JPS5942686B2 - 結晶質の架橋したエラストマ−のエポキシド樹脂の製造方法及び該方法により得られたエポキシド樹脂 - Google Patents

結晶質の架橋したエラストマ−のエポキシド樹脂の製造方法及び該方法により得られたエポキシド樹脂

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JPS5942686B2
JPS5942686B2 JP4933476A JP4933476A JPS5942686B2 JP S5942686 B2 JPS5942686 B2 JP S5942686B2 JP 4933476 A JP4933476 A JP 4933476A JP 4933476 A JP4933476 A JP 4933476A JP S5942686 B2 JPS5942686 B2 JP S5942686B2
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epoxide
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ウルズラ・クライビツヒ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L63/00Compositions of epoxy resins; Compositions of derivatives of epoxy resins

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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、本質的に脂肪族分子鎖からなる可撓曲及び剛
註プロツクを有し、特別の形態学的注質によつて特徴づ
けられる、結晶質の架橋したエラストマーのエポキシド
樹脂の製造方法に関する。
本明細書中の、及び本発明による結晶質エポキシド樹脂
と(ま、通常部分的に結晶した生成物と解されるべきも
のである。微結晶質として、長鎖脂肪族ポリエステル−
ポリカルボン酸基を含む、種々のエポキシド樹脂は既に
公知である。これに関しては、英国特許第116458
4号及び1283653号明細書中に特に記載されてい
る。
これら生成物(ば伸びることができるため、室温での破
断点伸びが非常に高い結晶質合成樹脂である。これらを
結晶化転移温度以上に温めると、これらは軟質ゴム弾囲
を示し、そして低い機械的強度しか示さない。しかしな
がら、これら(ま比較的に低い可逆伸張註と同時にかな
り高いモジユラス値を示す。剛註及び脆曲の形で現れる
これらの曲質のために、これら樹脂は異種の材料と一緒
に使用する、例えばガラス,金属,カーボン,異種のプ
ラスチツク等(特にフアイバ一の形で)との積層品の為
の材料としてあまり適していない。特に例えばガラスま
た(1金属のまわりを注封するのにこれらを使用する場
合は、熱サイクルのある量を避けるのが不可能であり、
注型が冷却された時、不利益な永久歪または亀裂の形成
にさえ導くかなりの膨脹応力が生じる。本発明の目的は
、相対的に低い温度においても上述の先行技術によるプ
ラスチツクの悪い曲質を示さない結晶質のエラストマー
のエポキシド樹脂を提供することである。
それゆえこれらは、大きな可逆伸張註と低いモジユラス
値とを示さねばならず、そしてこれら肚質は相対的に高
い温度まで、そして同時に出来るだけ低い温度に至るま
で保たれるべきである。これら望ましい曲質によつて、
積層品中の他種の材料と関連する熱による膨脹応力を避
けることとそしてそれに伴なう亀裂の形成増大を避ける
ことが可能となるであろう。本発明の王題は、2つまた
はそれ以上のエポキシド基を含むエポキシド化合物を、
a)次式1: (式中n及びm(』同一または異なつた2またはそれ以
上の数を表わし、n+m−6乃至30の条件を満足し、
pは2乃至40の数を表わし、セグメントが少くとも3
0のメチレン基を含むのに十分の大きさであることを表
わす。
)で表わされるセグメントを本質的1こ含むポリエステ
