JP2001140148A - 非対称的に分割されたスライダを有するスライダ編針 - Google Patents

非対称的に分割されたスライダを有するスライダ編針

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JP2001140148A JP2000315616A JP2000315616A JP2001140148A JP 2001140148 A JP2001140148 A JP 2001140148A JP 2000315616 A JP2000315616 A JP 2000315616A JP 2000315616 A JP2000315616 A JP 2000315616A JP 2001140148 A JP2001140148 A JP 2001140148A
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚れにくいスライダ編針を創造する。 【解決手段】 編み機用の、特に平形横編機あるいは丸
編み機用の、スライダ編針(1)である。スライダ編針
(1)は、スライダ通路(7)を備えた編針基体(2)
と、スライダ通路(7)内で縦方向しゅう動可能に配置
されていてかつスライダ通路(7)を通って延びている
2つのスライダばね(22,23)を有しているスライ
ダ(3)とを有している。スライダばね(22,23)
は少なくとも、スライダ通路(7)を通って延びる区分
において、互いに非対称的に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は請求項1又は2の上
位概念の特徴を有するスライダ編針に関する。
【0002】
【従来の技術】平形横編機あるいは丸編み機のために使
用されるようなスライダ編針は、スライダ通路を有する
編針基体を有しており、このスライダ通路内でスライダ
がしゅう動可能に支承されている。編針基体の自由端部
にはフックの形の編針ヘッドが構成されており、このフ
ックはスライダによって開閉することができる。編み機
は少なくとも1つの平らなあるいは円筒形のかつ又は皿
形の針床を有しており、この針床内にはそれぞれ複数の
編針通路が構成されている。スライダ編針はこれらの編
針通路内で縦方向にしゅう動可能に配置されており、そ
の際スライダ編針は編成過程中縦方向で往復運動を行
う。これに調和してスライダは往復に動かさなければな
らない。このためにスライダはいわゆるバットを有して
おり、このバットは運動伝達手段として役立ち、湾曲面
と係合している。このような湾曲面は例えばいわゆるカ
ム通路の側面である。
【0003】編成過程の際には、スライダ編針のヘッド
も、またスライダも、糸と接触し、これによって、糸の
性質並びに連行される糸のダスト異物に応じて、ダスト
又はフィラメントのたい積物がスライダに生ずることが
ある。例えばウールが編成される場合、ウールに付着し
ているダスト粒子、ウール洗浄に由来する塩結晶、砂あ
るいは短いフィラメントがスライダにたい積することが
ある。スライダの往復運動によってこれらの粒子はスラ
イダ通路内に達することがあり、このことはトラブルを
生ぜしめることがある。
【0004】US-PS 1 673 634 から、分割されたスライ
ダを有するこのようなスライダ編針が公知である。スラ
イダは互いに結合された2つのスライダばねによって形
成され、これらのスライダばねはそれぞれスライダ編針
のフックの側方を越えてしゅう動し、これによって拡開
せしめられる。
【0005】DE 44 30 705 A1 においても、類似した配
置が行われている。この場合においてもスライダは2つ
のスライダばねにより形成され、これらのスライダばね
はフックの側方を通り過ぎて拡開し、これによってたい
積異物がスライダばねの間に達することがある。
【0006】このことは、EP 0 875 614 A2 においても
当てはまる。スライダ編針はスライダを案内するスライ
ダ通路を有する編針基体を有している。スライダはスラ
イダ基体によって形成され、このスライダ基体に、互い
に対称的に構成された2つのスライダばねが保持されて
いる。これらのスライダばねは運転中編針ヘッドにより
周期的に拡開せしめられ、その際汚物及び繊維残部がス
ライダばねの間に形成されているすき間内に達すること
がある。
【0007】更に、DE-OS 21 46 981 からスライダ編針
が公知であり、このスライダ編針の編針基体は後方の開
口を備えたスライダ通路を有している。スライダ通路の
