JPS5942750Y2 - 温度補償された表面波装置 - Google Patents

温度補償された表面波装置

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JPS5942750Y2
JPS5942750Y2 JP1983086968U JP8696883U JPS5942750Y2 JP S5942750 Y2 JPS5942750 Y2 JP S5942750Y2 JP 1983086968 U JP1983086968 U JP 1983086968U JP 8696883 U JP8696883 U JP 8696883U JP S5942750 Y2 JPS5942750 Y2 JP S5942750Y2
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temperature coefficient
surface wave
zero
temperature
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ヘ−ゼルタイン・コ−ポレ−シヨン
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  • Acoustics & Sound (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、音響表面波装置(acoustic sur
facewave device )に関するもので、
特に減少された伝播遅延の温度係数(temperat
ure coefficientof propaga
tion deiay)をもつ音響表面波装置に関する
ものである。
米国特許第3,818,382号(発明者:ホーランド
Ho1land 外)は、減少した伝播遅延の温度係
数をもつ表面波装置を開示している。
このホーランド等の装置は、X伝播、Y回転カットの水
晶(X−propagating rotated Y
−cut quartz )が、水晶基体のカット角
度に従って選択された成る温度において伝播遅延の零温
度係数をもつという原理を使用している。
特に、ホーランドは、X伝播Y回転カットの水晶は結晶
のカット角度が39圭。
の時には50℃で伝播遅延の温度係数零で、結晶が46
”υカット角度をもつ時には0℃で伝播遅延の温度係数
零であることを指摘している。
ボーランドの特許明細書の第1図に示すように、結晶の
カット角度をY軸から回転すると、圧電結合係数(pi
ezoeiectic coupling coeff
icient )の減少卦よび零温度係数点が生ずる温
度の低下を生ずる。
それ故、本考案の目的は、所望の動作温度範囲内で、減
少した伝播遅延温度係数をもつ音響表面波装置を提供す
ることでキロ。
本考案の他の目的は、増大した圧電結合係数をもつ音響
表面波装置を提供することである。
本考案の他の目的は、Y回転カット水晶結晶のカット角
度を変えることなしに、伝播遅延温度係数の調節をなし
得る音響表面波装置を提供することである。
本考案によれば、所望の動作温度範囲内で減少した伝播
遅延温度係数をもつ音響表面波装置が提供される。
この装置は、上記所望の動作温度範囲内において実質的
に高い圧電結合係数を有すると共に上記所望の動作温度
範囲の中心から離れた温度において伝播遅延の零温度係
数を示すX伝播、Y回転カット水晶結晶から成る圧電基
体を有している。
また、上記圧電基体の表面に互に離隔して設けられた2
個のトランスデユーサを含み、印加される電気信号に応
答して、音響表面波を所定の径路に沿って上記両トラン
スデユーサ間に伝播せしめるトランスデユーサ装置を有
してお・す、更にまた 上記所定の伝播径路内に配置さ
れて少くとも部分的に上記伝播径路を覆い、上記音響表
面波の波長より実質的に小さい選択された厚さ、および
上記伝播径路全体の面積に応じて選択された面積を有す
る導電材料の付着物を含み、伝播遅延の零温度係数点を
上記圧電基体自体が伝播遅延の零温度係数を生じる温度
から上記所望の動作温度範囲の中心に向けてシフトさせ
る装置を有している。