ル−ポリカルボン酸Aとb)次式: 5ν ▲警 ν● νV4V▼―′q(式中R1及
びR2は同一または異なる鎖中に少くとも2っの炭素原
子を有するアルキレン基を表わし、その鎖中に酸素橋あ
たり、−CO.O一基中の炭素原千を考慮にいれずに、
平均少くとも3.5から多くても30の炭素原子を有し
、そして置換基R1及びR2(1、共に1つの水素原子
の置換基としての少くとも1つのアルキル基またはシク
ロアルキル基または1つのアリール基を含むかまたは鎖
中の2つの水素原子の置換基としての場合によつては置
換した環形成アルキレン基を含み、そしてq(ゴ2乃至
40の数で鎖中の−CO.O一基の炭素原子を考慮にい
れることなしに、セグメントが少くとも30の炭素原子
を含むのに十分な大きさであることを表わす。
)で表わされるセグメントを本質的に含むポリエステル
−ポリカルボン酸Bと、c)必要なら硬化剤Cとそして
必要なら促進剤の存在中で,エポキシド化合物の当量に
つき、存在するポリエステルポリカルボン酸が0,5乃
至1.2当量で、これら0.5乃至1。
2当量の1/10乃至9/10はポリエステル−ポリカ
ルボン酸Aであり、そして残る9/10乃至1/10は
ポリエステル−ポリカルボン酸Bであり,エポキシド化
合物の当量につき硬化剤Cを0.6当量まで存在させる
割合で、(ただし2官能註のエポキシド化合物及び2官
能註のポリエステ′レーポリカルボン酸A及びBのみが
使用される場合は、エポキシド基は過剰に存在させねば
ならず、そして硬化剤Cとの反応は必須である)反応さ
せることを特徴とする、結晶質の架橋したエラストマー
のエポキシド樹脂の製造方法である。
好ましくは、n+m=6乃至24の条件が式1iこ対し
て適用される。
本発明により得られたエポキシド樹脂において、ポリエ
ステルポリカルボン酸Aの基は剛註の分子プロツクを表
わし、40℃乃至12『Cの微結晶融点を有する微結晶
の形で存在している。
一方ポリエステルポリカルボン酸Bの基は架橋した分子
中の可撓直プロツクとして存在し、そして実際これらは
微結晶が混入されるマトリツクスを形成する。相対的に
大量のポリエステルポリカルボン酸B、即ち使用するポ
リエステルポリカルボン酸の全量の9/10までを、そ
れによつて結晶化が妨げられることなしに架橋したエポ
キシド樹脂中に組入れることができるということは特に
驚くべきことである。好ましくは、エポキシド化合物の
当量につき、ポリエステルポリカルボン酸0.7乃至1
,2,特に0.9乃至1。
1当量の割合で本発明を実施する。
反応に使用されるポリエステルポリカルボン酸A及びB
(1、相当する脂肪族ジアルコール及び脂肪族ジカルボ
ン酸のエステル化またはこれらアルコール及びジカルボ
ン酸の適当な誘導体、例えば無水物,塩化物等のエステ
ル化による同じ基本的方法で実際的に製造される。この
際ジカルボン酸は過剰に存在させなければならない。少
くとも3つの水酸基を有する脂肪族ポリアルコール特に
グリセロールを少量使用した場合は、枝分れした即ち少
くとも3一官能曲のポリエステルポリカルボン酸A及び
Bが得られる。
本発明による反応で後者の使用は、また好ましい本発明
の一態様である、少くとも3つのカルボキシル基を有す
るポリカルボン酸またはそれらの無水物(例えばトリメ
リツト酸)の少量をポリエステルポリカルボン酸の製造
中存在させた場合に得られる枝汁れしたポリエステルポ
リカルボン酸A及びBは,同様に本発明による反応に適
切である。しかしながら、長鎖ポリエステルポリオール
特にポリエステルジオールの末端水酸基を少くとも3つ
のカルボキシル基を有するポリカルボン酸例えばトリメ
リツト酸または相当する無水物とエステル化反応させる
ことによつて得られる枝分れしたポリエステルポリカル
ボン酸A及びBを使用することもまた可能である。
ポリエステルポリカルボン酸Bを製造する場合(ま、ポ
リエステルポリカルボン酸Aの製造とは対照的に、ジカ
ルポソ酸(またはエステルを形成するのに適切なそれら
の誘導体)またはジオール(またはその誘導体)のいず
れかまたは両方の反応成分が1つの水素原子の置換基と
