JPS5943050Y2 - Ｔ溝フライス - Google Patents
Ｔ溝フライスInfo
- Publication number
- JPS5943050Y2 JPS5943050Y2 JP15394580U JP15394580U JPS5943050Y2 JP S5943050 Y2 JPS5943050 Y2 JP S5943050Y2 JP 15394580 U JP15394580 U JP 15394580U JP 15394580 U JP15394580 U JP 15394580U JP S5943050 Y2 JPS5943050 Y2 JP S5943050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- cutting
- recess
- milling cutter
- support part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、Ｔ溝切削用フライスカッターの改良に関する
ものである。
ものである。
従来この種のフライスカッターは各切刃を同一形状のも
のを配設して切刃の全面を切削に関与させたフライスカ
ッターで被削材の溝を削設するのが通例であった。
のを配設して切刃の全面を切削に関与させたフライスカ
ッターで被削材の溝を削設するのが通例であった。
しかし、この場合、溝加工という特殊性から切屑の排出
性と冷却油または冷却水が充分に切刃に供給為悪いとと
＼相俟って低寿命なもので鋼切削には不向きで、主とし
て、ねずみ鋳鉄品の溝切削にもちいられていた。
性と冷却油または冷却水が充分に切刃に供給為悪いとと
＼相俟って低寿命なもので鋼切削には不向きで、主とし
て、ねずみ鋳鉄品の溝切削にもちいられていた。
本考案は上記の実情に鑑み種々の実験の結果考楽された
もので、切削に関与させないチャンファ−を形成した切
れ刃をカッター周側に千鳥状に配設すると共にカッター
の上面および下面に設けたニゲ面に連続して窪みを形成
させたフライスカッターによって切削時の切屑排出性の
向上と、各切れ刃全体に冷却油または冷却水を万遍なく
供給することによって鋼切削を可能にした長寿命の溝削
りプライスカッターを得ることを目的とするものである
。
もので、切削に関与させないチャンファ−を形成した切
れ刃をカッター周側に千鳥状に配設すると共にカッター
の上面および下面に設けたニゲ面に連続して窪みを形成
させたフライスカッターによって切削時の切屑排出性の
向上と、各切れ刃全体に冷却油または冷却水を万遍なく
供給することによって鋼切削を可能にした長寿命の溝削
りプライスカッターを得ることを目的とするものである
。
本考案は、一方の端部に工作機械のチャックに握持する
部分を形成し、他方の端面中央部分にカッターの支持部
を嵌挿する凹部と、該凹部の概略中心を通るｌ乃至複数
条のスリットを設けた鋼製のシャンクと、上記四部に挿
入してロウ付けなどにより固着するカッター支持部とカ
ッターの外周にはコーナーを含む切刃と切削に関与させ
ないチャンファ−を形成した切れ刃を有し、この切れ刃
を千鳥状に配列して設けると共に、該カッターの上面お
よび下面にはニゲ面を形成し、該ニゲ面に連続して窪み
を形成した超硬合金製Ｔ溝切削用フライスカッターであ
る。
部分を形成し、他方の端面中央部分にカッターの支持部
を嵌挿する凹部と、該凹部の概略中心を通るｌ乃至複数
条のスリットを設けた鋼製のシャンクと、上記四部に挿
入してロウ付けなどにより固着するカッター支持部とカ
ッターの外周にはコーナーを含む切刃と切削に関与させ
ないチャンファ−を形成した切れ刃を有し、この切れ刃
を千鳥状に配列して設けると共に、該カッターの上面お
よび下面にはニゲ面を形成し、該ニゲ面に連続して窪み
を形成した超硬合金製Ｔ溝切削用フライスカッターであ
る。
以下、本考案の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本考案のＴＩＩ！フライスカッターの要部を部
分破断して説明的正面図で、第２図は第１図のカッター
の要部を拡大した側面図を示し、第３図は同刃部の拡大
図を示している。
分破断して説明的正面図で、第２図は第１図のカッター
の要部を拡大した側面図を示し、第３図は同刃部の拡大
図を示している。
同図において、１は鋼製のシャンクで、該シャンク１は