両方の側壁は開口なしに一貫して構成されており、相互
の間にスライダ通路を形成している。スライダ通路内で
保持されているスライダは複数の長孔を有しており、こ
れらの長孔は案内ピンによって貫通されている。これら
の案内ピンはそれぞれスライダ通路側壁に固定されてい
る。スライダは一体に構成されている。
【0008】別の公知のスライダ編針は DE 31 23 785
A1 により開示される。このスライダ編針は互いに対称
的に構成された2つのスライダばねに分割されたスライ
ダを有しており、このスライダはスライダ編針の3面を
閉じられたスライダ通路内に配置されている。スライダ
を案内するためにスライダは1つの長孔切り欠きを備え
ており、この長孔切り欠きは1つの案内ピンによって貫
通される。
【0009】この場合においても、前述の大抵のスライ
ダ編針におけるように、汚物が両方のスライダばねの間
に達することがあるという問題がある。汚物が両方のス
ライダばねの間に達すると、スライダ通路内でスライダ
ばねが次第に拡開せしめられることがあり、したがって
スライダはスライダ通路内で汚れが増大するにつれて動
きにくくなる。極端な場合には、スライダは、編目形
成、編目移し及び編目外しが阻止されるように、動きに
くくなり、スライダ通路内で締め付けられることがあ
る。極端な場合には、編針基体のスライダ通路内でスラ
イダ部分がもはや動くことができず、したがってバット
が破損する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここから出発して、本
発明の課題は、汚れにくいスライダ編針を創造すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題は、代替的に、
請求項1によるスライダ編針か、あるいは請求項2によ
るスライダ編針により解決される。
【0012】両方の解決策に共通なことは、分割された
スライダが汚物で負荷される場合に締め付けが生じにく
いことである。スライダ通路内には少なくとも1つの室
が存在しており、この室内で繊維残部が集まることがで
き、スライダばねを拡開することはない。請求項1によ
ればスライダばねは互いに非対称的に構成されている。
このことは、スライダばねがスライダ通路内で単に部分
的にしかオーバラップできず、これによりスライダ通路
の部分を埋めないことを意味する。既にこのことによっ
て、スライダ通路内に異物を収容する付加的な緩衝室が
形成され、したがってスライダの締め付けが生じにくく
なり、かつ早期に締め付けが生じることがなくなる。こ
の場合、スライダ通路が付加的に側方に開いており、換
言すれば少なくとも一方のスライダ通路側壁が開口又は
切り欠きを有していると、有利である。代替的に、ある
いは付加的に、単数又は複数の開口をスライダ通路の底
に設けておくことができる。側方の開口はスライダ通路
側壁の切り欠きによって形成しておくことができる。ス
ライダと編針基体との間の相対運動によって、両方のス
ライダばねの非対称性によってスライダ通路側壁に達す
ることのできるたい積物は、これらの開口又は切り欠き
を通って編針通路内に排出することができる。編針通路
からたい積物は、やはりスライダ編針と編針通路との間
の相対運動によって、除去することができる。
【0013】この原理は、請求項2によるスライダ編針
の根底もなしている。スライダばねの切り欠きはまず、
スライダばねの間に集まるたい積物が、スライダばねの
間に形成されているすき間からスライダ通路側壁に、か
つスライダ通路側壁の開口を通って外部に達することを
可能にする。
【0014】スライダばねの間に集まるたい積物がスラ
イダばねを固く拡開し、スライダ通路側壁に締め付ける
ことが阻止されることによって、比較的に多くの汚物を
有する糸を加工しなければならない場合でも、スライダ
編針の軽い動きが持続的に得られる。これにより本発明
によるスライダ編針は汚物が付きにくいことが証明され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】スライダばねが切り欠きを備えて
おり、これらの切り欠きが両方のスライダばねにおいて
互いに異なった箇所に配置されているようにすると有利
である。これらの切り欠きは同時に、スライダ通路内に
達した汚物のための収容室及び通過部を生ぜしめ、かつ
更に汚物がスライダばねの間に締め込まれることを阻止
する。このことは、切り欠きが互いに部分的にオーバラ
ップして配置されている場合でも当てはまる。切り欠き
