JPS5941038A - 文字等の記録装置用のキ−ボ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水元・明は文字等の記録装置のキーボードに関し、更に
詳しくは文字等即ち各種言語に特有又は共通の文字、数
字、記号、符号等の記録装置即ち代表的には各種タイプ
ライタ、テレタイプ又はテレックス送信機、ワードプロ
セッサ、プリンタ等であって、これらによる文字等の記
録即ち代表的には印字、印刷、記憶、送信８表示等の少
くとも１つを行うことができかつ文字等の記録は個々の
文字毎にキーボード上のキーによりなされるもののキー
ボードに関する。

この種の記録装置の古典的代表例としては欧文タイプラ
イタがある。通常の欧文タイプライクでは１個の印字用
キーで２種の文字等、例えばｒＡＪと「ａ」を印字する
ことができ、三者の何れを印字するかは別途の指定キー
で予め指定する。類似の例として和文テレタイプがちり
和文テレタイプでは１個の印字用キーで３種の文字等を
送信することができ、全体ではカタカナ、大文字アルフ
ァベット、数字及び若干の各種記号等を送信することが
でき、三者の何れを送信するかはタイプライタと同様に
別途の指定キーで予め指定する。このような指定を行う
指定キーは通常印字用キーの配列の外周部に配置され、
１つで２個以上の群を指定できる指定キーの１又は２以
上が用いられる場合のほかはその数は１個の印字用キー
等の記録キーで印字等の記録を行うことのできる文字等
の数（以後「キー当り字数」という。）よりもｌ少いも
のが少くとも必要である。例えばキー当り字数が４であ
って何れかの３字の指定がなければ又は解除されれば残
る１字が指定される一部間接指定方式であれば指定キー
は最低３種あればよいが、１個の記録用キーにより記録
されうる文字等の全てが予め指定される全部直接指定方
式であれば最低４種を要する。後述の本発明は全部直接
指定方式でキー当り字数３以上、特に４以上のもので、
操作の容易さが増し好適である。

使用頻度が多い等の理由により１種の指定キーを例えば
左右両側に配置すれば指定キーの数は上記最低の種類数
をこえる。一部間接指定方式では最も使用頻度の高い文
字等が指定キーの使用を要しないものとするのが通例で
あり、欧文タイプライタにおける小文字が代表的な例で
ある。

世界的共通文字といえる欧文アルファベット及び各種の
数字に少数の個有文字や符号を追加する程度で文字数が
充足する言語では格別の問題な〈従来の欧文タイプライ
タ方式のキーボードを利用できる。しかしこれら以外の
文字をも比較的多数用いるのが必要である日本語、朝鮮
語、タイ語、アラビア語、ロシア語、ギリシャ語等多く
の言語では記録キーの数を徒らに増すことなくこれらの
言語に特有の文字をも加えて記録できる装置の出現が待
たれていた。

単に機械的な機構によって多数の文字等を記録できる装
置を得ることは余りたやすくないとみられるが、近年、
主として電子産業の急速な進展に助けられて、１個の記
録用キーで多数の文字等を記録できる装置が可能となっ
た。

しかしこのような装置のキーボードは、両手のｌＯ指で
操作されるのが通常であること、キーボード面の場所又
はキーボード面を表示する場所の物理的制約があること
等から文字等の記録に直接用いる記録キーの数には上限
があり、その数は通常欧文タイプライタのその種のキー
の数を大きく越えることはないと考えられる。

そこで記録キーをかかる一定数以内として多数の文字等
を記録できる為には、記録キー１個で記録できる文字等
の数即ちキー当り字数を複数個とし、複数個中側れの文
字等を記録するかは別途指定キーを用いる方式が用いら
れ、記録キー全体により記録できる全文字等は、個々の
文字等間の共通性に通常は留意して複数個の群に分けら
れ、またその数は（キー当り字数）×（群の数）が最大
である。

このようにして記録キーの数を一定範囲内とし多数の文
字等を記録できる装置が可能となるがそのキーボードの
操作はその分だけ複雑化する。

かかる複雑化の一方で、この種の装置、特に追加、削除
、変更２編集等の機能がある代表的にはワードプロセッ
サの普及に伴って、これらによる記録が従来に比し文等
の最終仕上りよυ前の段階でなされることが増すので、
専任のオペレータでなく通常者によって、比較的たやす
く行われうろことが要請される。