第1図の曲線は、ホーランド等の米国特許第3.818
,382号からコピーしたもので、カット角度θの関数
として、X伝播、Y回転カット水晶の圧電結合係数、遅
延の温度係数、零温度係数時の温度を示す。
第1A図は、Y軸から一200以上のカット角度に対し
て、圧電結合係数は結晶のカット角度の増大と共に減少
することを示す。
第1B図は、カット角度の関数として伝播遅延の温度係
数の変動があること、および、この変動は異なる温度て
動作する結晶について異なるものであることを指示する
これらの曲線は、0℃(曲12)および50℃(曲線1
1)の温度における結晶についての温度係数を示す。
2つの曲線の各々は、温度係数が零となるカット角度と
して、それぞれ点13.14にある異なるカット角度を
有している。
米国特許第3,818,382号によって、零温度係数
の点が所望の動作温度範囲内で生ずるように、表面波装
置の所望の動作温度範囲に従って結晶カット角を選択す
ることが可能である。
このようなカット角の選択は所望の温度範囲にわたって
伝播遅延の全変動を減少することができる。
捷た、第1C図は、カット角の関数として、零温度係数
が生ずる温度を示す。
先行技術に従って、特に米国特許第 3.818,382号(ホーランド等)の教示に従って
、Y軸からのカット角42.75°のX伝播、Y回転カ
ット水晶の基体を使用して、0℃乃至50℃の温度範囲
にわたって動作すべき表面波装置を構成できる。
このような結晶のカットは、当業者にrSTカットの水
晶J (S T −cut quartz )として知
られるようになってきたので、以後、この結晶のカット
を、この術語で呼ぶことにする。
第1図の曲線15によって決定されるように、STカッ
トの水晶は、は!25℃にかいて零伝播遅延温度係数を
もつ。
第2図は温度の関数として伝播遅延の変化(△L/L)
を示す曲線である。
曲線20は1.ホーランドの教示によるSTカット水晶
の概略の特性である。
STカットの水晶はOo乃至50℃の温度範囲にわたり
100万あたり25部(250,D、M)以下の遅延の
全温度変動をもつことがわかる。
音響表面波装置についてSTカットの水晶を使用する1
つの不利点は、第1図の曲線17から明らかである。
Y軸から42.75°のカット角度をもつSTカットの
水晶は、Y軸にもつと近いカット角度をもつ水晶に比し
て低い圧電結合係数をもつことが分るであろう。
本考案によれば、水晶基体の伝播表面上の金属付着物の
伝播遅延の温度係数に対して重大な影響をもち、特に、
結晶の表面伝播遅延の係数が零となる時の温度に対して
重大な影響をもつことが発見された。
さらに、伝播遅延に対する金属付着物の影響は、付着物
が置かれた部分の表面波径路全体に対する割合および伝
播表面波の振動数に関連することが発見された。
この伝播表面波の振動数に対する上記の影響の関数は、
後に詳しく説明するように、表面波長に対しては金属付
着物の厚さに対する影響を関連させることによって説明
できる。
第3図は本考案に従って構成された音響表面波装置を示
す。
この表面波装置は圧電基体32を有し、この基体は、こ
の場合には、STカットの水晶で、すなわち、X伝播、
Y回転カットの水晶でY軸から42.75°のカット角
度をもつ。
第3図の表面波装置には、第1のトランスデユーサ34
および第2のトランスデユーサ36が設けられ、その両
者はインターディジタル型で、特に米国特許第3,72
7,155号(発明者:デブリスDev −ries
) に記載された型式のものである。
さらに、トランスデユーサ34.360間に伝播される
音響表面波の径路内で、トランスデユーサ34.360
間に金属付着物38が設けられる。
当業者にとって周知のように トランスデユーサ340
2つの極に印加される電気信号は、トランスデユーサの
個々のフィンガーの巾に近似する巾の径路内で表面波を
トランスデユーサ36に向けて伝播せしめる。
トランスデユーサ34.36の間を移動する表面波の大
体の径路長は、トランスデユーサ34の中心とトランス
デユーサ36の中心の間の長さ44によって指示される
図示の実施態様において、基体32の表面上にメタライ
ズされた材料をもつ上記の表面波径路のは”N75多が
ある。
