JPS5940245B2 - 容器内の液量検出装置 - Google Patents

容器内の液量検出装置

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JPS5940245B2
JPS5940245B2 JP54036519A JP3651979A JPS5940245B2 JP S5940245 B2 JPS5940245 B2 JP S5940245B2 JP 54036519 A JP54036519 A JP 54036519A JP 3651979 A JP3651979 A JP 3651979A JP S5940245 B2 JPS5940245 B2 JP S5940245B2
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JP
Japan
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container
liquid
amount
electrodes
capacitor
Prior art date
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JP54036519A
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English (en)
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JPS55128123A (en
Inventor
良一 土田
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絶縁体にてなる液体貯留用の容器内の液量検
出装置に関する。
従来、魔法びんやエアポットその他の保温容器内の液量
は、容器外部から検出することができず、このため、貯
留液量を検出するには、内容液の注出操作をしてみると
か、前記容器の蓋体を外して覗いてみるとかしなければ
判らず、この種の容器の使用上、極めて不便であつた。
これに対して、前記容器に透明部を設けて、容器内の液
量を見ることができるようにする方式も考えられるが、
この方式では、上記した透明部分の断熱構造が欠除する
ために、保温機能が低下する欠点がある。
また一方液面レベルの検出装置として複数本の電極を液
中に垂下する方式のものがあるが、この種の装置は構造
が複雑、大型でかつ高価であるから魔法びんやその他の
保温容器等の比較的小型の容器の液量の検出には利用で
きない。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもの
で、絶縁性材料で構成した容器内の液量を容器外から検
出できる構成の簡単な、かつ安価な装置を提供すること
を目的とするもので、電気絶縁材料で構成した容器の外
周面に互いに独立した1対の電極を設け、各電極と容器
内の内容液とに挟まれる容器周壁部を誘電体とするコン
デンサの静電容量を検出することにより、内容液量を検
出することを特徴とするものである。
以下にこの発明の一実施例を図面とともに説明する。
第1図ないし第3図において、1はガラス、合成樹脂等
の電気絶縁材料で構成した保温用の容器で、この容器1
の外周面には互いに対向しかつ電気的に相互に絶縁され
た1対の帯状の電極2a、2bがメッキ等により形成さ
れている。
電極2a、2bは容器の上端近傍から下端近傍まで延在
するように設けられている。上記の構成によつて、電極
2aと容器1内の貯留液3が対向電極となりその間に挟
まれた容器1の周壁を誘電体とするコンデンサ4aが形
成される。
同様にして電極2bと貯留液3とが対向電極となり、そ
の間に挟まれた容器1の周壁を誘電体とするいま1つの
コンデンサ4bが形成される。貯留液3は導体として作
用し、電極2aと2bからみると、コンデンサ4a、4
bが直列接続された状態となる。そして貯留液量が変化
して水位が変化すると、各コンデンサ4a、4bの静電
容量が水位に比例して変化し、電極2a、2b間に形成
されるコンデンサ4の静電容量も容器1内の貯留液量に
比例する。5は電極2a,2bと接続され、コンデンサ
4の静電容量に比例した信号を発生する検出部、6は検
出部5の出力信号にもとずいて。
容器1内の貯留液量を表示する表示部である。検出部5
はたとえばポツトのケース7内の適宜箇所に装着され、
リード線La,Lbを介して電極2a,2bと接続され
る。
なお8は容器1の蓋を示す。
上述の構成の装置において、容器1内の貯留液量が多い
ときは電極2aならびに2bと貯留液との対向面積は大
きくなり、各コンデンサ4a,4bの静電容通も大きく
なる。
したがつて検出回路5からは、コンデンサ4の静電容量
に比例した大きい出力信号が生じ、表示部6は貯留液量
が多いことを表示する。一方容器1内の貯留液量が少な
いときは電極2aならびに2bと貯留液との対向面積は
小さくなりコンデンサ4a,4bの静電容量も小さくな
り、検出部5の出力信号も小さくなつて、貯留液量が少
ないことを表示する。
なお表示部6は可動線輪形のレベルメータ等のアナログ
表示とするか、或いは数値表示装置でデイジタル表示と
してもよい。
また表示ランプを点灯或いは消灯することによつて貯留
液量が所定量以下になつたときに表示してもよい。第4
図は第3図の回路の具体的な回路例を示し、表示部6と
してレベルメータを使用した実施例である。
第4図において、トランジスタTrlとTr2,コンデ
ンサCl,C2,抵抗R1〜R4とにより第5図aに示
すようなパルス幅W,周期Tのパルス列を生じる無安定
マルチバイブレータ10が構成される。
一方、トランジスタTr4のベースとトランジスタTr