、一方の端部が工作機械のチャックに握持する部分（図
示省略）を形成し、他方の端面中央部分にはカッターの
支持部を嵌挿する凹部１１と、該凹部１１のはｙ中央部
を通り軸方向に延設したスリット１２などによって構成
されている。
、一方の端部が工作機械のチャックに握持する部分（図
示省略）を形成し、他方の端面中央部分にはカッターの
支持部を嵌挿する凹部１１と、該凹部１１のはｙ中央部
を通り軸方向に延設したスリット１２などによって構成
されている。
な訃、シャンク１の外周は端部側の適当な位置から端面
側にかけて窄まる如く形成すればカツタ−径が小径であ
っても作業は支障なくおこなえるし、シャンク側が大径
に形成することができるので、この工具の剛性が増し、
加工時ビビリや工具の逃げが生じるなどの不具合がなく
なるので好都合である。
側にかけて窄まる如く形成すればカツタ−径が小径であ
っても作業は支障なくおこなえるし、シャンク側が大径
に形成することができるので、この工具の剛性が増し、
加工時ビビリや工具の逃げが生じるなどの不具合がなく
なるので好都合である。
２は超硬合金からなるＴ溝フライスカッターで、該フラ
イスカッター２の切れ刃Ａは切刃２１とコーナー２２と
直接切削に関与させないチャンファ−２３を有している
。
イスカッター２の切れ刃Ａは切刃２１とコーナー２２と
直接切削に関与させないチャンファ−２３を有している
。
この切れ刃Ａは溝２４を介して第２図に示したように一
方を右側に配置すれば、他方を左側に切刃２１′とコー
ナー２２″と切削に関与させないチャンファ−２３′
と溝２４′を有する切れ刃Ｂを該カッターの外周に千鳥
状に配置しである。
方を右側に配置すれば、他方を左側に切刃２１′とコー
ナー２２″と切削に関与させないチャンファ−２３′
と溝２４′を有する切れ刃Ｂを該カッターの外周に千鳥
状に配置しである。
しかも、該カッターの外周側から軸中心に向って低くな
る逆傘型のニゲ面２５，２６を約１度の傾斜角度θで上
面２７および下面２８に形成し、かつ、とのニゲ面２５
．２６に連続して窪み２９，３０を設けている。
る逆傘型のニゲ面２５，２６を約１度の傾斜角度θで上
面２７および下面２８に形成し、かつ、とのニゲ面２５
．２６に連続して窪み２９，３０を設けている。
なお、Ｃは該カッターの中央部上面２７側にカッター２
と一体に成形したカッター支持部である。
と一体に成形したカッター支持部である。
以上の如く構成したフライスカッター２は鋼製のシャン
ク１の端面中央部に設けた四部１１内へカッター（７）
支持部Ｃを挿入しロウ付けによってシャンク１とカッタ
ー２を一体的に固着する。
ク１の端面中央部に設けた四部１１内へカッター（７）
支持部Ｃを挿入しロウ付けによってシャンク１とカッタ
ー２を一体的に固着する。
上記のようにロウ付けされたカッターはシャンクにスリ
ット１２を設けたためシャンクの凹部１１ならびにカッ
ター支持部Ｃが小径であっても凹部１１を支持部Ｃの径
に比べて幾分小さく形成し、ロウ付は時の加熱によって
凹部１１を膨張させて支持部Ｃを挿入しロウ付けすれば
軸芯はより正確なものとなるし、また残留応力からくる
ロウ付は割れを防止できた。
ット１２を設けたためシャンクの凹部１１ならびにカッ
ター支持部Ｃが小径であっても凹部１１を支持部Ｃの径
に比べて幾分小さく形成し、ロウ付は時の加熱によって
凹部１１を膨張させて支持部Ｃを挿入しロウ付けすれば
軸芯はより正確なものとなるし、また残留応力からくる
ロウ付は割れを防止できた。
その稜線カッターを図外の工作機械によって前記した切
れ刃Ａ、Ｂをダイヤモンドホイル等ヲつかって形成すれ
ば、シャンク１とカッター２の芯振れなどが生じること
なく仕上るので好都合なものとなる。
れ刃Ａ、Ｂをダイヤモンドホイル等ヲつかって形成すれ
ば、シャンク１とカッター２の芯振れなどが生じること
なく仕上るので好都合なものとなる。
また、切れ刃Ａ、Ｂを前記したような形態にしたことに
よって、切れ刃Ａと切れ刃ＢＫ切削負荷を均等に分散さ
せたと同時にニゲ面２５．２６と、これに連続する窪み
ｌ：Ｊ 、ｊＯＫ切削油または切削水が効率よく供給さ
れ、切れ刃Ａ、Ｂを適宜冷却し、切削熱による切れ刃Ａ
、Ｂのシャンク１からの剥離またカケ、チッピングなど
の不具合の減少、あるいは各切れ刃から生成される切屑
を旨く排出せしめることができ、特に微細な切屑が窪み
２９．３０内にニゲ面２５，２６をガイドとして排出さ
