JPS5939270Y2 - 浚渫作業、その他に用いるゴム管体 - Google Patents
浚渫作業、その他に用いるゴム管体Info
- Publication number
- JPS5939270Y2 JPS5939270Y2 JP1976119072U JP11907276U JPS5939270Y2 JP S5939270 Y2 JPS5939270 Y2 JP S5939270Y2 JP 1976119072 U JP1976119072 U JP 1976119072U JP 11907276 U JP11907276 U JP 11907276U JP S5939270 Y2 JPS5939270 Y2 JP S5939270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- rubber layer
- wire
- layer
- purposes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浚渫作業用等のゴム管体（ホース）の改良に関
する。
する。
浚渫作業用ゴム管体は従来一般に第１図に示す通り、内
面ゴム層１と外面ゴム層２と補強層（補強布層）３とを
有している。
面ゴム層１と外面ゴム層２と補強層（補強布層）３とを
有している。
なお・第１図中、４は金属製接続用管体、５は４のニッ
プル部、６は４のフランジ部、１０はワイヤーである。
プル部、６は４のフランジ部、１０はワイヤーである。
この種ゴム管体に於いてその内面ゴムの耐カツト性向上
のため第２図に示す通り、内面ゴム層１にチェノやスチ
ールリング８を埋め込んだ又はその内表面に露出させて
埋め込んだものの採用が試みられているが、このような
ある程度の体積をもつ異質な胴体を内面ゴム層に埋め込
んだ場合、管体のフレキシビリチーを阻害することとな
る。
のため第２図に示す通り、内面ゴム層１にチェノやスチ
ールリング８を埋め込んだ又はその内表面に露出させて
埋め込んだものの採用が試みられているが、このような
ある程度の体積をもつ異質な胴体を内面ゴム層に埋め込
んだ場合、管体のフレキシビリチーを阻害することとな
る。
又内面ゴムとチェノ、スチールリング等金属との摩耗量
の差が生じた時流体の渦流現象により更に管体内面の局
部摩耗を進行させる欠点がある。
の差が生じた時流体の渦流現象により更に管体内面の局
部摩耗を進行させる欠点がある。
なお上記渦流についで説明すれば、流体がサンゴ礁等ゴ
ムに対してカットを生じさせやすい土質を含む場合には
、金属の方がゴムより摩耗しないので管体の内表面が波
打ち状になり、この四部で排砂水流の渦流が生じるので
ある。
ムに対してカットを生じさせやすい土質を含む場合には
、金属の方がゴムより摩耗しないので管体の内表面が波
打ち状になり、この四部で排砂水流の渦流が生じるので
ある。
なお又第２図中、第１図の符号と同じ符号は同一部位を
示している。
示している。
又、従来構造中には特に図示されていないが、第１図の
内面ゴム層１に無数のチョツプドワイヤーを管体の長手
方向または周方向へ周面に沿って埋設したものも試みら
れているが、このように管体の周面に沿って横に寝た状
態で埋設されているチョツプドワイヤーは、サンゴ礁等
の鋭利な尖端をもつ破砕片により内面ゴム層のゴムが徐
々に引裂かれ摩損していくときに該ゴム破砕片と一緒に
漸次欠落されてゆく。
内面ゴム層１に無数のチョツプドワイヤーを管体の長手
方向または周方向へ周面に沿って埋設したものも試みら
れているが、このように管体の周面に沿って横に寝た状
態で埋設されているチョツプドワイヤーは、サンゴ礁等
の鋭利な尖端をもつ破砕片により内面ゴム層のゴムが徐
々に引裂かれ摩損していくときに該ゴム破砕片と一緒に
漸次欠落されてゆく。
本考案は」−記欠点を解決したゴム管体であって第３図
に示すように内面ゴム層１、外面ゴム層２補強布層３を
有するゴム管体に於いて、前記内面ゴム層１に、織布１
３に植立てられた多数のＵ字状の針金状金属小片７を、
各小片７の垂直立上り部が管体の半径方向に向けて延び
るように埋設されて収るものである。
に示すように内面ゴム層１、外面ゴム層２補強布層３を
有するゴム管体に於いて、前記内面ゴム層１に、織布１
３に植立てられた多数のＵ字状の針金状金属小片７を、
各小片７の垂直立上り部が管体の半径方向に向けて延び
るように埋設されて収るものである。
なお、第３図中、４は金属製接続用管体、５は４のニッ
プル部、６は４のフランジ部、１０はワイヤーを夫々示
しでいることは従来と同じである。
プル部、６は４のフランジ部、１０はワイヤーを夫々示
しでいることは従来と同じである。
又本考案に於いては、例えば第３図に示すように内面ゴ
ム層１に整然とＵ字状針金状小片７が埋設されでいる。
ム層１に整然とＵ字状針金状小片７が埋設されでいる。
これはＵ字状の針金状金属小片７を綿布、金網等の織布
１２に植立てた針金を形成つプレで前記小片７が未加硫
ゴムシート中に突き刺るように合体し更に別の未加硫ゴ
ムシートを積層することにより製造出来る。
１２に植立てた針金を形成つプレで前記小片７が未加硫
ゴムシート中に突き刺るように合体し更に別の未加硫ゴ
ムシートを積層することにより製造出来る。
以上説明した通り本考案に於いては、織布に植立てられ
たＵ字状の各針金状金属小片の垂直立上り部が、管体の
半径方向へ延びるように内面ゴム層内に埋設されでいる
ので、サンゴ礁破砕片等により前記内面ゴム層のゴムが
