JPS594209B2 - アルミニウム系金属押出型材の製造方法 - Google Patents

アルミニウム系金属押出型材の製造方法

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JPS594209B2
JPS594209B2 JP10473076A JP10473076A JPS594209B2 JP S594209 B2 JPS594209 B2 JP S594209B2 JP 10473076 A JP10473076 A JP 10473076A JP 10473076 A JP10473076 A JP 10473076A JP S594209 B2 JPS594209 B2 JP S594209B2
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JP
Japan
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puller
extruder
extruded
shape
aluminum
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JP10473076A
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JPS5329256A (en
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久弥 老田
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TOYAMA KEIKINZOKU KOGYO KK
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TOYAMA KEIKINZOKU KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミニウム及びアルミニウム合金(以下ア
ルミニウム系金属と略記する)の押出型材の製造法に関
するものである。
アルミサツシのようなアルミニウム系金属の型材を製造
するに当って、素材ビレットを押出機ダイスより押出し
、押出された型材頭部をプラーで把持し、押出し方向に
引張り、ランナアウトテーブル上に目的とする型材を得
る方法は既にひろく行なわれているところである。
ところが押出された直後の型材は、少くとも400℃以
上の高温にあって軟質であるが為に、自重によって垂下
してプラー把持部に自動的に把持できなかったり、プラ
ーにて折角押出方向に引張っても引張力が型材の断面積
及び型材速度に適合していなくて、引張の歪が型材まで
残存し製品歩留を低下させる。
そのようなことが起らないようにする従来の種々の提案
は、徒らに繁雑であって作業性を低下させるものであっ
た。
本発明はこのような問題に応える為になされたものであ
って、押出機ダイスより押出されてくる型材なプラーに
て引張るには、次記のような三つの問題点があることを
抽出し、これらを合理的に解決することによって本発明
を完成したものである。
第一の問題点は、第1図に示すように押出機1より押出
されてくる型材10頭部11が自重によってイニシャル
テーブルA上に垂下してしまう傾向を阻止し、プラーλ
の把持部21まで押出された型材の頭部を誘導させるこ
とである。
第二の問題点は、押出機より順次押出されてくる型材を
プラーにて引張るに当り、型材に太細の生じないように
引張ることである。
第三の問題点は、プラーのサイクルの選定である。
即ち押出機のデッドサイクルタイム内で押出機より型材
を切り離し、ランナアウトテーブルにて早送りさせ、ク
ーリングテーブルへ型材が移載される時間内に、プラー
は型材の把持を開放して、次に押出されて来る型材を把
持させる為プラテン口まで準備復帰せしめることである
これら三点を解決したのが本発明であって、即ち押出機
のプラテン口31と、イニシャルテーブルの最先端41
との間に、型材昇降装置旦を設け、これによって押出さ
れた型材をプラー把持部21によって正常位置に把持せ
しめ、押出される型材の、型材断面積から引張値に換算
した数値によってプラーにより引張り、かつ次のビレッ
トがチャージされるまでの間に押出機より型材を切り離
し、ランナアウトテーブルにて早送りさそるかまたはプ
ラーによって早送りさせ、プラー把持部21をプラテン
口31まで復帰させることを特徴とするアルミニウム系
金属押出型材の製造方法である。
以下本発明の実施例を述べる。
図中互は型材昇降装置であって、第2図に示すように押
出機3のプラテン口31と、イニシャルテーブル4の最
先端41との間に設けである。
図では上面に型材が乗ることのできる幅約100mm、
奥行がイニシャルテーブルと同−奥行約500mmの受
は台51、下部に昇降用シリンダー52が結合した状態
で示されている。
その作動は、押出機3から押出されてくる型材の頭部1
1がイニシャルテーブル上に位置した時、受は台51が
イニシャルテーブル面より高く上昇して型材の頭部11
で型材を支承し、正常位置換言すれば押出方向に一致し
た位置でプラー把持部が型材の頭部を把持可能ならしめ
、又把持が終ったら第3図に示すように受は台51は、
イニシャルテーブル4面以下に降下させるのである。
したがって、型材はプラー把持部に把持する際に自重に
よって垂下して自動的に把持できなかったのが把持でき
る様になり、何ら後面設備の作業性には支障をきたさな
い。
このような型材昇降装置旦の受は台51を上下させるシ
リンダー機構としては、通常の油圧装置が好ましいが手
動でもエア駆動でも差支えない。
又受げ台51の上昇高さは、型材頭部がイニシャルテー
ブル面上に垂下接触するのを防止するのにあるから、イ
ニシャルテーブル高さよりやや高い程度になっていれば
よい。
下降位置は、把持終了後型材が押出機より押出されてい
くにあたって、通常通りイニシャルテーブル面上に押出
されればよいのであるから、イニシャルテーブル高さと
同程度まで下降する状態でも良いしそれよりやや低い程
度でよい。
つぎは、押出機より押出され正常位置に把持された型材
