JPS59420B2 - 両側端部がほぼ平滑なる梱包用バンド - Google Patents

両側端部がほぼ平滑なる梱包用バンド

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Publication number
JPS59420B2
JPS59420B2 JP7475481A JP7475481A JPS59420B2 JP S59420 B2 JPS59420 B2 JP S59420B2 JP 7475481 A JP7475481 A JP 7475481A JP 7475481 A JP7475481 A JP 7475481A JP S59420 B2 JPS59420 B2 JP S59420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
sets
intersect
parallel protrusions
base material
Prior art date
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Expired
Application number
JP7475481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5728769A (en
Inventor
忠夫 中島
勝弘 田端
孝市 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP7475481A priority Critical patent/JPS59420B2/ja
Publication of JPS5728769A publication Critical patent/JPS5728769A/ja
Publication of JPS59420B2 publication Critical patent/JPS59420B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 従来、合成樹脂材製梱包用バンドとしては、表面の摩擦
抵抗や柔軟性を増大させるため、および耐縦割り性を高
くするため、バンドの表裏両面の互いに対応する位置に
斜交する2組の多数の平行押圧凹条を形成してなるもの
がある。
この従来のバンドでは、凸条も互いに対応する位置に形
成されるため、凸部の重なり面積が大きく、重なつた部
分はバンドの幅方向の両端において変形したり大きなノ
コギリ状の凹凸となつて現われている。また、凹条を形
成するため互いのロールの凸部で押潰すが、対向して押
潰すため、この押潰しによつてバンド両側端に基材がノ
コギリ状に大きくはみ出すことになる。このように両側
端部がノコギリ状の凹凸となつている梱包用バンドを手
締めや半自動による梱包に供すると、ノコギリ状の凹凸
によつて手を切る虞れがあつてとても危険であつた。
また機械的梱包に供すると、バンドを自動送りする際に
ノコギリ状の凹凸によつて送りが蛇行したり、ノコギリ
状部力梢lれてこの削りかすが機械内に詰まり、スムー
ズな梱包作業ができない等の欠点があつた。更にまた、
上記梱包機においては、バンドの走行通路がバンドのノ
コギリ状部に当接して切欠される弊害をも伴つていた。
本発明はこのような事情並びに問題点に鑑み、上記のよ
うな欠点を除去するために創作したものである。
以下本発明を詳細に説明すると、バンドの表面裏面のそ
れぞれに互いに交わる2組の多数の平行凸条を形成して
なる梱包用バンドにおいて、延伸して強度性を付与して
なる熱可塑性合成樹脂基材1の表裏面の一方の面に形成
された互いに交わる2組の多数の平行凸条の交点を他方
の面に形成された互いに交わる2組の多数の平行凸条に
囲まれた凹部に位置するように形成してなる両側端部が
ほぼ平滑なる梱包用バンドである。
基材1は、熱可塑性合成樹脂材を比較的細幅で扁平な帯
状に押出成形した後、強度性を付与するため押出軸方向
に延伸したものである。
この基材1の表裏両面のそれぞれに互いに交わる2組の
多数の平行凸条2a、2bを互いに位置をズラして形成
する。
つまり、基材1の表面に形成する互いに交わる2組の多
数の平行凸条2aと基材1の裏面に形成する同様の平行
凸条2bとを互いに位置をズラして形成するのである。
ここで位置をズラして形成するということは、基材1の
表裏面の一方の面に形成された互いに交わる2組の多数
の平行凸条の交点を他方の面に形成された互いに交わる
2組の多数の平行凸条で囲まれた凹部に位置するように
形成することである。なお、2組というのはそれ以止の
組の平行凸条を有する場合を除外するものでないことも
ちろんである。この互いに交わる2組の多数の平行凸条
2aツ2bを基材1の表裏両面のそれぞれに形成する方
法としては、互いに交わる2組の平行凹条4を表面に一
定間隔で多数設けた1組の押圧ロール3a,3bの一方
の押圧ロールを巾方向に位置をズラして設定し、この押
圧ロール間に基材1を送り込むことにより、互いに交わ
る2組の多数の平行凸条2a,2bを形成するのである
。尚、一方の押圧ロールをその回転方向に位置をズラし
て設定しても、基材1の表裏両面のそれぞれに互いに交
わる2組の多数の平行凸条2a,2bを互いに位置をズ
ラして形成することができる。第6図に上記した押圧ロ
ールの部分拡大図を示しているが、4が互いに交わる2
組の平行凹条で、5がこの平行凹条間に形成された多数
の凸部である。基材1を押圧ロール3a,3b間に送り
込むと、この凸部5が基材面を押圧し、バンドの表裏面
のそれぞれに多数の押圧凹部6を形成すると共に押圧ロ
ールの凹条4がバンドの表裏面のそれぞれに互いに交わ
る2組の多数の平行凸条2a,2bを形成することにな
る。つまり、延伸によつて長さ方向に整つた分子配向と
なつている基材1の整つた分子配向をこの押圧ロールの
凹条4及び凸部5が乱し、バンドが縦割れすることを防
止している。第5図は、本発明両廁端部がほぼ平滑なる
梱包用バンドを製造する装置の一例を示した部分断面正
面図である。
この図中、3aは上軸7に設けられた固定押圧ロールで
、上軸7はベアリング8,9で軸支されている。この押
圧ロール3aと対向して設置される移動押圧ロール3b
は下軸10に設けられ、この下軸10はベアリング11
,12によつて軸支されている。各押圧ロール3a,3
bはその軸7,10の延長土に設けられたギア13,1
4の噛合いにより連続的に駆動される如く設定され、下
軸10の延長上に設けられたプーリ一15とモーター1
6に設けられたプーリ−17とをベルト18を介して連
