JPS5942950A - フエノ−ル樹脂フオ−ム複合材料およびその連続製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フェノール樹脂フオーム複合材料およびその
製造方法に関する。

フェノール樹脂フオームコアーおよびフェノール樹脂フ
オームコアーの対向面上に他の材料層を有する複合材料
製品は例えば英国特許第２０３２８４３号明細書に開示
されている。前記明細書に記載されている方法において
、フェノール樹脂フオームは、バッチ法によって製造さ
れ、次いでガラス繊維不織ティッシュは、フオームブロ
ックの対面に適用される。このようなバッチ法は、フェ
ノール樹脂フオーム複合材料の高価な製造方法である。

英国特許第１２８３１１３号明細書は、フェノール樹脂
フオームが連続法によって製造できることを開示してい
る。しかしながら、フェノール樹脂フオームの連続法に
よる製造が困難であることが分かった。なぜならば、不
均一な密度の不均質な製品の製造されることが多いから
である。さらニ、材料の可撓性シートをフェノール樹脂
フオームに適用することによって、複合フェノール樹脂
フオーム製品を製造するのが望ましいならば、複合材料
製品が放置された場合に、フェノール樹脂フオームに適
用された可撓性シート材料にしわがよく起こるのが認め
られる。フェノール樹脂フオーム製品の耐熱性および取
り扱い性を向上させるために、１面またはそれ以上の面
にシート材料、例えばアルミニウムはくによって被覆さ
れたフェノール樹脂フオーム製品を製造するのが望まし
い。

これに関して英国特許第２０５５８４５Ａ号明細書は、
フェノール樹脂フオーム形成混合物が２枚のクラフト紙
、段ボール紙または段ボール、含浸フェルト、ガラスマ
ット、はくクラフト積層品またはプラスチックフィルム
の間で硬化されて絶縁用光ぼうボードを形成する方法を
記載している。

前記特許明細書に記載されたものよりも低い熱伝導率の
可撓性絶縁材料の１層またはそれ以上の層を使用するこ
とによってフオームの生成速度を増大でき、しかもフオ
ームの断面中の性質の変動が減少することが今や分かっ
た。

本発明により、フェノール樹脂フオーム複合材料は、熱
伝導率が０．１０　Ｗ／ｍ　℃より小さい可撓性絶縁材
料の層が接着されているフェノール樹脂フオームの層を
含む。

適当にシートの形の可撓性絶縁材料は、十分に可撓性で
あり、かつフオームの膨張および（または）収縮に従う
ような厚さのものでなければならない。若しも可撓性絶
縁材料が、発ばう、硬化および次の冷却の間のフェノー
ル樹脂フオームの膨張または収縮に従うことができない
ならば、可撓性絶縁材料の層の変形が起こることがあり
、それによって仕上げ製品の外観が悪くなる。

可撓性絶縁材料の熱伝導率は、好ましくは０．０６Ｗ／
ｍ’Ｃより小、一層好ましくは０．０５　Ｗ／ｍ℃より
小である、なぜならば、これによって、材料の一層薄い
層を使用できるからである。

厚さ５叫からＯ−５ｖａｎまで、一層好ましくは１．０
ｍｍから４．０　ｆｒｎｎまでの範囲内を有する可撓性
絶縁材料の層を使用するのが好ましい。

また、絶縁材料の層は圧縮性でなければならない、すな
わち圧縮力が加えられる寸法（幅または長さ）の減少が
起こるようにその幅および長さを著しく圧縮できなけれ
ばならない。従って、紙は適当な材料ではない。なぜな
らば、１枚の紙の両面に加えられる圧縮力によってその
紙白体の幅が減少するよりもむしろシートが曲がる傾向
がある。

絶縁材料は、硬化後の期間にフェノール樹脂フオームの
寸法の変化から生じるものに相当する圧縮力にさらされ
た場合、圧縮力が加えられる寸法の少なくとも２％だけ
圧縮性であるのが好ましい。

可撓性絶縁材料のシートは、多孔性であるのが好ましい
、すなわちこのシートはガスおよび蒸気、特に水蒸気が
そのシート中を通過できろ。多孔度は広範囲にわたって
変化し得る。

