JPS5943146B2 - 生海苔の遠心脱水装置 - Google Patents

生海苔の遠心脱水装置

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JPS5943146B2
JPS5943146B2 JP57230560A JP23056082A JPS5943146B2 JP S5943146 B2 JPS5943146 B2 JP S5943146B2 JP 57230560 A JP57230560 A JP 57230560A JP 23056082 A JP23056082 A JP 23056082A JP S5943146 B2 JPS5943146 B2 JP S5943146B2
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JP
Japan
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rotating body
seaweed
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raw
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JP57230560A
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JPS59118064A (ja
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敬次 村上
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生海苔1心脱水装置に係り、乾海苔を製造する
に先立って行われる前処理工程において、原藻を裁断洗
浄して得られた混合液中の生海苔を能率よくかつ痛める
ことなく脱水するとともに、脱水作業終了後に脱水部を
自動清掃できるようにしたものである。
乾海苔は海洋にて採取された原藻(生海苔)を裁断機に
より細かく裁断してミンチ状の生海苔を生成し、これを
洗浄した後脱水し、更に調合タンクにて所定濃度の混合
液とし、これを乾海苔製造機に給送して製造される。
かかる乾海苔の製造に先立って行われる生海苔の前処理
は、能率よくかつ生海苔を痛めないように遂行される必
要がある。
そこで本発明はかかる点を勘案してなされたものであっ
て、下方へ向って末広がりの円錐状多孔性回転体の内周
面へ向って生海苔と水の混合液を射出し、回転体の遠心
作用により遠心脱水し、脱水された生海苔を回転体の下
部開口から自然落下させて取り出すとともに、脱水作業
終了後には回転体をブラシにより清掃するようにしたも
のであり、かくすることにより生海苔の脱水を能率よく
かつ生海苔を痛めることなく遂行できるようにするとと
もに、保守性にすぐれたものとしたものである。
以下、図面に沿って本発明の詳細な説明を行う。
第1図は遠心脱水装置の正面図、第2図は同側面図であ
って、1は二本の支柱1a、Iaを有スる支持台であり
、その上部には円筒形のドラム3が取り付げられている
3aはドラム3の外周部の下部に設けられた排水管であ
る。
4はドラム3内に配設された多孔性の回転体であって、
例えば金網や多孔板等を下方へ向って末広がりの円錐状
に成形して作られたものであり、その下部は開口5とな
っている。
6は垂直回転軸であって、上方より垂下し、その下端部
は回転体4内に挿入されており、下端には円板状の受板
7がその外周部が回転体4の上部内周面に対向するよう
に取り付けられている。
回転体4はボルト26により受板7に連結されており、
モータ(後述)の、駆動により受板7とともに回転する
8は回転軸6の下部に沿って配設されたパイプであって
、その下端開口は上記受板γ上に相対している。
このパイプ8は更に水平パイプ9、パイプ10を介して
図外の生海苔洗浄装置に連結されており、図外の裁断機
によりミンチ状に裁断された生海苔を洗浄装置により洗
浄して生海苔と水の混合液を生成し、この混合液をモー
タM1 により駆動されるポンプPにより各パイプ10
,9.8を通して受板7上に放出するようになっている
M2は支持台1上に載置されたモータであって、その出
力軸には小ブー!J13aが取り付けられており、小プ
ーリ13aは大プーリ13b1両プーリ13a、13b
に調帯されたベルト13c、操作−・ンドル13dとと
もに無段変速装置13を構成している。
しかして犬プーリ13bは上記回転軸6の上端に取り付
げられており、モータM2の1駆動により上記回転体4
や受板7は回転する。
その回転数は約600〜900rpm程度であり、操作
・・ンドル13dを操作することによりその回転数を適
宜無段変速できる。
14.14は清掃用ブラシであって、水平板15の両端
部に取り付けられて上記回転体4内にあり、回転体4の
内周面に尚接離膜する。
水平板15はその中央部を垂直板16に取り付けられて
おり、垂直板16はその下端をフレームにピン17によ
り回転自在に軸支された支持杆18の先端に取り付けら
れて上下動自在となっている。
支持杆18の後端は更に連結杆19,20を介してソレ
ノイド21の突片21aに連結されている。
12はモータM1 や無段変速装置13等を載置するフ
レームである。
22は調合タンクであって、その上方開口は上記回転体
4の下部開口5に相対しており、調合タンク22へはホ
ース23から給水される。
24は排出パイプである。
25はフロートスイッチであって、調合タンク22内の
水位を検知するものであるが、このフロートスイッチ2
5は上記モータM1 1 M2 、ソレノイド21に
接続されている。
本装置は上記のような構成より成り、次に取り扱い動作
の説明を行う。
