JPS5943141B2 - 淡水魚および海水魚用餌料 - Google Patents
淡水魚および海水魚用餌料Info
- Publication number
- JPS5943141B2 JPS5943141B2 JP52126534A JP12653477A JPS5943141B2 JP S5943141 B2 JPS5943141 B2 JP S5943141B2 JP 52126534 A JP52126534 A JP 52126534A JP 12653477 A JP12653477 A JP 12653477A JP S5943141 B2 JPS5943141 B2 JP S5943141B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- fish
- freshwater
- bait
- saltwater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は喫食性良好な淡水魚および海水魚用餌料に関す
る。
る。
淡水または海水における魚類の養殖に際しては、乾燥垂
軸、魚粉、活魚、大豆粉、小麦粉、皺、綿実粕等の動植
物性餌料が単独で、または適当に配合して給餌されるほ
か、給餌時において餌料が散逸拡散し、また沈降してか
なり多くの餌料が摂取されなかったり、また養魚場が汚
染されたりすることがあるため、これらの餌料を例えば
アラビアガム・ローカストビーンガム、グアーガム、ア
ルギン酸ソーダの如き天然多糖類や、ペクチン、寒天等
の粘着性結着剤で結着させて給餌する方法もとられてい
る。
軸、魚粉、活魚、大豆粉、小麦粉、皺、綿実粕等の動植
物性餌料が単独で、または適当に配合して給餌されるほ
か、給餌時において餌料が散逸拡散し、また沈降してか
なり多くの餌料が摂取されなかったり、また養魚場が汚
染されたりすることがあるため、これらの餌料を例えば
アラビアガム・ローカストビーンガム、グアーガム、ア
ルギン酸ソーダの如き天然多糖類や、ペクチン、寒天等
の粘着性結着剤で結着させて給餌する方法もとられてい
る。
しかしながら餌料を結着させて給餌する場合、餌料の散
逸拡散あるいは沈降による損失はある程度防止し得るが
、反面喫食性が悪くなり餌料効率が著しく低下する難点
があった。
逸拡散あるいは沈降による損失はある程度防止し得るが
、反面喫食性が悪くなり餌料効率が著しく低下する難点
があった。
また、一般に釣餌としては淡水魚にはミミズ、サバムシ
、アカムシ、ブトムシ、ハチノコ、チャムシ、カワムシ
等の天然生餌が使用され、海水魚にはゴカイ、イソメ等
の天然生餌のほか、エビ、イカ、イワシ、ドジョウ、ア
ジ、アナジャコ、アサリ、アオヤギ等の魚貝類がその目
的に応じて使用されている。
、アカムシ、ブトムシ、ハチノコ、チャムシ、カワムシ
等の天然生餌が使用され、海水魚にはゴカイ、イソメ等
の天然生餌のほか、エビ、イカ、イワシ、ドジョウ、ア
ジ、アナジャコ、アサリ、アオヤギ等の魚貝類がその目
的に応じて使用されている。
しかしながら、されらの釣餌のうち天然生餌は近年合成
肥料や農薬の繁用により入手が困難となり、また保存や
取扱い等に問題があるため、年々人工釣餌への依存度が
増大してきている。
肥料や農薬の繁用により入手が困難となり、また保存や
取扱い等に問題があるため、年々人工釣餌への依存度が
増大してきている。
しかるに人工釣餌は小麦粉、サツマイモ、マツシュポテ
ト等のでんぷん質を主原料とし、これに必要に応じサナ
ギ粉、サナギ油、魚粉、貝類エキス等の魚類誘引性物質
を配合し、団子状乃至うどん状に成型して調製されるが
、天然生餌や魚貝類に比し喫食性が著しく劣る難点があ
った。
ト等のでんぷん質を主原料とし、これに必要に応じサナ
ギ粉、サナギ油、魚粉、貝類エキス等の魚類誘引性物質
を配合し、団子状乃至うどん状に成型して調製されるが
、天然生餌や魚貝類に比し喫食性が著しく劣る難点があ
った。
本発明等は淡水魚、海水魚等の養魚および釣における餌
料の喫食性を改善するべく種々研究を重ねた結果、養魚
および釣用餌料に「アギ」を添加すれば、それらの餌料
の喫食性を著しく改善し得ることを見出した。
料の喫食性を改善するべく種々研究を重ねた結果、養魚
および釣用餌料に「アギ」を添加すれば、それらの餌料
の喫食性を著しく改善し得ることを見出した。
すなわち、本発明は淡水魚または海水魚用餌料にアギを
