JPS5943082Y2 - 包丁研ぎ器 - Google Patents

包丁研ぎ器

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JPS5943082Y2
JPS5943082Y2 JP11268580U JP11268580U JPS5943082Y2 JP S5943082 Y2 JPS5943082 Y2 JP S5943082Y2 JP 11268580 U JP11268580 U JP 11268580U JP 11268580 U JP11268580 U JP 11268580U JP S5943082 Y2 JPS5943082 Y2 JP S5943082Y2
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JP
Japan
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knife
whetstone
grindstone
roller
lid
Prior art date
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Expired
Application number
JP11268580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5738738U (ja
Inventor
憲生 広沢
Original Assignee
クレノ−トン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by クレノ−トン株式会社 filed Critical クレノ−トン株式会社
Priority to JP11268580U priority Critical patent/JPS5943082Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、新規な包丁研ぎ器に関するものである。
一般家庭にあっては包丁を研ぐにあたっては、天然又は
人工の小型軽量の砥石を静止させて人力で研ぐのが普通
であるが、これは刃先の位置を手で研ぐのが普通である
が、これは刃先の位置を手で固定するため、研ぐ角度が
不安定で正確さに欠け、精度よく仕上げるには相当の技
巧を要する。
グラインダーの如き動力による砥石・回転方式もあり、
これによるときは刃先を安全に精度よく研ぐことはでき
るが、大型で取り扱い困難であるため一般家庭に用いる
には適当でない。
このため、本考案者はさきに一般の家庭において一台で
包丁と鋏を研ぐことができる、包丁と鋏研ぎ器を開発し
た。
(実願昭54−150710、昭55−14120) これらの場合、前者にあっては一つの砥石にて包丁と鋏
を研ぎ、後者にあっては一つの砥石で包丁を、他の一つ
の砥石にて鋏を研ぐようになっており、いずれにしても
包丁を研ぐ砥石が一種類であるため、それは粗仕上と仕
上の中間的研磨性を持った日本工業規格でWA400Y
8v又&−MA 320J8B等の砥石が使用されてい
る。
この場合、包丁の刃先が大きく鈍化したものを鋭利な刃
先とするには、研ぐ時間も長くかかり、砥石の消耗が早
くて不経済、さらに刃先の仕上り状態を優れたものにす
るには限度があるという難点があった。
かくて本考案は、さきに開発した包丁と鋏研ぎ器で包丁
を研ぐ場合の難点を解消して包丁を短時間に容易に鋭利
に仕上げつる包丁研ぎ器を提供することを目的とするも
のであって、本考案者によれば、かかる目的は粗仕上用
円板状砥石と仕上用円板状砥石を有し、これら二つの円
板状砥石の一部を浸漬する液体を収容する液槽部の上部
に支軸を架設し、その支軸に両側中心部に凹陥部を有す
る前記円板状砥石といずれも截頭円錐状先端部を有する
包丁受はローラーを嵌合して、回転自在に保持するよう
に、挿通ぜしめ、更に前記液槽部を含む本体をカバーし
うる蓋を備えてなる包丁研ぎ器によって達成しうろこと
が見出されたのである。
本考案を図面に示す一実施例について更に詳細に説明す
れば、1が適宜容量の液体2を収容する一定大きさの液
槽部であり、その上部に支軸3を架設する。
この液体2は後記砥石の凹陥部内部にとどく高さ筐で入
れられ°(切削液の役をなす。
この液体は通常水であり、研いだ部分の防錆をはかるた
めに植物性油を少量添加するのが好ましい。
この支軸3には粗い砥粒を有する粗仕上f石4、細かい
砥粒な有する仕上用砥石4′の二つの円板状砥石と三つ
の包丁受はローラー5,5′95′馨、第一の砥石4は
包丁受はローラー595′により両側から挾まれ、第二
の砥石4′は包丁受はローラー5′・5″により両側か
ら挾まれ嵌着するように挿通する。
前記砥石4としては例えば日本工業規格によりl 9
A 150J5V+ま又は 19A150I5Bと表示
される如き組成、砥石4′ とL−CはWA400L7
V又&!WA 400L 7B と表示される如き組
成、性状のものか用いられる。
砥石4と41 の位置関係は左右入れ替ってもなんら支
障はきたさない。
その外径dは約35〜4orIrIIL、厚さaは約5