図外の洗浄装置において洗浄を終えた生海苔と水の混合
液をポンプPにより給送し、パイプ8の下端から受板7
へ向って放出する。
ここでモータM2は駆動して受板γと回転体4はともに
水平回転しており、受板7の上面に放出された混合液は
受板7の遠心力によりその外周方向に射出され、回転体
4の内周面上部に衝突し、混合液中の生海苔は回転体4
の内周面に付着する。
回転体4に付着した生海苔は回転中の回転体4の遠心作
用により回転体4に強く挿し付けられ、生海苔中の水分
は遠心力により回転体4外へ飛散してドラム3内に落下
し、排水管3aから排出される。
そして回転体4に付着する生海苔は重力の作用により徐
々に回転体4の内周面に沿って流下しながらなおも脱水
され、ついには回転体4の下端開口5から調合タンク2
2内へ自然落人し、ホース23から給送された水ととも
に調合タンク22内において所定濃度の混合液に調合さ
れ、排出パイプ24から図外の攪拌タンク、乾海苔製造
機へと送られる。
さて、調合タンク22内の水位が所定水位に達すると、
フロートスイッチ25が駆動してモータM12M2の運
転を停止させるとともに、ソレノイド21を作動させる
すると突片21aは退去し、各連結杆19,20、支持
杆18、垂直板17、水平板16は矢印方向へ移動して
両ブラシ14.14は回転体4の内周面に押しつげられ
る・第1図鎖線参照)。
このとき回転体4の駆動用モータM2はすでに運転を停
止しているが、回転体4はその回転慣性によりなおもし
ばらく回転するから、回転体4内周面に付着する生海苔
は両ブラシ14.14により清掃除去されることとなる
以上のように本装置によれば生海苔の脱水を能率よく行
うことができ、しかも生海苔を痛めるようなことはな(
、脱水作業終了後には回転体4をブラシ14,14によ
り自動清掃することができる。
なお本装置は種々の設計変更が可能であって、例えば上
記フロートスイッチ25は攪拌タンクに設置するように
してもよく、あるいは各モータM12M2 やソレノイ
ド21は手動的に停止させるようにしてもよい。
以上説明したように本発明に係る生海苔洗浄装置は、モ
ータM2 により駆動される垂直回転軸6の下部に、下
方へ向って末広がりの円錐状多孔性回転体4を取り付け
るとともに、該回転体4内にあってその外周部が該回転
体4の内周面に対向する受板7を取り付け、該回転体4
の下部に開口5を設けるとともに、該受板7の上面へ生
海苔と水の混合液を送給するパイプ8を配設し、さらに
回転体4内に該回転体4の内周面に当接離脱する清掃用
ブラシ14.14を配設するようにしているので、生海
苔の脱水を能率よく遂行でき、かつその際生海苔を痛め
るようなことはなく、保守性にもすぐれたものであり、
さらに生海苔の前処理工程の自動化上きわめて有利なも
のである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は遠心
脱水装置の正面図、第2図は同断面図である。 4・・・・・・多孔性回転体、5・・・・・・開口、6
・・・・・・垂直回転軸、7・・・・・・受板、8・・
・・・・パイプ、M2・・・・・・モータ、14,14
・・・・・・清掃用ブラシ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータにより駆動される垂直回転軸の下部に、下方
    へ向って末広がりの円錐状多孔性回転体を取り付けると
    ともに、該回転体内にあってその外周部が該回転体の内
    周面に対向する受板を取り付け、該回転体の下部に開口
    を設けるとともに、該受板の上面へ生海苔と水の混合液
    を送給するパイプを配設し、さらに該回転体内に該回転
    体の内周面に当接離脱する清掃用ブラシを配設するよう
    にした生海苔の遠心脱水装置。
JP57230560A 1982-12-23 1982-12-23 生海苔の遠心脱水装置 Expired JPS5943146B2 (ja)

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JP57230560A JPS5943146B2 (ja) 1982-12-23 1982-12-23 生海苔の遠心脱水装置

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JP57230560A JPS5943146B2 (ja) 1982-12-23 1982-12-23 生海苔の遠心脱水装置

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JPS59118064A JPS59118064A (ja) 1984-07-07
JPS5943146B2 true JPS5943146B2 (ja) 1984-10-19

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ID=16909662

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JP57230560A Expired JPS5943146B2 (ja) 1982-12-23 1982-12-23 生海苔の遠心脱水装置

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JP4761243B2 (ja) * 2005-06-08 2011-08-31 健一 田中 連続脱水装置及び連続脱水方法

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JPS59118064A (ja) 1984-07-07

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