JPS5940839Y2 - 吊下げ装置 - Google Patents
吊下げ装置Info
- Publication number
- JPS5940839Y2 JPS5940839Y2 JP13561981U JP13561981U JPS5940839Y2 JP S5940839 Y2 JPS5940839 Y2 JP S5940839Y2 JP 13561981 U JP13561981 U JP 13561981U JP 13561981 U JP13561981 U JP 13561981U JP S5940839 Y2 JPS5940839 Y2 JP S5940839Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- locking
- hanging
- hanging device
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は吊下げ装置に関し、特にテレビその他の重量
物を天井面から吊下げるのに適した装置に関するもので
ある。
物を天井面から吊下げるのに適した装置に関するもので
ある。
例えば、学校、集会所、病院等多数の人が視るテレビは
、建物の天井面に取付けた吊下げ装置に載せて取付けら
れることが多い。
、建物の天井面に取付けた吊下げ装置に載せて取付けら
れることが多い。
この場合の吊下げ装置は天井スラブに固定した金具に吊
下げパイプをねじ込んで結合し、その吊下げパイプの下
端にテレビ支持台を連結するようになっている。
下げパイプをねじ込んで結合し、その吊下げパイプの下
端にテレビ支持台を連結するようになっている。
しかしながら、上記の装置は長年の使用の間に振動その
他の影響によって吊下げパイプが回転し、固定金具から
外れる危険があるので、固定金具と吊下げパイプのねじ
結合部分にビスを貫通するか、又は金具に通したビスを
吊下パイプのねじ部分に当てるなどして回り止めが施さ
れる。
他の影響によって吊下げパイプが回転し、固定金具から
外れる危険があるので、固定金具と吊下げパイプのねじ
結合部分にビスを貫通するか、又は金具に通したビスを
吊下パイプのねじ部分に当てるなどして回り止めが施さ
れる。
しかしながら、ビスを貫通するための穴を設けたり、ビ
スをねじ部分に押し当てるなどの手段をとると、ねじ山
が崩れるために、パイプのねじ込みや抜き出しが困難に
なり、取付作業時の高さ調節などに支障を来たすことに
なる。
スをねじ部分に押し当てるなどの手段をとると、ねじ山
が崩れるために、パイプのねじ込みや抜き出しが困難に
なり、取付作業時の高さ調節などに支障を来たすことに
なる。
この考案は上記の如き問題を解消した回り止め手段を有
する吊下げ装置を提供することを目的としている。
する吊下げ装置を提供することを目的としている。
また、この種の吊下げ装置においては、前述の如く、固
定金具と吊下げパイプとはねじによって結合されるため
、吊下げパイプにねじを切る必要がある。
定金具と吊下げパイプとはねじによって結合されるため
、吊下げパイプにねじを切る必要がある。
そのため、そのねじの部分の肉厚が薄くなり強度が低下
し折損する危険を内包するものである。
し折損する危険を内包するものである。
この考案の第2の目的は、前述の回り止め手段を利用し
て、ねじ結合部分の補強機能を具備せしめた吊下げ装置
を提供することにある。
て、ねじ結合部分の補強機能を具備せしめた吊下げ装置
を提供することにある。
以下、この考案の構成を添付図面に基づいて説明する。
第1図は、テレビAの吊下げ装置の例を示すものであり
、天井スラグBに固定金具1をボルト2によって固定し
、その固定金具1にねじ結合した吊下パイプ3を天井板
Cを貫通して設け、そのパイプ3の下端に支持台りを取
付けるようになっている。
、天井スラグBに固定金具1をボルト2によって固定し
、その固定金具1にねじ結合した吊下パイプ3を天井板
Cを貫通して設け、そのパイプ3の下端に支持台りを取
付けるようになっている。
第2図は固定金具1と吊下パイプ3の結合部分を示して
いる。
いる。
固定金具1は固定板4にねじ筒5を突設したものである
。
。
上記ねじ筒5の上端部分には、第6図において特に明瞭
であるように、対向する2個所に縦溝6,6を設けであ
る。
であるように、対向する2個所に縦溝6,6を設けであ
る。
この縦溝6,6には、コ字形の係止ピン1を遊嵌しであ
る。
る。
吊下パイプ3の上端部外周にはねじ部8を形成してあり
、上記のねじ筒5とねじ結合しである。
、上記のねじ筒5とねじ結合しである。
パイプ3の上端部の内部には、パイプ3の直径方向に渡
した支持板9を固定してあり、その支持板9の上端に上
記ねじ結合の進み方向(第4図の矢印参照)と反対方向
へ屈曲した三角形の係止爪10を突設してあり、パイプ
3の上端からはこの係止爪10だげが突出している。
した支持板9を固定してあり、その支持板9の上端に上
記ねじ結合の進み方向(第4図の矢印参照)と反対方向
へ屈曲した三角形の係止爪10を突設してあり、パイプ
3の上端からはこの係止爪10だげが突出している。
上記の支持板9は、パイプ3のねじ部8の全体にわたる
長さのものであることがねじ部8の補強となるので望ま
しいが、パイプ3の強度が十分である場合は短くてよく