のオーバラップは、汚物が固着しスライダばねを拡開す
ることのあるスライダばねの間の範囲を最少限にする。
【0016】有利な1実施形態では、スライダ編針は、
スライダ基体とスライダばねとから形成されている多部
構成のスライダを有している。これらのスライダ部分
(スライダ基体及びスライダばね)は解離可能に、ある
いは解離不能に互いに結合しておくことができる。スラ
イダばねはスライダ通路を通って縦方向に延びている複
数の互いにずらされたウェブ範囲及びウェブ区分を有し
ており、これらのウェブ範囲及びウェブ区分は有利には
互いにオーバラップしていない。これによって前述の利
点が特別な程度に達成される。ウェブ区分及びウェブ範
囲は有利にはスライダ通路を通って延びており、スライ
ダ通路側壁により側方で案内される。スライダ通路側壁
に対して平行な案内は案内区分によって得られ、これら
の案内区分に前述のウェブ区分が移行している。有利に
はこれらの案内区分は、縦方向に関して、互いにずらさ
れており、したがって汚物は案内区分の間で集まること
はない。
【0017】更にスライダばねは案内区分とそれぞれの
編目支持区分との間でも非対称的に構成しておくことが
でき、このことはここにおいても汚物集合傾向及び締め
付け傾向を減少せしめる。したがってスライダばねは全
体として充分にオーバラップなしに構成されている。
【0018】スライダばねの互いに非対称的に構成され
ている区分がほとんどスライダ通路内に配置されている
ようにすると、有利である。これによってスライダばね
の良好な側方案内が達成され、このことは、高い作業速
度においてもスライダ編針の確実な作業を可能にする。
【0019】
【実施例】以下においては図面に示した実施例に基づい
て、本発明の構成を具体的に説明する。
【0020】図1においてスライダ編針1が示されてお
り、このスライダ編針には、編針基体2と、2つのスラ
イダばね22,23から成るスライダ3と、スライダ基
体21とが所属している。編針基体2は編み機の編針通
路内に挿入されるものであって、このために細長い編針
シャフト4を有しており、この編針シャフトはその自由
端部にフック5を有している。この場合編針シャフト4
はフック5から真っ直ぐ縦方向に離れて延びている。フ
ック5に直接に接続してスリット形のスライダ通路7が
始まっており、このスライダ通路は両側を2つの通路側
壁8,9により仕切られている。通路側壁8,9は面状
のプレート形の形成物であって、間隔をおいて互いに平
行に編針基体2から直立している。これらの通路側壁は
スリット始端11からまず高さを増大している。次い
で、高さが増大しているこの範囲に続く第1の範囲12
においては、通路側壁8,9の高さはほぼコンスタント
である。次いで、更に高さを増大させた後に、通路側壁
8,9は大きな高さの範囲14に続いている。したがっ
てスライダ通路7は範囲12,14によって形成されて
いる2つの異なった案内区分を有している。
【0021】通路側壁8,9は編針基体2の縦方向に関
して、フック5から次のような長さを有している。すな
わち通路側壁がスライダ編針1の実地の使用中に編針通
路から完全に出ることがないような長さを有している。
これによってスライダ編針1は少なくともその案内の一
部を得る。
【0022】通路側壁8,9を支持している範囲に続い
て、編針基体2は細長い区分15を備えており、この区
分は縦方向に関して、一方の側では通路側壁8,9によ
って、かつ他方の側では突起16によって仕切られる。
この区分15は、スライダ通路7が開かれている範囲を
形成している。区分15の代わりに、側方又は底側の開
口を設けておくこともできる。
【0023】スライダ3はスライダ基体21(図4)と
2つのスライダばね22,23とを有しており、これら
のスライダばねはスライダ基体21に保持されている。
スライダ基体は大体において横断面が長方形の細長い部
材によって形成され、この部材には単数又は複数のバッ
ト24が構成されている。これらのバットはスライダ基
体21から離れる方向に直角に突出しており、スライダ
基体の駆動に役立つ。運転中、バットはカムのカム通路
内に係合しており、カムによって編針基体2に対して相
対的に動かされる。スライダ基体21はその前方の範囲
に保持範囲82を有しており、この保持範囲にスライダ
ばね22,23が結合されている。スライダ基体21は
その、編針基体2に面した側に平面部84を有してい
る。スライダ基体21の厚さは編針基体2の厚さとほぼ
同じである。
【0024】スライダ3はスライダ基体21と両方のス
