JPS5941887Y2 - ウオツシヤ付きワイパ装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はウオツシャ液がピボット軸に設けた礼金貫流す
るワイパ装置の改良構造ｌこ関するものである。

従来のこの種のワイパ装置は、第１図Ｊコ示す如くピボ
ット軸１に一体ｌころう付けされたパイプ４を設け、こ
のパイプ４１こウオッシャパイプ８が嵌着されている。

従ってピボット部のレバー９が揺動してこのワイパ装置
が作動した時ウオッシャパイプ８１１それに伴い揺動す
るので、ボデー等と摺動し、摩耗、亀裂等が起り、ウオ
ツシャ液が漏れ。

正常１こワイパアーム１３に固定されＴこノズ！しより
噴射しないという欠点があった。

又、最近リヤーワイパｌこ多く用いられているところの
リンク内蔵式ワイパ装置の場合、ワイパ装置自体が極め
て狭い場所ｆこ取付けられるため、ウオッシャパイプが
揺動できる空間がなく、ウオッシャ付きワイパ装置を取
付けることができなかった。

本考案１′ｉ上記欠点を解消するだめｌこ、ピボット軸
端部ｌこ圧入されたリップ部を有するシーＩしｌこウオ
ッシャパイプを、摺動自在ｉこ組付けることｌこより、
ウオッシャパイプが揺動せず耐久性ｌこ優れたウオッシ
ャ付きワイパ装置全提供することを目的とするものであ
る。

以下本考案装置を図面ｆこ示す一実施ＦＩＩＪｌこつい
て説明する。

第２図において、１１４ピボント軸、２はシーＩし、３
１１ブツシユ、４はウオッシャパイプの先端部、５はピ
ボットケースカバー、６はズクリュ、７はピボ゛７トケ
ース、８はウオッシャパイプの瞬端部となる％Ｊこホー
スで図示せぬウオッシャポンプ付ウオッシャタンクに接
続されている。

ｇｃ−ｘ揺動するレバー １０はピン、１１はロンドで
図示せぬワイパモータの一定の半径金もって回転するク
ランクピンに結合されている。

レバー９とピボット軸１．及びピン１０とレバー９と１
１各々ろう付等により固定され、ロンド１１とピン１０
とは摺動自在に組付けられている。

ピボット軸１はピボットケース７１こ回動自在Ｅこ組付
けられている。

ヌ、ピボント軸１１４ウオッシャ液が質流する孔１ａを
有し、ピボット軸１ｆこ１１ワイパア一ム取付部と反対
側の端部の孔１ａｋ部分的ｌこ太きく〃ロエして大径孔
部１ｂｅ設けである。

該大径部１ｂｌこ、ゴム材料等の弾性体より成りウオッ
シャパイプ４と摺動可能でかつウオツシャ液を外１こ漏
らさないようＥこウオッシャパイプ４の外径よりも小さ
な内径のリップ部２ａを有するシーｌし２が圧入固定さ
れている。

ヌ、パイプ４をシーｌし２の中心に偏心なく確実ｆこ挿
入するアこめ、タリえば樹脂材料より成るブツシュ３が
圧入固定されている。

前述のウオッシャパイプ４は耐食性のよい金属（り０え
ば銅、銅合金、ステンレス鋼）ヌ１１樹脂材料より成り
、ピボットケースカバー５に圧入ヌはろう付（樹脂材料
の場合は接着又はパイプ４とピボットケースカバー５を
一体成形してもよい）ｌこより固定されている。

ウオッシャパイプ４のシー＋し２と接合する反対側ｌこ
はウオッシャパイプの一部となるウオッシャホース８が
圧入固定されている。

上記構成になる本考案装置の作動全説明する。

図示せぬ駆動源となるワイパモータの回転運動をワイパ
リンク機構により揺動運動に変え、ロッド１１、クラン
クピン１０．レバー９．ピボット軸１、ワイパアーム金
穴し、ワイパブレードでガラス面を払拭する。

ウオツシャ液は図示せぬウオッシャポンプｉこよりウオ
ッシャタンクからウオッシャホース８、ウオッシャパイ
プ４．ピボット軸１、ワイパアーム金繰てノズｌしより
ガラス面Ｅこ噴射される。

なお、ピボット軸へのシールの圧入を一層確実ｆこする
ため、シーｌしを構成する弾性体であるゴムｔこ金属カ
ラーを一体成形して埋め込んでもよい。

以上述べだ様に本考案ｌこおいては、ピボット軸Ｅこシ
ーｌしを圧入し、ウォータパイプとの間で摺動させてい
るため、従来品の様ｉこウォータパイプが揺動すること
はないので、ボデーと摺動じ摩耗して水漏れを起こすこ
とがなく、耐久性ｌこ優れ、かつ収納空間の狭い所ｉこ
でも設置できる。

又、ブツシュ３Ｉこウオッシャパイプ金貫通させて、ウ
オッシャパイプ全ブツシュ３によって位置決めしている
ので、ウオッシャパイプが正規位置ｆこ安定するγこめ
、水漏れがなくなる。

ヌ、ブツシュ３金大径孔部内ｔこ圧入することによりシ
ーＩし２金入径孔部内に圧入し、これｌこよりシーＩし
２のリップ部全ウオッシャパイプの周面に圧接させてい
るので、水漏れをなくすとともｊこ、少ない部品点数で
迅速な組付けができるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図１１従来のウオッシャ付ワイパ装置の断面図、第
２図は本考案ｌこなるウオッシャ付ワイパ装置の一実施
列を示す一印析面図である。 １・・・・・・ピボット軸、ｌａ・・・・・・孔、１ｂ
・・・・・・大径孔部、２・・・・・・シーＩし ２ａ
・・・・・・リップ部、４・・・・・・ウオッシャパイ
プ。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ウオツシャ液がピボット軸に設けた孔を貫通して流れる
   ウオッシャ付きワイパ装置ｌこおいて、前記孔の反ワイ
   パアーム取付側端部に設けられγこ太径孔部と、該大径
   孔部内に固定され内面ｆこリップ部２ａを有し前記大径
   孔部内ｌこ圧入固定されｆこシール２と。 前記大径孔部内Ｉこ前記シーＩし２全圧入し保持すべく
   前記大径孔部内ｌこ圧入固定されγこブツシュ３と、該
   ブッシュ３ｆｒ、貫通して該ブツシュ３Ｉこより位置決
   めされると共Ｉこ前記シーＩし内を貫通し局面が該シー
   Ｉしのリップ部に圧接され一端が該シーｌし部内部ひい
   ては前記ピボット軸の孔ｌこ開口し他端からウオツシャ
   液が導入されるウオッシャパイプとを備えたことを特徴
   とするウオッシャ付きワイパ装置。