本発明の可撓性絶縁シートとして使用するに特に好まし
い材料は、ガスおよび蒸気が通過できるように少なくと
も１部の連続気はうを含有する重合体フオームである。

本発明の方法に使用できる重合体フオームの特別の例は
、あるいは発ぽうポリスチレンとして知られるポリスチ
レンフオーム、ポリウレタンフォーム、フェノール樹脂
フオームおよびインシアヌレートフオームである。

フェノール樹脂フオームの層は、可撓性絶縁材料の２層
の間に配置され、かつこの２層に接着されて、後者の両
層の熱伝導率は０．１０　Ｗ／ｍ　’Ｃ！より小さいの
が好ましい。

本発明の他の面により、フェノール樹脂フオーム複合材
料の連続製造方法は、熱伝導率が０．１０Ｗ／ｍ℃より
小さい可撓性絶縁材料の予備成形層をフェノール樹脂フ
オーム形成混合物に接触させ、次いで可撓性絶縁材料の
層に接着されたフェノール樹脂フオームの層を形成させ
るようにフェノール樹脂フオーム形成混合物を発ぽうお
よび硬化させることを特徴とする。

この方法は、熱伝導率が０．１０Ｗ／ｍ０Ｑより小さい
可撓性絶縁材料の第２の予備成形層を、フェノール樹脂
フオームの層の対面に接着された可撓性絶縁材料の層を
有する二重サンドイッチ借造を形ｂ１５するためにフェ
ノール樹脂フオーム形成混合物と接触させることを含み
得る。

二重サンドイッチ（Ｙｑ造を形成するのが好ましい。

なぜならば、この二重サンドイッチ構造によって、フオ
ームの厚さにわたって不均一な硬化によって生じたパネ
ルのそりの発生が減少するからである。

フェノール樹脂フオームが介在されている２層の予備成
形層は同じ材料および厚さであるのが適当である。しか
しながら、この２層は異なった材料、例えば一層がポリ
スチレンフオーム他層カポリウレタンフォームであり、
しかも異なった厚さであることは本発明の範囲内である
。

フェノール樹脂フオームは当業界に既知の技術の何れか
、例えば下記の特許、すなわち英国特許第２０３１７８
６Ａ号、英国特許第２０３２８４３Ａ号、英国特許第１
２８３１１３号および英国特許第２０５５８４５Ａ号明
細書の何れかに記載されたような技術の何れかによって
製造できる。本発明の方法は、しかしながら比較的低い
反応性のフオームの製造に特に有用である。比較的低い
反応性の混合物から製造されたフオームはすぐれた性質
を有すると考えられる。

本発明は、フェノール樹脂フオーム複合材料を連続的に
形成する装置を図式的に示す下記の図面に関して具体的
に説明される。この装置は、詳細には説明されない。な
ぜならば、連続フオームの製造装置は、ポリウレタン業
界において既知のためである。

この装置は、２個の連続コンベヤベルト１および２の間
に発ぽう性材料を供給することによって形成されたフオ
ームシートの上面および下面を限定した適当な機械（図
示せず）によって駆動されルコの２個の連続コンベヤベ
ルトからなっていた。

発ぼうポリスチレン３の可撓性シートは下部コンベヤベ
ルト２上に供給された。ポリスチレンフオームの厚さは
２喘であり、その熱伝導率は０．０４Ｗ／ｍ℃であった
。

発ぽう性フェノールレゾール混合物は、計量分配装置ｆ
　４からシート３上に供給された。７オ一ム混合物は硬
化時間６分を有した。

第１のシートと同一の可撓性ポリスチレンフオームの第
２のシート５は発ぼう用混合物の上面に適用され、かつ
フェノール樹脂７オームと接触するポリスチレンと共に
発ぽうおよび硬化が起こるように発ぽう用フェノール樹
脂をはさむ２層のポリスチレン層のサンドイッチはコン
ベヤ１および２０間を通過し、従ってポリスチレンをフ
ェノール樹脂フオームに接着させた。

複合材料シートは、コンベヤから取り除かれ、次いで個
々の断片に切断された。コンベヤから出た後に、外部加
熱は使用されず、しかも環境温度（すなわち２０℃）の
環境に２４時間貯蔵された後、複合材料シートの表面に
はしわまたは折りじわは見られなかった。シートのフェ
ノール樹脂フオームコアの厚さに密度の著しい変動はな
かった。

