JPS5943582Y2 - 地図 - Google Patents

地図

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Publication number
JPS5943582Y2
JPS5943582Y2 JP1784581U JP1784581U JPS5943582Y2 JP S5943582 Y2 JPS5943582 Y2 JP S5943582Y2 JP 1784581 U JP1784581 U JP 1784581U JP 1784581 U JP1784581 U JP 1784581U JP S5943582 Y2 JPS5943582 Y2 JP S5943582Y2
Authority
JP
Japan
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characters
black
hue
map
copy
Prior art date
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Expired
Application number
JP1784581U
Other languages
English (en)
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JPS57130863U (ja
Inventor
靖匡 秋本
清志 増井
達夫 正木
静 黒川
Original Assignee
凸版印刷株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by 凸版印刷株式会社 filed Critical 凸版印刷株式会社
Priority to JP1784581U priority Critical patent/JPS5943582Y2/ja
Publication of JPS57130863U publication Critical patent/JPS57130863U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無断複写して利用されることを極力防止すると
同時に、積極的に見やすくなる様工夫した地図に関する
近年電子写真式複写機が普及するについて、地図が無断
複写されることが多くなった。
無断複写して利用することを防止することは、単に利益
上の問題ではない。
複写防止策が施されている地図と施されていない地図が
あれば、購入者は防止策が施されていない方を選定する
であろう。
複写物を使用した場合、使用した人が危険に落ち入った
り、重大な損害を招く恐れがある。
例えば国土地理院発行の5万分の1の地図で川が青に近
い色で表わされているものがある。
これを白黒型の電子写真式複写機で複写すると、複写物
には川はほとんど表われず、欠落してしまう場合がある
山で道に迷った場合、この複写物をたよりに行動するこ
とは、場合によっては非常に危険である。
もちろん法はこのことも考慮して地図の複写を制限して
いるのであるが、できれば、複写物が利用できない状態
になることが望ましい。
少なくとも複写防止対策が施されていることを積極的に
知らせ、複写物を利用する意欲を失なわせるものが望ま
しいO 従来発行されている地図は、その大部分が白黒型電子写
真式複写機(以下単に複写機と略す)で複写すると、実
用上さしつかえない程度の鮮明度の複写物が得られる。
(以下、上記複写機を用いて得た複写物を単に複写物と
記す) しかし中には、実用にさしつかえる程度の不鮮
明な複写像が複写物の一部分に現出する地図がある。
即ち各部が色で塗り分けられている地図に釦いて、赤、
澄、黄土色等で塗られている部分で、かつ線色の濃度が
高い場合には、道路、等廃線等の線、および文字に黒色
が用いられていても、それらは複写物上では不鮮明であ
る。
特に濃赤色部分では判読できない。
−男前または青に近い色の部分は濃度がかなり高くても
黒色の線、文字は実用上さしつかえない程度に鮮明であ
る。
また赤、橙、黄土色等で塗られている部分でも、その濃
度が低い場合は、道路、等廃線その他を表示する線が黒
色または黒色に近い色である限り実用上さしつかえない
程度の複写物が得られる。
な釦、ここで黒色を特に問題にした理由は、黒色は印刷
物において多く用いられる色であるばかりでなく、複写
機で複写した時、複写物上に最も高い濃度の複写像を与
えるからである。
単に複写機で地図を複写して、その複写物を利用するこ
とを防止するだけならば、上記の実験から明らかになっ
た方法をそのまま適用するか、あるいは一般文書に同様
な目的で施されている対策、例えば濃赤の地紋等を施せ
ばよい。
しかし地図にそのような対策を施こすと、地図自体が非
常に見にくくなってしまう。
さらにまた、場合によっては見誤ってし會う恐れがでて
くる。
見やすく、地図自体を用いた人が見誤る恐れがなく、シ
かも複写物を用いる意欲を失なわせしめる効果を有し、
さらにまたその対策が施されている地図の複写物を用い
た人が危険な事態や重大な損害に落ち人らない様に配慮
されていなければならない。
本考案はこの観点よりなされたものであり、これらの条
件を満足する地図の提供を目的とする。
本考案の地図は従来の地図と文字釦よびその周辺のごく
限られた部分だけが異なる。
即ち複写物VCかいて文字トよびその極く周辺部だけが
不鮮明になり、判読困難になる様工夫した地図である。
文字は地図上の重要な表示物を避けた位置に配置される
従って本考案の地図に釦いて多少光にくくなっても障害
は少ない。
複写物を利用する意欲を失なわせることを主眼としてい
るので、地図上の全べての文字が複写物での判読が困難
になる様に対策を施されている必要はない。
地図上の重要な表示が不鮮明になりそうな文字には対策
を施さなければよい。
lたそのような恐れがなくても例えば町名において複写
物上で○○町あるいは○○町となっていれば目的はほと
んど達せられる。
本考案において、複写物上の文字の判読を困難にする工
夫は、以下の様にして達成される。
(第1図参照)即ち目ざす文字2を色相Aなるインキで
印刷する。
次に色相Bなるインキで該文字2釦よびその周辺部を該
文字2と異なるパターンの標識部3で印刷する。
この場合、印刷順序が逆であってもかまわない。
文字2は色相Aと色相Bが混合した色相(これを色相(