3のコレクタにはそれぞれ電極2aと2bとが接続され
、コンデンサ4、抵抗R5,R6,R7とにより単安定
マルチバイブレータ11が構成され、コンデンサ4の静
電容量に応じたパルス幅Wを有する第5図bに示すパル
スを生じる。
トランジスタTr2のコレクタは抵抗R8ならびにコン
デンサC3で構成される微分回路12とダイオードD1
とを介してトランジスタTr4のベースに接続されてい
る。
この構成により無安定マルチバイブレータ10の出力パ
ルスは微分回路12で微分され、トランジスタTr4の
ベースには、第5図のaのパルスの立下り時に同期した
第5図cに示すトリガパルスが加えられ、単安定マルチ
バイブレータ11は第5図aのパルスの立下りに同期し
てトリガされるようになつている。単安定マルチバイブ
レータ11の出力端子には抵抗R9を介して定電圧ダイ
オードD2が接続され、この単安定マルチバイブレータ
11の出力電圧を一定値にクランプする。
該ダイオードD2には調整用の可変抵抗RlOを介して
、直流の可動線輪形のレベルメータ13が接続されてい
る。レベルメータ13は容器1をおおうケース7の側面
等に装着される。上記の構成により、単安定マルチバイ
ブレータ11は無安定マルチバイブレータ10の出力パ
ルスの立下りに同期してトリガされ、容器1の内容液の
水位に比例した幅wを有しかつ周期Tのパルス信号が単
安定マルチバイブレータ11の出力端子に生じる。
この出力パルスは、定電圧ダイオードD2で一定値にク
ランプされ、レベルメータ13に加えられる。
レベルメータ13は上記出力パルスの電流の平均値を表
示する。したがつて容器1内の内容液の量が多く、コン
デンサ4の静電容量が大きいときは単安定゛マルチバイ
ブレータ11の出力パルスのパルス幅wは大きくなり、
レベルメータ13に流れる電流の平均値も大きくなつて
、メータの振れが大きく水位の高いことを指示し、一方
内容液の量が少なく、コンデンサ4の静電容量が小さい
ときはパルス幅wも小さくなり、レベルメータ13の平
均電流値は小さくなつて、メータの振れが小さく、水位
の低いことを指示する。
第4図の回路構成は単安定マルチバイブレータ11の出
力パルスの周期が一定しているので、コンデンサ4の静
電容量、即ち内容液の水位とレベルメータ13に流れる
平均電流値との間の直線性が良好であり、また単安定マ
ルチバイブレータ11の出力パルスはダイオードD2で
クランプされるので、電源電圧の変動によるレベルメー
タの指示の変動が防止される等の利点を有する。
この発明においては電極2a,2bの形状は上述の実施
例に限らず、たとえば第6図のように所定レベルに部分
的に電極2a,2bを容器1に対向して設けてもよい。
また第7図と第8図に示すように容器の所定レベルに環
状の電極2a′を設け、この電極2a′よりも下位に他
の電極2b′を設けてもよい。
いずれの場合でも貯留液が電極2a或いは2a′よりも
高い水位にあるときは各電極の面積で定まる静電容量の
コンデンサが形成され、水位が電極2a或いは2a′よ
りも低くなつたときはコンデンサの静電容量は小さくな
り貯留液量が所定レベル以上か否かを検出出来る。
以上詳述したように、この発明は絶縁材で構成した容器
の外周面に互いに絶縁した1対の電極を設けて、各電極
と容器内の貯留液とを対向電極とし、この対向電極に挟
まれる容器周壁部を誘電体とするコンデンサを形成し、
容器外周面の1対の電極を検出回路に接続して、上記コ
ンデンサの静電容量から貯留液量を検出するようにした
ものであるから、容器の蓋を外して内部を覗いたり、注
出操作をしなくても容器外から直接的に内容液量を知る
ことができ容器の使用上便利である。
また電極は容器の外周面に設ける簡単な構成であるから
、コンパクトでかつ安価な液量の検出装置を提供できる
。また検出用の電極を構成する金属導体を内容液に浸漬
しないから、容器が魔法びんや保温容器のように飲料水
や湯等を貯留する場合でも衛生的である。また容器が保
温容器である場合には、断熱構造を損うこともない。
なおこの発明においては、電極の設置位置や形状の随意
に変形できるものであり、検出部、表示部も種々変形し
たものを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図のI−1線断面図、第3図は第1図の実施例に用い
られる電気回路のプロツク回路図、第4図は第3図の回
路の詳細な実施例を示す電気回路図、第5図は第4図の
回路の要部の波形を示す図、第6図はこの発明に用いら
れる電極の他の変形例を示す図、第7図はこの発明に用
いられる電極のさらに他の変形例を示す図、第8図は第
7図の実施例の−線断面図である。 1・・・・・・容器、2a,2b・・・・・・電極、3
・・・・・・貯留液、5・・・・・・検出部、6・・・
・・・表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁材にてなる容器の外周面に互いに絶縁され、か
    つ相対向する1対の電極を設け、この1対の電極と容器
    内に貯留された導電性液体とに狭まれる容器の周壁部を
    導電体として、液量に応じて連続的に容量が変化するコ
    ンデンサを形成し、上記1対の電極をコンデンサの容量
    に応じてパルス幅が変化する発振回路にてなる検出回路
    に接続して、検出回路の出力信号により容器内の貯留液
    量を表わす信号を得るようにしたことを特徴とする容器
    内の液量検出装置。
JP54036519A 1979-03-27 1979-03-27 容器内の液量検出装置 Expired JPS5940245B2 (ja)

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