JPS5941062Y2 - 成形充填機等における熱可塑性フイルムの加熱装置 - Google Patents
成形充填機等における熱可塑性フイルムの加熱装置Info
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- JPS5941062Y2 JPS5941062Y2 JP15189780U JP15189780U JPS5941062Y2 JP S5941062 Y2 JPS5941062 Y2 JP S5941062Y2 JP 15189780 U JP15189780 U JP 15189780U JP 15189780 U JP15189780 U JP 15189780U JP S5941062 Y2 JPS5941062 Y2 JP S5941062Y2
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- JP
- Japan
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- film
- heating
- heating device
- forming
- thermoplastic film
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- Expired
Links
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、帯状の合成樹脂フィルムを加熱軟化させて容
器を成形し、品物を充填した後に原反フィルムと容器と
を分離するいわゆる成形充填機等に利用するのに適した
フィルムの加熱装置に関する。
器を成形し、品物を充填した後に原反フィルムと容器と
を分離するいわゆる成形充填機等に利用するのに適した
フィルムの加熱装置に関する。
従来この種の加熱装置においては、以下に設置された加
熱板の間をフィルムが通過することによりフィルムの加
熱を行なう間接加熱方式が用いられているが、一般に加
熱数の表面は平坦になっているので加熱された熱可塑性
フィルムと加熱板とが粘着を起こし、このためフィルム
の搬送が困難になったりフィルムが切断される等の問題
があった。
熱板の間をフィルムが通過することによりフィルムの加
熱を行なう間接加熱方式が用いられているが、一般に加
熱数の表面は平坦になっているので加熱された熱可塑性
フィルムと加熱板とが粘着を起こし、このためフィルム
の搬送が困難になったりフィルムが切断される等の問題
があった。
例、tばPVCフィルムの場合には、約120’C〜1
30℃の領域にフィルムの変形温度があり、加熱されて
この温度領域に達するとフィルムがその幅方向に伸縮し
、搬送方向に対してたるみによる垂れ下りを生じてこの
垂れ下り部分が平坦な加熱板に粘着する傾向がある。
30℃の領域にフィルムの変形温度があり、加熱されて
この温度領域に達するとフィルムがその幅方向に伸縮し
、搬送方向に対してたるみによる垂れ下りを生じてこの
垂れ下り部分が平坦な加熱板に粘着する傾向がある。
この粘着の防止策として、加熱板の表面にテノロンコー
ティング処理を施すことが考えられたが、コーテイング
材は表面から剥離しやすいために定期的な保守・点検を
必要とし、有効な解決策とはなっていなかった。
ティング処理を施すことが考えられたが、コーテイング
材は表面から剥離しやすいために定期的な保守・点検を
必要とし、有効な解決策とはなっていなかった。
本考案の目的は、フィルムが表面に粘着することのない
加熱板を備えた加熱装置を提供することにある。
加熱板を備えた加熱装置を提供することにある。
本考案の加熱装置は、熱可塑性フィルムの両側に配置し
た各加熱板の表面に互いに交差する波形の溝を設けて表
面を突起状に形成したことを特徴とする。
た各加熱板の表面に互いに交差する波形の溝を設けて表
面を突起状に形成したことを特徴とする。
以下本考案につき図面を参照して説明する。
第1図は成形充填機の全体を表わし、第2図は加熱装置
を示し、第3図、第4図は加熱板を示している。
を示し、第3図、第4図は加熱板を示している。
成形充填機は第1図に示されるように、合成樹脂フィル
ムロール1かも矢印方向に引き出された合成樹脂フィル
ム2を加熱するための加熱ヒータを内蔵したフィルム加
熱装置3、容器成形装置4、フィルム送り装置5、品物
の充填装置6、上蓋シール装置I、容器の打抜き装置8
、スクラップ巻取リロール9、搬送コンベア10を有し
ている。
ムロール1かも矢印方向に引き出された合成樹脂フィル
ム2を加熱するための加熱ヒータを内蔵したフィルム加
熱装置3、容器成形装置4、フィルム送り装置5、品物
の充填装置6、上蓋シール装置I、容器の打抜き装置8
、スクラップ巻取リロール9、搬送コンベア10を有し
ている。
第2図には、第1図のフィルム加熱装置3の詳細が示さ
れており、加熱部は加熱&11.21と、熱線をシリコ
ン樹脂で圧潰成形した加熱ヒータ12.22と、絶縁用
の断熱部材13.23とから成り、加熱部は枠組み14
.24及び固定具15.25によって外枠16.26に
固定されている。