して少くとも1つのアルキル基、シクロアルキル基また
はアリール基、或いは鎖中の2つの水素原子の置換器と
して場合によつては置換した環形成アルキレン基を會む
ことが必要である。
これに関して好ましι)反応体として,ネオペンチルグ
リコール、へキサヒドロフタル酸無水物及び二量化モノ
不飽和及びジ不飽和脂肪酸が挙げられる。このような二
量化脂肪酸としては.リノール酸またはリシノール酸の
二量化により形成される、公知のジカルボン酸が挙げら
れる。他の点において.本発明で使用されるポリエステ
ルポリカルボン酸A及びBの製造の基本的ルールは、英
国特許第1164584号明細書で使用されている長鎖
ジカルボン酸の製法に於けるそれと全く一致し、そして
その詳細はこの英国特許中に記載されている。更にこの
ような長鎖脂肪族ポリエステルポリカルボン酸の製法の
基本的デ一夕は、またハンスバツツエル他(Hans
Batzer et al.).ジーアンゲバンデマク
ロモルキユラーヘミー(゛Dle Angcwandt
eMakrcfnolekulare Chemie’
’)1973,349乃至412頁中に見出される。
適切なポリエステルポリカルボン酸Aの例としては,次
のポリアルコール及びポリカルボン酸に基づくものが挙
げられる。
アジピン酸16モルーへキサン−1,6 −ジオール1
5モルコハク酸21モルーブタン−1,4 −ジオール
20モルセバシン酸11モルーヘキサン−1,6 −ジ
オ−ル10モルグリセロールーコハク酸−ブタンジオー
ル( 1:24:21)コハク酸11モルーブタンジオ
ール10モルドデカンジカルボン酸11モルーヘキサン
ジオーノレ10モノレドデカンジカルボン酸11モルー
ブタンジオール10モルドデカンジカルボン酸11モル
ープロパン− 1,3−ジオール10モル ドデカンジカルボン酸7モルーヘキサンジオ−ル6モル
ドデカンジカルボン酸7モルードデカンジオ−ル6モル
セバシン酸7モルードデカンジオール6モルセバシン酸
11モルードデカンジオール6モルトリメチルヘキサン
ジオール一無水コハク酸一ブタンジオール( 1:30
:27) ドデカンジカルボン酸11モル一エナレングリコール1
0モルデカンジカルボン酸5モルードデカンジオール4
モルデカンジカルボン酸11モルーヘキサンジオール1
0モル適切なポリエステルポリカルボン酸Bの例としで
は、次のボリアルコール及びポリカルボン酸に基づくも
のが挙げられる。
セバシン酸11モルーネオペンチルグリコール10モル
アジピン酸8モルーネオペンチルグリコール7モルアジ
ピン酸13モルーネオペンチルグリコール12モルアジ
ピン酸8モル一トリメチルヘキサンジオ−ル7モル卜リ
メチルアジピン酸8モルーネオペンチルグリコール7モ
ルアジピン酸14モルーネオペンチルグリコール13モ
ル二量化脂肪酸4モルージエチレングリコール3モル二
量化脂肪酸4モルーへキサンジオール3モルニ量化脂肪
酸3モルーヘキサンジオール2モルグリセロールアジピ
ン酸一ブタンジオールーネオペンチルグリコール( 1
:9:3:3) トリメチルヘキサンジオールーアジピン酸−へキサンジ
オールーネオペンナルグリコール(1:8:2ニ3) コハク酸14モルーネオペンチルグリコール13モルへ
キサヒドロ無水フタル酸4モルーネオペンチルグリコー
ル3モル。
2つまたはそれ以上のエポキシド基を含むエポキシド化
合物としては、刊行物及び特許明細書より当業者間に知
られている全てのポリエポキシ化合物を事実上使用する
ことができる。
本発明によれば、1つま1こは2つ以上の異なるエポキ
シド化合物を反応させることができる。トリグリシジル
ィソシアヌレ一卜及び1つま1こは2つ以上のヒダント
イン基及び/ま1こはジヒドロウラシル基を含むトリグ
リシジル化合物特に次式:で表わされるエポキシド化合
物が特に適している。
原則として本発明による反応は、1段階ま1こは数段階
のいずれかで実施することができる。使用されるエポキ
シド化合物が少くとも3つのエポキシド基を有し、そし
てポリエステルジカルボン酸Λ及びBが使用される場合
は、例えば反応を1段階で実施すること、即ち全ての反
