JPS5943057Y2 - ロ−タリ−ホツトソ− - Google Patents

ロ−タリ−ホツトソ−

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Publication number
JPS5943057Y2
JPS5943057Y2 JP4707381U JP4707381U JPS5943057Y2 JP S5943057 Y2 JPS5943057 Y2 JP S5943057Y2 JP 4707381 U JP4707381 U JP 4707381U JP 4707381 U JP4707381 U JP 4707381U JP S5943057 Y2 JPS5943057 Y2 JP S5943057Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pass line
rotating blade
hot saw
rotary hot
support
Prior art date
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Expired
Application number
JP4707381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57162030U (ja
Inventor
純吉 浜口
清 黒岩
真行 富山
善三 松下
康弘 大瀬
Original Assignee
住友金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社 filed Critical 住友金属工業株式会社
Priority to JP4707381U priority Critical patent/JPS5943057Y2/ja
Publication of JPS57162030U publication Critical patent/JPS57162030U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、軸方向に移動する管などの熱間長尺材を、そ
の移動を止めることなく連続的に定寸切断するロータリ
ーホットソーに関する。
第1図はこの種切断機の動作原理を示した模式図である
動作は、パスライン上の平行うランク機構26に回転ブ
レード6がラインに直角な姿勢で取付けられ、この姿勢
を維持しながらライン上を材料移動速度と略々同じ周速
度で矢示方向に旋回し、下死点(図に破線で示す)の手
前から下死点に至るまでの間に移動材料23を切断する
連続的なものである。
切断中の材料23の切断部位を下方から支持する材料サ
ポートとしては、従来は図示のような同期ホイール2T
が用いられる。
このホイール27はキャリバーを有する一種の案内ロー
ルで、9部が回転ブレード6と干渉するのを防止するた
め、外縁の一部を切欠き、かつ、材料移動速度と同じ速
度で同期回転し、構造は主に経済的な理由から鋼板を加
工したものとなっている。
しかし、切欠28の部分は材料荷重ばかりでなく、切断
時の押正荷重を受け、また、材料サイズにあった適切な
キャリバー径を必要とする関係上、強固で交換可能なセ
グメント29に置き換えられている。
このため、従来の切断機は、セグメント29の製作に手
間がかかり、また、複雑な同期機構を必要とするので、
必ずしも経済的とは言えない。
更に、セグメント29の交換や同期ホイール27のタイ
ミング調整は、手間がかかる上、機械的、電気的なズレ
を生じ、セグメント29と材料23のマツチング不良は
、材料にいわゆるセグメント疵を付ける原因となる。
本考案のロータリーホットソーは、これらの問題を解決
するため、同期ホイールに代えて前後方向に並列する複
数の案内ローラーを設けたもので、案内ローラーと回転
ブレードとの干渉がうまく回避できれば、構造複雑な同
期ホイールよりも構造簡易な案内ローラ一群のほうがあ
らゆる面で優れる、との考えに基づくものである。
以下、図面に掲げる実施例に基づいて本考案を更に詳し
く説明する。
第2図および第3図において、1はフレーム上の軸受で
パスラインの側方に位置し、ラインに直角な2本の水平
軸2,2を同じ高さで軸支する。
水平軸2.2のライン側にはクランク3,3が同じ姿勢
で固着し、そのピン4,4をライン直上に位置させ、ピ
ン4.4にてラインに平行な水平板5を軸支し、クラン
ク3,3と水平板5とで平行うランク機構を構成する。
回転ブレード6とその駆動装置7は、回転軸をラインに
平行させた姿勢で上記水平板5に載置され、下死点近傍
においてブレード6の下端をラインと交差させる。
8はフレーム10反ライン側に設けた上記クランク機構
