JPS5941692Y2 - スライドフアスナ−用スライダ− - Google Patents
スライドフアスナ−用スライダ−Info
- Publication number
- JPS5941692Y2 JPS5941692Y2 JP9842180U JP9842180U JPS5941692Y2 JP S5941692 Y2 JPS5941692 Y2 JP S5941692Y2 JP 9842180 U JP9842180 U JP 9842180U JP 9842180 U JP9842180 U JP 9842180U JP S5941692 Y2 JPS5941692 Y2 JP S5941692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamper
- handle
- slider
- tip
- slide fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Slide Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、金属製のクランパーを介して引手をスライ
ダ一本体に装着したスライドファスナー用スライダーに
関するものである。
ダ一本体に装着したスライドファスナー用スライダーに
関するものである。
従来、合成樹脂の引手をスライダ一本体に直接取付ける
と、引手が牽引力に耐えられず千切れることもあるので
、金属製のクランパーを介して取付けることがあった。
と、引手が牽引力に耐えられず千切れることもあるので
、金属製のクランパーを介して取付けることがあった。
この場合、引手にはインサート底形によりクランパーを
一本に取付けることもできるが、そのような引手では、
製造設備を新設する必要があることは勿論、既設のスラ
イダー組立て装置に適しないため、スライダーの組立て
工程中に引手とクランパーを自動的に組立て得るように
両者を単に組合わせる手段が用いられている。
一本に取付けることもできるが、そのような引手では、
製造設備を新設する必要があることは勿論、既設のスラ
イダー組立て装置に適しないため、スライダーの組立て
工程中に引手とクランパーを自動的に組立て得るように
両者を単に組合わせる手段が用いられている。
その−例としては、クランパーに抜孔を設け、引手には
クランパーを差込む空洞部を設けると共に、空洞部の内
壁にクランパーの抜孔が引っ掛かる逆テーパーの突起を
設けていたが、引っ掛かりを良好にするために突起を高
くするとクランパーの打込みに支障が生ずる難点があっ
た。
クランパーを差込む空洞部を設けると共に、空洞部の内
壁にクランパーの抜孔が引っ掛かる逆テーパーの突起を
設けていたが、引っ掛かりを良好にするために突起を高
くするとクランパーの打込みに支障が生ずる難点があっ
た。
そこで突起を設けた壁にスリットを底形することにより
高い突起でもクランパーの打込みを可能にしていたが、
スリットが引手の外観に表われるため見苦しくなる難点
があった。
高い突起でもクランパーの打込みを可能にしていたが、
スリットが引手の外観に表われるため見苦しくなる難点
があった。
この考案は上記のように引手にクランパーを組合わせる
場合における欠点を解決し、引手には外観に表われるス
リットを設けないで、引手にクランパーを強固に結合で
き、引手が合成樹脂である場合ばかりでなく、金属であ
る場合にも自動組立てが可能であるようにしたものであ
る。
場合における欠点を解決し、引手には外観に表われるス
リットを設けないで、引手にクランパーを強固に結合で
き、引手が合成樹脂である場合ばかりでなく、金属であ
る場合にも自動組立てが可能であるようにしたものであ
る。
次にこの考案の実施例を図面にもとずいて説明する。
スライダーは第1図に示す如くスライダ一本体1にステ
ンレス等の弾性を有する金属製のクランパー2を介して
引手3が取付けである。
ンレス等の弾性を有する金属製のクランパー2を介して
引手3が取付けである。
引手3とクランパー2との組合せについては、引手3に
クランパー2が挿入される空洞部4を設け、空洞部4の
入口近くの上下両面に溝条5,5を設けることにより空
洞部4内へ段部6,6を形成してあり、その底形の都合
上、引手3の両側面に抜孔7,7が開口している。
クランパー2が挿入される空洞部4を設け、空洞部4の
入口近くの上下両面に溝条5,5を設けることにより空
洞部4内へ段部6,6を形成してあり、その底形の都合
上、引手3の両側面に抜孔7,7が開口している。
クランパー2は、基端部にスライダ一本体1の引手取付
部8に掛かる透孔9を設け、引手3に差込む部分には横
に長いヨ字形のスリット10を設けることにより1対の
平行な打抜片11,12を形成し、且つその打抜片11
,12はクランパー2の差込み方向とは逆向きに形成さ
れ、先端部にクランパー2の表面より突出する折曲部1
3,14を設け、一方の折曲部13は表面より他方の折
曲部14は裏面より突出させ、それぞれ先端方向に逃げ
テーパーとなっている。
部8に掛かる透孔9を設け、引手3に差込む部分には横
に長いヨ字形のスリット10を設けることにより1対の
平行な打抜片11,12を形成し、且つその打抜片11
,12はクランパー2の差込み方向とは逆向きに形成さ
れ、先端部にクランパー2の表面より突出する折曲部1
3,14を設け、一方の折曲部13は表面より他方の折
曲部14は裏面より突出させ、それぞれ先端方向に逃げ
テーパーとなっている。
上記の横取において、引手3とクランパー2を組合わせ
る場合には、引手3の空洞部4にクランパー2を打込み
、空洞部4内の段部6にクランパー2打抜片11,12
の折曲部13.14を引っ掛けるものであるが、打抜片
11,12はクランパー2の打込み方向とは逆方向に向
けて形成され、先端の折曲部13.14は先端方向へ逃
げテーパーとなっているので、クランパー2の打込みに
は支障がなく、折曲部13.14は打込み中に空洞部4
内壁に押されると弾力に抗して引込み、溝条5に至って
復元し段部6に引っ掛かる。