応成分を同時に含む反応混合物から出発することが可能
である。ジカルボン酸の代りに少くとも3つのカルボキ
シル基を有するポリエステルポリカルボン酸A及びBが
使用される場合も、全く同じ方法(即ち1段階で)で行
うことが可能である。逆の場合.即ち少くとも3つのカ
ルボキシル基を含むポリエステルカルボン酸A及びBを
使用し.そしてジエポキシド化合物を使用する場合も又
.1段階で行うことが可能であり、そしてこのような場
合の反応の通常の方法である。ジエポキシ化合物だけそ
してポリエステルジカルボン酸だけを使用する場合は、
過剰のエポキシド化合物を使用し同時に無水ポリカルボ
ン酸を加える場合にのみ1段階で行うことができる。
多段階法に於ては.エポキシド基を含む付加物を最初の
段階で.エポキシド化合物及びポリエステルポリカルボ
ン酸A及び/またはBから好ましくはエポキシド化合物
2当量につき、ポリエステルポリカルボン酸0.5乃至
1当量使用し.まず製造する。第2の反応段階に於て.
ポリエステルポリカルボン酸A及び/またはBの残りと
付加物との反応によつて架橋化を行う。第2の段階で通
常の硬化剤の存在下に架橋化を実施することもまた可能
である。なお更に単量体のエポキシド化合物及び相当す
る量の硬化剤を加えることもまた可能である。エポキシ
ド樹脂の通常の硬化剤としては.エポキシド樹脂に関す
る多くの刊行物及び特許文献中に記載されているあらゆ
る物質を使用することが可能である。
特に次の物質をここに掲げる。アミノ基を有する化合物
ポリアルコール ポリカルボン酸及びそれらの無水物 酸アミド ポリエステル フエノールホルムアルデヒド縮合物 アミノ樹脂初期縮合物。
第三級アミン及びイミダゾールを適切な促進剤の例とし
て挙げることができる。
本発明による反応は.好ましくは溶融伏態で実施される
このためには好ましい反応温度は50乃至200゜Cで
ありそして反応時間は1時間以上20時間までを要する
。原則として本発明による反応は、溶液中でまた実施す
ることができる。反応前ま1こ(1反応中に、フオーム
製造の為には発泡剤をまた加えることができる。結晶質
の架橋したプラスチツク生成物は.一般的に同時賦形に
より製造され.注型品.発泡製品.加圧成形品、ラツカ
ー皮膜.積層品.接着層等を生成する。
勿論更に充填剤、補強剤、離型剤、老化防止剤.防炎物
質、色素または顔料のような通常の添加剤を成形材料に
カロえることもできる。
適切な充填剤または補強剤としては、繊維材料または粉
末の無機または有機物質が挙げられる。
例えば石英粉末、酸化アルミニウム三水和物、雲母、ア
ルミニウム粉末、酸化鉄、粉砕したドロマイト、白亜粉
末、石膏、天然スレート粉末、未焼成カオリン〔ボラス
(BOlus)〕,焼成カオリン、ガラス繊維、囲素繊
維及び石綿繊維が挙げられる。熱伝導を助ける繊維及び
粉末の形の物質を含有させることは、特に有利であると
証明された。このような物質としては、例えば金属(例
えばアルミニウム粉末)、カーボンブラツク及びグラフ
アイトのような粉末の形のカーボン及び炭素繊維が挙げ
られる。重合物の結晶構造の最適なそして促進された形
成の目的の為には,7タロシアニン,カーボンブラツク
、α−ナフトエ酸等のような核形成剤を加えることがま
た得策である。本発明により製造することができるエポ
キシド樹脂(ば、成形品及びガラス、金属等との積層品
の製造と(ば別に、また発泡製品の製造に使用すること
ができる。
本発明の新規エポキシド樹脂の特別な用途としては、太
陽エネルギーの貯蔵のためのコレクター中で太陽エネル
ギーを吸収する物質がある。
このようなコレクター中では、非常に激しい熱サイクル
が起こり、従来のコレクターでは、異なる材料間で熱膨
脹係数が異なる結果として、膨脹応力、変形及び亀裂の
形成を引き起す。本発明により製造されたエポキシド樹
脂が例えば熱交換器で使用されるような金属管及び金属
フィンの注封材料として使用される場合は、これらの不
利益(』生じない。
この特殊の用途のために(ば、結晶質の架橋したエラス
トマーのエポキシド樹脂は、好ましくは黒色に(20重
量%以内の着色剤好ましくはカーボンブラツクで)染色
