JPS594166Y2 - 油圧装置の圧力制御回路 - Google Patents

油圧装置の圧力制御回路

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JPS594166Y2
JPS594166Y2 JP4642580U JP4642580U JPS594166Y2 JP S594166 Y2 JPS594166 Y2 JP S594166Y2 JP 4642580 U JP4642580 U JP 4642580U JP 4642580 U JP4642580 U JP 4642580U JP S594166 Y2 JPS594166 Y2 JP S594166Y2
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JP
Japan
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pressure
pilot
valve
operated
port
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Expired
Application number
JP4642580U
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English (en)
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JPS56148105U (ja
Inventor
満宏 長井
Original Assignee
株式会社日本製鋼所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、作動圧力の異なる2個のアクチュエータを有
する油圧装置を作動させるための圧力制御回路に関する
ものである。
1油圧源のみを有する油圧装置において作動圧力の異な
る2個のアクチュエータを作動させる場合には、作動さ
せるべきアクチュエータに応じて油圧源の圧力を切り換
えなければならないが、その圧力制御回路として従来は
第1図に示すような回路が知られている。
すなわち、ポンプ1からの吐出圧の制御はまずリリーフ
弁2によって行なわれるが、これは高圧に設定されてい
る。
リリーフ弁2には吐出圧を低圧に設定するためのパイロ
ットリリーフ弁3が接続され、更にこのパイロットリリ
ーフ弁3のタンクポート (以下、「Tポート」とする
)は方向切換弁4に接続されている。
これによって調圧されたポンプ1からの吐出油は、パイ
ロット作動4方弁5によって切り換えられて高圧アクチ
ュエータ6又は低圧アクチュエータ7に供給される。
パイロット作動4方弁5は方向切換弁8によって切り換
えられる。
高圧アクチュエータ6を作動させるときには、方向切換
弁8のソレノイドaを作動させ、パイロット作動4方弁
5を位置a′の状態に切り換える。
一方、方向切換弁4のソレノイドCは作動させない。
従って、パイロットリリーフ弁3のTポートはドレーン
されないので、吐出圧はリリーフ弁2によって高い圧力
に設定される。
従って、高圧の吐出油が高圧アクチュエータ6に供給さ
れることになる。
逆に、低圧アクチュエータ7を作動させるときは、方向
切換弁8のソレノイドbを作動させ、パイロット作動4
方弁5を位置b′の状態に切り換える。
同時に、方向切換弁4のソレノイドCを作動させて、パ
イロットリリーフ弁3のTポートをドレーンさせてこれ
を作動状態にする。
従って、吐出圧はパイロットリリーフ弁3によって設定
される低い圧力となり、この圧力で低圧アクチュエータ
7に圧油が供給される。
以上のように、従来の油圧回路においては、圧油を供給
する方向の切り換えは方向切換弁8によつて行ない、一
方、吐出圧力の切り換えは別の方向切換弁4によって行
ない、両方向切換弁4及び8の作動のタイミングを電気
的に合致させていた。
しかしながら、この油圧回路においては、電気的又は油
圧的不具合に起因して方向切換弁の誤作動、不作動等を
生じ、アクチュエータが所定の圧力で作動されないとい
う事態を生じ、その結果、アクチュエータの作動不良あ
るいはアクチュエータの破損を生じていた。
従って、本考案は、従来の油圧回路における上記のよう
な欠点を解消し、簡単で経済的で、しかも作動が確実で
ある圧力制御回路を得ることを目的とするものである。
以下、本考案をその実施例を示す添付図面の第2図に基
づいて説明する。
ポンプ1からの吐出油は、方向切換弁8によって切り換
えられるパイロット作動4方弁5によって、高圧アクチ
ュエータ6及び低圧アクチュエータ7に供給される。
ポンプ1からの吐出圧の制御はまず高圧に設定されてい
るリリーフ弁2によって行なわれるが、リリーフ弁2に
は吐出圧に設定するためのパイロットリリーフ弁3が接
続されている。
パイロットリリーフ弁3のTポートは管路9を介して、
方向切換弁8のAポート (ソレノイドaが作動したと
き圧力油が供給される)とパイロット作動4方弁5のパ
イロットポートとを連絡する管路10へと接続されてい
る。
この圧力制御回路は次のように作用する。
アクチュエータを作動させない場合には、方向切換弁8
の両ソレノイドa、 l)を作動させなければよい。
これによって、パイロット作動4方弁5は中立状態とな
