JPS594057Y2 - 紡機の運転自動停止装置 - Google Patents

紡機の運転自動停止装置

Info

Publication number
JPS594057Y2
JPS594057Y2 JP16408278U JP16408278U JPS594057Y2 JP S594057 Y2 JPS594057 Y2 JP S594057Y2 JP 16408278 U JP16408278 U JP 16408278U JP 16408278 U JP16408278 U JP 16408278U JP S594057 Y2 JPS594057 Y2 JP S594057Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
spinning machine
yarn
electromagnetic relay
electromagnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16408278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5580375U (ja
Inventor
英二 松尾
勝之 神野
明 藤井
嘉一 栃木
Original Assignee
東洋紡績株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋紡績株式会社 filed Critical 東洋紡績株式会社
Priority to JP16408278U priority Critical patent/JPS594057Y2/ja
Publication of JPS5580375U publication Critical patent/JPS5580375U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS594057Y2 publication Critical patent/JPS594057Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、採糸が切れたときに紡機の運転を自動的に停
止する紡機の運転自動停止装置に関する。
従来、紡機において採糸が切れたときに紡機の運転を自
動的に停止する装置は、種々提案されてきた。
例えば実公昭36−2811号公報に記載された紡機の
採糸切断自動停止装置が挙げられる。
該装置は、平常運転の際は篠条受けに採糸の張力及び自
重による下圧を受は支軸を支点として他端の鉄重錘と釣
合い触手杆は水平位置に静止し、処が一度採糸が切れた
場合にこの均衡は破れ鉄重錘は自重により支軸を支点と
して下方に廻動し、磁石に接近し吸引されその廻動力を
増加しその接触点より手前に設置された一対の電気接点
を支軸を支点とする触手杆のてこ作用により強力、確実
に接続して電線に電気を通じ継電機を作動して紡機の電
動機の電源を解放して停止せしめることを内容とするも
のである。
ところが、該装置は、採糸が切れたときに紡機の運転を
停止するという点においてはある程度効果を有していた
が、いかんせん電気接点を強力、確実に接続するために
複雑な機構を採用しており、そのちめに修理に手間がか
かり、また、電気接点の接続も風綿その他の塵俟のため
に充分に行なわれないという欠点を有していた。
したがって、採糸が切断した場合に即座に紡機の運転が
停止されず、紡機のローラーなどの破損がしばしば惹起
されたり、スライバーなどが無駄になったりした。
本考案者は、従来の装置の欠点の無いもつと簡単な機構
で確実に紡機の運転を停止する装置につき鋭意検討した
結果本考案に到達したものである。
本考案は、かかる目的のために次の如き構成を有する。
すなわち、本考案は、一端に採糸受けを有し他端にとが
った先端を有するL形の接触子を有する検知部、複数錘
にわたる棒状の電気接点及び電磁リレーを含んで構成さ
れ、前記検知部はその軸を介して紡機の採糸路に設けら
れ、採糸が切れたときに前記とがった先端を有するL形
の接触子が該電気接点に接触して前記電磁リレーの作動
によりモーターへの電源が開放されることを特徴とする
紡機の運転自動停止装置である。
以下に本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図面はあくまでも説明のためのものであって、本考案の
精神を逸脱しない限り、変更は許容される。
第1図は検知部を紡機の採糸路に取り付けた場合の斜視
図である。
第1図aにおいて検知部1は軸4を介してバー6に左右
に揺動自在に取り付けられる。
接糸Yは切れずに採糸受け2にのっており、したがって
接触子3は電気接点5に接触しない。
第1図すにおいては接糸Yは切れ、検知部1は軸4を中
心として時計方向にまわり、したがって接触子3は電気
接点5に接触し、電線7と電線8とは接続される。
9は電磁リレーである。なお、接触子3としては、図の
如きL形のものにする必要がある。
けだし、接糸Yが切れたときに瞬時に接触子3の先端が
電気接点5に接触して電線7と電線8との接続が確実に
行なわれるからである。
L形の接触子3の先端はとがっていなければならない。
風綿等による接触不良を防止するためである。
検知部1の材質としては金属などが釣合上から好ましい
また、接糸Yとは、前紡機揚りの篠、これに類似したも
の又は糸など、検知部を作動させるのに適したものを云
うが、羊毛紡績における篠などが検知部を適確に作動さ
せるうえから好ましい。
また、電気接点は複雑錘にわたる棒状のものでなければ
ならない。
けだし、各錘間のばらつきをなくすとともに、電線8を
最小限にして接触不良個所を少なくするためである。
第2図は、本考案を適用した前紡機の側面図である。
図においてスライバーY′は、バックローラー10とフ
ロントローラー12との間でドラフトを受け、さらに揉
革装置13で仮撚されて接糸Yに形成される。
11はエプロンローラーである。14.15はガイドで
ある。
接糸Yは、ガイド15で2本引揃えられ、トラバースガ
イド16をへてワインディングドラム18によりパッケ
ージ17に捲き揚げられる。
第3図は前紡機19の平面図で、No、1゜No、 ’
l、No、3.No、 4の4セクシヨンに区分けされ
、各セクションはさらに4組に区分けされる。