ライダばね22,23とから一体に形成しておくことが
でき、その際スライダばねは解離可能あるいは解離不能
にスライダ基体21と結合しておくことができる。運転
中これらの部分は1つの共通の部分を形成する。
【0025】図2及び3はスライダばね22,23を別
個に示す。スライダばね22は大体において横断面が長
方形の細長い部材によって形成される。スライダばね2
2の端部範囲81からウェブ範囲34が案内区分35に
延びており、この案内区分は次のように配置されてい
る。すなわちスライダばね22が編針基体2に挿入若し
くは取り付けられている場合に、案内区分35がスライ
ダ通路7の底に対して明確な間隔を有しているように、
配置されている。換言すれば、スライダばね22はウェ
ブ範囲34において切り欠き34aを有している。
【0026】ウェブ範囲34に続いて案内区分35が構
成されており、この案内区分はスライダ通路7のほぼ全
高を有しており、特別な場合にはスライダ通路7を越え
て突出している。案内区分35は下方の接触面37を備
えており、この接触面は使用中スライダ通路7の平らな
底に接触し、これにより図3においてスライダ通路の平
らな底の高さ位置を示す。
【0027】案内区分35はそのフック5若しくは編目
保持ノーズ33に向いた側を段38によって仕切られて
おり、この段は接触面37に対して直角にされていて、
ここで再び幅狭いウェブ区分39に移行している。この
ウェブ区分39はプレート形の大きな区分41を支持し
ており、この区分41はその編目保持ノーズ33に向い
た側において編目支持肩42を形成している。
【0028】図2に示したスライダばね23は図3に示
したスライダばね22に対して区域的に非対称的に構成
されている。両方のスライダばね22,23はそれらの
間の仮想平面に関して鏡像対称的ではない。スライダば
ね23においては、端部範囲81からウェブ範囲47が
案内区分48にまで延びており、この案内区分のところ
でウェブ範囲47は急傾斜の段49に移行している。ス
ライダばね23は上方から切り欠き47aを備えてお
り、この切り欠きは有利にはスライダばね22のウェブ
範囲34と側方のオーバラップ部を有している。両方の
切り欠き34a,47aは、それらの広幅側において部
分的にオーバラップするような大きさを有することがで
きる。切り欠き47aとは逆の側において、スライダば
ね23に接触面52が構成されている。この下方の接触
面52はスライダ通路7の底に接触する。
【0029】スライダばね23の案内区分48はスライ
ダばね22の案内区分35に対して縦方向でずらされて
いて、段38,49は互いに間隔をおいて配置されてい
る。両方の段38,49がオーバラップし、あるいは互
いに一線に重なるようにスライダばね22,23が構成
されているような場合もある。ウェブ範囲34,47は
充分にオーバラップなしに配置されている。このことは
特に図1並びに図5から明らかである。スライダばね2
3の案内区分48はウェブ区分53を介して、移行部な
しに若しくは切り欠き(図示せず)によってプレート状
の区分54に移行している。この区分54はスライダば
ね22の区分41に対して鏡像対称的に構成されてい
て、編目支持肩55を形成している。
【0030】スライダ編針1及び特にスライダばね22
及び23の構成の詳細は図6から明らかである。組み立
てられた状態において、スライダ基体21の保持範囲8
2は編針基体2の区分15内に係合している。スライダ
ばね22,23はスライダ通路7を通って自由に延びて
居り、その際ウェブ範囲34,47は、図5及び6から
分かるように、互いに著しくオーバラップしていない。
図5に示されているように、ウェブ範囲34の下縁はウ
ェブ範囲47の上縁とほぼ同じ高さに配置されている。
しかしながら多くの場合において、ここに間隔を設け
て、ウェブ範囲34の下縁がウェブ範囲47の上縁より
も明確に上方に配置され、切り欠き34a,47aが互
いにオーバラップするようにすることも有利である。そ
の場合、通路側壁8,9に対して傾斜しているすき間S
が形成されている。
【0031】付加的に、ウェブ範囲47がその全長にわ
たってスライダ通路7の底に接触していないようにする
ことが有利なことがある。
【0032】案内区分35,48の段38,49は縦方
向でずらされていて、これらの段は互いにオーバラップ
していない。スライダ通路7は、図1及び6に示すよう
に、フック5に接近して配置され、したがってスリット
始端11はフック5の直近に配置されている。スライダ
通路7のこの前方範囲12はウェブ区分39,53をフ