本発明はかかる要請に応える１つの提案である。

即ち本発明は、文字等を記録する為の記録装置であって
、それにより記録されることのできる文字等は複数個の
群に分けられており、該群中特定の１群を指定する指定
キーと指定された群中の特定の文字等を記録する複数個
の記録キーを有する記録装置のキーボードであって、１
個の記録キーの１回の使用により記録される１個の文字
等は、当該記録キーの使用による該文字等の記録に先立
って、該文字等が属する特定の群がその群を指定する指
定キーの使用により特定されることにより決められるキ
ーボードであり、個々の記録キー上には、それにより記
録されることのできる文字等の少くとも大部分が、夫々
の文字等が属する群毎に特有の位置に表示されており、
かつ指定キーにより、それが指定する文字等の群の該特
有の位置が顕示されるキーボードである。

本発明の骨子とするところは、複雑化したキーボードに
視覚又は触覚による識別手段を与えて特に専任オペレー
タでない通常者による操作を容易にした点にある。特に
上述の如く文等の最終仕」ニリの前に通常者が文等を作
りながらこれらの装置による記録を行う際には、キー操
作を原稿を見ずに行うので、目によるキーの選択を併用
して、指のみによるキーの選択につき専任のオペレータ
の如き格別の訓練を受けずとも、手書きによらぬ明瞭な
文字等による記録を比較的容易かつ能率よぐ完成するこ
とができる。

本発明に於る個々の記録キー上には、そのキーにより記
録され得る複数個の文字等の大部分又は全部が、当該文
字等の属する群毎に特有の位置に表示される。かかる表
示は例えばその記録キーにより「Ａ」と「ａ」とを含む
複数個の文字等を記録できる記録キーであれば「ａ」の
表示を略する等、又は字体の大小、太さ等のみの異る記
録については標準となる文字等の他の表示を略する等必
ずしもキー当り字数全数の文字等を表示しなくてもよい
が、本発明の目的からは一般的に少くともその大部分、
好ましくは全てを表示する必要がある。但し、代表的に
は、１つの文字等につき、その太さ、大小、記法（斜体
など）等のみが異る複数個の記録が、適宜の指定キーの
併用をも加えて１つの記録キーでできる場合等は代表と
なる文字等のみを表示すれば足りる。

本発明に於てキー当り字数は２以上あればよいが、特に
３以上、更に４以上であれば本発明の効果が非常によく
発揮される。才たこの数の上限は特に限定はないが、極
めて一般的な」二面が略正方形の記録用キーを用いるキ
ーボードにあっては９個程度と考えられる。文字等の群
の数即ちキー当り字数に応じ、夫々の群の文字等が記録
用キー上に表示される位置は、例えば、その数が２なら
上下又は左右、３なら上、中。

下又は上と左下、右下、又は上と左、右；４なら上下左
右又は左上、左下、右上、右下；５なら上と左、右、及
び左下と右下；６なら上、下及び左上、左下、右上、右
下；７なら上、左上。