各組には夫々検知部1が2個宛取り付けられる。
PL 1.PL 2.PL 3及びPL4はパイロット
ランプである。
20はアウトエンド、21はドラフト部、22は捲取部
、23はギヤエンドである。
第4図は本考案に係る運転停止系統を示すシーケンス図
である。
モーターMには三相交流電源440■が流れるように結
線される。
ここにMCBは配線用しゃ断器、MC−mは電磁接触器
MCの主接点、THRは熱動リレーのヒータである。
直流16Vの回路で、スイッチSWIは第3図のNo、
1のセクション内の2個×4組の検知部1に相当するも
のである。
スイッチSW2.SW3.SW4についても同様に説明
される。
R1,R2,R3,R4,R5は電磁リレー、R1−a
、R2−a 、R3−a 、R4−aは夫々電磁リレ
ーR1,R2,R3,R4のa接点である。
そしてスイッチSWIを閉じると電磁リレーR1に電流
が流れ、電磁リレーR1のa接点R1−aが閉じる。
従ってスイッチSWIを開いてもa接点R1−aは依然
として閉じたままなので、電磁リレーR1゜そのa接点
R1−aを通って電流が流れつづけて、いわゆる自己保
持回路が形成される。
電磁リレーR2,R3,R4についても同様に自己保持
回路が形成される。
R7−bは直流24Vの回路の電磁リレーR7のb接点
である。
次に直流24Vの回路においてPBS 1はブツシュボ
タンスイッチでb接点を示す。
THRは熱動リレーでb接点を示す。
PBS2゜PBS 3はブツシュボタンスイッチで夫々
a接点を示す。
R6,R8は電磁リレーであり、R6−aは電磁リレー
R6のa接点、R7−aは電磁リレーR7のa接点であ
る。
R8−aは電磁リレーR8のa接点である。
Uはクリール篠切光電管であり、SW5はスイッチで゛
ある。
ACOはオートカウンターであり、R5−bは電磁リレ
ーR5のb接点である。
電磁リレーR6は4動用である。すなわち、ブツシュボ
タンスイッチPBS2を押すとそのa接点が閉じて電磁
リレーR6に電流が流れ、そのa接点R6−aが閉じ電
磁接触器MCに電流が流れてその主接点MC−mが閉じ
て紡機の4動運転が行なわれる。
電磁リレーR7は連続運転用のものである。
すなわち、プッシュボチンスイッチPBS 3を押すと
、そのa接点が閉じる。
従って電磁リレーR7に電流が流れ、そのa接点R7−
aが閉じてそのb接点R7−bは開く。
b接点R7−bが開くと電磁リレーR1,R2,R3,
R4及びR5に電流が流れなくなる。
そして電磁リレーR8に電流が流れてそのa接点R8−
aが閉じる。
従ってPBS 3をはなしても、電流は電磁リレーR8
のa接点R8−aを通って電磁リレーR8に流れこむ。
従って自己保持回路が形成される。さて電磁リレーR8
に電流が流れることによりそのa接点R8−aが閉じて
電磁接触器MCに電流が流れ、その主接点MC−mが閉
じてモーターMは連続運転される。
いずれの運転の場合においても、配線用しゃ断器MCB
は投入されているとする。
次に本考案の作用を説明する。
第1図すに示すように採糸Yが切れると検知部1が軸4
を中心として時計方向にまわり、接触子3が電気接点5
に接触する。
従ってスイッチSW1が閉じられ、電磁リレーR1に電
流が流れ、そのa接点R1−aが閉じパイロットランプ
PLIが点灯する。
また電磁リレーR5にも電流が流れ、したがってそのb
接点R5−bは開く。
a接点R7a、R8−aのいずれにも電流が流れなくな
り、電磁リレーR8にも電流が流れなくなり、閉じてい
たa接点R8−aは、また開く。
ついで電磁接触器MCの主接点MC−mが開いてモータ
ーMへの電源が開放されて、紡機の運転は停止される。
一連の作業が終った後、紡機の運転をつけるには、ブツ
シュボタンスイッチPBS 3を押せばよい。
しかして電磁リレーR7に電流が流れて、b接点R7−
bが開いてパイロットランプPLI、PL2.PL4な
どへ電流が流れなくなり、他方a接点R7−aが閉じて
すでに述べたように電磁接触器MCの主接点MC−mが
閉じて連続運転が行なわれる。
このように本考案によれば、採糸が切れたときに紡機の
運転が確実に、瞬時に停止されて該紡機の破損が防止さ
れ、また採糸切れによる品質上のトラブルが防止され、
さらにまた構造が従来のように複雑でないため修理、点
検などの保守管理上の維持費が低減されるなど顕著な効
果が奏されるのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るもので、第1図は紡機の採糸路に取り
付けられた検知部の斜視図、第2図は本考案を適用した
前紡機の側面図、第3図は前紡機の平面図、第4図は本
考案のシーケンス図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に採糸受けを有し他端にとがった先端を有するL形
    の接触子を有する検知部、複数錘にわたる棒状の電気接
    点及び電磁リレーを含んで構成され、前記検知部はその
    軸を介して紡機の採糸路に設けられ、採糸が切れたとき
    に前記とがった先端を有するL形の接触子が該電気接点
    に接触して前記電磁リレーの作動によりモーターへの電
    源が開放されることを特徴とする紡機の運転自動停止装
    置。
JP16408278U 1978-11-28 1978-11-28 紡機の運転自動停止装置 Expired JPS594057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16408278U JPS594057Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 紡機の運転自動停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16408278U JPS594057Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 紡機の運転自動停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5580375U JPS5580375U (ja) 1980-06-03
JPS594057Y2 true JPS594057Y2 (ja) 1984-02-04