の駆動装置で、変速機9および連結軸10を介して上記
水平軸2に連結する。
11は材料サポートで、パスライン直下の下死点上流側
に設けられている。
このサポート11は。ベース12上に前後方向に可動に
取りつげた移動架台13、移動架台13内に収容された
垂直な油圧ジヤツキ(図示せず)、該ジヤツキのロッド
14上端に固着する後記案内ローラー15の支持体16
よりなり、案内ローラー15が前後方向および上下方向
の双方に変位できる構造である。
案内ローラー15を前後方向に変位させるため、移動架
台13の後部には前後方向のスクリュウ17が固着し、
固定板1Bを貫通する当該スクリュウ17に後方よりナ
ツト19が螺合して移動架台13の駆動と固定を行う。
前後方向に並列する複数個の上記案内ローラー15は、
回転ブレード6の下死点に接近する関係上、回転ブレー
ド6の下端軌跡tと交差する危険が高く、この危険を可
及的に取り除くため、鼓形をなし、そのキャリバーは、
回転ブレード6の最外円弧のカーブに略々一致する形状
である(第3図および第4図参照)。
取付構造は、第4図および第5図に明らかなように、バ
ネラインに直角な回転軸20が支持体16の側板の垂直
溝21に着脱可能なライナー22を介して嵌合し、ライ
ナー22の交換により各ローラー15の高さが変化し、
ローラー間に適当なレベル差を付与し得るものとなって
いる。
23は材料であって、入側トラフ24から出側トラフ2
5へ進行する。
各トラフは材料23の太さによって高さを変える。
前記案内ローラー15は少なくとも2個あればよく、そ
の間隔は、第2図によれば、1個が後記の切断開始点a
の略々直下に位置し、今1つが同じく後記する切断終了
点b(下死点直近)の近くに位置するように決定されて
いる。
b点近傍のローラーは図示例のようにb点の上流側に限
るものではなく、下流側(厳密には後記するb′点の下
流側)にセットされていてもよい。
要は全てのローラーが回転ブレード6と干渉しない範囲
で材料23のa−b間(切断部位)を確実にサポートで
きればよい。
a−b間の水平距離は材料23の太さによって異なるも
のとなるから、各ローラーを前後に独立して移動させ得
るように設けるのも一考である。
上記構成装置の使用方法ならびに作用を第2図に基づい
て次に説明する。
切断に先だって案内ローラー15の前後方向の位置決め
を行い、同時に移動架台13内の油圧シリンダーにて高
さを調整する。
案内ローラー15の高さについては興味ある事実があり
、これについては後記することとしてここでは一応前後
のトラフ24,25に準じた高さとしておく。
以上の準備が終ると、トラフ24に材料を通じ、同時に
クランク3,3を回転させる。
クランク3゜30回転により回転ブレード6が旋回し、
その下端軌跡tが材料23の上縁と交差するa点より材
料23が切断され始め、下端軌跡tが材料23の下縁と
交差するb点において切断を終了する。
そして、上記回転ブレード6が旋回を続けることにより
、材料23が移動を止めることなく連続的に定寸切断さ
れる。
回転グレード6の旋回周速度が材料23の移動速度に略
々等しいことは最初の原理のところで述べたとおりであ
る。
材料23の太さが変った場合は、材料センターを一定と
するため、トラフ24,25の高さが変り、これに応じ
て案内ローラー15の高さを変える。
案内ローラー15の高さが変ると、回転ブレード6との
位置関係も変るから、案内ローラー150前後方向の調
節が必要になることは言うまでもない。
切断中の材料25には当然のことながら下向きの大きな
力がかかる。
そして、この力は主として切断中の材料23の切断部位
、すなわちa −b間にかかる。
a−b間においては、回転ブレード6が材料23の下縁
レベルより下にくることはないから、案内ローラー15
に回転ブレード6の最外円弧に相当するキャリバーさえ
付与しておけば、a、 b点近傍、a*b’点近傍、あ
るいはasbsb′点近傍等にセットされた上記案内ロ
ーラー15により、切断中の材料23が、案内ローラー
15と回転ブレード6との干渉が回避されつつ確実にサ
ポートされ、同期ホイール(第1図参照)と同じ機能を
奏することができる。
なお、b′点は回転ブレード6と材料下縁の今1つの交
点で、下死点を挾んでb点と対称関係にあり、b点と同
様下死点の直近に位置するから、b′点近傍とa点近傍
の最低2つの支持点があれば、切断中の材料23が効果
的にサポートできる。
ところで、回転ブレード6には通常、材料切断面の一方
にパリの残る形式のものが用いられる。
材料23は切断により先行材と後続材とに分れるが、先
行材の後端面か後続材の前端面のいずれか一方にパリが
生じ、他方の切断面にはパリの生じない形式のものがそ
れである。
而して、その切断を細かく観察すると、材料23に軸方