右上、左、右、左下、右下；８なら上下左右及び左上、
左下、右上、右下；９ならば８の例に中央を加えるなど
して定められる。

本発明を図面を用いて説明するが、熱論本発明はこれら
に限定されない。第１図は本発明のキーボードの１個の
記録用キーの上面の１例でありこのキーによりり、ｄ；
Ｄ、ｄ（イタリック体）；Δ、δ（ギリシャ字デルタ）
；に、二（日本字「二」音の２種のかな）の８種の文字
を記録することができる。第２図は第１図のキーを使用
する際に上記８種の文字の何れを記録すべきかを指定す
る本発明のキーボードの指定キー１組の一例であって、
第１図のキーの使用の前に押しておかれる指定キーが第
１図ａならばｒＤＪ、ｂならば「ｄ」、Ｃならば「Ｄ」
、ｄならばｒｄＪ、ｅならば「Δ」、ｆならば「δ」、
ｇならば「に」、ｈならば「二」が第１図のキーの使用
によって記録される。第２図の個々のキー上の黒点が第
１図のキーで記録される文字等中ある１個が属する群の
特定位置を顕示している。第２図の個々のキー上の中央
の文字は本発明の必須要件ではないがそのキーが指定す
る文字等の群の識別記号であり、ａではアルファベット
大文字、ｂでは同小文字、Ｃではイタリック体アルファ
べ、ト大文字、ｄでは同小文字、ｅではギリ７ヤ字大文
字、ｆｆは同小文字、ｇでは日本字ひらがな、ｈでは日
本字カタカナで代表される文字等の群を夫々表示してお
り、実用上便利である。第３図は第２図のキーによって
文字等の特定群の指定を要する記録用キーの他の１例で
ある。このキーで記録される文字等は第１図のキーと同
様に８種であシ、第２図ａのキーによυｒｃＪ、ｂでは
「Ｃ」、Ｃでは「Ｃ」、ｄでは「ｃ」、ｅでは「Ｆ」、
ｆでは「γ」、ｇでは「は」、ｈでは「ハ」が夫々記録
される。

指定キー上での特定位置の顕示は第２図における黒点に
限らず任意形状の、指定キー上面の色と一般には異色の
又は同色の点、線２文字。

符号、記号又はそれらの組合せであることができる。ま
たこの顕示は文字等の群毎にその記録キー上の位置の他
に相互に識別のたやすい色を定め、好ましくは個々の記
録用キー上に表示される文字等自体、又はその背景もし
くはその周囲の少くとも一部、又はこれらの適宜の組合
せに対し対応する色を用いると共に、対応する個個の指
定キー又は指定キー上の群の表示の少くとも一部分にも
同じ色を用いることによっても行いうる。この顕示はま
た例えば指定キー上面に対し凸状、凹状又は凹凸なしで
あることができる。凸状であれば特に盲人用に適してい
る。

本発明の顕示は更に点灯２発光等によっても無論行いう
る。この顕示は勿論上記した代表的なる。第４図は夫々
４個の文字を記録させ得る、ある同一の記録装置に用い
られる２個の記録キーの例である。夫々の１回の使用に
より欧文アルファベット大文字と小文字、ギリシャアル
ファベット大文字と小文字により代表される全部で４群
の中の各１個の文字等が記録できるが、欧文アルファベ
ットの小文字全体に限っては（即ち第４図上では「ｐ」
が）これらのキー上で表示が略されている。また個々の
キーの４隅には、指定キーにより指定されるべき文字等
の群４個夫々毎に特有の色の斜線が施されている。

例えば灰黄白色のキー上面に対し右上（アルファベット
小文字が代表する群）は白、左下（アルファベット大文
字が代表する群）は緑、右下（ギリシャ字大文字が代表
する群）は赤、左上（ギリシャ字小文字が代表する群）
は黒であつ第１６図は８である場合の例である。これら
に於て個々の指定キーは適宜記録キー一群の上下左右等
に分離又は使用頻度に応じ重複配置されてよいことは熱
論である。

なお」−記には詳述しなかったが、本発明は、」二連の
如き１個の指定キーが文字等の一個の群を指定する方式
以外にも、それらの組合せ使用、複数個であるその設定
位置を変えることにより文字等の複数個の群の１個を指
定できる指定キー、又は代表的には複数個の設定位置を
有する指定キーと同様の他の指定キーもしくは１細身」
二の指定キーとの組合せ等により、文字等の複数個の群
が指定できる指定キーを用いる場合にも勿論適用できる
。第１７図はこの種の指定キ一群の１例で、ａは第１１
図のものに代るもの、ｂはセ、１・すれば字体をゴチッ
ク（太字体）にするもの、Ｃば「Ｓｔｄ」にセットすれ
ば標準大、標準大を基準として「×２」ならば長さ比６
倍大、１／２ならば長さ比ＩＡｑ倍大の文字等が記録さ
れるものである。従って第１７図でｂのキーはセットさ
れａ、ＣＵ図の通りセットされていてこれに第１Ｏ図で
代表される記録キ一群があるキーボルドに於て第１０図
左上のキーを用いればギリンヤ字πの大文字の太字体の
長さ比ＩＡ／Ｔ倍大のひろがりのものが記録される。

