JPS5940247A - ガソリンスタンドにおける油移送管の油中の水検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ガソリンスタンドにおける油移送管の油中
の水検知装置に関し、更に詳細には、油タンク等におけ
る吸引管の一部又は、計量ポンプ内に設置して電気抵抗
の変化によって水の浸入を検知し警報を発したり、給油
所等においては地下タンクからの自動給油に使用される
計量ポンプの緊急停止等を行う水検知装置に関するもの
である。

従来、ガソリンスタンドの地下に埋設された地下タンク
中には、水が貯溜すると警報ブザーを発する技術的手段
が一般に公表されているが、地下タンクの下層に貯った
水を計量ポンプで吸上けて自動車内に油といっしょに注
入してしまうため、エンジンの運転を阻害したシ、油送
機器内に錆を生起させたやして油漏を生起し、場合によ
っては離れた油に引火して爆発を生ずる事態にも発展す
るため、油タンクや油送管内に水が入ることを寸刻の内
に検知して水の混入を防止する必要があり業界よシ実用
に適する水検知装置の開発を賛錆されていた。

この発明では、油と水との電気抵抗値の差を利用して油
が通る時の電気抵抗による入力８１Ｍ、以上の電流が流
れれば（水の電気抵抗値は、非常に小さいため電ｍを艮
く造す）、この入力電流をＵ流して直流に変換し、この
直流電流を、一定の入力電圧が加われば、出力を発する
増巾器に付加し７て出力を取り出し、この出力によって
警報ランプを点燈したシ、脅報ブザーを鳴し、更には、
計量ポンプの制御回路を作動させて計量ポンプを停止さ
せ目動車の給油タンク中に水が混入するのを防止したり
、その他油雪中に水が混入した場合も同様に警報を発し
て油管中に水が浸入するのを防止させるようにするガン
リンスタンドにおける油移送官の油中の水検知装置を提
供せんとするものであるＯ この発明の実施例を図面に基き詳説すれば、水検知セン
サー（１）は、絶縁部材＋２）　、　（４１の間に電気
伝導度の商い金属網（３）を挾持させてなる。

この絶縁部材＋２１　、　＋４＋には油＠　（２ａ）　
、　（４ａ）を多数弁開１／　、上下端面部に導電性素
材から成る端子板（５）及び（６）を址設し、この端子
板＋５）　、　＋６＋よりリード腺（７）及び（８）を
それぞれ取シ出している。

金属網（３）の外周部には導＊素材より形成された被覆
板（９）を設け、この被覆板（９）よシリード線□１を
取り出している。

このように形成した水検知センサーｆｌ）を油の流れる
配管の途中に取シ付けるために、油の流れる配管と略同
内柱に開穿した開口部（ＩＩ）を形成した７ランジｉｌ
ｌ、ｆｉｌを鋤状体ａ４の両端に同着し、この筒状体０
をの内部に上記した水検知センサー（１）を装着して水
検知装置囚を構成させ、この水検知装置ｔ（４）゛の両
端７ランジａυ、（１３を油の流れる水平な油管や垂直
な油管の途中にボルトとナツトにて締めイ（」け固定し
、絶縁部材＋２１又は（４）の端子板（５１、＋６１の
リード？ＩＭ（７１又は（８）と、被覆板（９）に取シ
付けられたり一ド祿ＯＩとの間に所要電圧をかけて電流
を流すように構成している。

次に、この水検知装ｗＩＬ（５）の電気回路の一実施例
をブロック線図に基き説明する。

油は電気抵抗が非常に太きいため電流をほとんど通さな
いが、水は逆に電気の良専体であるためＷ流をよく通す
。従って、油中に水や他の導電性の良好な物体が混入す
ると、その物体の混合比に応じて、油中の電気抵抗が変
化する。

本実施例では、上記のように電気抵抗が変化しても油１
００チの時より電流が多くなれば、Ｐｆｒ要大きさの出
力を取り出すことができるように構成している。

即ち、水検知センサー（１）のリード＃　（７１とＯｎ
又は（８）とＯｎに生ずる負荷回路０９の電流を変流器
０８にて所要比の小電流値に変換させ整流器αηを介し
て直流に替え、この直流電流を増巾６嗜の入力回路（１
８ｂ）に付加する。