この通路のはソ50知まトランスデユーサ34.36内
にあり、こSで表面の面積のほぼ50%がトランスデユ
ーサのフィンガーを形成している金属付着物によって占
められる。
表面波通路の残りの50%のトランスデユーサ34.3
6の間に、金属付着物38が含捷れ、これはトランスデ
ユーサの間の実質的に全面積を占める。
それ故、全音響表面波通路のはX75%にマ、その上に
金属付着物をもつことが明らかである。
金属付着物38が装置から除去されると、音響表面波通
路の25%だけが金属付着物をもつ。
トランスデユーサ34.36は上記のデブリスの米国特
許に記載されたように、選択された基本振動数で動作す
るように設計できる。
本考案者の1974年3月22日出願に係る米国特許願
第453.616号(これは本願発明と同じ譲受人に譲
渡されている)によれば、これらのトランスデユーサは
、その設計された基本振動数よりも高い高調波に釦いて
も動作するようになし得る。
例えば、トランスデユーサ34.36が23.8■丑に
おける1つの音波長に相当する周期性をもつように設計
された場合、これは262MHzの第11高周波でも動
作する。
第2図は、第3図の装置のトランスデユーサ34.36
0間に伝播する表面波についての遅延の温度変化を示す
上記の曲線20は、ホーランド等の教示によるSTカッ
トの水晶についての音響表面波遅延の温度変化に対する
理論的遅延変化である。
曲線20は約25℃に相当する点26において遅延の温
度係数零を示す。
曲線22は、23.8MHzの振動数における動作につ
いて、金属付着物が1000cA厚のアノヘニウムよシ
成る場合の第3図の装置に関連した遅延の温度変化を示
す。
この曲線かられかるように、遅延の温度係数零の点28
&i、、はマ9℃乃至14℃だけシフトされている。
第2図の曲線25は、262■hの高調波振動で使用さ
れる時の同じ構造体についての表面波遅延の温度変化を
示す。
曲線25かられかるように、伝播遅延の温度係数零の点
31は、はマー40℃1でさらにシフトされていて、総
計ではx65℃のシフトとなっている。
第3図の表面波装置に対する金属付着物の影響は第2図
の曲線から明らかである。
例えば、第3図の装置は0〜30℃の温度範囲内ではx
23.8ME(zの振動数で動作するようになっている
とすると、曲線20によるSTカットの水晶は0℃と1
0℃の間の温度について温度によって伝播遅延に相当に
大きい変動をもっていることは明らかである。
金属付着物38をもつ第3図の装置は、曲線22によっ
て指示される温度特性を有し、そのO℃〜10℃の範囲
内の温度による伝播遅延の変動は、曲線20で指示され
た変動をもつ単純なSTカットの従来装置に比してずつ
と小さい。
第2図から明らかなように、温度による伝播遅延の変動
にかける変化は、第3図の装置が262 MHzで動作
する時における温度による伝播遅延の変動を示す曲線2
5によって指示されるように高い高調波振動数で動作す
るトランスデユーサによって装置が動作される時に、も
つと注目的である。
金属付着物38をもつ表面波装置によって262■hで
動作する場合において伝播遅延の温度係数零の点31は
、ホーランド等による値、はx25℃から・レフトされ
て、−38℃となっている。
装置が、より高い振動数で動作している時にこのシフト
の量がより大きくなることは、音響表面波の波長に関す
る金属フィルムの厚みが大きくiることに由る。
上記の効果は、音響表面波が通る表面積が、トランスデ
ユーサの金属フィルムまたは金属部分によって覆われる
パーセンテージに比例するものであることが発見された
第3図の装置の金属付着物38が伝播表面から除去され
ると、2個のトランスデユーサの金属の付着されたフィ
ンガーより成る金属フィルムによってカバーされたはヒ
25多の表面が残る。
この金属付着物38を除去した装置が262MHzで動
作する時、温度による伝播遅延に生ずる変化は第2図の
曲線24によって指示される。
この場合、伝播遅延の温度係数零の点は、はマ4℃にあ
る点30で指示される。
上記の説明および第2図の曲線から明らかなように、X
伝播、Y回転カットの水晶結晶についての伝播遅延の温
度係数零の点は、表面波通路上における金属フィルムの