ック5の近くまで案内する。
【0033】以上述べたスライダ編針1は次のように働
く。
【0034】運転中、スライダ3は編針基体2に対して
往復に動かされる。引き戻された位置において、スライ
ダばね22,23はほとんど完全にスライダ通路7内に
引き戻されている。保持範囲82は区分15の前方部分
を開放しており、したがってスライダ通路7と通路側壁
8,9を過ぎて編針通路の側面との間に大面の貫通部が
開放されている。
【0035】ところでスライダ3が編針基体2に対して
しゅう動せしめられると、フック5が編目保持ノーズの
間に入り、スライダばね22,23を幾分か拡開する。
この場合フィラメント、ダストその他のたい積物もスラ
イダばね22,23の間に達することがある。スライダ
3が次いで再びその引き戻された位置に移されると、ス
ライダばね22,23の拡開がやみ、スライダばねはす
き間内に達した汚物と一緒にスライダ通路7内に引かれ
る。しかしながら連行されたフィラメントその他の汚物
は次のような場合でもスライダばね22,23のスライ
ダ通路7内での締め付けを生ぜしめることはない。すな
わち多数の順次に続くストロークの際に常に新しいたい
積物がすき間内に達するような場合である。ウェブ範囲
34,47は互いに押し合うことはなく、互いに通り過
ぎる。したがってスライダ編針は汚物の集積をほとんど
生じない。更に連行された汚物はウェブ範囲34,47
と通路側壁8,9との間の相対運動によって区分15内
に、かつ区分15を通って編針通路内に排出される。
【0036】図7はスライダ3の変化せしめられた形状
を示す。スライダはスライダ基体21′と2つのスライ
ダばね22′,23′とを有しており、これらのスライ
ダばねはスライダ基体21′に保持されている。スライ
ダ3′は一体に構成しておくこともできる。スライダ基
体21′は大体において、細長い、横断面が長方形のウ
ェブによって形成され、このウェブには単数又は複数の
バット24′が構成されている。このバットはスライダ
基体21′から離れて直角に突出していて、スライダ基
体の駆動に役立つ。運転中バットはカムのカム通路内に
係合し、カムにより編針基体2に対して相対的に動かさ
れる。
【0037】その前方の範囲において、スライダ基体2
1′は案内区分25を有しており、この案内区分の、編
針基体2の方の側に平面部26が構成されている。案内
区分の厚さは、バット24′に向かって延びているスラ
イダ基体21′の区分の厚さと同じであって、編針基体
2の厚さとほぼ合致している。
【0038】案内区分25には保持区分27が接続して
おり、この保持区分は突起としてスライダ基体21′か
ら離れる方向に区分15内に突出している。この場合保
持区分27の高さは区分15の深さと合致している。し
かしながら縦方向では保持区分は区分15よりも短く、
したがってスライダ3′の著しい縦方向運動が可能であ
る。
【0039】更にスライダ3′はその保持区分27に、
偏平で幅広い、側方に開いた溝28をスライダばね2
2′,23′の保持端部29の取り付けのために有して
おり、スライダばねはスライダ基体21′の窓切り欠き
31にかしめ結合されている。
【0040】保持端部29からスライダばね22′,2
3′は窓切り欠き31若しくは固定箇所を過ぎて延びて
いる。スライダばねはそれぞれ固定バット32で窓切り
欠き31内に係合し、窓切り欠きにかしめ結合されてい
る。最も外方の端部は編目保持ノーズ33によって形成
される。
【0041】図8及び9においてはスライダばね2
2′,23′が別個に示されている。スライダばね2
2′は大体において、細長い、横断面が長方形の部材に
よって形成される。その保持端部29からウェブ範囲3
4′が案内区分35′に延びている。固定バット32に
続いてスライダばね22′はウェブ範囲34′に移行し
ており、このウェブ範囲は編針基体の通路側壁8,9よ
りも低く、かつ次のように配置されている。すなわちス
ライダ3′が編針基体2に挿入若しくは装着されている
場合に、ウェブ範囲34′がスライダ通路7の底に対し
て明確な間隔を有しているように、配置されている。換
言すれば、スライダばね22′はウェブ範囲34′内に
切り欠き34a′を有している。
【0042】ウェブ範囲34′に続いて案内区分35′
が構成されており、この案内区分はスライダ通路7のほ
ぼ全高を有していて、特別な用途の場合にはスライダ通
路を越えて突出している。その上方の端部において案内
区分はスライダ基体21′の案内区分25の平面部26