結し、このモーター16の1駆動力を下軸10に伝える
と同時に上軸7に伝え、各押圧ロール3a,3bを回転
させるのである。下軸10の両端部はそれぞれスラスト
ベアリング19,20によつて支軸され、この各スラス
トベアリングはそれぞれ枠体21,22に設けられたネ
ジ孔23,24に進退自由に螺人したボルト25,26
に支持されている。従つて、このボルト25,26を回
動させることによつて下軸10を左右に位置ズレさせる
ことができ、移動押圧ロール3bと固定押圧ロール3a
との対向位置を簡単容易に調整することができる。尚、
移動押圧ロール3bを回動方向に位置ズレさせてもよい
。このようになる装置で製造した本発明両側端部がほぼ
平滑なる梱包用バンドAは、第1図に示す如く、バンド
の表面に形成された互いに交わる2組の多数の平行凸条
2aとバンド裏面に形成された互いに交わる2組の多数
の平行凸条2bとを互いに位置をズラして形成している
ため、両側端がノコギリ状の凹凸のないほぼ平滑なる梱
包用バンドとなる。この点について第2図で説明するな
らば、aはバンドの幅、bは互いに同模様の互いに交わ
る2組の多数の平行凸条を形成する1組の押圧ロールの
幅方向の位置ズレであり、cの斜線部分はバンドの両側
端におけるロールの押圧部分である。従つて、互いのロ
ールの凸部で押潰される面積は極めて小さいため、基材
がバンドの両側端にはみ出してノコギリ状の凹凸を生じ
ることはなく平滑に形成することができる。また、凸条
の重なりが少ないため、これまたバンドの両側端に大き
なノコギリ状の凹凸は生じない。第3図、第4図はバン
ドの表裏両面の互いに対応する位置に斜交する平行凸条
を設けた従来例を示したものであるが、この場合には、
バンドの両側端において互いの押圧ロールの凸部によつ
て押潰される面積が大きく第4図のdの部分のように幅
方向に大きくはみ出すのである。また凸条eも幅方向に
押出されてバンドの両側端に大きなノコギリ状凹凸が生
ずる。尚、第3図においてaはバンドの幅、fの斜線部
は互いのロールの凸部によつて押潰される部分、gは凸
条である。作図+、互いに交わる2組の多数の平行凸条
の大きさ、ピツチはバンドに対して大きく描いているが
、実際は耐縦割性、手触り、美観等を考慝して形成され
る。
本発明両側端部がほぼ平滑なる梱包用バンドは、このよ
うに1賜方向の両側端にノコギリ状の凹凸が生じないほ
ぼ平滑なるものであるから、手締め梱包や半自動梱包等
の際にも手を切る虞れがない。
更に、機械梱包においても送りが蛇行したり、バンドの
走行通路の内壁をノコギリ状部分によつて切欠すること
がなく、また摩擦によつてノコギリ状部が削れてこの削
りかすで機械内が詰まつたりすることなくスムーズな梱
包作業ができる。従つて、作業能力が向土すると共に、
耐縦割性やすべり防止効果が優れた産業止利用価値の高
い発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は表裏両面
のそれぞれに互いに交わる2組の多数の平行凸条を互い
に位置をズラして形成してなる(裏面に形成した互いに
交わる2組の多数の平行凸条は鎖線で示した)本発明両
側端部がほぼ平滑なる梱包用バンドの拡大平面図、第2
図はバンドの表裏両面のそれぞれに互いに交わる2組の
多数の平行凸条を互いに位置をズラして形成する状態を
示す拡大平面図、第3図はバンドの表裏両面のそれぞれ
に互いに交わる2組の多数の平行凸条を互いに対応する
位置に形成する状態を示す拡大平面図、第4図は第3図
に示す要領でバンドの表裏両面のそれぞれに互いに交わ
る2組の多数の平行凸条を形成してなるバンドの拡大平
面図、第5図は本発明両側端部がほぼ平滑なる梱包用パ
ットを製造する装置の一実施例を示す部分断面正面図、
第6図は押圧ロールの部分拡大図。 1・・・・・・基材、2a,2b・・・・・・平行凸条
、A・・・・・・両側端部が平滑なる梱包用バンド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 延伸して強度性を付与してなる熱可塑性合成樹脂基
    材の表裏両面のそれぞれに互いに交わる2組の多数の平
    行凸条を形成してなる梱包用バンドにおいて、基材1の
    表裏面の一方の面に形成された互いに交わる2組の多数
    の平行凸条の交点を、他方の面に形成された互いに交わ
    る2組の多数の平行凸条に囲まれた凹部に位置するよう
    に形成してなることを特徴とする両側端部がほぼ平滑な
    る梱包用バンド。
JP7475481A 1981-05-18 1981-05-18 両側端部がほぼ平滑なる梱包用バンド Expired JPS59420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7475481A JPS59420B2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18 両側端部がほぼ平滑なる梱包用バンド

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JP7475481A JPS59420B2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18 両側端部がほぼ平滑なる梱包用バンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5728769A JPS5728769A (en) 1982-02-16
JPS59420B2 true JPS59420B2 (ja) 1984-01-06

Family

ID=13556367

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JP7475481A Expired JPS59420B2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18 両側端部がほぼ平滑なる梱包用バンド

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JPH04128418A (ja) * 1990-09-20 1992-04-28 Toa Harbor Works Co Ltd 斜杭の打設方法

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JPS5728769A (en) 1982-02-16

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