〜1OTrrJrLとするのが好ましい。
而してこの円板状砥石4.4′ の両側中心部には截頭
円錐状の凹陥部6,6が形成される(第3図)。
凹陥部6會6の内径d′は砥石外径dの50〜70%程
度とするのがよい。
包丁受はローラー5 、5’、 5”は第4図asbの
ように前記砥石4の直径の70%〜13Q%なる直径を
有する下縁部7と截頭円錐状先端部8とやや緩い傾斜を
有する中間部9とを有しており、前記截頭円錐状先端部
8は前記砥石4の凹陥部6と互に嵌合する大きさ、形状
とする。
両端に用いる包丁受はローラー5・5″は第4図aに示
すように、片側にのみ先端部6、中間部9が形状されて
おり、中央に用いる包丁受はローラー5′は第4図すに
示すように両側に対象的に先端部8、中間部9が形成さ
れ゛〔いる。
各ローラーは内部を一定肉厚の中空にすることができる
包丁受げ1−ラー5 、5’、 5“の材質は、通常プ
ラスチックス、唱托比較的軟質のものでつくられる。
金属、陶器等の硬質のものを用いると刃先が破損するお
それがあるので好ましくない。
かくて第一の円板状砥石4の両側凹陥部6に二つの包丁
受はローラー5.5′ の先端部8を嵌合してこの砥石
4を両側から挾持し、又第二の円板状砥石4′の両側凹
陥部6に二つの包丁受げローラ5 /、 5IIの先端
部8を嵌合してこの砥石4′を両側から挾持し嵌合−T
6よう配置させて支軸3を挿tmし、端部ナツト10で
締め付けて一体化さぜ液槽部1の上部巾測の軸溝11に
架設する。
二つの砥石4.4′ と三つのローラー5 、5’。
5″はともに回転自在であるが、支軸3上を摺動しない
ようにするのがよい。
かかる液槽部1を含みて軸方向にやや長く形成された本
体12は本体に相当する長さを有する蓋13で被覆され
、これは案内溝14を摺動させて開閉される。
開いて使用するときは蓋13を左手で押えて端部の支持
部15により固定することがテキル。
本体、蓋ともにプラスチック製である。図面第1・2図
において16は本体底部に取着けた滑り止めの軟質ゴム
であり、包丁研磨使用時の本体の固定力を増大させ一層
安定性をもたしめる。
第2図において17は蓋13の支持部15の中央に設け
た切欠きでありこれにより第5図の如く壁面18に取付
けた金具19に引掛けて壁掛けして保管に便ならしめる
ことができる。
又蓋13を開いて使用する状態としたとき誤って反転さ
せた場合、円板状砥石4.4’、包了受げローラー5
、5’、 5”、支軸3、ナツト1oで一体化さレタも
のが落下するおそれがあるが、かかる落下を防ぐために
、第6図に示すように軸溝11を跨いで嵌着20するよ
うに金属又はプラスチックでつくられた断面コの字形の
押え具21が設けられる。
かくしてなる本考案の研ぎ器を用いて両刃の包丁を研ぐ
ときはまず第7図のように包丁22の刃先23を第一の
粗仕上げ用円板状砥石4とその右側の包丁受はローラー
5に接するように凹陥部6の近くの接点、即ち砥石4の
外径の50〜70%の位置に位置せしめ、包丁22を片
手で持ってその反対の手で開いた蓋13を押え包丁22
に5009〜lkp力を加えて包丁を砥疲に軽く押付け
ながら1OOS−150rrun/秒の速度でゆっくり
と包丁の刃先の全長(通常的20cm)にわたって前後
に往復運動させると、包丁22に接する所の抵抗で砥石
4が連動回転し、包丁の刃先の=測面24を研ぐことが
できる。
而し°〔包丁受はローラー5は先端部8が截頭円錐状を
なして砥石4の凹陥部6に嵌合されているので包丁の刃
先が砥石4によく接するよう保持されるとともに、ゆる
い傾斜を有する中間部9を経て大きな直径を有する下縁
部7につづいているのでこの下縁部7が外壁乃至フェン
ス留なして包丁の揺れを防いで精度よく研ぐことができ
、特に第8図における肉厚b(1〜5 mm Eの大な
るものをよくとぐことができる。
同様に刃先20の他の側面25は第一の砥石4とその左
側の包丁受はローラー5I に接するようにして研ぐ
ことができる。
かくて包丁の両刃を研ぎ器の向きを変えることなく研い
で粗仕上げができる。
両側面研いで刃先の角度αが略28〜35°の範囲にあ
るようにするのが好筐しい。
片刃のものも同様によく研ぐことができる。
前述のように各包丁受はローラーは各砥石よりも直径の
大きなもの、小さいもの、同じなもの各種が用いうるが
小さいものを用いるときには第9図における砥石側面と
ローラー下縁部との間の距離tを小ならしめて、刃先の
とぎ上り角度α(第8図)が略28〜35°の範囲にな
るよう調節するのがよい。
又砥石は使用するに従って消耗してその厚さが減少して
くるが、包丁の刃先が一方向に100−15077m運
動する間に砥石が少くとも1回転するようにすると砥石
の消耗の度合を各部位終始均−に保つことができて良好
である。
このようにまずあらい低粒を有する粗仕上げ用円板状砥
石4により約20秒間研磨され刃先をある程度シャープ
に粗仕上げされた包丁は次いで細かい砥粒を有する仕上
用円板状砥石4I により約10秒間さきと同様研磨す
ることにより仕上げられて大きく鈍化した包丁の刃先も
短時間に容易にその切れ味を完全に回復することができ
るのである。
粗仕上げ用砥石のみによってもシャープな刃先はえられ
