JPS5942033Y2 - 気泡発生装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は送風機からの強制送気を受けて例えば浴水中に
多数の微小気泡音発生させ、入浴者に適度のマツサージ
効果を付与せしめる気泡発生装置に関するものである。

以下本案の一実施例を図について説明すると１は浴槽等
の貯留槽２の内底部に沈下せしめる気泡発生盤で該気泡
発生盤は中空状となし表面に多数の通気孔３，３・・・
を穿設して成り送風機４からの送気をパイプ５を介して
受容し貯留水中に多数の微小気泡Ｐ、Ｐ・・・を発生す
るようにしている。

６は前記気泡発生盤１の下面に一体的に突出形成せしめ
た脚体である。

１は前記気泡発生盤１上に間隙Ｓを存して装着せしめた
表面板で、該表面板上に入浴者は座る構成とし、そして
前記気泡発生盤１表面に穿設した通気孔３，３・・・に
対向せる表面板Ｉにも夫々透孔８．８・・・を穿設し、
且つ該透孔の径寸法は前記通気孔３の径寸法より大なら
しめ、前記通気孔３より浮上して順次膨張する気泡が容
易に通過し得るようにしている。

又該表面板１の裏面は外方に向ってその厚み寸法を順次
小ならしめる傾斜角度αを有した傾斜面９を形成し前述
した入浴者により表面板Ｉの透孔８，８−９・の一部が
塞がれても気泡発生盤１かも発生浮上した気泡は前記傾
斜面９を伝って間隙Ｓの外周囲に形成した開口部１０よ
り浮上し貯留槽２内には常時所定量の気泡を浮上するよ
うにしている。

而して前記表面板７に穿設した透孔８，８・・・内に仕
切片１１・・・を形成し、この仕切片１１の厚みを透孔
８内の上方から下方に向けて順次薄く形成して透孔８の
微小気泡の入口側を大きく、出口側を小さく形成し、該
透孔８・・・内を通過浮上する気泡を細かく分割して気
泡数量を増大するようにしている。

そして該仕切片１１は第６図に示す如く複数個に形成す
ることも可能である。

本考案は以上の如く構成したから、透孔内に気泡が供給
されやすくできると共に、透孔内を通過浮上する気泡は
仕切片により細かく分割され気泡数量を増大することが
できる。

また、透孔内にごみがつ筐った場合でも透孔の気泡入口
側を大きく、出口側を小さくしているので透孔内に供給
される気泡の圧力によりごみが押し出されつ昔ることか
少ない等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案装置の使用状態図、第２図は本案装置の外
観斜視図、第３図は同じく本案装置の要部縦断面図、第
４図は第３図の一部拡大図、第５図は本案装置の透孔上
面図、第６図は他の実施例を示す透孔の上面図である。 １・・・・・・気泡発生盤、３・・・・・・通気孔、Ｉ
・・・・・・表面板、８・・・・・・透孔、１１・・・
・・・仕切片、Ｓ・・・・・・間隙。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 貯留槽の底部に沈下せしめ外気の強制送気を受けて表面
   に穿設せる多数の通気孔から貯留水中に多数の微小気泡
   を発生せしめる気泡発生盤と、該気泡発生盤上に間隙を
   存して重合し、前記微小気泡を通過せしめるべく多数の
   透孔を有した表面板とより成り、前記透孔内を通過せる
   気泡を分割せしめるべく該透孔内に仕切片を設けると共
   に、該仕切片の厚みを透孔内の上方から下方に向けて順
   次薄く形成し、透孔の微小気泡の入口側を大きく出口側
   を小さく形成したことを特徴とする気泡発生装置。