される。
本発明の方法で製造される、結晶質の架橋したエラスト
マーのエポキシド樹脂は、また更に本発明の王題である
実施例 1 無水コハク酸21モ′レ及びブタンジオール20モルか
ら溶融法で製造した酸ポリエステルJモV9(0.05当
量)及びアジピン酸8モルとネオペンチルグリコールャ
c汲ら溶融法で製造した酸ポリエステ′レ359(0.
05当量)とを120℃に加熱しそしてトリグリシジル
イソシアヌレート11.09(0,1当量)と十分混合
し,その混合物を150×150X1mmの内部寸法を
有し,シリコン離型剤で処理したそして140℃に予熱
したアンチコロダル(AnticOrOdl)金型中に
注いだ。
脱泡した?、その混合物を真空中、140℃で16時間
硬化させた。結晶質の軟質で強靭な成形品を得、次の特
注を測定した。VSM77lOlによる引張強さ=7.
3N/Mi(成形品7i6.1)*SM77lOlによ
る破断点伸び率=350%微結晶融点(Tm)**=1
00′C* 成形品は打抜型を使用して1mmの厚さの
シートから打抜いた。
(引張試験はまたISOR527に相当する。
)** 示差走査熱量計で測定した。
(加熱速度−10℃/分)実施例 2 テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル2.0当量
と無水コハク酸21モル及びスタンジオール20モルか
ら得た酸ポリエステル1.0当量とから得た付加物52
.6g(0.02当量)をへキサヒドロフタル酸ジグリ
シジルエステル1.69(0,01当量)及び31,4
7−エポキシヘキサヒドロベンザ一′レ一3,4−エポ
キシ−シクロヘキサン−1,1−ジメタノール2.5当
量と、セバシン酸11モル及びネオペンチルグリコール
10モルから得た酸ポリエステル1,0当量とから得た
付加物8.39(0,01当量)と一緒に、130℃に
暖めた。
混合物が無水ドデセニルコハク酸10.69(0,04
モル)と数滴のジメチルベンジルアミンと十分に混合し
,注型して実施例1と同様に硬化させた。次の特註値を
有する成形品が得られた。Qlnセバシン酸ネオペンチ
ルグリコールポリエステル付加物なしでは、98℃のT
m値で降伏点までの伸び率は10%以下であつた。
このように新規プロック#重合物の+な利点は、同じよ
うな結晶融点でこれらの可逆伸張lが数倍増加したこと
である。実施例 3 セバシン酸11モlレ、ヘキサンジオール10モルから
得られた酸ポリエステル1559(0,1当量)及びヘ
キサヒドロ無水フタル酸4.69(0,03当量)を1
00℃に暖め、アジピン酸8モル、ネオペンチルグリコ
ール7モルから得られた酸ポリエステル100重量部及
びエポキシド当量185のビスフエノ一ルAジグリシジ
ルエーテル50部から得た付加物1659(0.13当
量)と十分混合し、そしてその混合物を実施例1と同様
に加工して硬化させた。
次の特曲値を有する成形品を得た。アジピン酸ネオペン
チルグリコール付加物の添加なしに(ビスフエノ一ルA
ジグリシジルェーテルO,1,3当量だけを使用)同
様な実験で、Tm値59℃のものを得た。
この場合にもまた、微結晶融点を繊維しつつ、非晶質の
ポリエステルを加えることによつて柔軟註(可逆変形註
)が増大し1こO実施例 4 グリセロー!レ、無水コハク酸及びブタンジオールから
製造した、酸当量767の枝分れした(3価)ポリエス
テル76.79(0.1当量)を溶融し、110゜Cに
暖め、それからこの温度で、実施例3に記載したアジピ
ン酸ポリエステル付加物1279(0.1当量)と十分
混合し、そしてその混合物を実施例1と同様に加工しそ
して硬化させた。
次の特曲値を有する成形品が得られた。実施例 5 グリセロール、無水コハク酸及びブタンジオール/7)
ら得た、酸当量1460を有する枝分れしたポリエステ
ル146!1(0,1当量)を短鎖ポリエステルの代り
に使用すると、実施例4と同様にして次の特曲値を有す
る成形品を得た。
実施例 6(太陽エネルギーコレクターへの使(社)無
水コハク酸11モルとブタンジオール10モルから得た
