JPS5940474Y2 - 手編機 - Google Patents

手編機

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Publication number
JPS5940474Y2
JPS5940474Y2 JP10882377U JP10882377U JPS5940474Y2 JP S5940474 Y2 JPS5940474 Y2 JP S5940474Y2 JP 10882377 U JP10882377 U JP 10882377U JP 10882377 U JP10882377 U JP 10882377U JP S5940474 Y2 JPS5940474 Y2 JP S5940474Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
knitting machine
sensor
linear encoder
knitting
Prior art date
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Expired
Application number
JP10882377U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5438644U (ja
Inventor
三仁 小池
Original Assignee
シルバー精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by シルバー精工株式会社 filed Critical シルバー精工株式会社
Priority to JP10882377U priority Critical patent/JPS5940474Y2/ja
Publication of JPS5438644U publication Critical patent/JPS5438644U/ja
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Publication of JPS5940474Y2 publication Critical patent/JPS5940474Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キャリジの走行速度にしたがったパルス(電
気信号)を発生する機構を備えた手編機に関する。
たとえば、編成しようとする模様に応じた編針選別信号
を、2進電気信号としてメモリに記憶しておき、それを
キャリジの走行にともなって読み出して、その2進電気
信号の内容(1かOか)に応じ編針を選別する電気的構
成の手編機においては、キャリジの走行速度が不特定で
大きく変動するため、キャリジの走行速度にしたがって
その編針lピッチ分移動ごとに、上記メモリの読み出し
のためのタイミングパルスを取り出さなければ、メモリ
から編針1本ずつに対応した1ビツトずつの2進電気信
号を読み出すことができず、目的とする編針1本ずつの
選針を行うことができない。
このような目的のタイミングパルスをうるものとして本
出願人は、特開昭52−55764号公報で公知のよう
に、針床の後壁に、それに沿ってリニアエンコーダとし
てスリットを、編針の列設ピンチに合せて列設するとと
もに、キャリジ側の上記スリットに対向する位置には、
そのスリットをキャリジの走行にともない光学的に走査
してパルスを発生するセンサー(針床の後壁を照射する
発光素子とその反射光を受光して電気信号に変換する受
光素子とからなる)を備えてなるものを既に提案してい
る。
ところで、このようにしてタイミングパルスを得る場合
、スリットとスリットとの間の壁面は、センサーが充分
にその検知機能を発揮できるように、常にきれいにして
鏡のような反射面としておくことが肝要である。
ところが、かかるスリットを設けた針床後壁は、位置的
にみて編糸のテンション装置の下方にあたるため、テン
ション装置との摩擦で発生した編糸の毛くずが付着しや
すく、しかもこの針床後壁付近は、キャリジ案内レール
及び針溝から近いため、潤滑油の飛沫をあびることも多
く、付着した油と毛ぐずが混り合って編成作業を続行し
ていくにしたがってこびりついたような状態となり、汚
れが一層ひどくなるという憂いがある。
また特に、いわゆるゴム機を手編機本体の前面に取り付
けて編成する際には、手編機本体を前あがりにする関係
上、針床後壁は底部のような形となり、汚れる度合が一
層はげしい。
このように汚れると、編成作業を中断して清掃を行わな
ければならず、編成作業の能率性ということからも問題
は大きい。
そこで本考案は、キャリジの走行にともない針床後壁面
を自動的に清掃できるようにして、常にきれいな面を走
査できるようにし、もって上述のような問題を解消した
ものである。
以下には図示の実施例を参照して詳細に説明する。
針床1は、左右両端所要部分を残して針溝1aを列設し
た溝板1bの後側延長部の後端に、後壁1Cを垂直に一
体に立ち上り形成している。
この後壁1cに、それに沿ってリニアエンコーダとして
スリット2・・・・・・を、針溝1aの列設ピッチと同
じピッチにして列設しである。
スリット2・・・・・・ば、針溝1a・・・・・・の列
設区間内はもちろんのことさらにその左右両外方にまで
及ぶように、後壁1eの左はじから右はじにわたってほ
ぼ左右全域に列設しである。
一方、キャリジ3には、その台板4の後側面4′の左右
両側に、取付板5によってセンサー6をスリット2と対
向する高さのところにおいて取り付けである。
各センサー6は、上記後壁1cの前面を照射する発光素
子とその反射光を受光して電気信号に変換する受光素子
とを含んでいる。
左右のセンサー6は、電磁石の磁力を利用して編針を前
後に選別する左右1対の図示しない選別装置に対応させ
