JPS594282Y2 - 溶存酸素測定装置 - Google Patents

溶存酸素測定装置

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JPS594282Y2
JPS594282Y2 JP3248679U JP3248679U JPS594282Y2 JP S594282 Y2 JPS594282 Y2 JP S594282Y2 JP 3248679 U JP3248679 U JP 3248679U JP 3248679 U JP3248679 U JP 3248679U JP S594282 Y2 JPS594282 Y2 JP S594282Y2
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JP
Japan
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electrode
diaphragm
dissolved oxygen
measuring device
support tube
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JP3248679U
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JPS55132659U (ja
Inventor
勝広 石川
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工場廃水や上下水道等の水質測定に使用され
る溶存酸素測定装置に関する。
この種の溶存酸素測定装置は、第1図に示すように、電
極本体1と、その電極本体1の一端側にキャップ2を介
して固着される電極支持管3と、その電極支持管端に装
着されるゴムキャップ4とを有し、ゴムキャップ4に設
けた孔5を通して、一端側をサーミスタ等の温度センサ
(図示せず)に接続したケーブル6が電極支持管3内に
挿入されている。
上記電極本体1は、中央部分に貫通孔7を有し、その貫
通孔7の電極支持管側端にはケーブル固定具8が装着さ
れている。
また上記電極本体1の他端側に設けた空間部には隔膜9
を介してKcl等の電解支持物質が封入されて、電極室
10を画成している。
上記隔膜9は、環状隔膜支持体11および締め付はキャ
ップ12を介して電極本体1に取付けられている。
一方上記電極室10内部には白金製陽極13および鉛ま
たはアルミニウム製の陰極14が配置されている。
上記陽極13は中心位置でかつ隔膜9に当接するように
電気絶縁体15に支持されている。
また電気絶縁体の外側には陰極14が取付けられている
上記陽極13は、ケーブル固定具8に固定されたケーブ
ル6から延びる導線6aに、陰極14は同じく導線6b
にそれぞれ接続されている。
他方上記電極支持管3の外周面には軸方向に延びる細長
い溝16およびその溝16端に設けられ電極支持管3内
に開口する孔17とを有し、その溝16および孔17で
構成する連通手段は、電極本体1の電極室10と電極支
持管内部とを結ぶ貫通孔18と協働して、電極室10を
外部圧に保つようにしている。
上記溶存酸素測定装置は、隔膜9を有する電極室10を
測定しようとする試料水中に直接浸漬して使用するいわ
ゆる浸漬測定法に、または配管途上の試料水の流れに設
置して使用するいわゆる流通測定法に適用される。
すなわち溶存酸素測定装置を試料水配管に取付けるには
、第2図に示すようにその溶存酸素測定装置の電極支持
管3に電極ガイド20を外嵌固定してからその溶存酸素
測定装置を別個に設けた電極保持器21にキャップ22
を介して取付ける。
上記電極保持器21の両端に設けたフランジ23は、接
続すべき配管(図示せず)に対応している。
しかして上記溶存酸素測定装置を試料水中に置くと、陰
極14はイオン化して電子の供給源となり、陽極13は
隔膜9を通過した試料水中の溶存酸素に電子を供給し、
OH−化し、これによって電流が陽極13から陰極14
に流れる。
電流の値は、試料水中の溶存酸素量に比例するから、そ
の電流を計測することで溶存酸素量が測定される。
一方陽極13は隔膜9に確実に接触しないと、電極特性
に大きな影響を与えるものであり、また隔膜9は熱膨張
や電気化学反応による気体発生に起因して電極室10の
圧力が上昇すると、外方にふくらみ、隔膜9が陽極13
から浮き上がる形となり、電極の感度を低下せしめる。
そのため電極本体1には電極室10と電極支持体を連通
ずる貫通孔18が設けられていて電極室10が常に外部
圧(通常大気圧)と同じ圧力を保つようにしている。
他方溶存酸素測定装置の隔膜が試料水の流れに置かれる
と、その流れにより隔膜9が破損することがあり隔膜9
が破損すると、試料水が電極室10内に浸入し、その浸
入した試料水は貫通孔18を通り電極支持管3に導かれ
、電極支持管3に導かれた試料水は、孔17、溝16を
通って外部に漏出することになる。
上記測定しようとする試料水は、汚物を多量に含むもの
が多く、漏出した試料水により装置本体だけでなく、設
置場所の床面や装置本体の周囲に設けた電気機器が汚染
することになる。
また、隔膜9の更新をするためには、締め付はキャップ
12を緩め古い隔膜9を取り外すが、この際、まだ電極
室10に封入されている使用可能な内部液が外部に流出
し高価な内部液を浪費することがあり、その上内部構造
を理解しない保守員が隔膜9を上向きにして締め付はキ
ャップ12を緩めた場合は、内部液が貫通孔18を通し
電極支持具3に浸入しもとにもどらないばかりか電極支
持具3の内部を粘性の高い内部液で汚染することになる
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、電極本体
の電極と、電極支持体の内部とを連通ずる連通孔に液体
遮断装置を設け、これによって汚物を含む試料水が電極
支持具内部あるいは装置外部に漏洩するのを防ぐととも
に、電極室に封入した内部液の浪費を防ぐようにした溶
存酸素測定装置を提供することを目的とする。
以下本考案の実施例を図面につき説明する。