存在によって低下される。
また、伝播遅延の温度係数零における温度の変化は伝播
通路の金属フィルムにより覆われるパーセンテージによ
って定まることが明らかである。
第4図は、メタライズされた伝播通路のパーセンテージ
の関数として零温度係数の温度の変化を示す。
曲線46は、23.8■hで動作する表面波装置におけ
る1oooi厚のアルミニウムフィルムについて経験さ
れる変化を示す。
曲線50は、262MHzの振動数における動作につい
てxoooXアルミニウムフィルムをもつ表面波装置に
ついての零温度係数の点の変化を示す。
また、第4図は、アルミニウムフィルムの厚さを300
OAに増大した場合のSTカットの水晶基体について
の零温度係数の点の偏りを指示する曲線を示す。
曲線48は23.8■勉の動作振動数において経験され
る偏りを示し、曲線52は、262■七の動作振動数に
おいて経験される偏りを示す。
伝播遅延の温度係数零の点のシフトは、基体上のメタラ
イズした音響表面波通路のパーセンテージに対して線形
であることがわかる。
また、シフトの量は、アルミニウム付着物の厚さの増大
と共に増大し且つ動作振動数の増大と共に増大すること
がわかる。
振動数の効果およびメタライズの効果を分析するために
、メタライズされた表面波通路のパーセンテージに対し
て正規化された音響表面波長に関する金属フィルムの厚
さに対して、零温度係数の変化をプロットした。
第5図の曲線54はSTカットの水晶結晶に対するアル
ミニウム付着物の効果を示す。
また、第5図に示されている曲線56は、STカットの
水晶結晶に対する銅の付着物の効果を示す。
曲線56かられかるように、銅が基体上に付着される材
料として使用される時に、これはアルミニウムよジ大き
い効果をもっている。
上述の実験は、は’f25℃において固有の零伝播遅延
温度係数をもつSTカットの水晶結晶について行なった
ものである。
STカットの水晶結晶の上に金属付着物を付加すること
は、伝播遅延温度係数零の点を、一般的に経験される動
作温度より低い点1で低下する傾向をもつ。
本考案は、伝播遅延の温度係数零の点を、通常予測され
る動作温度範囲1で減少するためにY軸から42°以下
のカット角度をもつ水晶結晶のカットを使用する際に極
めて有効である。
例えば、Y軸から35.15°のカット角度をもつX伝
播、Y回転カットの水晶結晶はバルクウェーブ遅延ライ
ンのために普通に使用される結晶である。
この結晶のカットは、当該技術に訟いてATカットとし
て知られている。
第1C図の曲線から決められるように、ATカットの水
晶はは×80℃において固有の零の伝播遅延温度係数を
もつ。
また、第1A図の曲線かられかるように、ATカットの
水晶結晶は、STカットの水晶結晶よりも高い圧電結合
係数をもつ。
伝播遅延の零温度係数の温度を変化する際の音響表面波
装置の伝播表面上の金属付着物の効果は、特に、ATカ
ットの水晶結晶について有用である。
音響表面波通路の中の成る選択されたパーセンテージを
覆う金属付着物の適当に選択された厚さを使用すること
によって、例えば、伝播遅延の温度係数零の点を80℃
から25℃に低下することが可能である。
筐た、金属付着物のいくらかを付加し或いは取り去るこ
とによって、単一の結晶カットを使用して伝播遅延温度
係数零の点を任意の選択された温度に変えることが可能
である。
第5図に示す曲線58は、ATカットの水晶上のアルミ
ニウムの付着に対して伝播遅延の温度係数零の点の変化
を示す。
この曲線かられかるように、ATカットの水晶に対する
効果はSTカットの水晶に対する効果よりも著しく大き
い。
この変化は、ATカットの水晶が第1A図から分かるよ
うにSTカットの水晶よりも高い圧電結合係数をもつと
いう事実に関連するものと考えられる。
本考案は、選択された温度範囲内の伝播遅延の温度係数
の減少した音響表面波装置を設計するために使用できる
ことは明らかである。
本考案によれば、設計者は、動作することが望1れてい
る温度範囲の中心よりも高い温度にある温度係数零の点
に相当するカット角度をもつX伝播、Y回転カットの水
晶結晶を選択することとなる・であろう。
例えば、0〜40℃の温度範囲にわたって動作すべき音