４時間経過後に、加熱ローラーをもって適用することに
より、複合材料シートの１面にアルミニウムはくを適用
した。このアルミニウムはくには、２４時間貯蔵した時
に折りじわまたはしわは見られなかった。これは、可撓
性絶縁材料のＮなしに、アルミニウムはくを直接フェノ
ール樹脂フオームに適用した場合には、貯蔵中にはくに
しわの発生が認められた点で先行技術にまさる一層の利
点である。

【図面の簡単な説明】

図面はフェノール樹脂フオーム複合材料を連続的に形成
する装置を図式的に示す。 １．２・・・連続コンベヤベルト ３・・・発ぽうポリスチレン ４・・・計量分配装置 ５・・・第２のシート 代理人　浅　村　　　皓 第１頁の続き 優先権主張　（■）１９８２年８月７日■イギリス（Ｇ
Ｂ）［有］８２２２８４６ （塑発　明　者　ジエラルド・シリル・マークスイギリ
ス国つェールズ・サウス ・グラモーガン・カーディフ・ シンコニラド・アルトマウアー ・ロード１７ ■発　明　者　ポール・ベレーツケ ベルギー国コルトリュク・ヘラ レ・ヴイテストラート３

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　フェノール樹脂７オーム複合材料において、
   熱伝導率がＱ　、　Ｉ　Ｑ　ｗ／ｍ　’Ｑより小さい可
   撓性絶縁材料の層が接着されたフェノール樹脂フオーム
   の層を含むことを特徴とする、フェノール樹脂フオーム
   複合材料。
2. （２）可撓性絶縁材料の層の熱伝導率がｏ、　ｏ　６Ｗ
   ／１１１　’ｃより小さい特許請求の範囲第１項に記載
   のフェノール樹脂フオーム複合材料。
3. （３）反射金属はくのシートが複合材料の少なくとも１
   面に接着されている、特許請求の範囲第１項または第２
   項の何れかに記載の７工ノール樹脂フオーム複合材料。
4. （４）　　フェノール樹脂フオームの層がｐ」撓性絶縁
   材料の２層の間に配置されかつこの２　Ｊ＊に接着され
   て、 後者の両層の熱伝導率が０．１０　Ｗ／ｍ　Ｏｃより小
   さい、特許請求の範囲第１項〜笥６項の何れか１項に記
   載のフェノール樹脂フオーム複合材料。
5. （５）可撓性絶縁材料の両層がポリスチレンフオームを
   含む、特許請求の範囲第４項に記載のフェノール樹脂フ
   オーム複合材料。
6. （６）　　フェノール樹脂フオーム複合材料の連続製造
   方法において、熱伝導率が０．Ｉ　Ｄ　Ｗ／ｍ０Ｑより
   小さい可撓性絶縁材料の予備成形層をフェノール樹脂フ
   オーム形成混合物と接触させ、次いで可撓性絶縁材料の
   層に接着されたフェノール樹脂フオームの層を形成する
   ようにフェノール樹脂フオーム形成混合物を発はうおよ
   び硬化させることを特徴とする、フェノール樹脂フオー
   ム複合材料の連続製造方法。
7. （７）　　フェノール樹脂フオームの層の対面に接着さ
   れた可撓性絶縁材料の層を有するサンドイッチ構造を形
   成するように、熱伝導率が０．１０　Ｗ／ｍ　℃より小
   ざい可撓性絶縁材料の第２の予備成形層をフェノール樹
   脂フオーム形成混合物と接触させる、特許請求の範囲第
   ６項に記載の連続方法。
8. （８）　　可撓性絶縁材料の層の各が厚さ０．５ｍｍか
   ら５．０ｍｍまでの範囲内を有する、特許請求の範囲第
   ６項または第７項の何れかに記載の連続方法。
9. （９）　　フェノール樹脂７オーム形成混合物が移動ベ
   ルト上の可撓性絶縁材料の予備成形層の１層上に沈積さ
   れ、かつ可焼性絶縁材料の第２の予備成形層がフェノー
   ル樹脂フオーム形成混合物の上面に載置される、特許請
   求の範囲第６項から第８項までの何れか１項に記載の連
   続方法。