、単に係止爪10の支持板としてパイプ3の内周に固定
されるものでよい。
長さのものであることがねじ部8の補強となるので望ま
しいが、パイプ3の強度が十分である場合は短くてよく
、単に係止爪10の支持板としてパイプ3の内周に固定
されるものでよい。
なお、ねじ筒5に設げる縦溝6,6は、上述のように対
向2個所とする以外、3個所又は第5図に示すように4
個所であってもよく、係止ピン7もその数に合わせて3
本脚、又は4本脚とする。
向2個所とする以外、3個所又は第5図に示すように4
個所であってもよく、係止ピン7もその数に合わせて3
本脚、又は4本脚とする。
係止爪10の先端部はパイプ3の回転中心から一方に片
寄っており、パイプ3を回転した際の先端部の軌跡は、
第4図に鎖線の円形で示すようになり、その軌跡内に係
止ピン7が存在する。
寄っており、パイプ3を回転した際の先端部の軌跡は、
第4図に鎖線の円形で示すようになり、その軌跡内に係
止ピン7が存在する。
なお、同様の係止爪10を支持板9の上辺の中心対象の
位置にもう1枚設けてもよい。
位置にもう1枚設けてもよい。
この考案の構成は以上のとおりであり、以下その使用法
及び作用について説明する。
及び作用について説明する。
第2図はパイプ3の上端をねじ筒5にねじ結合した状態
であり、この状態において係止ピン7は縦溝6,6の中
においてその最下端の位置にある。
であり、この状態において係止ピン7は縦溝6,6の中
においてその最下端の位置にある。
次にパイプ30回転を進めると(第4図実線矢印の方向
)係止爪10の先端部外側辺11に係止どン7が当たる
が、係止爪10が反回転方向へ傾斜しているため、パイ
プ3の回転に伴って係止ピン7は係止爪10の外側辺1
1に沿って押し上げられついには爪片10の先端を越え
て落下する。
)係止爪10の先端部外側辺11に係止どン7が当たる
が、係止爪10が反回転方向へ傾斜しているため、パイ
プ3の回転に伴って係止ピン7は係止爪10の外側辺1
1に沿って押し上げられついには爪片10の先端を越え
て落下する。
更にパイプ3の回転を進めると、前回と同様に係止爪1
0が係止ピン7を押し上げるがパイプ3の進み分だけ押
上げ量が増加し、同時に先端を越えて落下する際の落下
量も多くなる。
0が係止ピン7を押し上げるがパイプ3の進み分だけ押
上げ量が増加し、同時に先端を越えて落下する際の落下
量も多くなる。
上記のように係止ピン7が爪片3の先端を越えて落下す
ると(第3図、第4図参照)パイプ3を逆方向に回転し
た際、係止爪10の内側辺12が係止ピン7と係合し、
係止ピン7を押上げることができない。
ると(第3図、第4図参照)パイプ3を逆方向に回転し
た際、係止爪10の内側辺12が係止ピン7と係合し、
係止ピン7を押上げることができない。
そのため、パイプ3の回り止めが果されることになる。
なお、係止どンTの脚の数を増加し、或いは係止爪10
の数を増加すると、係止爪10と係合する機会が増える
ため、パイプ3の逆回転量が少なくなり、一層回り止め
効果が確実になる。
の数を増加すると、係止爪10と係合する機会が増える
ため、パイプ3の逆回転量が少なくなり、一層回り止め
効果が確実になる。
次に上記の保合状態を外すには、係止ピン7を縦溝6,
6に沿って持ち上げればよい。
6に沿って持ち上げればよい。
その場合、天井裏まで登らなくともパイプ3の下端から
適宜な棒を差込み係止ピン7を押上げてやればよい。
適宜な棒を差込み係止ピン7を押上げてやればよい。
なお、パイプ3の代りに直棒を用いても差支えないが、
その場合は係合を外すために天井裏まで登り、係止ピン
7を押上げなげればならない不便はある。
その場合は係合を外すために天井裏まで登り、係止ピン
7を押上げなげればならない不便はある。
次に、第7図及び第8図に示すものは、支持板9をパイ
プ3の直径部分から若干外れた部分に、頂度パイプ3を
縦断する方向に固定した例であり、支持板9は必ずしも
パイプ3の直径に沿う位置に設ける必要がないことを示
すものである。
プ3の直径部分から若干外れた部分に、頂度パイプ3を
縦断する方向に固定した例であり、支持板9は必ずしも
パイプ3の直径に沿う位置に設ける必要がないことを示
すものである。
この場合の係止爪9もパイプ3のねじ結合の進む方向(
第8図矢印)と反対方向に屈曲され、且つその回転軌跡
内に係止ピン7が存在するように係止ピン7と係止爪1
0の位置関係が定められている。
第8図矢印)と反対方向に屈曲され、且つその回転軌跡
内に係止ピン7が存在するように係止ピン7と係止爪1
0の位置関係が定められている。
第9図及び第10図は、前述の支持板9に代えて丸棒ダ
を用いたものであシ、丸棒グをパイプ3の内面に固着し
、その先端をパイプ3の先端から突出せしめ、前述の場
合と同様に反回転方向に屈曲し、係止爪10としたもの
である。
を用いたものであシ、丸棒グをパイプ3の内面に固着し
、その先端をパイプ3の先端から突出せしめ、前述の場
合と同様に反回転方向に屈曲し、係止爪10としたもの
である。
この場合の丸棒ぎもネジ部8の補強になる。
この考案は、以上述べたように、固定金具のねじ筒に2
以上の縦溝を設げ、各縦溝間に係止ピンを掛は渡し、そ
のねじ筒にねじ結合される吊下げ棒の上端面に係止爪を
突設し、且つその係止爪を上記ねじ結合の進み方向と反
対方向に屈曲せしめ、上記係止ピンがねじ筒回転時の係