向の引張力をかげる関係上、出側トラフ25のライン速
度が入側トラフ24のそれより大きく、材料23は切断
直前で軸方向に切きちぎられるような形で分断し、パリ
も大きく応々にして材料の外周より外へはみ出す。
鍛接管ラインの場合、切断された材料はサイザーに送ら
れ定形されるが、パリが材料の外周の外側へはみ出して
いると、サイザーに進入したときにパリがとれ、ローラ
ーに付着して後続材にスタンプ疵をつげ、大きな問題と
なる。
そこで今、パリが先行材の後端面に生じる場合を想定す
る。
第2図および第3図の装置において、案内ローラー15
の移送レベルを前後のトラフ24゜250それより僅か
に高くしておけば、材料23が分断される際に段差によ
り材料23の後端部が下ろうとし、パリは上向き、すな
わち、材料23の外周の内側に生じる。
パリが後続材の前端面に生じる場合も同じことであり、
この場合は案内ローラー15の移送レベルを下げること
によりパリが材料23の外周の外側へはみだすのを防止
できる。
また、案内ローラー15の少なくとも1つがb′点の下
流側に位置する場合には、案内ローラー150間でレベ
ル調節を行えばよく、実施例において各ローラーの高さ
を独立して調節できるようにしたのはこのためである。
以上の説明から明らかなように、本考案のロータリーホ
ットソーは、案内ローラーを主体とする簡単な定置式の
材料サポートでもって切断中の材料を確実に支持し得る
から、設備コストが安く、耐久性にも優れる。
また、調節機構も段とりがえ時を対象とした大まかなも
ので、同期ホイールのような複雑機構を持たないから、
設備コスト低減、耐久性向上に寄与し、更に、サポート
のマツチング不良といった問題も生じず、操作も簡単で
ある。
セグメント疵に関しても、案内ローラーは材料を拘束す
るものでないから、材料保護に有効に働らき、しかも、
このローラーはその支持形態よりしてバネなどの弾性材
で支持することも容易であるから、回転ブレードが材料
に切り込む際の衝撃をも緩和し得、この衝撃による材料
のいわゆる打ち込み疵を防止するのにも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリーホットソーの原理図、第2図および
第3図は本考案を実施したロータリーホットソーの一例
を示す側面図および正面図、第4図および第5図は同ノ
ーの案内ローラーの部分を拡大して示した側面図および
平面図である。 図中、3:クランク、6:回転ブレード、11:材料サ
ポート、13:移動架台、14ニジリンダ−ロッド、1
5:案内ローラー、16二支持体。 20:回転軸、21:垂直溝、22ニライナー23:材
料。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パスラインに直角な回転ブレードが前記パスライン上を
    パスラインに平行な垂直面内で施回し。 下死点近傍においてパスライン中の移動材料を材料と同
    方向に移動しながら切断するロータリーホットソーであ
    って、切断中の材料の切断部位を下方から支持する材料
    サポートとして前後方向に並列する複数の案内ローラー
    を設け、該各ローラーは前記回転ブレードの曲率に略々
    一致するキャリバーを備える鼓形ローラーであって、前
    後方向および上下方向に変位可能な支持体に軸支されて
    いることを特徴とするロータリーホットソー。
JP4707381U 1981-03-31 1981-03-31 ロ−タリ−ホツトソ− Expired JPS5943057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4707381U JPS5943057Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31 ロ−タリ−ホツトソ−

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4707381U JPS5943057Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31 ロ−タリ−ホツトソ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57162030U JPS57162030U (ja) 1982-10-12
JPS5943057Y2 true JPS5943057Y2 (ja) 1984-12-19

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ID=29843895

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