Family

ID=29161295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16408278U Expired JPS594057Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 紡機の運転自動停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS594057Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5580375U (ja) 1980-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3992865A (en) Method and apparatus to start interrupt and stop spinning of a fasciated spun yarn
JPS60246826A (ja) 精紡機或いはねん糸機を作動させるための装置
US3844497A (en) Strand sensor for automatic knock-off device
US4156341A (en) Apparatus for monitoring sliver feed in a spinning machine
US4170101A (en) Method and apparatus for piecing an entwined yarn
US3759026A (en) Yarn breaker and switch for spinning frames
JPS594057Y2 (ja) 紡機の運転自動停止装置
US3842580A (en) Suction mechanisms for yarn processing machines
GB1187343A (en) Open-End Spinning Device
EP2873757B1 (en) Spinning machine with a fiber bundle suppply interruption device
JPS63171775A (ja) チーズを形成する繊維機械の巻き取り部を制御する方法と装置
US4280321A (en) Safety spindle-stopping device for a spinning frame
ES482145A1 (es) Dispositivo para desconectar y volver a conectar un huso de hilatura o de retorcido.
US3568425A (en) Device for reducing yarn wastage in a textile machine
US867131A (en) Apparatus having stop-motions.
US4444005A (en) Stop motion for spinning frame
US3805507A (en) Apparatus for stopping spindle assemblies of a textile yarn processing machine in a predetermined position
US3370800A (en) Apparatus for switching auxiliary work performers into operation with textile machinery
US4109450A (en) Open-end spinning machine and a method of restarting the same
US3124843A (en) Control means for textile machines
US3936997A (en) Device for taking up the thread in textile machines
US4213290A (en) Ring spinning frame with drawing mechanism stop motion
US4326371A (en) Supply strand interruption mechanism for textile yarn spinning machine
US3310844A (en) Draw frame stop motion apparatus
CA1136732A (en) Apparatus and method for interrupting textile yarn processing operations