JPS594288B2 - 陶管の押出成形装置 - Google Patents
陶管の押出成形装置Info
- Publication number
- JPS594288B2 JPS594288B2 JP4448381A JP4448381A JPS594288B2 JP S594288 B2 JPS594288 B2 JP S594288B2 JP 4448381 A JP4448381 A JP 4448381A JP 4448381 A JP4448381 A JP 4448381A JP S594288 B2 JPS594288 B2 JP S594288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extrusion chamber
- control plate
- hole
- extrusion
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は陶磁器製の曲管を焼成する前提としての陶管素
地の押出成形装置に関するものである。
地の押出成形装置に関するものである。
陶磁器製の曲管を焼成する前提としての陶管素地は石膏
型を用いて鋳込成形するか断面を半円形状に成形した2
個の陶管素地を継合させて製造するのを普通とするが、
前者は成形に時間を要するうえに作業が極めて非能率的
であり、また、後者は継合せ後の乾燥およびその後の焼
成時に亀裂を生ずることが多いばかりでなく、継合せす
る作業は極めて厄介で不良品の発生が多い等の種々の欠
陥がある。
型を用いて鋳込成形するか断面を半円形状に成形した2
個の陶管素地を継合させて製造するのを普通とするが、
前者は成形に時間を要するうえに作業が極めて非能率的
であり、また、後者は継合せ後の乾燥およびその後の焼
成時に亀裂を生ずることが多いばかりでなく、継合せす
る作業は極めて厄介で不良品の発生が多い等の種々の欠
陥がある。
本発明はこのような欠陥のない陶管素地の押出成形装置
を目的として完成されたもので、以下、図示の実施例に
ついて詳細に説明する。
を目的として完成されたもので、以下、図示の実施例に
ついて詳細に説明する。
1は真空土練機の押出室で、該押出室1は回転自在なス
クリュー羽根2を内装する押出刷3の先端に取付けられ
ている。
クリュー羽根2を内装する押出刷3の先端に取付けられ
ている。
また、該押出室1の先端面とこれに取付けられる短管状
の口金5との間には、該口金5の基部の口径と略等径の
透孔6を備えた制御板7が摺動自在に設けられ、この制
御板7は口金5の基端面に形成した案内溝8内に嵌装さ
れて該口金5と押出室1とを連結する複数本のボルト9
を長孔10に案内させることにより案内溝8内において
摺動自在になっている。
の口金5との間には、該口金5の基部の口径と略等径の
透孔6を備えた制御板7が摺動自在に設けられ、この制
御板7は口金5の基端面に形成した案内溝8内に嵌装さ
れて該口金5と押出室1とを連結する複数本のボルト9
を長孔10に案内させることにより案内溝8内において
摺動自在になっている。
11は押出室1の外側の突出部12に取付けられるブラ
ケットで、該ブラケット11にはシリンダ13が取付け
らね、該シリンダ13のピストンロッド14の先端は制
御板7の一方の折曲部7′に連結されて制御板7を摺動
するようにしている。
ケットで、該ブラケット11にはシリンダ13が取付け
らね、該シリンダ13のピストンロッド14の先端は制
御板7の一方の折曲部7′に連結されて制御板7を摺動
するようにしている。
15は連結室4の内壁に張設した複数個のアーム16に
基部が固着されて先端部が口金5の中心に同心状に臨む
芯金であって、該芯金15により陶管素地の肉厚が設定
されるものである。
基部が固着されて先端部が口金5の中心に同心状に臨む
芯金であって、該芯金15により陶管素地の肉厚が設定
されるものである。
また、制御板7の両端の各折曲部7′には適数個の調整
ボルト17が取付けられていて該調整ボルト17は制御
板7の摺動時に先端部が押出室1の突出部12に当り、
flffIl#板7の摺動位置を規制して押出成形され
る曲管の曲率半径を設定できるようになっている。
ボルト17が取付けられていて該調整ボルト17は制御
板7の摺動時に先端部が押出室1の突出部12に当り、
flffIl#板7の摺動位置を規制して押出成形され
る曲管の曲率半径を設定できるようになっている。
このように構成されたものは、押出室1の先端面と該押
出室1の先端に取付けた短管状の口金5との間に摺動自
在に設けられている制御板7をこれに透設されている前
記口金5の基部の口径と略等径の透孔6が第1図および
第2図に示すように、口金5と芯金15に対し同心状態
に臨むようにしてスクリュー羽根2を回転させれば、押
出刷3内に充満している脱気後の坏土はスクリュー羽根
2により押出室1内に押し出され、この坏土は透孔6を
通り口金5と該口金5の中心に臨ませて前記押出室1内
に設けた前記芯金15の間隙部を通過することによって
所要の直管となって押出成形されることとなる力ζ前記
制御板7は摺動自在のものであるから、該制御板7を第
3図および第4図に示すように、右方向に移動させて透
孔6を口金5と芯金15に対し偏心状態に臨ませれば、
透孔6と芯金15との間の間隙は図示のように右方部か
ら左方部に向けて次第に狭められたものになるから、該
透孔6を通る押出室1内の坏土は図示の右方部から左方
部に向けて次第に少なくなって口金5と芯金15の間隙
部から管状になって押出される坏土は右方部が最長側面
部になるに対し、左方部は最短側面部をなす曲管として
押出されるものであり、この曲管の曲りは口金5と芯金
15に対する透孔6の偏心度合が犬なるほど曲率半径は
小さくなる。
出室1の先端に取付けた短管状の口金5との間に摺動自
在に設けられている制御板7をこれに透設されている前
記口金5の基部の口径と略等径の透孔6が第1図および
第2図に示すように、口金5と芯金15に対し同心状態
に臨むようにしてスクリュー羽根2を回転させれば、押
出刷3内に充満している脱気後の坏土はスクリュー羽根
2により押出室1内に押し出され、この坏土は透孔6を
通り口金5と該口金5の中心に臨ませて前記押出室1内
に設けた前記芯金15の間隙部を通過することによって
所要の直管となって押出成形されることとなる力ζ前記