り、ポンプ1からの吐出油はパイロット作動4方弁5の
Tポートからドレーンされる。
高圧アクチュエータ6を作動させる場合には、方向切換
弁8のソレノイドaを作動させると、方向切換弁8のP
ポートとAポートとが連通し、またBポートとTポート
が連通ずる。
これによってパイロット作動4方弁5に管路10を介し
てパイロット圧が作用し、パイロット作動4方弁5は位
置aに切り換えられ、高圧アクチュエータ6に圧力油が
供給される。
これと同時に、管路10と管路9とは接続されているの
で、パイロットリリーフ弁3のTポートにも圧力油が作
用し、この弁は非調圧状態となる。
従って、吐出圧の制御はリリーフ弁2によって行なわれ
、吐出圧は高圧に設定される。
結局、高圧の吐出油が高アクチュエータ6に供給され、
これを作動させる。
低圧アクチュエータ7を作動させる場合には、方向切換
弁8のソレノイドbを作動させると、方向切換弁8のP
ポートとBポートとが連通し、またAポートとTポート
とが連通ずる。
これによって、パイロット作動4方弁5に、前述とは逆
方向にパイロット圧が作用し、パイロット作動4方弁5
は位置b′に切り換えられ、低圧アクチュエータフに圧
力油が供給される。
同時に、方向切換弁8のAポートがTポートと連通して
ドレーンされるから、管路10及びこれに接続された管
路9もドレーンされ、結局、方向切換弁3のTポートが
ドレーンされる。
従って、パイロットリリーフ弁3は調圧状態となり、吐
出圧の制御はこの弁によって行なわれ、低圧に設定され
る。
結局、低圧の吐出油が低アクチュエータに供給され、こ
れを作動させる。
以上の説明から明らかなように、本考案は、圧力切換専
用の方向切換弁を不要とし、これに代えてパイロットリ
リーフ弁を圧油の流れ方向切換用の方向切換弁と巧妙に
組み合わせて同一の機能を達成したものである。
従って、方向切換弁が一つ減少し回路は簡単になり経済
的である。
しかも、それだけではなく、圧油の流、れ方向の切り換
えと圧力の切り換えとを同一の方向切換弁の動作によっ
て行なっているので、切り換えのタイミングの一致は確
実であり、電気的又は油圧的故障によってアクチュエー
タが誤まった圧力によって作動される可能性は非常に小
さくなる。
従って、アクチュエータの作動不良あるいは破損を生じ
ることもほとんどなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧力制御回路を示す図、第2図は本考案
による圧力制御回路を示す図である。 1・・・・・・ポンプ、2・・・・・・リリーフ弁、3
・・・・・・パイロットリリーフ弁、4・・・・・・方
向切換弁、5・・・・・・パイロット作動4方弁、6・
・・・・・高圧アクチュエータ、7・・・・・・低圧ア
クチュエータ、8・・・・・・方向切換弁、9・・・・
・・管路、10・・・・・・管路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 作動圧力の異なる2個のアクチュエータを有する油圧装
    置を1油圧源によって作動させる圧力制御回路であって
    、ポンプ1吐出圧を高圧に設定するリリーフ弁2と、リ
    リーフ弁2に接続されて吐出圧を低圧に設定するパイロ
    ットリリーフ弁3と、吐出油の流れを高圧アクチュエー
    タ6又は低圧アクチュエータフに切換えるためのパイロ
    ット作動4方弁5と、パイロット作動4方弁5を切り換
    えるためのパイロット圧を発生する方向切換弁8とを有
    するものにおいて、 パイロットリリーフ弁3のドレーンポートであるTポー
    トを、高圧アクチュエータ6を作動させるように弁を切
    り換えるためのパイロット作動4方弁5のパイロットポ
    ートと方向切換弁8とを結ぶ管路10へ接続したことを
    特徴とする圧力制御回路。
JP4642580U 1980-04-08 1980-04-08 油圧装置の圧力制御回路 Expired JPS594166Y2 (ja)

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JP4642580U JPS594166Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 油圧装置の圧力制御回路

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JP4642580U JPS594166Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 油圧装置の圧力制御回路

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Publication Number Publication Date
JPS56148105U JPS56148105U (ja) 1981-11-07
JPS594166Y2 true JPS594166Y2 (ja) 1984-02-06

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ID=29641455

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