JPS5939200Y2 - エダクタ - Google Patents
エダクタInfo
- Publication number
- JPS5939200Y2 JPS5939200Y2 JP1976040767U JP4076776U JPS5939200Y2 JP S5939200 Y2 JPS5939200 Y2 JP S5939200Y2 JP 1976040767 U JP1976040767 U JP 1976040767U JP 4076776 U JP4076776 U JP 4076776U JP S5939200 Y2 JPS5939200 Y2 JP S5939200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure water
- suction
- casing
- suction tube
- free end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、油、水、空気及びゴミなどを吸引輸送するエ
ダクタの改良に関するものである。
ダクタの改良に関するものである。
従来との種エダクタの一つは、第1図に示すように吸引
管3の外周を囲むように高圧水導入用ケーシング7が設
けられ、このケーシング壁から、吸引管3の先端側に向
けて、高王水噴射ノズル2が設けられているが、装置全
体が鋳物製かつ一体構造であるためにつぎのような欠点
があった。
管3の外周を囲むように高圧水導入用ケーシング7が設
けられ、このケーシング壁から、吸引管3の先端側に向
けて、高王水噴射ノズル2が設けられているが、装置全
体が鋳物製かつ一体構造であるためにつぎのような欠点
があった。
先ず、ノズル2の全長は、これを流れる□流体を充分に
整流するためにできるだけ長くすることが望まれるが、
吸引管3及びケーシング7の肉厚により制限されるため
、思うように長くできない。
整流するためにできるだけ長くすることが望まれるが、
吸引管3及びケーシング7の肉厚により制限されるため
、思うように長くできない。
却ち、ノズル2の長さを長くするには吸引管3又はケー
シング7の肉厚を大きくする必要があり、装置全体が重
く且つ高価なものとなる。
シング7の肉厚を大きくする必要があり、装置全体が重
く且つ高価なものとなる。
又、鋳物はもろいため、長くて小径のノズルを製作する
には、加工上の困難力畔う。
には、加工上の困難力畔う。
本考案は、吸引管の基部に、それを囲んで設けられた高
圧水供給源に連なる高圧水導入用ケーシングと、同ケー
シング設置位置から吸引管の下流側に向い自由端が互に
狭ばまる方向に向い傾斜して上記吸引管の外周壁部に設
けられ、基部が上記ケーシングの側壁に形成した孔に開
口し、上記自由端が上記吸引管の先端部に開口するとと
もに自由端に向い管径が絞られた複数の高圧水噴出ノカ
レとfJチなることを特徴とし、その目的とするところ
(矢高圧水供給源に連かり管径を自由端に向い絞った複
数の高圧水噴出ノズレをこれと別体の吸引管の外周壁部
に配設し、その自由端を吸引管の先端部に開口させるだ
けの簡単な構成でもって従来の欠点を解消したエダクタ
を提供しようとするものである。
圧水供給源に連なる高圧水導入用ケーシングと、同ケー
シング設置位置から吸引管の下流側に向い自由端が互に
狭ばまる方向に向い傾斜して上記吸引管の外周壁部に設
けられ、基部が上記ケーシングの側壁に形成した孔に開
口し、上記自由端が上記吸引管の先端部に開口するとと
もに自由端に向い管径が絞られた複数の高圧水噴出ノカ
レとfJチなることを特徴とし、その目的とするところ
(矢高圧水供給源に連かり管径を自由端に向い絞った複
数の高圧水噴出ノズレをこれと別体の吸引管の外周壁部
に配設し、その自由端を吸引管の先端部に開口させるだ
けの簡単な構成でもって従来の欠点を解消したエダクタ
を提供しようとするものである。
本考案は、上記したように、吸引管の外周壁部に配設さ
れた複数の高圧水噴出ノズルは基部が上記高圧水導入用
ケーシングの側壁に形成した孔に開口し、自由端は吸引
管の先端部に開口するとともにその管径は基部から自由
端に向い絞られており、しかもその自由端は吸引管のス
ロート部に開口するとともに同自由端が吸引管の下流側
に向い互に狭ば壕る方向に傾斜しているから従来のよう
に、吸引管内に高圧水噴出ノズルが突出して被吸引物が
流過する吸引通路を狭くすることがなく、スムーズに被
吸引物を吸引して下流側に搬送することができる。
れた複数の高圧水噴出ノズルは基部が上記高圧水導入用
ケーシングの側壁に形成した孔に開口し、自由端は吸引
管の先端部に開口するとともにその管径は基部から自由
端に向い絞られており、しかもその自由端は吸引管のス
ロート部に開口するとともに同自由端が吸引管の下流側