酸ポリエステル2599(0.24当?とアジピン酸8
モルとネオペンチルグリコール7モ′レから得た酸ポリ
エステル165g(0.24当量)とを12『Cにあた
ため、カーボンブラツク159,光安定剤(p−第三ブ
チルフエノ一ル誘導体)2.69及び式■で表わされる
トリグリシジル化合物809(0,48当量)と一緒に
十分混合し、その混合物を実施例1と同様に加工しそし
て硬化させた。
しかしこの場合には、10mmの厚さを有する、アンチ
コロダル(AnticorodaI)金型を使用した。
その金型(1また薄板ではなく、130?の長さの銅螺
旋を含んでいる。硬化後室温で強靭なそして9FCの微
結晶融点を有する黒色コレクターを得た。このようIこ
して製造した3つのコレクターパネ′レを直列に連結し
てそして太陽に暴露した。
18℃の水700〜含む別の容器を銅螺旋であたためた
3時間後水温71℃であつたが、循環水(ゴ74℃の温
度であつた。
(この試験はバーゼルで1975年2月21日に実施し
た。
)コレクターを反復使用しこの間5°及び8『Cの間の
温度変化が起つ1こが、いかなる亀裂の形成も小さなか
つた。
実施例 7 デカンジカルボン酸5モルとドデカンジオール4モルか
ら得た酸ポリエステル(当量=832)21.99及び
二量化リシノ一ル酸4モルとヘキサンジオール3モルか
ら得た酸ポリエステル(当量1,280)16.89並
びに無水ドデセニルコハク酸3.59を12『Cにあた
ため、次式:Vの構造の環式脂肪族ジエポキシド化合物
(当量141)7.49とジメチルベンジ′レアミン0
.19と十分混合し、その混合物を実施例1と同様に予
熱した金型に注いだ。
(当量比−1.O:O.5:0,5:2.O)140゜
Cで16時間硬化後、次の註質を有する成形品を得た。
引張強さ−8N/M77!2 破断点伸び率=141% Tm− 55℃ 引裂抵抗=101N(DIN53,363)実施例 8 デカンジカルボン酸11モlレとヘキサンジオール10
モルから得た酸ポリエステル(当量1415)49.3
!!と無水ヘキサヒドロフタル酸4モル及びネオペンチ
ルグリコール3モルから得た酸ポリエステル2.6f1
とを120℃にあ1こため、そして次式:の構造のエポ
キシド化合物(当量128)6.19とジメチルベンジ
ルアミン0,019を加えた後十汁混合し、そして実施
例1と同様に注型して硬化させた。
(当量比=1,0:02:1.2)成形品1ば次の励質
を有する。引張強さ=49N/Mi 破断点伸び率=18% Tm=57゜C 実施例 9 実施例8で使用したエポキシド化合物1.2当量の代り
に式で表わされるトリエポキシド化合物1.2当量を使
用することを除いて、実施例8の手1頃で行つた。
成形品は次の特曲値を有する。引張強さ=30N/m認
2 破断点伸び率−320% 引裂抵抗−150N Tm=49℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2つまたはそれ以上のエポキシド基を含むエポキシ
    ド化合物を、a)次式 I : −〔O−(CH_2)_n−O.CO−(CH_2)_
    m−CO〕−_p( I )(式中n及びmは同一または
    異なつた2またはそれ以上の数を表わし、n+m=6乃
    至30の条件を満足し、pは2乃至40の数を表わし、
    セグメントが少くとも30のメチレン基を含むのに十分
    の大きさであることを表わす。 )で表わされるセグメントを本質的に含むポリエステル
    −ポリカルボン酸Aと、b)次式II: −〔O−R^1−O.CO−R^2CO〕−_q(II)
    (式中R^1及びR^2は同一または異なる鎖中に少く
    とも2つの炭素原子を有するアルキレン基を表わし、そ
    の鎖中に酸素橋あたり、−CO.O−基中の炭素原子を
    考慮にいれずに、平均少くとも3.5から多くても30
    の炭素原子が存在し、そして置換基R^1及びR^2は
    、共に、1つの水素原子の置換基としての少くとも1つ
    のアルキル基またはシクロアルキル基または1つのアリ
    ール基を含むかまたは鎖中の2つの水素原子の置換基と