添加することよりなる喫食性良好な淡水魚または海水魚
用餌料である。
添加することよりなる喫食性良好な淡水魚または海水魚
用餌料である。
本発明において、餌料の喫食性を改善するために用いる
「アギ」はベルジャ湾からアラル海に至るベルジャ・ア
フガニスタンの乾燥地帯原野に自生するセリ科フェルラ
（Ｆｅｒｌａ ）属に属する多年性草木（例えばＦｅ
ｒｕｌａ ａｓａ−ｆｏｅｔｉｄａ Ｌ−Ｆｅｒｕｌａ
ｎａｒｔｅｘ Ｂｏｉｓｓｉｅｒ、Ｆｅｒｕｌａｆｏ
ｅｔｉｄａ Ｒｇｅ 等）の根・茎から採取される褐
色の光沢を有し、かつ特異臭と苦味を有する樹脂である
〔化学大辞典１、第２９頁（昭和３５年３月３０日共立
出版発行）参照）。
「アギ」はベルジャ湾からアラル海に至るベルジャ・ア
フガニスタンの乾燥地帯原野に自生するセリ科フェルラ
（Ｆｅｒｌａ ）属に属する多年性草木（例えばＦｅ
ｒｕｌａ ａｓａ−ｆｏｅｔｉｄａ Ｌ−Ｆｅｒｕｌａ
ｎａｒｔｅｘ Ｂｏｉｓｓｉｅｒ、Ｆｅｒｕｌａｆｏ
ｅｔｉｄａ Ｒｇｅ 等）の根・茎から採取される褐
色の光沢を有し、かつ特異臭と苦味を有する樹脂である
〔化学大辞典１、第２９頁（昭和３５年３月３０日共立
出版発行）参照）。
本発明において、淡水魚、海水魚用餌料にアギを添加す
ることは格別困難なことな（、例えば乾燥蚕踊粉、魚粉
、大豆粉、皺、小麦粉、綿実粕、サツマイモ、マツシュ
ポテト等の動植物性餌料にアギを適量添加し、必要あれ
ば常法によって細粒状、団子状、うどん状等に成型すれ
ば、喫食性良好な餌料を得ることが出来る。
ることは格別困難なことな（、例えば乾燥蚕踊粉、魚粉
、大豆粉、皺、小麦粉、綿実粕、サツマイモ、マツシュ
ポテト等の動植物性餌料にアギを適量添加し、必要あれ
ば常法によって細粒状、団子状、うどん状等に成型すれ
ば、喫食性良好な餌料を得ることが出来る。
またアギはアジ、サバ、イワシ、エビ、アサリ、ドジョ
ウ等の生餌やあるいはすでに調製された人工餌料表面に
付着させても、これら餌料帳食性を改善することが出来
る。
ウ等の生餌やあるいはすでに調製された人工餌料表面に
付着させても、これら餌料帳食性を改善することが出来
る。
この場合、これら餌料表面にアギ粉末をまぶして付着さ
せるか、あるいはアギの水げん濁液に餌料を浸漬して付
着させてもよく、また更にアギを前記粘着性結着剤を用
いて餌料表面に結着させてもよい。
せるか、あるいはアギの水げん濁液に餌料を浸漬して付
着させてもよく、また更にアギを前記粘着性結着剤を用
いて餌料表面に結着させてもよい。
アギの添加量は特に制限はないが、餌料重量に対して概
ね０．０ｉ〜１係程度であるのが適当である。
ね０．０ｉ〜１係程度であるのが適当である。
また上記アギの添加に際しては前記魚類の誘引物質を添
加してもよく、この場合更に餌料の喫食性を改善するこ
とが出来る。
加してもよく、この場合更に餌料の喫食性を改善するこ
とが出来る。
本発明の餌料によれば、餌料の喫食性を著しく改善し得
るので、養魚に際しては餌料効率を向上せしめることが
出来、また釣に際してはより大きな釣果を期待すること
が出来る。
るので、養魚に際しては餌料効率を向上せしめることが
出来、また釣に際してはより大きな釣果を期待すること
が出来る。
実施例 ｌ
小麦粉１００ｇおよびアギ１ｇを水４０ｍ１！でよく練
り合せ、１個５ｇのエサ玉を調製する。
り合せ、１個５ｇのエサ玉を調製する。
一方対照として小麦粉Ｉｏｎを水４０ｍ１でよく練り合
せて１個５ｇのエサ玉を調製する。
せて１個５ｇのエサ玉を調製する。
ホーロー製養魚池（横３ｍ、縦１．５ｍ、深さ２ｍ）に
体長４０〜４５（１；７７１のイシダイ１０匹を放し飼
にする。
体長４０〜４５（１；７７１のイシダイ１０匹を放し飼
にする。
この養魚池の対角線上のすみに別々に上記アギ含有エサ
玉と対照エサ玉とをそれぞれ５０個宛沈めて１０分間後
のエサ玉の残存数から喫食性の優劣を判定した。
玉と対照エサ玉とをそれぞれ５０個宛沈めて１０分間後
のエサ玉の残存数から喫食性の優劣を判定した。
その結果、アギ含有エサ玉の残存数は２個で、一方対照
エサ玉の残存数は２７個であり、本発明の餌料の方が喫
食性がすぐれていることが認められた。
エサ玉の残存数は２７個であり、本発明の餌料の方が喫
食性がすぐれていることが認められた。
実施例 ２
サバムシのサナギ粉５ＣＢ９、アラキダ２１およびアギ
ＩＩを水３０ｍ１でよく練り合せて１個約２ｇのエサ玉
を調製する。
ＩＩを水３０ｍ１でよく練り合せて１個約２ｇのエサ玉