に向い互に狭ば壕る方向に傾斜しているから従来のよう
に、吸引管内に高圧水噴出ノズルが突出して被吸引物が
流過する吸引通路を狭くすることがなく、スムーズに被
吸引物を吸引して下流側に搬送することができる。
また、本考案は上記ノズルが吸引管と別体の管体として
構成されているから、従来のように高圧水導入用ケーシ
ングの壁の肉厚に制限されることなく十分長くすること
ができる。
構成されているから、従来のように高圧水導入用ケーシ
ングの壁の肉厚に制限されることなく十分長くすること
ができる。
このように上記ノズルの長さを十分にとることができる
から、吸引管軸心とノズル軸心とのなす角度も鋭角にす
ることができる。
から、吸引管軸心とノズル軸心とのなす角度も鋭角にす
ることができる。
従って、ノズルからの噴出水エネルギーを効率よく吸引
管の吸引エネルギ米変換でき、被吸引物の搬送をより効
果的に行うことができる。
管の吸引エネルギ米変換でき、被吸引物の搬送をより効
果的に行うことができる。
以下本考案を最も好ましい図示実施例について説明する
。
。
第2図及び第3図において、3は油の吸引管で、油通路
は流通効率を良くするため直線的に形成されている。
は流通効率を良くするため直線的に形成されている。
6は図示しない高圧水の供給源に連通した高圧水導入口
で、上記吸引管30基部にそれを囲んで設けられた同心
円形状に構成された高圧水導入用ケーシング7に開口し
ている。
で、上記吸引管30基部にそれを囲んで設けられた同心
円形状に構成された高圧水導入用ケーシング7に開口し
ている。
2は上記ケーシング7の上記吸引管3の下流側に位置す
る側壁に形成した孔7′に開口し、回礼γから延長され
て吸引管3の外周壁部に沿って配置された2個の高圧水
噴出ノズルで、その自由端は吸引管3の先端部5におい
て吸引管3内の吸引方向に傾斜して開口されており、そ
の管径すなわち断面積にその基部から自由端に向い絞ら
れ、しかもその自由端が上記吸引方向の下流側に向い互
に狭ばめられ、上記ノズル2の開口部は第3図dseに
示すように断面半円形をなしている。
る側壁に形成した孔7′に開口し、回礼γから延長され
て吸引管3の外周壁部に沿って配置された2個の高圧水
噴出ノズルで、その自由端は吸引管3の先端部5におい
て吸引管3内の吸引方向に傾斜して開口されており、そ
の管径すなわち断面積にその基部から自由端に向い絞ら
れ、しかもその自由端が上記吸引方向の下流側に向い互
に狭ばめられ、上記ノズル2の開口部は第3図dseに
示すように断面半円形をなしている。
な釦、図中4は上記先端部5に連なるスロート部で下流
端はラッパ状に拡開している。
端はラッパ状に拡開している。
このように構成された本実施例を例えば流出油回収船に
おける油回収装置として使用する場合、吸引管3を適当
なダクトを経由して流出油側に接続し、高圧水導入用ケ
ーシングに高圧水を供給すると、高圧水は2個の上記ノ
ズル2から高速で噴出される。
おける油回収装置として使用する場合、吸引管3を適当
なダクトを経由して流出油側に接続し、高圧水導入用ケ
ーシングに高圧水を供給すると、高圧水は2個の上記ノ
ズル2から高速で噴出される。
その結果、吸引管3の先端部が低圧となり、吸引管3を
通って流出油が吸引される。
通って流出油が吸引される。
このようにして吸引された油は、上記ノズル2から噴出
された高圧水とどもに、スロート部4を通って図示しな
い油水回収槽へ送られる。
された高圧水とどもに、スロート部4を通って図示しな
い油水回収槽へ送られる。
又、本実施例においては、上記ノズル2が管体として吸
引管3と別体に構成されているからその長さlを従来の
ように高圧水導入用ケーシングの肉厚等に影響されるこ
となく、充分長くすることができる。
引管3と別体に構成されているからその長さlを従来の
ように高圧水導入用ケーシングの肉厚等に影響されるこ
となく、充分長くすることができる。
又、同ノズル2はその管径、すなわち、断面積が基部か
ら自由端に向って絞られ、しかも、その自由端が上記吸
引方向の下流側に向って互に狭められ、吸引管先端部5
への開口部が断面半円形をなしているので、同ノズルか
ら噴出される高圧水の整流効果が高く、吸引効率を高め
ることができる。
ら自由端に向って絞られ、しかも、その自由端が上記吸
引方向の下流側に向って互に狭められ、吸引管先端部5
への開口部が断面半円形をなしているので、同ノズルか
ら噴出される高圧水の整流効果が高く、吸引効率を高め
ることができる。
又、ノイズ2が管体で構成されるから工作も容易である
。
。
このようなことから、本実施例は、たとえ高粘性の油を
吸引した場合でも吸引管3内及びその先端部5に卦ける
詰りか少なく、スムーズに油を吸引し、それを高圧水と
ともに油回収槽に効率よく搬送できる。