れており、加熱部は加熱&11.21と、熱線をシリコ
ン樹脂で圧潰成形した加熱ヒータ12.22と、絶縁用
の断熱部材13.23とから成り、加熱部は枠組み14
.24及び固定具15.25によって外枠16.26に
固定されている。
合成樹脂フィルム2は両側に配置された加熱板11,2
1の間を通過する際に加熱される。
1の間を通過する際に加熱される。
加熱板11,21の表面には第3図に示すように、互い
に交差する波形の溝が設けられている。
に交差する波形の溝が設けられている。
すなわち表向は突起状に形成され、平坦部は含まれてい
ない。
ない。
かかる構成の加熱装置内を熱可塑性フィルムが通過する
場合には、フィルム2が熱変形を生じてたわんだとして
も加熱板11,21の各表面には平坦部がないので粘着
が発生しにくい。
場合には、フィルム2が熱変形を生じてたわんだとして
も加熱板11,21の各表面には平坦部がないので粘着
が発生しにくい。
また仮に粘着を生じた場合でも、第4図に示すように、
加熱板11.21の表面の凹所18,28内の空気は熱
膨張を起してフィルムを浮動させる作用があるので、フ
ィルムの粘着は瞬時に解消される。
加熱板11.21の表面の凹所18,28内の空気は熱
膨張を起してフィルムを浮動させる作用があるので、フ
ィルムの粘着は瞬時に解消される。
かくして本考案によれば、フィルムの粘着は防止され、
フィルムが破断する可能性がなくなる。
フィルムが破断する可能性がなくなる。
加えて、凹所内の空気による浮動作用によって、フィル
ムは加熱板の間のほぼ中心付近を通過するようになるの
で、フィルム加熱にムラがなくなり、極めて効率の良い
加熱装置が提供される。
ムは加熱板の間のほぼ中心付近を通過するようになるの
で、フィルム加熱にムラがなくなり、極めて効率の良い
加熱装置が提供される。
第1図は成形充填機の全体を表わす概略図、第2図は本
考案の加熱装置の一部破断縦断面図、第3図は加熱板の
表面の斜視図、第4図は加熱板間にあるフィルムを示す
断面図である。 2:フィルム、3:加熱装置、11.21:加熱板、1
2,22:加熱ヒータ、18,28:凹所。
考案の加熱装置の一部破断縦断面図、第3図は加熱板の
表面の斜視図、第4図は加熱板間にあるフィルムを示す
断面図である。 2:フィルム、3:加熱装置、11.21:加熱板、1
2,22:加熱ヒータ、18,28:凹所。
Claims (1)
- 成形充填機等における熱可塑性フィルムの間接加熱方式
の加熱装置において、熱OT塑性フィルムの両側1に配
置した各加熱板の表面に互いに交差する波形の溝を設け
て表面に突起状に形成したことを特徴とする加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15189780U JPS5941062Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 成形充填機等における熱可塑性フイルムの加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15189780U JPS5941062Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 成形充填機等における熱可塑性フイルムの加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5773114U JPS5773114U (ja) | 1982-05-06 |
JPS5941062Y2 true JPS5941062Y2 (ja) | 1984-11-26 |
Family
ID=29511211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15189780U Expired JPS5941062Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 成形充填機等における熱可塑性フイルムの加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941062Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7383671B2 (en) * | 2004-05-07 | 2008-06-10 | I.M.A. Industria Macchine Automatiche S.P.A. | Blistering machine for producing blister packs |
IN266810B (ja) * | 2004-05-07 | 2015-06-03 | Ima Safe S R L |
-
1980
- 1980-10-24 JP JP15189780U patent/JPS5941062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5773114U (ja) | 1982-05-06 |
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