てあって、それぞれその選別実施点の後方延長線上に位
置している。
上記台板4の後側面4′であって左右のセンサー6の左
右外側至近位置に、清掃部材としてブラシ7を付設しで
ある。
これら左右のブラシ7は後方に延び、その先端は後壁1
cのスリット列設面に圧接するようになっている。
しかして、キャリジ3を走行させると、左右の両センサ
ー6が、後壁1cのスリット2・・・・・・を列設した
面を走査し、それら両者より編針の列設ピッチ(針溝1
aの列設ピンチ)にして1ピッチ分移動ごとに1個ずつ
パルスが出力されるものであるが、これら両者のパルス
は、上記左右の選針装置相互においてキャリジ3の進行
方向に向かって前側の一方が有効選針動作をし、後側の
ものは有効選針動作をしない関係となっていることから
、これに合せてキャリジ3の進行方向前側のセンサー6
についてだけ、有効なものとして取り出されるようにな
っている。
キャリジ3を走行させるとまた、左右のブラシ7が後壁
1cのスリット列設面に摺接して清掃を行う。
ところで、左右のブラシ7はそれぞれ左右のセンサー6
の外諒、すなわちキャリジ3の進行方向に対していえば
少しく前方に位置しているので、上述のように有効パル
スを発生する進行方向前側のセンサー6は、ブラシ7で
清掃された直後においてスリット列設面を走査すること
になる。
したがって、有効パルスを発生するセンサー6ば、常に
きれいな面を走査することになり、スリット2・・・・
・・のあるなしのみに依存した目的とするタイミングパ
ルスを的確に発生することになる。
なお、上記実施例においては、センサー6を2個しかも
左右両側に離して備えたが、これを1個だけキャリジ3
の中央に備え、その1個のセンサー6の左右両側にブラ
シ7を配置しても実質的には同じである。
また、清掃部材としてはブラシのほか、ウレタンゴムの
ような弾性体とか紙、布帛等の繊維材質のものなどであ
ってもよい。
かつまた、その清掃部材はキャリジに直接備えなくとも
、間接的に備えてもよい。
さらに、上記においてはスリット2・・・・・・を列設
することによりリニアエンコーダを形成したが、リニア
エンコーダとしては黒、白の縞を編針の列設ピッチに合
せて表示することにより形成してもよい。
以上に述べたところから明らかなとおり、本考案によれ
ば、キャリジ側に、針床の後壁のリニアエンコーダに摺
接して清掃する清掃部材を備えたので、油、1くずなど
が付着してもそれをキャリジの走行にともない自動的に
清掃できるので、編成作業を中断して掃除をするなどと
いう煩しい手間が省け、編成作業の能率化を図ることが
できる。
また、清掃部材が清掃したあとをセンサーが走査するよ
うにしたので、センサーは常にきれいな面を走査するこ
とになり、いわゆるノイズのない正確なタイミングパル
スを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部を切欠い
て示す要部の斜視図、第2図は少しく簡略して示す手編
機全体の断面図、第3図はキャリジの背面図である。 1・・・針床、1c・・・後壁、2・・・リニアエンコ
ーダを構成するスリット、3・・・キャリジ、6・・・
センサ、T・・・ブラシ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 針床の後壁にそれに沿ってリニアエンコーダを形成する
    とともに、キャリジ側の上記リニアエンコーダと対向す
    る位置には、そのリニアエンコーダをキャリジの走行に
    ともない光学的に走査することによりキャリジの走行タ
    イミングに応じたパルスを発生するセンサーを備えてな
    る手編機において、上記キャリジ側に、その走行にとも
    ない上記センサーに先行して上記リニアエンコータニ摺
    接するブラシ等の清掃部材を備えてなることを特徴とす
    る手編機。
JP10882377U 1977-08-16 1977-08-16 手編機 Expired JPS5940474Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10882377U JPS5940474Y2 (ja) 1977-08-16 1977-08-16 手編機

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JP10882377U JPS5940474Y2 (ja) 1977-08-16 1977-08-16 手編機

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Publication Number Publication Date
JPS5438644U JPS5438644U (ja) 1979-03-14
JPS5940474Y2 true JPS5940474Y2 (ja) 1984-11-16

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ID=29054223

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JP10882377U Expired JPS5940474Y2 (ja) 1977-08-16 1977-08-16 手編機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102719985A (zh) * 2012-07-07 2012-10-10 江苏裕人机械科技有限公司 一种翻针不漏针的山板改进结构

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JPS5438644U (ja) 1979-03-14

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