止爪の回転軌跡内に存在するよう係止ピンと係止爪の位
置関係を定めたことにより、ねじ結合部分のねじ山を些
も破壊することがなく、しかも確実な回り止めを果すこ
とができる。
以上の縦溝を設げ、各縦溝間に係止ピンを掛は渡し、そ
のねじ筒にねじ結合される吊下げ棒の上端面に係止爪を
突設し、且つその係止爪を上記ねじ結合の進み方向と反
対方向に屈曲せしめ、上記係止ピンがねじ筒回転時の係
止爪の回転軌跡内に存在するよう係止ピンと係止爪の位
置関係を定めたことにより、ねじ結合部分のねじ山を些
も破壊することがなく、しかも確実な回り止めを果すこ
とができる。
また、吊下げ棒をパイプにより構成し、係止片の支持板
又は支持用丸棒をねじ部の内面に固着することにより、
パイプ下端から棒等を差込んで容易に保合を外すことが
でき、またねじ部を補強することができる。
又は支持用丸棒をねじ部の内面に固着することにより、
パイプ下端から棒等を差込んで容易に保合を外すことが
でき、またねじ部を補強することができる。
第1図は取付状態の縦断正面図、第2図及び第3図はそ
の一部拡大縦断面図、第4図は第3図の状態の横断面図
、第5図は他の例の横断面図第6図は第2図の分解斜視
図、第7図は他の例の縦断面図、第8図は第7図の横断
面図、第9図は更に他の例の縦断面図、第10図は第9
図の横断面図である。 1・・・固定金具、3・・・吊下げパイプ、4・・・固
定板、5・−・ねじ筒、6・・・縦溝、7・・・係止ピ
ン、8・・・ねじ部、9・・・支持板、9′・・・丸棒
、10・・・係止爪。
の一部拡大縦断面図、第4図は第3図の状態の横断面図
、第5図は他の例の横断面図第6図は第2図の分解斜視
図、第7図は他の例の縦断面図、第8図は第7図の横断
面図、第9図は更に他の例の縦断面図、第10図は第9
図の横断面図である。 1・・・固定金具、3・・・吊下げパイプ、4・・・固
定板、5・−・ねじ筒、6・・・縦溝、7・・・係止ピ
ン、8・・・ねじ部、9・・・支持板、9′・・・丸棒
、10・・・係止爪。
Claims (4)
- (1)固定金具のねじ筒に吊下げ棒をねじ結合によって
連結し、上記吊下げ棒に任意の支持台を取付けた吊下げ
装置において、上記ねじ筒の上部に2以上の縦溝を設け
、各縦溝間に係止棒を掛げ渡し、上記吊下げ棒の上端面
に係止爪を突設し、且つその係止爪を上記ねじ結合の進
み方向と反対方向に屈曲せしめ、上記係止ピンがねじ筒
回転時の係止爪の回転軌跡内に存在するよう係止ピンと
係止爪の位置関係を定めたことを特徴とする吊下げ装置
。 - (2)上記吊下げ棒をパイプによって形威し、上記の係
止爪をパイプ内部を縦断する方向に固定した支持板の上
辺に形成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の吊下げ装置。 - (3)上記の支持板をパイプ上端のねじ郡全体にわたる
長さに形成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第2項に記載の吊下げ装置。 - (4)上記吊下げ棒をパイプによって形成し、そのパイ
プ内面に沿って固定した丸棒の上端をパイプ上端に突出
せしめてその突出部分を上記の係止爪としたことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の吊下げ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13561981U JPS5940839Y2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 吊下げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13561981U JPS5940839Y2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 吊下げ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839142U JPS5839142U (ja) | 1983-03-14 |
JPS5940839Y2 true JPS5940839Y2 (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=29928972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13561981U Expired JPS5940839Y2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 吊下げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940839Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP13561981U patent/JPS5940839Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5839142U (ja) | 1983-03-14 |
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