渦流量計（４）の周波数出力に同期して所定時間駆動
されて燃料を噴射する。他方回転数検出器（ハ）および
排気センサ（４）の出力信号を入力した電子制御装置Ｃ
’ｌ＋）は上記出力信号に応じて電動機（ハ）を回転駆
動する。

この電動機（ハ）と連結されている上記弁座ｃ２］）は
上記電動機（ハ）と共に回転すると同時にネジ部翰のネ
ジピンチに従って上記ダイアフラムα０の移動方向に移
動する。その結果、上記弁部材旬と上記弁座１２υの当
接位置が変わり上記第１の室Ｑ８１内の燃料圧力が変更
される。すなわち上記電磁弁（５）に供給される燃料圧
力が上記電子制御装置０］）の出力により任意に制御さ
れるのである。壕だ上記燃料ポンプ００の停止時（機関
（１）の停止時）には」二記升座■υに上記圧縮ばねの
全荷重が加わるがこの荷重は上記ネジ部＠で支持され、
上記電動機（ハ）には加わることはない。

以上のようにこの発明は燃料ポンプにて圧送される燃料
の受圧面をなすダイアフラムに固着された弁部材と該弁
部材と開閉作用をなす中空円筒状の弁座を備え、この弁
座の外周部にはネジ部が形成され、上記ダイアプラムの
移動方向に移１ｖＪ自在に構成されており、機関の運転
状台に応じて任意に回転制御される電動機により、上記
弁座を移動せしめて燃料圧力を制御するようにしたので
、機関の運転状態にＩｆ、−、じて任意に燃料圧力を制
御できる小型で安価な機関の燃料圧力調整装［腎か得ら
れるのである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示す構成図である。 図中、（１）は機関、（５）ｔま燃料噴射用電磁弁、（
９）は燃料タンク、αＯは燃料ポンプ、（至）は燃料圧
力調整装置、（１５はダイアフラム、（１７）は弁部材
、（ホ）は圧縮ばね、Ｑυ□は弁座、＠はネジ部、（Ｉ
４は電動機、６υは電子制御装置である。 代理人　葛野信−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機関に燃料噴射用の電磁弁をとりつけ、該電磁弁に供給
   する燃料の圧力を調整する燃料圧力調整装置において、
   燃料ポンプにて圧送される燃料の受圧部をなすダイアフ
   ラムに固着された弁部材と、該弁部材と開閉作用をなす
   中空円筒状の弁座を備え、該、弁座の外周部にはネジ部
   が形成され、上記ダイアフラムの移動方向に移動自在に
   構成されており、上記機関の運転状態に応じて回転制御
   される電動機により、上記弁座を移動せしめて、上記電
   磁弁に供給される燃料圧力を制御することを特徴とする
   機関の燃料圧力調整装置。