この増巾器Ｏ８は、入力回路（ｔａｂ）に所要の入力電
流が付加された時にのみ２次側回路（１８ｂ）に所要の
出力を発生させるように構成しているものである。

従って、上記せる如く、負荷回路Ｑ！９に油１００％の
時に流れる電流を検出させて、変流器１１１１整流０η
を通して増ＩＪ器０樽の入力回路（１８ｂ）に付加して
も増巾器側の２次側回路（１８ａ）には出力は発生しな
いようにしている。

油中に水が浸入すると、電気抵抗値が小さくなυ負荷回
路＋Ｉ９に大電流が流れる。この電流を変流器Ｏｅでも
って所要の小電流に変換させ、整流器ｏ７）にて直流に
替えて、増巾器（Ｉｅの入力回路（１ａｂ）に付加する
と、油１００％の時以上の入力電流が付加されるため増
巾器０樽の２次側回路（１８ａ）に出力電流を発生する
。

即ち、油１００％時の入力電流では増巾温特を動作させ
ないように構成しているものであり、油中に水が微小で
も浸入すれば、この水に電流が流れるため水検知装置１
Ｌ（４）が動作するものである。尚、配管は常にアース
を設けておく必要がある。

そして、増巾器０Ｉの２次側回１（１８ａ）がら警報回
路ＯＩや継電器のコイル部（１）に電流を流して警報を
発生させたシ、継電器のコイル四を動作させて、油を送
るポンプの制御を行うこともできるし、又、警報ランプ
Ｌ２４を点燈させたりすることもできるものである。

この発明の夾施例は、上記のように構成されており、油
中に水が浸入すれば、電気抵抗値が小さくなって電流を
大きくさせるものであシ、この発明の水検知装置１ｔ（
４）を自動車の給油所の床面下に埋設した給油タンク０
１）の油移送管（２）の途中に装着した実施の態様につ
いて説明すると、給油タンクＣＩ）に油移送管Ｃつの一
端を挿入し他端を地上に立設させ途中に水検知装［（Ａ
）を取シ付け、この水検知装置囚の上部に計量ポンプを
内蔵させた給油装置曽を装着させている。

ガソリンスタンドの給油タンクＯＯの内側に水が浸入す
ると油と水が計量ポンプによって油移送管■中を上方に
流動し水検知装置ＩＬ（Ａ）内の検知センサー（１）内
を通る。すると第１図及び第２図に示した如く、センサ
ー（１）の絶縁部材（２）に埋設せる端子板（５）のリ
ード線（７）と、被覆板（９）のリード′ＩｔＭＤＩと
の間に電流が流れる。すると第２図に示したようにこの
電流が変流器ｌＩＱ及び整流器ｆｌ？ｌを経て増巾器（
国の入力回路（１８ｂ）に付加され、増巾器Ｉｌｌの２
次側回路（１８ａ）にＦＩＴ要の直流出力を発生させる
ようになる。

この出力電流によって継電器のコイル翰を動作させ、計
量ポンプの制御回路に積み込まれている継電器の接点を
ＯＮ若しくはＯＦＦさせることによって計量ポンプを寸
刻の内に停止させるものである０ この発明によれば、上記のように油ＩＱＯ％Ｍ合の電気
抵抗と、微小の水が混入した時の電気抵抗との差を利用
して、給油所の計量ポンプを停止させたシ、警報ランプ
１２４）を点燈させたシして油中に水が浸入したことを
知らせることかできるものであシ、簡単な構造で、確実
な動作を行うようにしているため、給油所以外の工場、
給油タンク、その他いろんな油を取り扱う箇所に取９付
ければ、油と水とを混合させて使用することが完全に防
止でき、各種の油動作機器や配管に錆や腐蝕を生起させ
ることも未然に防止できるものでアシ、省エネルギー省
資源に貢献できるものであって産業上の利用価値が極め
て犬なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す水検知センサーの断面
図、第２図は本発明の水検知装置の電気回路図、第３図
は本発明の要部を示す断面図、第４図は本発明装置を使
用した使用態様の一例を示す説明図である。 （１）：水検知センサー （２）：絶縁部材 （３）：導電金属網 （４）：絶縁部材 囚：水検知装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）油中に水の混入することによシミ負抵抗が小さくな
   ることを利用した水検知センサーを、ガソリンスタンド
   の給油タンクに連通した油移送管に装着して、同センサ
   ーの作動を警報ランプ等の水混入警報装置に伝えるべく
   構成してなるガソリンスタンドにおける油移送管の油中
   の水検知装置。