のための接触面36を備えている。その逆の方の側にお
いて案内区分35′は下方の接触面37′を備えてお
り、この接触面は使用中スライダ通路7の平らな底に接
触していて、これにより図8においてスライダ通路の高
さを示している。
【0043】案内区分35′はその、フック5若しくは
編目保持ノーズ33に向いた側において段38′によっ
て仕切られており、この段は接触面37′に対して直角
に向けられていて、ここで更に、幅狭いウェブ区分3
9′に移行している。このウェブ区分39′はプレート
形の大きな区分41′を支持しており、この区分41′
はその、編目保持ノーズ33に向いた側において、編目
支持肩42′を形成している。
【0044】図9に示したスライダばね23′はスライ
ダばね22′に対して区域的に非対称的に構成されてい
る。両方のスライダ場園22′,23′はそれらの間の
仮想平面に関して鏡像対称的ではない。スライダばね2
3′においては保持端部29からウェブ範囲47′が案
内区分48′に延びていて、この案内区分に急傾斜の段
49′をもって移行している。スライダばね23′は上
方から切り欠き47a′を備えており、この切り欠きは
有利にはスライダばね22′のウェブ範囲34′と側方
のオーバラップを有している。両方の切り欠き34
a′,47a′は、それらの広幅側で部分的に互いにオ
ーバラップするような大きさを有することができる。案
内区分48′はその上側に接触面51を有しており、こ
の接触面は使用中スライダ基体21′の平面部26と接
触している。その下側の、接触面51とは逆の側におい
て、スライダばね23′に接触面52′が構成されてお
り、この接触面はウェブ範囲47′の大部分にわたって
延びている。この下方の接触面52′はスライダ通路7
の底に接触している。
【0045】付加的に、ウェブ範囲47′がその全長に
わたってスライダ通路7の底に接触していないと、有利
なことがある。このためにウェブ範囲47′は図9に示
した段58を有している。
【0046】スライダばね23′の案内区分48′はス
ライダばね22′の案内区分35′に対して縦方向にず
らされていて、段38′,49′はほぼ重なり合って位
置しているか、あるいはわずかな縦方向相互間隔で配置
されている。スライダばね22′,23′が、両方の段
38′,49′がオーバラップするか、あるいは1線に
並ぶように、構成されている用途も考えられる。またほ
とんどオーバラップなしに、ウェブ範囲34′,47′
が配置されている。スライダばね23′は案内区分4
8′に続いてウェブ区分53′を有しており、このウェ
ブ区分はプレート状の区分54′に移行している。この
区分はスライダばね22′の区分41′に対して鏡像対
称的に構成されていて、編目支持肩55′を形成してい
る。
【0047】スライダ編針1の変化せしめられた実施例
は図10及び11のスライダばね22″及び23″によ
り得られる。スライダばね22″,23″は互いに鏡像
対称的に構成されており、その際それらのウェブ範囲又
はウェブ区分34″,39″若しくは47″,53″に
は長孔形の切り欠き61,62が構成されており、これ
らの切り欠きは繊維その他のたい積物のための集め室と
して役立つことができるとともに、少なくとも時折編針
基体2の区分15内に移すことができ、したがって存在
しているたい積物をここで編針通路内に排出することが
できる。場合によってはスライダばね22″,23″を
有するスライダ編針は、図2,3若しくは8及び9のス
ライダばね22,23あるいは22′,23′を有する
スライダ編針よりも締め付けが生じにくい。その他の点
ではスライダばね22″,23″はスライダばね2
2′,23′とほぼ合致しており、前の説明を援用す
る。スライダばね22″,23″は、切り欠き61,6
2を相互にずらすことによって、非対称的に構成するこ
ともできる。
【0048】スライダ編針1はスライダ3を有してお
り、このスライダは2つのスライダばね22,23を有
している。これらのスライダばねは互いに非対称的に構
成されているか、あるいは少なくとも開口又は切り欠き
34a,47aを備えており、これらの開口又は切り欠
きはスライダ編針1の運転の際にスライダ編針1の基体
2内の相応する切り欠き15その他の開口と合致せしめ
られ、したがってたい積物を編針通路内に排出すること
ができる。スライダばね22,23の非対称的な構成
は、たい積物が不完全にしか除去されない場合でも、ス
ライダ3がスライダ通路7内で固く締め付けられること
を阻止し、このことはスライダ編針1の摩滅を著しく減
