JPS5941905A - パラボラアンテナ作製方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明はパラボラアンテナに係り、とくに精度の高い形
状を有するパラボラ面の作製方法に関する。

（、ｂ、）技術の背景 近時、衛星通信技術の発展にともない、直経数ｍからｌ
Ｏ数ｍ程度の比較的大型のパラボラアンテナの需要が増
えつつある。

このようなパラボラアンテナにおりるパラボラ面の形状
精度は±０，１龍程度が要求され、これを達成するため
に一般に製作コストが高くなる。

（ｃ）従来技術と問題点 従来、上記のような比較的大型のパラボラアンテナは、
金属部材から成る複数の分割面をプレス加工等により成
型し、これらの分割面をリベット等により結合して組立
て作製されていた。

したがって、個々の分割面の加工精度はもちろん、これ
らを組立る際の精度についてもＮ密な管理が不可欠であ
り、高精度のブレス治具と検査装置、および多大の時間
と経費を要する結果となっていた。

（ｄ）発明の目的 本発明は、比較的簡単かつ低廉な方法で高い形状精度を
有するパラボラ面を提供可能とすることを目的とする。

＜ｅ＞発明の構成 本発明は、所定の形状に成型されたパラボラ枠組をその
軸を鉛直方向に向け、かつ該軸のまわりに定速回転させ
ながら流動状態の被覆材料を流し込み、該被ｒｉｔｌｆ
Ａ料を固化させることによってパラボラ面を形成するこ
とを特徴とする。

（ｆ）発明の実施例 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

図において、アルミ扱等を用いて必要な形状に成型され
た部材１を組立て形成された、はぼパラボラ面に近い形
状をなすパラボラ枠組２を、その軸が鉛直方向に向くよ
うに支持した後、その軸のまわりに定速回転し、該パラ
ボラ枠組２の内部に被覆材料３を注ぎ込む。

そこで、回転を維持したまま該被覆材料３を固化させる
と、前記パラボラ枠組２の内面に精確なパラボラ面４が
形成される。

上記のようにして形成されるパラボラ面４が正確にパラ
ボラ面をなすことは、強制回転運動をしている流体の自
由表面に関する流体力学の示すところであり、また、こ
の際に形成されるパラボラ面の形は回転速度によって決
り、例えば直径５ｍ、深さ　０．８ｍのパラボラ面の場
合には、回転速度を１５ｒｐｍに選べばよい。

前記被覆材料３としては、硬化性の樹脂液、例えば溶剤
に溶解された樹脂や熱硬化性樹脂、あるいは低融点金属
、例えば錫、亜鉛等が適する。

これらの被覆材料が、導電性を有していなし１ものであ
る場合には、パラボラ面形成後にその表面に導電性塗料
を塗布するか、または金属膜をメ・ツキもしくは爆射等
により形成するか、あるし）はあらかじめ被覆材料中に
導電性粒子、例えば銀８）、グラファイト！５）等を分
散・混入することによって導電性を付与してお（かすれ
ばよい。

なお、前記被覆材料３はその厚さが過大の場合には、そ
れ自身の割れあるいは前記パラボラ枠組２との剥れを生
じやすくなるため、必要以上に厚くすることなく、前記
部材１の成型上の誤差、あるいは部材１を組立てた際の
継目等に関する形状誤差等を補正するのに充分な厚さ、
通常数ＩＩＩ以下とすることが適当である。

なお、図において５はパラボラ面を支持するための支持
構体である。

（ｇ）発明の効果 本発明によれば、高い形状精度を有するパラボラ面を廉
価に提供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明に係るパラボラ面の形成方法の概要を示す
図である。 図において、■は部材、２はパラボラ枠組、３は被覆材
料、４はパラボラ面、５は支持構体である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定の形状に成型されたパラボラ枠組をその軸を鉛直方
   向に向り、かつ該軸のまわりに定速回転させながら流動
   状態の被覆材料を流し込み、該被ｒｉｌｊＡ料を固化さ
   せることによってパラボラ面を形成することを特徴とす
   るパラボラアンテナ作製方法