また他の例として第１８図のキーで「ゑ」や「れ」にか
えて夫々「ヱ」や「し」も打てるキーでは４種の群から
夫々「ゑ」、「れ」の群の指定キーに加え「カタカナ」
の群を指定するキーをも併用する。

また本発明ではある指定キーによっである時点で指定さ
れている文字等の群の個々の文字等の全部、一部、その
群の識別名、及びその略称であってもよいその群の識別
記号等の少くとも１種がキーボード上又はキーボード周
辺に必要に応じキーボード上におけると同じ配置で明示
されることは、特にキー当り字数の多い装置のキーボー
ドにあっては通常者による円滑な操作を助ける。このよ
うな明示はキーボード」二〇全記録キーそのもの上で当
該群に属する文字等の表示が発光２点灯等の手段により
明示されることによってなされてもよい。

い曲面上にある方がよいが、あるならば残余の記録キー
、及び指定キー、又は更に他種のキーは他の面」二にあ
ってもよく、一部のキーは必要によりペダル状として足
でも操作されてよい。

本発明のキーボード上の各種キーは、必ずしも欧文タイ
プライタ様の立体的なキー配置をされず、少くとも部分
的に、膜状スイッチを内蔵する等により、隣り合うキー
間に隔りはあっても、殆どないし全く凹みがなくキ一群
が連なる連続平面的配置をされていてもよい。

１だ本発明のキーボードに於ては、特殊な指定キーとし
て、ある種の文字等の群中の文字等（１）用の記録キー
の使用により、個々の文字等に対応する、他種の文字等
ω）の群に属する文字等を記録させる指定をするキーを
持つことができる。例えば、１７７字ｒｐＪの記録キー
を用いれば通常のアルファベットでこれに対応する「Ｒ
」が記録される如きを指定する。更に、アルファベット
「Ｎ」及び「■」の記録キーを続けて用いれば日本字「
に」が記録され、又は逆に口本字「に」のキーを用いれ
ばアルファべ、トで「ＮＩ」が記録される等である。

なお、上記説明では簡単の為にＡ、Ｂ、Ｃ・・・が夫夫
α、β、γ・・・やイ１１ロ、ハ・・に対応し、同じ順
位にある文字が同一の記録キーにより記録される例を多
くあげたが、個々の言語には、装置の使用目的にもよる
が、夫々適した文字（記録キー）の配置があるので、必
要に応じ上記例にとられれず各種文字を適宜配置すれば
よい。

【図面の簡単な説明】

第１図、第３図、第９図、第１８図は本発明のキーボー
ド上の記録キーの例、第４図、第１０図は本発明のキー
ボード上の２個の記録用キーの例、第２図は本発明のキ
ーボード上の１組の指定キーの例、第５図、第６図、第
７図、第８図、第１１図、第１２図、第１３図、第１４
図。 組の多設定型指定キーの例を示す概念的平面図である。 特許出願人　　東洋エンジニアリング株式会社代理人　
大　洲　明　峰 第　７　凹 項ζ　　９　　匹η　　　　　　　　　　項ξ　ノ０　
び４ｊＰｆＪ　　凹 箒ＩＩ　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字等を記録する為の記録装置であって、それにより記
   録されることのできる文字等は複数個の群に分けられて
   おり、該群中特定の１群を指定する指定キーと指定され
   た群中の特定の文字等を記録する複数個の記録キーを有
   する記録装置のキーボードであって、１個の記録キーの
   １回の使用により記録される１個の文字等は、当該記録
   キーの使用による該文字等の記録に先立って、該文字等
   が属する特定の群がその群を指定する指定キーの使用に
   より特定されることにより決められるキーボードであり
   、個々の記録キー」二には、それにより記録されること
   のできる文字等の少くとも大部分が、夫々の文字等が属
   する群毎に特有の位置に表示されており、かつ指定キー
   により、それが指定する文字等の群の該特有の位置が顕
   示されるキーボード。