吸引した場合でも吸引管3内及びその先端部5に卦ける
詰りか少なく、スムーズに油を吸引し、それを高圧水と
ともに油回収槽に効率よく搬送できる。
なお、上記実施例では、高圧水噴出ノズルを2個設けて
いるが、必要に応じてその数を増せば、高圧水の噴射量
を多くすることができ、吸引管3の吸引通路を狭くする
ことなく吸引力を高めることができる。
いるが、必要に応じてその数を増せば、高圧水の噴射量
を多くすることができ、吸引管3の吸引通路を狭くする
ことなく吸引力を高めることができる。
第1図は、従来例の概略説明図、第2図は、本考案の一
実施例を示す縦断面図、第3図aないしfは第2図にお
けるA−AないしF−F線に沿う断面図である。 1・・・高圧水溝、入管、2・・・高圧水噴出ノズル、
3・・・吸引管、4−・・スロート部、6・・・高圧水
導入口、7・・・高圧水導入用ケーシング、γ′・・・
孔。
実施例を示す縦断面図、第3図aないしfは第2図にお
けるA−AないしF−F線に沿う断面図である。 1・・・高圧水溝、入管、2・・・高圧水噴出ノズル、
3・・・吸引管、4−・・スロート部、6・・・高圧水
導入口、7・・・高圧水導入用ケーシング、γ′・・・
孔。
Claims (1)
- 吸引管の基部に、それを囲んで設けられた高圧水供給源
に連なる高圧水導入用ケーシングと、同ケーシング設置
位置から吸引管の下流側に向い自由端が互に狭ばする方
向に向い傾斜して上記吸弓管の外周壁部に設けられ、基
部が上記ケーシングの側壁に形成した孔に開口し、上記
自由端が上記吸引管の先端部に開口するとともに、その
開口部が断面半円形状に自由端に向い管径が絞られた複
数の高圧噴出ノズルとからなることを特徴とするエダク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976040767U JPS5939200Y2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | エダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976040767U JPS5939200Y2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | エダクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52132309U JPS52132309U (ja) | 1977-10-07 |
JPS5939200Y2 true JPS5939200Y2 (ja) | 1984-10-31 |
Family
ID=28499876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976040767U Expired JPS5939200Y2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | エダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939200Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142099A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | Toshiaki Kezuka | 推力発生装置 |
JP5005777B2 (ja) * | 2010-02-10 | 2012-08-22 | フローテクノ株式会社 | 堆積泥土掘削除去工法とその装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3539275A (en) * | 1968-08-07 | 1970-11-10 | David M Frazier | Method and apparatus for eliminating cavitation |
-
1976
- 1976-04-02 JP JP1976040767U patent/JPS5939200Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3539275A (en) * | 1968-08-07 | 1970-11-10 | David M Frazier | Method and apparatus for eliminating cavitation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52132309U (ja) | 1977-10-07 |
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