るか、使用によりすぐに鈍化し長くシャープな刃先を保
つことができない。
而して研磨により生ずる研ぎ屑は砥石内の孔部又は砥石
とローラー間に蓄積するが、本考案では砥石の凹陥部6
・6に達する研削液2がその研ぎ屑を洗浄して除去する
ので包丁の刃先を傷めることがない。
又研磨作業時生ずる摩擦熱も前記研削液により冷却され
るので包丁の刃先に焼けが生ずることがなく、いずれに
しても砥石の研磨能力を常に良好に保つことができる。
更には研ぎ屑が飛散せず作業時の音も吸収されるので静
かに作業することができる。
又、蓋を設けることにより不使用時は液槽部を含む全体
をカバーしえて塵埃の付着、汚染を防ぎ、又使用時は本
体に相当する長さを有し、且つその端部に支持部を有す
るので研ぐ部分からある距離はなれたところで手で押さ
え、固定をなしえ、作業面、安全面からも効果的である
又、蓋どじが容易で収納時は、砥石、ローラーを一体化
したものを軸溝に外れることなく、嵌合保全することが
でき良好な保全状態を維持できる。
尚滑り止め硬質ゴム16を用いるときはよりよく固定す
ることができ、又押え具21を用いるときは、砥石、ロ
ーラー等一体化したものの、脱落、それに伴なう危険を
未然に防ぐことができる。
かくして本考案の包丁砥ぎ器によるときは粗仕上用砥石
と仕上用砥石を用いたので、一般家庭で使用される包丁
の切れ味が大きく鈍化したときもその用砥石により順次
ごく短時間とぐことによって容易に切れ味を回復すると
ともに、回復した切れ味を長時間持続することができる
更に砥石自体の消耗も一つの砥石使用の際に比べてごく
少なくすることができる。
しかも一台の装置により包丁の刃先を一般の家庭で何ら
技巧を要することな(、すぐれた精度で均質に安全に能
率よく研ぐことができる。
又包丁の両刃を何ら研ぎ器の回きを変えることなく研ぐ
ことができ、且つ刃先を傷めることもなく砥石の能力を
低下させることなく作業することができ、作業上有利で
あるばかりでなく、固定状態、保全状態も良好であり、
極めて有効である。
かくて本考案は包丁研ぎ器として誠に有効なものを提供
しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る研ぎ器の一実施例の一部切欠き正
面図、第2図は同底面図、第3図は軸に沿って切断した
砥石の断面図、第4図a、bは同様に切断した包丁受は
ローラーの断層図、第5図は砥ぎ器を壁に掛けた状態を
示す図、第6図は第1図A−A線断面図、第7図は包丁
の刃先の一側を研ぐ際の状態を示す正面図、第8図は包
丁の刃の部分の断面図、第9図は小さな直径のローラー
を用いたときの状態を示す図である。 1・・・液槽、2・・・液体、3・・・支軸、4.4′
・・・砥石、5 、5’、 5”・・・包丁受はロー
ラー、13・・・蓋、22・・・包丁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粗仕上用円板状砥石と仕上用円板状砥石を有しこれら二
    つの内置状砥石の一部を浸漬する液体を収容する酸槽部
    の上部に支軸を架設し、その支軸に、両側中心部に凹陥
    部を有する前記円板状砥石と、いずれも截頭円錐状先端
    部き有する包丁受はローラーを前記砥石両側の凹陥部に
    嵌合してこれらを回転自在に保持するように挿通せしめ
    、更に前記液槽部を含む本体をカバーしうる蓋を備えて
    なる包丁研ぎ器。
JP11268580U 1980-08-11 1980-08-11 包丁研ぎ器 Expired JPS5943082Y2 (ja)

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JP11268580U JPS5943082Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11 包丁研ぎ器

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JP11268580U JPS5943082Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11 包丁研ぎ器

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JPS5738738U JPS5738738U (ja) 1982-03-02
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JP11268580U Expired JPS5943082Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11 包丁研ぎ器

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JP2018034225A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 京セラ株式会社 刃物研磨具

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