    しての環形成アルキレン基を含み、そしてqは2乃至4
    0の数で鎖中の−CO.O−再の炭素原子を考慮にいれ
    ることなしに、セグメントが少くとも30の炭素原子を
    含むのに十分な大きさであることを表わす。 )で表わされるセグメントを本質的に含むポリエステル
    −ポリカルボン酸Bと、c)必要なら硬化剤Cとそして
    必要なら促進剤の存在中で、エポキシド化合物の当量に
    つき、ポリエステル−ポリカルボン酸を0.5乃至1.
    2当量存在させ、これら0.5乃至1.2当量の1/1
    0乃至9/10はポリエステル−ポリカルボン酸Aであ
    り、そして残る9/10乃至1/10はポリエステル−
    ポリカルボン酸Bであり、エポキシド化合物の当量につ
    き硬化剤Cを0.6当量まで存在させる割合で、(ただ
    し2官能性のエポキシド化合物及び2官能性のポリエス
    テル−ポリカルボン酸A及びBのみが使用される場合は
    、エポキシド基は過剰に存在させねばならず、そして硬
    化剤Cとの反応は必須である)反応させることを特徴と
    する、結晶質の架橋したエラストマーのエポキシド樹脂
    の製造方法。 2 エポキシド化合物の当量につき、ポリエステル−ポ
    リカルボン酸を0.7乃至1.2好ましくは0.9乃至
    1.1当量の割合で反応成分を反応させることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 反応を好ましくは50乃至200℃の温度で溶融さ
    せて1乃至20時間行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の製造方法。 4 単一エポキシド化合物を反応させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5 数種のエポキシド化合物を反応させることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 6 エポキシド化合物として、トリグリシジルイソシア
    ヌレート及び1つまたはそれ以上のヒダントイン基及び
    /またはジヒドロウラシル基を含むトリグリシジル化合
    物、特に次式III:▲数式、化学式、表等があります▼
    (III)で表わされるエポキシド化合物からなる群のも
    のを使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の製造方法。 7 前記式IIに於て、R^1が基 ▲数式、化学式、表等があります▼ を含むポリエステル−ポリカルボン酸Bが使用されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 8 前記式IIに於るR^2として二重化モノ−不飽和ま
    たはジ−不飽和脂肪酸またはヘキサヒドロフタル酸から
    得られる基を含む、ポリエステル−ポリカルボン酸Bを
    使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    製造方法。 9 ポリエステル−ポリカルボン酸A及び/またはBと
    して、ポリエステルジカルボン酸を使用することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 10 少くとも3つのカルボキシル基を含むポリエステ
    ル−ポリカルボン酸A及び/またはBを使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 11 第1段階として、エポキシド化合物及びポリエス
    テル−ポリカルボン酸A及び/またはBから、好ましく
    はエポキシド化合物2当量につき、ポリエステル−ポリ
    カルボン酸を0.5乃至1当量使用して、エポキシド基
    を含む少くとも1っの付加物を製造し、第2段階として
    、残りのポリエステル−ポリカルボン酸及び/または硬