なお、第3図において第1図と同一部材については同一
符号を付す。
第3図において符号30は、電極本体1の電極室10と
電極支持管3の内部とを連通ずるための連通孔であって
、その連通孔30の電極支持管側端部には液体遮断装置
31(第4図)を配設するための段部32が形成されて
いる。
上記段部32にはシール部材33が設けられていて、液
体遮断装置31を段部32に配設した際に、その間から
液体が漏洩しないようにしている。
また段部32によって形成された大径部34の内周面に
はねじ部35が設けられている。
上記液体遮断装置31は、第4図に示すように、筒状を
なし、外周面端部にねじ部36を有する取付部材37と
、その取付部材37のねじ部側端に設けられる隔膜38
とを有し、隔膜38は、環状円板3つ。
39に挟着されている。
上記隔膜38は、4弗化エチレン、3弗化プロピレン、
またはポリエチレン等の気体通過性のフィルムで作られ
ている。
しかして上記取付部材37を大径部34に螺着すると、
連通孔30を横切るように、隔膜38が配置された状態
になり、電極室10に経時的に副生された気体が電極室
の上部に集まり、その気体は連通孔30を介して隔膜3
8を通り電極支持管3へ導かれる。
一方上記隔膜38は気体は通すが液体を通さない特性を
有しているので、試料水と接している隔膜9が何らかの
原因で破損し、試料水が電極室10に侵入した場合にお
いて、その試料水が連通孔30に導かれても、隔膜38
に邪魔されて、電極支持管3に流出することがない。
さらに定期的に汚れた隔膜9を取り換える場合に隔膜9
を上向きにして、締め付はキャップ12をゆるめて隔膜
9を取り外しても、電極室10内の内部液が連通孔30
を通って電極支持管3へ流出することがなく内部液の浪
費を防ぐことができる。
第5図は本考案の他の実施例を示すものであってこの場
合、取付部材40の一端側には大径部41が設けられて
いて、その大径部には浮子42が輪状ゴムで作った浮子
支持体43に支持されている。
上記浮子42はプラスチック製の中空ボールの表面をゴ
ムでコーティングして形成されるものであつて、気体に
よっては通路44を閉じないが、液体によっては、浮き
上って通路44を閉じる特性を有している。
すなわち浮子42は、通常測定時には、浮子支持体43
に載置されているが、両者間には気体の通過に支障のな
い間隙が形成されている。
そして液体が大径部41に侵入すると、浮子42が浮き
上り、取付部材40の通路44に設けた弁座45に当接
し、通路44を閉じる。
なお上記実施例では、いずれの液体遮断装置も電極本体
1に直接取付けられているが、連通孔に管を接続し、そ
の管に液体遮断装置を設けてもよいのはもちろんである
以上述べたように本考案によれば、試料水と接して設け
られた隔膜が破損した場合にも汚物を含む試料水が電極
支持管の内部や外部に流出することがなく、保守作業の
低減と安全衛生上の二次災害を防止し得るとともに電極
室の内部液の浪費を防ぎ得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の溶存酸素測定装置の断面図、第2図は同
装置を流通方式の測定例に使用した状態を示す説明図、
第3図は本考案の要部説明図、第4図は液体遮断装置の
取付状態説明図、第5図は本考案の他の実施例を示す図
である。 1・・・・・・電極本体、3・・・・・・電極支持管、
9・・・・・・隔膜、10・・・・・・電極室、30・
・・・・・連通孔、31・・・・・・液体遮断装置、3
2・・・・・・段部、34・・・・・・大径部、37・
・・・・・取付部材、38・・・・・・隔膜、40・・
・・・・取付部材、41・・・・・・大径部、42・・
・・・・浮子、44・・・・・・通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.隔膜により画成した電極室を有する電極本体と、そ
    の電極室に設けられた陽極および陰極と、上記電極本体
    に連結された電極支持管と、その電極支持管内部と上記
    電極室を連通ずる連通孔とを有し、電極支持管内部を外
    気に連通せしめた溶存酸素測定装置において、上記連通
    孔に液体遮断装置を設けたことを特徴とする溶存酸素測
    定装置。 2、液体遮断装置を気体のみを通過させる四弗化エチレ
    ン、三弗化プロピレン、またはポリエチレンの隔膜と、
    その隔膜を連通孔に取付けるための隔膜支持体で構成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の溶存酸素測定装置。 3、液体遮断装置を、流入する液体の浮力と圧力により
    閉路を形成する弁機構で構成したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の溶存酸素測定装置。
JP3248679U 1979-03-14 1979-03-14 溶存酸素測定装置 Expired JPS594282Y2 (ja)

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JPS55132659U JPS55132659U (ja) 1980-09-19
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ID=28886073

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GB2094005B (en) * 1981-02-03 1985-05-30 Coal Industry Patents Ltd Electrochemical gas sensor
JPH0710288Y2 (ja) * 1988-10-06 1995-03-08 株式会社明電舎 水質計測用電極

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JPS55132659U (ja) 1980-09-19

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