る場合には、引手3の空洞部4にクランパー2を打込み
、空洞部4内の段部6にクランパー2打抜片11,12
の折曲部13.14を引っ掛けるものであるが、打抜片
11,12はクランパー2の打込み方向とは逆方向に向
けて形成され、先端の折曲部13.14は先端方向へ逃
げテーパーとなっているので、クランパー2の打込みに
は支障がなく、折曲部13.14は打込み中に空洞部4
内壁に押されると弾力に抗して引込み、溝条5に至って
復元し段部6に引っ掛かる。
打抜片11.12及び折曲部13,14の形状及び方向
性からクランパー2は脱出不能となり、クランパー2に
脱出方向の力が加わると更に深い引っ掛り状態となるも
のである。
性からクランパー2は脱出不能となり、クランパー2に
脱出方向の力が加わると更に深い引っ掛り状態となるも
のである。
打抜片11.12を1対にして先端折曲部13.14の
突出面を両方で逆にした場合にはその効果は更に確実と
なる。
突出面を両方で逆にした場合にはその効果は更に確実と
なる。
以上のようにこの考案は、引手に外観上見苦しいスリッ
トを設けないでクランパーを強固に結合できたものであ
って、また両方を組立てる場合は引手にクランパーを打
込むだけであるから、スライダーの自動組立て工程にの
せることが可能でその量産に適し、結合につき引手の素
材の弾力を利用しないので、引手が金属である場合にも
適用できる。
トを設けないでクランパーを強固に結合できたものであ
って、また両方を組立てる場合は引手にクランパーを打
込むだけであるから、スライダーの自動組立て工程にの
せることが可能でその量産に適し、結合につき引手の素
材の弾力を利用しないので、引手が金属である場合にも
適用できる。
結合につきクランパーの折曲部の弾力を利用するが、そ
の折曲部は段部との掛止状態では溝条内で復元し引手に
は無理な圧力を与えないので、引手の塑性変形を防止で
きる等の効果がある。
の折曲部は段部との掛止状態では溝条内で復元し引手に
は無理な圧力を与えないので、引手の塑性変形を防止で
きる等の効果がある。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はスライダー
の斜視図、第2図はクランパーとの結合状態を示す引手
の横断面図、第3図a、b、cは引手にクランパーを結
合する順序を示す縦断面図、第4図はクランパーの斜視
図である。 1・・・・・・スライダ一本体、2・・・・・・クラン
パー、3・・・・・・引手、4・・・・・・空洞部、5
・・・・・・溝条、6・・・・・・段部、11,12・
・・・・・打抜片、13.14・・・・・・折曲部。
の斜視図、第2図はクランパーとの結合状態を示す引手
の横断面図、第3図a、b、cは引手にクランパーを結
合する順序を示す縦断面図、第4図はクランパーの斜視
図である。 1・・・・・・スライダ一本体、2・・・・・・クラン
パー、3・・・・・・引手、4・・・・・・空洞部、5
・・・・・・溝条、6・・・・・・段部、11,12・
・・・・・打抜片、13.14・・・・・・折曲部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1)スライダ一本体1に弾性を有する金属製のクランパ
ー2を介して引手3を取付け、クランパーは引手に差込
んで組合わせであるスライドファスナー用スライダーに
おいて、クランパーに引手への差込み方向とは逆向きの
打抜片11゜12を形成すると共に、打抜片の先端に先
端方向へ逃げテーパーの折曲部13.14を設け、クラ
ンパーが差込まれる引手の空洞部4内に横の溝条5によ
り段部6を形成し、その段部にクランパーの折曲部を脱
出不能に掛止させたスライドファスナー用スライダー。 2)打抜片11,12を1対にして先端の折曲部13.
14を上下逆方向に向けた実用新案登録請求の範囲第1
項記載のスライダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9842180U JPS5941692Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | スライドフアスナ−用スライダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9842180U JPS5941692Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | スライドフアスナ−用スライダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5722312U JPS5722312U (ja) | 1982-02-05 |
JPS5941692Y2 true JPS5941692Y2 (ja) | 1984-12-03 |
Family
ID=29460143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9842180U Expired JPS5941692Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | スライドフアスナ−用スライダ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941692Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5315557B2 (ja) * | 2009-09-30 | 2013-10-16 | Ykk株式会社 | スライドファスナー用スライダー |
-
1980
- 1980-07-11 JP JP9842180U patent/JPS5941692Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5722312U (ja) | 1982-02-05 |
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