少させ、運転の確実性を高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスライダ編針の分解斜視図であ
る。
【図2】図1に示したスライダ編針1の一方のスライダ
ばね23の側面図である。
【図3】図1に示したスライダ編針1の他方のスライダ
ばね22の側面図である。
【図4】図1に示したスライダ編針1の両方のスライダ
ばね22,23のスライダ基体21の側面図である。
【図5】図1に示したスライダ編針の、図6の VI−VI
線に沿った異なった尺度の断面図である。
【図6】図1に示したスライダを有するスライダ編針の
斜視図である。
【図7】別の実施例のスライダ編針のスライダの側面図
である。
【図8】図7に示したスライダに所属する一方のスライ
ダばね22′の側面図である。
【図9】図7に示したスライダに所属する他方のスライ
ダばね23′の側面図である。
【図10】更に別の実施例のスライダ編針のスライダの
一方のスライダばね22″の側面図である。
【図11】図10に示したスライダ編針のスライダの他
方のスライダばね23″の側面図である。
【符号の説明】
1 スライダ編針、 2 編針基体、 3 スライダ、
3′ スライダ、 4編針シャフト、 5 フック、
7 スライダ通路、 8 通路側壁、 9通路側壁、
11 スリット始端、 12 前方範囲、 14 範
囲、 15区分、 16 突起、 21 スライダ基
体、 21′ スライダ基体、 22スライダばね、
22′ スライダばね、 22″ スライダばね、 2
3スライダばね、 23′ スライダばね、 23″
スライダばね、 24 バット、 24′ バット、
25 案内区分、 26 平面部、 27 保持区分、
28 溝、 29 保持端部、 31 窓切り欠き、
32 固定バット、 33 編目保持ノーズ、 34
ウェブ範囲、 34′ ウェブ範囲、 34″ ウェ
ブ範囲、 34a 切り欠き、 34a′ 切り欠き、
35 案内区分、 35′ 案内区分、 36 接触
面、 37 接触面、 37′接触面、 38 段、
38′ 段、 39 ウェブ区分、 39′ ウェブ区
分、39″ ウェブ区分、 41 区分、 41′ 区
分、 42 編目支持肩、42′ 編目支持肩、 47
ウェブ範囲、 47′ ウェブ範囲、 47″ウェブ
範囲、 47a 切り欠き、 47a′ 切り欠き、
48 案内区分、48′ 案内区分、 49 段、 4
9′ 段、 51 接触面、 52 接触面、 52′
接触面、 53 ウェブ区分、 53′ ウェブ区
分、 53″ ウェブ区分、 54 区分、 54′
区分、 55 編目支持肩、 55′ 編目支持肩、
58 段、 61 切り欠き、 62 切り欠き、 8
1端部範囲、 82 保持範囲、 84 平面部、 S
すき間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 393020339 Groz−BeckertKG (71)出願人 000151221 株式会社島精機製作所 和歌山県和歌山市坂田85番地 (72)発明者 ジークマール マーヤー ドイツ連邦共和国 バーリンゲン ブルッ クヴィーゼンシュトラーセ 57 (72)発明者 ベルンハルト シューラー ドイツ連邦共和国 ゾンネンビュール−エ ルプフィンゲン シュロスシュトラーセ 23 (72)発明者 クルト ヴィーデンヘーファー ドイツ連邦共和国 アルプシュタット フ ーゴー−ベルチュ−シュトラーセ 50 (72)発明者 森田 敏明 和歌山県海草郡野上町吉野116 (72)発明者 北原 健治 和歌山県和歌山市吉礼468−9

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編み機用の、特に平形横編機あるいは丸
    編み機用の、スライダ編針(1)であって、スライダ通
    路(7)を備えた編針基体(2)と、スライダ通路
    (7)内で縦方向しゅう動可能に配置されていてかつス
    ライダ通路(7)を通って延びている2つのスライダば
    ねを有しているスライダ(3)とを有している形式のも
    のにおいて、スライダばね(22,23,22′,2
    3′)が少なくとも、スライダ通路(7)を通って延び
    る区分において、互いに非対称的に構成されていること
    を特徴とする、編み機用のスライダ編針。
  2. 【請求項2】 編み機用の、特に平形横編機あるいは丸
    編み機用の、スライダ編針(1)であって、スライダ通
    路壁によって仕切られていて区域的に開かれているスラ