をプラーによって引張るのであるが、その場合本発明に
あっては、型材の断面積からこれをプラーの引張力に換
算し、換算引張力に相当する引張力でプラーにより引張
するのである。
その換算方法は、その時の型材断面積を基本として型材
難易度をファクターとして、ソリッド型材では、0.0
8±0.04ky/imX型材断面積×押出孔数、ホO
−型材では0.12±〇、04kgAt1 X型材断面
積×押出孔数の引張値にて引張るのである。
しかしてその換算値で作動する為には、プラーの原動装
置が圧力コントロール付リリーフ弁を装備した油圧ポン
プユニットにて、その回転数、回転方向及び走引張力に
コントロールされるオイルモーター機構としたので、プ
ラーの引張値はゼロからオイルモーターの使用能力間で
無段階に可変でき、その時の型材に応じた引張値が常時
得られたことになった。
更に型材が定常速度に到るまでの速度変化とプラー速度
の同調は、油圧速度調整装置(VOコントローラー)に
よって行うようにしたので、型材速度がいかなる速度で
あっても、プラーの速度は型材速度に自動的に同調する
前述した換算引張力に同調して引張したら、つぎはプラ
ーのサイクルを押出機のデッドサイクル内で次工程の押
出工程に支障が無い様に、プラテン口までプラーの把持
部を復帰させることである。
押出機のデッドサイクルとは、前の型材を押出し機から
切り離してから次のビレットが押出機にチャージされる
までの押出機の作動、即ち「コンテナー前進→ビレット
ローター上昇→ラム前進→圧抜→コンテナー後退→ラム
後退」なる作動を言い、本発明にあっては押出機より型
材を切り離し、型材をランアウトテーブルによって早送
りさせるかもしくはプラーによって早送りさせ、プラテ
ン口までプラー把持部を復帰させるというプラーのサイ
クルを、押出機のデッドサイクル内で完了させたのであ
る。
そうすれば、プラーを設置させる前と比較して、プラー
導入後プラーのサイクルが押出工程に支障をきたす事は
ない。
しかしてその目的にて作動する為には、プラーの原動装
置が前述した如くオイルモーターであって、型材を同調
引張終了後、オイルポンプを2台以上並列に動かして吐
出量を増大させオイルモーターの回転を早くさせれば、
次のビレットが押出機にチャージされ、押出しが開始さ
れる規定のデッドサイクルタイム例えば15秒以内に復
帰する。
上記本発明の方法に基づいて行なった場合の操業例のデ
ーターは次の如くであった。
■、被処理型材 材質: JIS H4100,A6063S断面形状:
第4図に示した形状(ソリッド2孔)断面積:161m
1(単一断面積) 2、押出条件 ビレット加熱設定温度:430℃ 型材製品スピード : 40m7m1nプラー引張値
:19.5kg一定3、その他 ビレット長さ及び径 : 660mmX 155 @r
n4、結果 歩留り:プラーを使用しないで押出した場合、型材の得
られた押出長さが左右にて1.6mの押出差が生じてい
たのに対し、本発明では、左右の押出長さに差はなく、
37.5mの同一長さの押出し長さが得られた。
その結果、4.5mの定尺に切断した時、プラーを使用
しないで押出した場合では総計15本しか地取り本数が
得られなかったのに対し、本発明では16本の地取り本
数が得られた。
型材型:4.5mの定尺切断後の、曲り、平さ、ネジレ
は、いずれもJIS H4100許容差内。
プラーサイクル時間:型材を同調引張終了後押出機より
切り離し、プラーにて型材を早送りさせ、プラテン口ま
でプラー把持部が復帰するのに要した時間・・・13.
6秒。
本発明はこのように第一〜第三のポイントをビレット1
体の加工製品サイクル中に組み入れ、すべての工程をリ
ミットスイッチ機構にしたので後面設備の自動化は可能
となり、通常押出機のプラテン口に存在していた作業者
は省略され、プラー設置前に増して後面設備の自動化を
計ることができたのである。
又、型材を同調引張終了後、押出機より切り離し、型材
全体をランナアウトテーブルへ早送りするには、通常の
ランナアウトテーブル機構によって早送りさせても良い
が、プラーにて型材頭部を把持させてランチアウトテー
ブルへ型材全体を摺動させてもどちらでもよい。
しかしプラーにて型材頭部を把持して早送りさせた方が
、クーリングテーブルへ型材を移載しへ時に型材の形状
が変化しない限りは、両端位置は一定であるから精度の
高い状態となり、次工程のストレッチャーを受ける際に
はストレッチャー装置を移動させないでも、定位置でス
トレッチングできるから、ストレッチャ一工程の作業性
が向上したのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は型材押出機における押出・把持部分の説明用正
面図、第2図、第3図は本発明方法の実−施に適した押
出機の押出・把持部分の説明用正面図、第4図は実施例
で製造した型材の断面図である。 図中、1は型材、λはプラー、1は押出機、1はイニシ
ャルテーブル、互は型材昇降装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 押出機のプラテン口31と、イニシャルテーブルの
    最先端41との間に受は台51を設け、これによって押
    出された型材をプラー把持部21によって正常位置に把
    持せしめ、押出される型材の型材断面積から引張値に換
    算した数値によってプラーで引張り、かつ、次のビレッ
    トがチャージされるまでの間に押出機より型材を切り離
    し、ランナアウトテーブルによって早送りさせるか、ま
    たはプラーによって早送りさせ、プラー把持部21をプ
    ラテン口31まで復帰させることを特徴とするアルミニ
    ウム系金属押出型材の製造方法。
JP10473076A 1976-08-31 1976-08-31 アルミニウム系金属押出型材の製造方法 Expired JPS594209B2 (ja)

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JPS5329256A JPS5329256A (en) 1978-03-18
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