JPS5941651Y2 - 無線送信機の定在波比指示装置 - Google Patents
無線送信機の定在波比指示装置Info
- Publication number
- JPS5941651Y2 JPS5941651Y2 JP1980072118U JP7211880U JPS5941651Y2 JP S5941651 Y2 JPS5941651 Y2 JP S5941651Y2 JP 1980072118 U JP1980072118 U JP 1980072118U JP 7211880 U JP7211880 U JP 7211880U JP S5941651 Y2 JPS5941651 Y2 JP S5941651Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- transmission line
- antenna
- standing wave
- wave ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は無線送信機の定在波比を指示する計測回路にお
いて、進行波検出ループ内の検波ダイオードに基因する
高調波スプリアス輻射を抑止した定在波比指示装置に関
する。
いて、進行波検出ループ内の検波ダイオードに基因する
高調波スプリアス輻射を抑止した定在波比指示装置に関
する。
一般に電圧定在波比は進行波検波電圧VFと反射波検波
電圧vRとからVF+VB/VF−VBによって与えら
ヘアンテナ負荷を含む送信電力の伝送線路におけるイン
ピーダンス整合度を知る目安としてSWRメータが用い
られている。
電圧vRとからVF+VB/VF−VBによって与えら
ヘアンテナ負荷を含む送信電力の伝送線路におけるイン
ピーダンス整合度を知る目安としてSWRメータが用い
られている。
ところで定在波比を求める場合、従来は第1図に示す通
り、伝送線路TLに近接したピックアップ導体PCF
、PCBを介して進行波並びに反射波に対応する電圧を
夫夫検出し、通常、ダイオードDF。
り、伝送線路TLに近接したピックアップ導体PCF
、PCBを介して進行波並びに反射波に対応する電圧を
夫夫検出し、通常、ダイオードDF。
DRによって検波されるが、進行波電力の伝送線路の通
過に伴って上記検波ダイオードにも相応の高周波電流が
流入するため高次高調波を発生し、これが伝送線路を伝
播してアンテナから不要電波の輻射をもたらす原因にな
っていることが判明した。
過に伴って上記検波ダイオードにも相応の高周波電流が
流入するため高次高調波を発生し、これが伝送線路を伝
播してアンテナから不要電波の輻射をもたらす原因にな
っていることが判明した。
本考案は前記の障害に鑑みて伝送エネルギの大きい進行
波成分を検出するピックアップループを伝送線路から隔
離して高周波送信電力のp波回路の入力側に接続するこ
とによって検波ダイオードにおいて生起した高調波を上
記 波回路によって除去し、アンテナよりの輻射を防止
するものである。
波成分を検出するピックアップループを伝送線路から隔
離して高周波送信電力のp波回路の入力側に接続するこ
とによって検波ダイオードにおいて生起した高調波を上
記 波回路によって除去し、アンテナよりの輻射を防止
するものである。
元来、無線送信機には整合されたアンテナが使用される
ので、反射波成分は僅少であり、反射波検波ダイオード
に基因する高調波の発生が無いか又は至極少ないため、
反射波成分の検出ループのみを伝送線路に近接配置する
構成としたものである。
ので、反射波成分は僅少であり、反射波検波ダイオード
に基因する高調波の発生が無いか又は至極少ないため、
反射波成分の検出ループのみを伝送線路に近接配置する
構成としたものである。
以下本考案の一実施例を図面により説明するが第1図は
従来のSWR計測回路の結線図、第2図が本考案定在波
比指示装置の回路配置図であって同一構成要素は両図を
通じて同一記号で示しである。
従来のSWR計測回路の結線図、第2図が本考案定在波
比指示装置の回路配置図であって同一構成要素は両図を
通じて同一記号で示しである。
先づ第2図において無線送信機の高周波段TxRFから
アンテナ端子ANTに至る伝送線路TLに低域通過済波
回路を介して高周波出力が加えられ、この伝送線路に沿
って近接した反射波成分を検出するピックアンプループ
導体PCBを設けてその一端に抵抗器R1を介して接地
し、他端に検波ダイオードDR1と抵抗器R9を介して
指示計器Mの切換接点SWRを接続するとともに、検波
ダイオードの陰極をコンデンサcRを介して接地しであ
る。
アンテナ端子ANTに至る伝送線路TLに低域通過済波
回路を介して高周波出力が加えられ、この伝送線路に沿
って近接した反射波成分を検出するピックアンプループ
導体PCBを設けてその一端に抵抗器R1を介して接地
し、他端に検波ダイオードDR1と抵抗器R9を介して
指示計器Mの切換接点SWRを接続するとともに、検波
ダイオードの陰極をコンデンサcRを介して接地しであ
る。
他方、進行波成分は、上記伝送線路の前段に設けられた
前記低域通過ろ波回路LPFの入力端子、本実施例では
カスケード中間接続点からリード線LPにより、結合コ
ンデンサC6、抵抗器R8を介して他端を接地するとと
もに、上記結合コンデンサと抵抗器R3との接続点を検
波ダイオードDFと抵抗器R4を介して前記指示計器の
他の切換接点CALに接続する。
前記低域通過ろ波回路LPFの入力端子、本実施例では
カスケード中間接続点からリード線LPにより、結合コ
ンデンサC6、抵抗器R8を介して他端を接地するとと
もに、上記結合コンデンサと抵抗器R3との接続点を検
波ダイオードDFと抵抗器R4を介して前記指示計器の
他の切換接点CALに接続する。
cFは前記CB、と同じく原波器としてのコンデンサ、
Rcは調整抵抗器、Kは切換スイッチの切片である。
Rcは調整抵抗器、Kは切換スイッチの切片である。
ここにおいて本考案装置の従来装置との根本的な相違点
は、送信エネルギを受けもつ進行波の検波によって生起
する多大な高調波成分を伝送線路の前段に設けたp波回
路の入力側において検出して、検波ダイオードに発生し
た高調波成分を上記p波回路を通過させることにより、
アンテナへの伝播を防止していることである。
は、送信エネルギを受けもつ進行波の検波によって生起