れるなどによって従来この種工具が切削不能であったス
テンレス鋼または高炭素系クロム軸受鋼鋼材のような難
削材も削設を可能としたＴ溝切削用フライスカッターで
ある。
よって、切れ刃Ａと切れ刃ＢＫ切削負荷を均等に分散さ
せたと同時にニゲ面２５．２６と、これに連続する窪み
ｌ：Ｊ 、ｊＯＫ切削油または切削水が効率よく供給さ
れ、切れ刃Ａ、Ｂを適宜冷却し、切削熱による切れ刃Ａ
、Ｂのシャンク１からの剥離またカケ、チッピングなど
の不具合の減少、あるいは各切れ刃から生成される切屑
を旨く排出せしめることができ、特に微細な切屑が窪み
２９．３０内にニゲ面２５，２６をガイドとして排出さ
れるなどによって従来この種工具が切削不能であったス
テンレス鋼または高炭素系クロム軸受鋼鋼材のような難
削材も削設を可能としたＴ溝切削用フライスカッターで
ある。
第１図は本考案のＴ溝フライスカッターの要部を部分破
断した説明的正面図、第２図は第１図のカッターの要部
を拡大した側面図、第３図は同刃部の拡大図を示してい
る。 １・・・・・・鋼製のシャンク、２・・・・・・Ｔ溝フ
ライスカッター、Ａ・・・・・・切れ刃、Ｂ・・・・・
切れ刃、Ｃ・・・・・・カッター支持部。
断した説明的正面図、第２図は第１図のカッターの要部
を拡大した側面図、第３図は同刃部の拡大図を示してい
る。 １・・・・・・鋼製のシャンク、２・・・・・・Ｔ溝フ
ライスカッター、Ａ・・・・・・切れ刃、Ｂ・・・・・
切れ刃、Ｃ・・・・・・カッター支持部。
Claims (1)
- 一方の端部に工作機械のチャックに握持する部分を形成
し、他方の端面中央部分にカッターの支持部を嵌挿する
凹部と、該凹部の概略中心を通るｌ乃至複数条のスリッ
トを設けた鋼製のシャンクと、上記凹部に挿入してロウ
付けなどにより固着するカッター支持部とカッターの外
周にはコーナーを含む切刃と切削に関与させないチャン
ファ−を形成した切れ刃を有し、この切れ刃を千鳥状に
配列して設けると共に、該カッターの上面および下ｒｆ
ＪＶｃはニゲ面を形成し、該ニゲ面に連続して窪みを形
成した超硬合金製Ｔ溝切削用フライスカッター０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15394580U JPS5943050Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 | Ｔ溝フライス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15394580U JPS5943050Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 | Ｔ溝フライス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775919U JPS5775919U (ja) | 1982-05-11 |
| JPS5943050Y2 true JPS5943050Y2 (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=29513186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15394580U Expired JPS5943050Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 | Ｔ溝フライス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943050Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018202494A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 株式会社デンソー | 切削工具 |
-
1980
- 1980-10-27 JP JP15394580U patent/JPS5943050Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775919U (ja) | 1982-05-11 |
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