制御板7は摺動自在のものであるから、該制御板7を第
3図および第4図に示すように、右方向に移動させて透
孔6を口金5と芯金15に対し偏心状態に臨ませれば、
透孔6と芯金15との間の間隙は図示のように右方部か
ら左方部に向けて次第に狭められたものになるから、該
透孔6を通る押出室1内の坏土は図示の右方部から左方
部に向けて次第に少なくなって口金5と芯金15の間隙
部から管状になって押出される坏土は右方部が最長側面
部になるに対し、左方部は最短側面部をなす曲管として
押出されるものであり、この曲管の曲りは口金5と芯金
15に対する透孔6の偏心度合が犬なるほど曲率半径は
小さくなる。
また、繰り返し交互に曲る曲管を押出成形する場合は、
第5図および第6図に示す実線のように、最初に制御板
7を前記と同様に一定時間右方向に移動させた後、制御
板7を図示の鎖線のように左方向に移動させ、次いで、
再び制御板7を右方向の実線位置へ移動させれば、透孔
6を通る坏土の通過量は透孔6の左右方向の移動により
交互に変動して口金5と芯金15間から押出される坏土
は最長側面部と最短側面部とが交互に変動した図示のよ
うな曲管になって押出されるものである。
第5図および第6図に示す実線のように、最初に制御板
7を前記と同様に一定時間右方向に移動させた後、制御
板7を図示の鎖線のように左方向に移動させ、次いで、
再び制御板7を右方向の実線位置へ移動させれば、透孔
6を通る坏土の通過量は透孔6の左右方向の移動により
交互に変動して口金5と芯金15間から押出される坏土
は最長側面部と最短側面部とが交互に変動した図示のよ
うな曲管になって押出されるものである。
本発明は前記実施例による説明によって明らかなように
、押出室の先端面と該押出室の先端に取付けた短管状の
口金との間に該口金の基部の口径と略等径の透孔を有す
る制御板を摺動自在に設けたものとし、該口金と芯金と
の間隙を通過する坏土を該制御板を摺動させることによ
りその透孔を介し曲管として押出すことができるように
したものであるから、所要の曲管の押出しを簡単に効率
的に行うことができるものであって、しかも、押出しに
より一体成形される陶管素地は常に水分が均一で乾燥お
よび燥成工程時において亀裂の発生もなく、従来の鋳込
成形による場合や2つ割の陶管素地を継合せて製造する
場合に比べ生産コストを大きく低減できるものであって
、業界に寄与するところ極めて犬なるものである。
、押出室の先端面と該押出室の先端に取付けた短管状の
口金との間に該口金の基部の口径と略等径の透孔を有す
る制御板を摺動自在に設けたものとし、該口金と芯金と
の間隙を通過する坏土を該制御板を摺動させることによ
りその透孔を介し曲管として押出すことができるように
したものであるから、所要の曲管の押出しを簡単に効率
的に行うことができるものであって、しかも、押出しに
より一体成形される陶管素地は常に水分が均一で乾燥お
よび燥成工程時において亀裂の発生もなく、従来の鋳込
成形による場合や2つ割の陶管素地を継合せて製造する
場合に比べ生産コストを大きく低減できるものであって
、業界に寄与するところ極めて犬なるものである。
第1図は本発明の実施例を示す一部切欠正面図、第2図
は同じく一部切欠平面図、第3図は状態を異にして示す
一部切欠正面図、第4図は同じく一部切欠平面図、物5
図は状態を異にして示す一部切欠正面図、第6図は同じ
く一部切欠平面図である。 1:押出室、5:口金、6:透孔、7:制御板、15:
芯金。
は同じく一部切欠平面図、第3図は状態を異にして示す
一部切欠正面図、第4図は同じく一部切欠平面図、物5
図は状態を異にして示す一部切欠正面図、第6図は同じ
く一部切欠平面図である。 1:押出室、5:口金、6:透孔、7:制御板、15:
芯金。
Claims (1)
- 1 真空土練機の押出室1の先端に短管状の口金5を取
付けるとともに該押出室1内に前記口金5の中心に臨む
芯金15を設け、さらに、該押出室1の先端面と前記短
管状の口金5との間には該口金5の基部の口径と略等径
の透孔6を備えた制御板7を摺動自在に設けたことを特
徴とする陶管素地の押出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4448381A JPS594288B2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 | 陶管の押出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4448381A JPS594288B2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 | 陶管の押出成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57157707A JPS57157707A (en) | 1982-09-29 |
JPS594288B2 true JPS594288B2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=12692781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4448381A Expired JPS594288B2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 | 陶管の押出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594288B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5145499B2 (ja) * | 2008-05-14 | 2013-02-20 | 国立大学法人福井大学 | 異形湾曲押出成形品の製造方法およびその製造装置 |
-
1981
- 1981-03-26 JP JP4448381A patent/JPS594288B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57157707A (en) | 1982-09-29 |
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