を調製する。
一方対照として、サバムシのサナギ粉５０ｇおよびアラ
ギダ２０ｇを水３０．９でよく練り合せて１個約２．９
のエサ玉を調製する。
ギダ２０ｇを水３０．９でよく練り合せて１個約２．９
のエサ玉を調製する。
ビニール製養魚池（横２ｍ、縦１ｍ、深さｉｍ）に体長
２５〜３０ＣｗＬ１体重３００〜３５０ｇの三年魚ヘラ
ブナ１０匹を放し飼いする。
２５〜３０ＣｗＬ１体重３００〜３５０ｇの三年魚ヘラ
ブナ１０匹を放し飼いする。
この養魚池の対角線上のすみに上記アギ含有エサ玉と対
照エサ玉とを４５個個宛的て１０分間後のエサ玉の残存
数から喫食性の優劣を判定した。
照エサ玉とを４５個個宛的て１０分間後のエサ玉の残存
数から喫食性の優劣を判定した。
その結果、アギ含有エサ玉の残存数はＯで、対照エサ玉
の残存数は１２個であり、本発明の餌料の方が喫食性が
すぐれていることが認められた。
の残存数は１２個であり、本発明の餌料の方が喫食性が
すぐれていることが認められた。
実施例 ３
水１１にアギ２０ｇを加え、よくかくはんしてアギの水
けん濁液を調製する。
けん濁液を調製する。
このげん濁液にミミズを５分間浸漬し、ミミズの表面に
アギを附着させた。
アギを附着させた。
アギを附着させないミミズに比較して本ミミズはフナ、
ワカサギ、マス等の集魚性が良好で、釣果の向上が見ら
れた。
ワカサギ、マス等の集魚性が良好で、釣果の向上が見ら
れた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 淡水魚または海水魚用餌料にセリ科フェルラ（Ｆｅ
ｒｕｌａ ）属に属する多年性草木から採取される樹脂
「アギ」を添加してなる喫食性良好な淡水魚または海水
魚用餌料。 ２ 淡水魚または海水魚用餌料が養魚用餌料である特許
請求の範囲第１項記載の餌料。 ３ 淡水魚または海水魚用餌料が釣餌である特許請求の
範囲第１項記載の餌料。 ４ 樹脂「アギ」を餌料重量に対して約０．０１〜１％
添加する特許請求の範囲第１項記載の餌料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52126534A JPS5943141B2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 | 淡水魚および海水魚用餌料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52126534A JPS5943141B2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 | 淡水魚および海水魚用餌料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5460197A JPS5460197A (en) | 1979-05-15 |
| JPS5943141B2 true JPS5943141B2 (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=14937572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52126534A Expired JPS5943141B2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 | 淡水魚および海水魚用餌料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943141B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0530920Y2 (ja) * | 1985-01-25 | 1993-08-09 |
-
1977
- 1977-10-20 JP JP52126534A patent/JPS5943141B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0530920Y2 (ja) * | 1985-01-25 | 1993-08-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5460197A (en) | 1979-05-15 |
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