表面から引き裂かれ摩耗されでも、各金属小片の基部は
前記ゴム層内のさらに深部に埋設固定されているため、
引き裂かれ摩損する前記ゴム片と一緒に欠落することな
く内面ゴム層中に残存して該内面ゴム層の局部摩耗を防
止する機能を引続き発揮する。
たＵ字状の各針金状金属小片の垂直立上り部が、管体の
半径方向へ延びるように内面ゴム層内に埋設されでいる
ので、サンゴ礁破砕片等により前記内面ゴム層のゴムが
表面から引き裂かれ摩耗されでも、各金属小片の基部は
前記ゴム層内のさらに深部に埋設固定されているため、
引き裂かれ摩損する前記ゴム片と一緒に欠落することな
く内面ゴム層中に残存して該内面ゴム層の局部摩耗を防
止する機能を引続き発揮する。
しかもこの金属の単線即ち針金状金属の小片は体積が小
さいためホースのフレキシビリチーを阻害せず、該針金
状金属小片は、管体の半径方向に植立て・埋設されてい
るので、サンゴ礁破砕片等により内面ゴム層のゴムが表
面から引裂かれ摩損されても該金属小片の基部は前記内
面ゴム層のさらに深部に埋没されていて前記引裂がれ摩
損するゴム片と一緒に欠落することはなく、内面ゴム層
中に残存して該ゴム層の局部摩耗を防止する役割を引続
き継続する。
さいためホースのフレキシビリチーを阻害せず、該針金
状金属小片は、管体の半径方向に植立て・埋設されてい
るので、サンゴ礁破砕片等により内面ゴム層のゴムが表
面から引裂かれ摩損されても該金属小片の基部は前記内
面ゴム層のさらに深部に埋没されていて前記引裂がれ摩
損するゴム片と一緒に欠落することはなく、内面ゴム層
中に残存して該ゴム層の局部摩耗を防止する役割を引続
き継続する。
なお本考案の管体は耐カット性が余り問題にならない通
常摩耗を起こさせる土質に転用した場合にも、内側に露
出されたワイヤーは、土砂等の流体エネルギーをゴムが
吸収するため、直接排送物の衝撃を受けるチェノやスチ
ールリング等に較べ摩耗が少いことが期待され、スラリ
ー論送ホースは勿論幅広い利用範囲をもっでいる。
常摩耗を起こさせる土質に転用した場合にも、内側に露
出されたワイヤーは、土砂等の流体エネルギーをゴムが
吸収するため、直接排送物の衝撃を受けるチェノやスチ
ールリング等に較べ摩耗が少いことが期待され、スラリ
ー論送ホースは勿論幅広い利用範囲をもっでいる。
第１図は従来の浚渫用ゴム管体、第２図は従来の内面ゴ
ム層にチェノやスチールリングを埋め込んだ浚渫用ゴム
管体の夫々の一部縦断面図を示している。 第３図は本考案ゴム管体の一部縦断正面図を夫々例示し
ている。 １・・・・・・内層ゴム層、２・・・・・・外層ゴム層
、３・・曲補強布層、４・・・・・・金属製接続用管体
、７・・・・・・針金状金属小片、１３・・・・・・織
布。
ム層にチェノやスチールリングを埋め込んだ浚渫用ゴム
管体の夫々の一部縦断面図を示している。 第３図は本考案ゴム管体の一部縦断正面図を夫々例示し
ている。 １・・・・・・内層ゴム層、２・・・・・・外層ゴム層
、３・・曲補強布層、４・・・・・・金属製接続用管体
、７・・・・・・針金状金属小片、１３・・・・・・織
布。
Claims (1)
- 内面ゴム層、外面ゴム層、補強層を有するゴム管体にお
・いて、内面ゴム層内に、Ｕ字状の針金状金属小片を織
布に植立てた針金が、前記各金属小片の垂直立上り部を
前記ゴム管体の半径方向内方に向けて延びるように埋設
されていることを特徴とする浚渫作業、その他に用いる
ゴム管体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976119072U JPS5939270Y2 (ja) | 1976-09-04 | 1976-09-04 | 浚渫作業、その他に用いるゴム管体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976119072U JPS5939270Y2 (ja) | 1976-09-04 | 1976-09-04 | 浚渫作業、その他に用いるゴム管体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5336712U JPS5336712U (ja) | 1978-03-31 |
| JPS5939270Y2 true JPS5939270Y2 (ja) | 1984-11-01 |
Family
ID=28728600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976119072U Expired JPS5939270Y2 (ja) | 1976-09-04 | 1976-09-04 | 浚渫作業、その他に用いるゴム管体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939270Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5138030Y2 (ja) * | 1972-11-18 | 1976-09-17 |
-
1976
- 1976-09-04 JP JP1976119072U patent/JPS5939270Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5336712U (ja) | 1978-03-31 |
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