    イダ通路(7)を備えた編針基体(2)と、スライダ通
    路(7)内で縦方向しゅう動可能に配置されていてかつ
    スライダ通路(7)を通って延びている2つのスライダ
    ばねを有しているスライダ(3)とを有している形式の
    ものにおいて、少なくとも一方のスライダばね(22,
    23,22′,23′,22″,23″)が少なくとも
    1つの切り欠き(34a,34a′,47a,47
    a′,61,62)を有しており、この切り欠きは運転
    中において少なくとも短時間、スライダ通路(7)の開
    かれている範囲(15)内に移されることを特徴とす
    る、編み機用のスライダ編針。
  3. 【請求項3】 スライダばね(22,23,22′,2
    3′,22″,23″)が切り欠き(34a,34
    a′,47a,47a′,61,62)を備えており、
    これらの切り欠きは両方のスライダばねにおいて殊に互
    いに異なった箇所に配置されていることを特徴とする、
    請求項1又は2記載のスライダ編針。
  4. 【請求項4】 切り欠き(34a,34a′,47a,
    47a′,61,62)が互いに部分的にオーバラップ
    して配置されていることを特徴とする、請求項3記載の
    スライダ編針。
  5. 【請求項5】 スライダばね(22,23,22′,2
    3′,22″,23″)がスライダ基体(21)の固定
    箇所(82)において保持されており、かつスライダば
    ねが固定箇所(82)から離れる方向に延びているウェ
    ブ区分(34,47,34′,47′,34″,4
    7″)を有しており、このウェブ区分はそれぞれ案内区
    分(35,48,35′,48′)に移行していること
    を特徴とする、請求項1又は2記載のスライダ編針。
  6. 【請求項6】 ウェブ区分(34,47,34′,4
    7′,34″,47″)が大体において互いにオーバラ
    ップしないように配置されていることを特徴とする、請
    求項5記載のスライダ編針。
  7. 【請求項7】 案内区分(35,48,35′,4
    8′)が縦方向に関して互いにずらされて配置されてい
    ることを特徴とする、請求項5記載のスライダ編針。
  8. 【請求項8】 スライダばね(22,23,22′,2
    3′,22″,23″)が編目保持ノーズ(33)を有
    しており、その都度案内区分と編目保持ノーズとの間
    に、スライダばねが互いに非対称的に構成されている範
    囲が構成されていることを特徴とする、請求項5記載の
    スライダ編針。
  9. 【請求項9】 スライダばねがほとんどオーバラップな
    しに構成されていることを特徴とする、請求項1記載の
    スライダ編針。
  10. 【請求項10】 スライダばねの互いに非対称的に構成
    されている区分がほとんどスライダ通路(7)内に配置
    されていることを特徴とする、請求項1記載のスライダ
    編針。
  11. 【請求項11】 編針基体(2)の少なくとも一方のス
    ライダ通路側壁(8,9)が少なくとも1つの開口(1
    5)を有しており、この開口を通してたい積異物が編み
    機の編針通路内に排出可能であることを特徴とする、請
    求項2記載のスライダ編針。
  12. 【請求項12】 開いている範囲(15)がスライダ通
    路(7)の底に構成された開口によって形成されてお
    り、この開口を通してたい積異物が編み機の編針通路内
    に排出可能であることを特徴とする、請求項2記載のス
    ライダ編針。
  13. 【請求項13】 スライダばね(22′,23′,2
    2″,23″)がそれぞれ1つの上方の接触面(36,
    51)と1つの下方の接触面(37′,52′)を有し
    ており、これらの接触面がそれぞれほぼ同じ間隔を有し
    ていることを特徴とする、請求項1又は2記載のスライ
    ダ編針。
  14. 【請求項14】 スライダばね(22′,23′,2
    2″,23″)がスライダ通路側壁よりも高く構成され
    ており、したがって上方の接触面(36,51)がスラ
    イダ通路側壁(8,9)の上方に配置されていることを
    特徴とする、請求項13記載のスライダ編針。
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