A+B)と略記する)になる。
あらψ)しめ色相(A+B)と色相Bとが複写物上でほ
とんど同一の濃度になるように、テストを行なって調整
してかく。
また、文字2が目立つようにするには、色相Aと色相B
をなるべく補色関係にあるようにすることがよい。
複写機の分光感度特性は、感度のよい部分が可視光の短
波長側に片よっているので、文字2が黒またはそれに近
い色のときには標識部30色相BKは赤、橙、黄土色が
よい。
また文字2に青またはそれに近い色を用いれば分光感度
がよい波長部分に相当するので色相Bは濃度の低い黄や
赤、濃度の高い緑等々かなり任意である。
この場合、複写物11上の該文字2に対応する部分12
の濃度は色相Bの反射波長特性と濃度によってほとんど
決定される。
複写物が以下の状態になる地図は本考案の対象としない
即ち地図上の文字の少なくとも一つ、あるいは一部が、
複写物にかいて単に認められない状態になるものである
何となれば、このものは複写して使用しようとする意欲
を積極的に防止するものでなく、このため複写物が使用
される可能性が高い。
また複写物に対策が施されていることを知らずに、使用
する可能性が高いため、複写物を使用した人が危険に落
ち入ったり、重大な損害を受けたりする可能性がある。
本考案の地図1に卦いては、全文字の一部、好ましくは
少なくとも10〜20%が黒もしくは黒に近い色相であ
り、しかもそれらが複写物11上で黒く塗りつぶされた
状態で判読困難になる。
複写物11を使用とする人は、文字が黒く塗りつぶされ
た部分12が散在する複写物11を見て、複写対策が施
された地図1であることを知る。
また万一このような状態にある複写物11を利用した場
合でも、文学部以外は従来の地図の複写物と同一である
ので危険に落ち入ったり、重大な損害を受けたりするこ
とは少ない。
本考案の地図1のもう一つの大きな利点は文字2が捜し
やすいことである。
特に文字2が黒または黒に近い色で印刷されている場合
は、文字2が赤、澄、黄土色等の一般に注意を引きやす
い色の標識部3上で標示されている状態にある。
従って例えば町名は赤、川の名は橙色、山の名は黄土色
等の標識部3で類別して標示することができる。
文字20色相Aと標識部30色相Bとが補色関係になる
ように工夫して文字2及び標識部3とを印刷すると色相
Bとして選択し得る範囲が、文字2に黒色を用いた時よ
り拡大し、それだけ文字2を類別して標示することが容
易になり、地図1が見やすくなる。
また文字2が小さかったり、その線が細かったりして見
にくい場合には大きくしたり、太い線に変えたりして見
やすい様にすることができる。
文字2以外の表示ではこれは難しい。
第2図に標識部3の形状についていくつかの例を示す。
即ち標識部3の形状によっても類別表示が可能である。
複写物11上の文字の判読を困難にした場合、複写物1
1を利用しようとする意欲の低下は大きい。
例えば上記の標識部30例VC釦いて◇丁目となってい
て、何丁目か不明であれば、たとえその◇丁目内の地番
が判読できても、使用意欲は非常に低くなる。
以上に述べた様に本考案の地図は、複写物を利用する意
欲を大きく低下させるばかりでなく、文字が類別標識さ
れていて使用しやすい。
筐た当然の要求である使用者の安全性についても要求を
充分に満していて非常に実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の地図及びこの地図から得られる複写物
の説明図、第2図は標識部の説明図をそれぞれ示す。 1・・・・・・地図、2・・・・・・文字、3・・・・
・・標識部、11・・・・・・複写物、12・・・・・
・部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 文字を色相Aなるインキで印刷し、色相Bな
    るインキにより該文字およびその周辺部上に形成する標
    識部を該文字と異なる形状にて印刷し、該文字を目立た
    せると共に白黒型電子写真式複写機で複写した時、複写
    物の中の該文字に対応する部分の濃度が、該標識部に対
    応する部分の濃度とほぼ同一になり、実質的に該文字の
    判読が困難になる様に工夫されている地図であって、使
    用されている全文字の少なくとも一部は黒または黒に類
    似した色であって、しかも該工夫が施され、しかも該標
    識部の大きさが該文字を目立たせるに足り、しかも該複
    写物に釦いて該文字の判読を実質的に不能にするに足る
    大きさに限定しであることを特徴とする地図。 (砂 色相Aと色相Bが補色関係に近く、重ねて印刷し
    た時、文字を黒色に類似した色相としたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の地図。 (3)黒または黒に類似した色の文字が全文字に対して
    10%であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の地図。
JP1784581U 1981-02-10 1981-02-10 地図 Expired JPS5943582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1784581U JPS5943582Y2 (ja) 1981-02-10 1981-02-10 地図

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JP1784581U JPS5943582Y2 (ja) 1981-02-10 1981-02-10 地図

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57130863U JPS57130863U (ja) 1982-08-14
JPS5943582Y2 true JPS5943582Y2 (ja) 1984-12-25

Family

ID=29815821

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JP1784581U Expired JPS5943582Y2 (ja) 1981-02-10 1981-02-10 地図

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