する多大な高調波成分を伝送線路の前段に設けたp波回
路の入力側において検出して、検波ダイオードに発生し
た高調波成分を上記p波回路を通過させることにより、
アンテナへの伝播を防止していることである。
以上の構成によって本考案装置はアンテナとのインピー
ダンス整合がとれている限り、検波ダイオードにおいて
高調波を発生せしめるエネルギを有しない反射波検出ル
ープのみを伝送線路に近接配置し、送信エネルギの大き
い進行波によって生起する検波ダイオードでの高調波成
分をp波回路によって除去し、アンテナからの不要電波
の輻射が防止されるとともに計器の指示値にも何等の狂
いも起さない実用上の利点を有し、進行波成分の検出ル
ープは従来のように伝送線路との近接配置に細心の注意
を要せず、簡易に構成できるので生産性の向上、価格低
減にも寄与することができるものである。
ダンス整合がとれている限り、検波ダイオードにおいて
高調波を発生せしめるエネルギを有しない反射波検出ル
ープのみを伝送線路に近接配置し、送信エネルギの大き
い進行波によって生起する検波ダイオードでの高調波成
分をp波回路によって除去し、アンテナからの不要電波
の輻射が防止されるとともに計器の指示値にも何等の狂
いも起さない実用上の利点を有し、進行波成分の検出ル
ープは従来のように伝送線路との近接配置に細心の注意
を要せず、簡易に構成できるので生産性の向上、価格低
減にも寄与することができるものである。
第1図は従来のSWR計測回路の配置結線図、第2図は
本考案装置の配置構成図である。 TL:伝送線路、LPF:低域通過済波回路、PCR,
PCF:ピックアップループ、LF:リード線、DR,
DF:検波ダイオード、M;指示計器、ANT:アンテ
ナ端子、TXRF:送信機の高周波段。
本考案装置の配置構成図である。 TL:伝送線路、LPF:低域通過済波回路、PCR,
PCF:ピックアップループ、LF:リード線、DR,
DF:検波ダイオード、M;指示計器、ANT:アンテ
ナ端子、TXRF:送信機の高周波段。
Claims (1)
- 送信電力のアンテナ端子への伝送線路に近接配置したピ
ックアップループを介して進行波並びに反射波に基づく
夫夫の検波電圧によりアンテナ整合度を判定する定在波
比指示装置において、反射波成分による検波電圧を検出
するピックアップループのみを前記伝送線路に近接配置
して指示計器の切換端子の一つに接続し、前記伝送線路
の前段に設けられた低域通過F波回路の入力側に進行波
成分を検出するピックアップループの一端を接続すると
ともに検波器とp波器を介して上記指示計器の他の切換
端子に接続して成り、検波器に基因する高調波スプリア
スのアンテナよりの輻射を防止したことを特徴とする無
線送信機の定在波比指示装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980072118U JPS5941651Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 無線送信機の定在波比指示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980072118U JPS5941651Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 無線送信機の定在波比指示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56174249U JPS56174249U (ja) | 1981-12-23 |
JPS5941651Y2 true JPS5941651Y2 (ja) | 1984-12-01 |
Family
ID=29435531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980072118U Expired JPS5941651Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 無線送信機の定在波比指示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941651Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5234947B2 (ja) * | 2008-10-07 | 2013-07-10 | 日本無線株式会社 | 電力検波回路 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54152018A (en) * | 1978-05-22 | 1979-11-29 | Kanebo Ltd | Production of glass fiber reinforced cement plate and apparatus for making same |
JPS54163923A (en) * | 1978-06-16 | 1979-12-27 | Marusumi Osamu | Producing concrete complex material |
-
1980
- 1980-05-27 JP JP1980072118U patent/JPS5941651Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54152018A (en) * | 1978-05-22 | 1979-11-29 | Kanebo Ltd | Production of glass fiber reinforced cement plate and apparatus for making same |
JPS54163923A (en) * | 1978-06-16 | 1979-12-27 | Marusumi Osamu | Producing concrete complex material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56174249U (ja) | 1981-12-23 |
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