響表面波装置を望むならば、基体として、Y軸から30
°のカット角度をもつX伝播、Y回転カットの水晶を選
択することができる。
第1C図の曲線かられかるように、この結晶は、はビ9
5℃において固有の伝播遅延温度係数零の点をもつこと
となり、この温度の装置の所望の動作温度範囲よりも相
当上にある。
そうすると、この装置は、0〜40℃の所望の動作範囲
内で大なる伝播遅延係数をもつこととなろう。
本考案に従って、装置が零の伝播遅延温度係数をもつ時
の温度を低下するために、設計者は基体上の音波の通路
内に選択された金属付着物を置いて、伝播遅延温度係数
零の点が生ずる温度を低下することとなる。
例えば、装置が262MHzの振動数で動作すべき場合
、第5図の曲線58の使用によって、アルミニウムの1
200Xの付着が、伝播遅延温度係数零となる温度をは
’、” 150°減少することを確かめることができる
例えばもし装置が262MHzの周波数で働くものとす
れば第5図の曲線58を使用し、経路がアルミニウムで
完全に覆われた場合には1200オングストロームのア
ルミニウム蒸着が約150゜により生じる伝播遅延の零
温度係数時で温度が下がるであろう事が決定出来る。
もし装置の伝播経路の中50%だけがアルミニウム蒸着
で覆われた場合は伝播遅延の零温度低下は75℃であろ
う。
従って零温度係数は95℃から20℃1で下げる事が出
来、この範囲は所望の作動温度範囲内にありその所望範
囲のはX中心である。
この変化即ち偏りは第2図の曲線より明らか□様に所望
の温度範囲内の温度で伝播遅延の変化に実質的な低下を
もたらすであろう。
当業者は伝播遅延の零温度係数の点は金属付着物を追加
したb外したりして設計を最適化する様に調節が出来る
事が分ろう。
こ\に現在において本考案に好ましいと思われる実質例
を説明したが当業者にとっては本考案から逸脱せずに多
種の変形変更がなし得る事は明らかであり従ってこの様
な変形変更はすべて本考案の精神内に含1れるものとす
る。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、第1C図はカット角度の関数とし
てY回転カットの水晶の圧電結合係数、遅延の温度係数
、零温度係数時の温度を示すダイアグラムである。 第2図は温度の係数として伝播遅延の変化を示すダイア
グラムである。 第3図は本考案による音響表面波装置を示す。 第4図はメタライズした伝播通路のパーセンテージの関
数として零温度係数の温度の変化を示す。 第5図は金属付着物の効果を示すダイアグラムである。 32・・・・・・圧電基体、34.36・・・・・・ト
ランスデユーサ、38・・・・・・金属付着物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所望の動作温度範囲において低減された伝播遅延の温度
    係数を有する音響表面波装置において、前記所望の動作
    温度範囲内において実質的に高い圧電結合係数を有する
    と共に前記所望の動作温度範囲の中心から離れた温度に
    おいて伝播遅延の零温度係数を示すX伝播、Y回転カッ
    ト水晶結晶から成る圧電基本と; 前記圧電基体の表面に互に離隔して設けられた2個のト
    ランスデユーサを含み、印加される電気信号に応答して
    、音響表面波を所定の径路に沿って前記両トランスデユ
    ーサ間に伝播せしめるトランスデユーサ装置と; 前記所定の伝播径路内に配置されて少くとも部分的に前
    記伝播径路を覆い、前記音響表面波の波長よう実質的に
    小さい選択された厚さ、および前記伝播径路全体の面積
    に応じて選択された面積を有する導電材料の付着物を含
    み、伝播遅延の零温度係数点を前記圧電基体自体が伝播
    遅延の零温度係数を生じる温度から上記所望の動作温度
    範囲の中心に向けてシフトさせる装置と; を具備することを特徴とする音響表面波装置。
JP1983086968U 1974-12-23 1983-06-07 温度補償された表面波装置 Expired JPS5942750Y2 (ja)

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