    化剤と場合によつては更にエポキシド化合物を添加後後
    架橋させることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
    載の製造方法。 12 ポリエステル−ポリカルボン酸A及び/またはB
    として、好ましくはポリエステル−ジカルボン酸を使用
    し、エポキシド化合物として、少くとも3つのエポキシ
    ド基を含むものを使用することを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。 13 ポリエステル−カルボン酸A及び/またはBとし
    て、少くとも3つのカルボキシル基を含むもの、好まし
    くはポリエステルトリカルボン酸及び/またはポリエス
    テルテトラカルボン酸を使用し、エポキシド化合物とし
    ては、好ましくはエポキシド化合物を使用することを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 14 エポキシド化合物の当量につき、大略1当量のポ
    リエステルカルボン酸を使用し、硬化剤Cを使用しない
    で反応を行うことを特徴とする、特許請求の範囲第12
    項または第13項記載の製造方法。 15 ポリエステル−ポリカルボン酸の−COOH基と
    比べて、過剰のエポキシド基を使用し、そして硬化剤を
    好ましくは過剰のエポキシド基の架橋反応に必要な量使
    用し、反応を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1
    2項または第13項記載の製造方法。 16 ポリエステル−ポリカルボン酸A及びBとして、
    ポリエステルジカルボン酸を使用し、エポキシド化合物
    として2つのエポキシド基を含むものを使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 17 エポキシド化合物の当量につき、ポリエステル−
    カルボン酸を大略0.6乃至0.9当量の割合で使用し
    、そして硬化剤としてカルボン酸無水物を好ましくは過
    剰のエポキシド基の架橋反応に必要な量使用し、一段階
    で反応を実施することを特徴とする、特許請求の範囲第
    16項記載の製造方法。 18 第1段階で、エポキシド化合物及びポリ−エステ
    ル−ポリカルボン酸A及び/またはBから、好ましくは
    エポキシド化合物2当量につき、ポリエステル−ポリカ
    ルボン酸1当量使用して、エポキシド基を含む少くとも
    1つの付加物を製造し、第2段階として、通常の硬化剤
    との反応によって架橋させることを特徴とする、特許請
    求の範囲第16項記載の製造方法。 19 核形成剤、好ましくはフタロシアニン及び/また
    はα−ナフトエ酸を反応前または反応中に反応混合物に
    加えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製
    造方法。 20 充填剤、好ましくはアルミニウム、カーボンブラ
    ック及びグラファイトのような熱電動を助ける物質を反
    応前または反応中反応混合物に加えることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP4933476A 1975-04-28 1976-04-28 結晶質の架橋したエラストマ−のエポキシド樹脂の製造方法及び該方法により得られたエポキシド樹脂 Expired JPS5942686B2 (ja)

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WO2022201985A1 (ja) * 2021-03-23 2022-09-29 三菱ケミカル株式会社 変性エポキシ樹脂、その製造方法、硬化性樹脂組成物、その硬化物、塗料及び接着剤

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