JPS5939077B2 - 近接検出装置 - Google Patents

近接検出装置

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JPS5939077B2
JPS5939077B2 JP10449477A JP10449477A JPS5939077B2 JP S5939077 B2 JPS5939077 B2 JP S5939077B2 JP 10449477 A JP10449477 A JP 10449477A JP 10449477 A JP10449477 A JP 10449477A JP S5939077 B2 JPS5939077 B2 JP S5939077B2
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JP
Japan
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door
output
detection device
circuit
proximity detection
Prior art date
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JP10449477A
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JPS5437700A (en
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昌宏 野田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は戸に近接又は接触する物体を検出する安全装
置に関するものである。
近接検出装置はエレベータ等の電動戸の前縁に取り付け
られ、戸閉動作時及び戸全開時に戸の運動路上の入又は
物体を無接触で検出し、戸を反転させたり、閉まり始め
る動作を阻止させたりするのに用いる。
従来のこの種の近接検出装置は、第1図のブロック図に
示すように構成され、第2図に示すように戸に設置され
ている。
第1図において、1は戸の前縁に設置された検出体で、
アンテナ2,3しやへい板4、アンテナカバー5等から
構成されている。
6.γはそれぞれアンテナ2,3と絶縁装置されたしゃ
へい板40間の静電容量、8,9はそれぞれアンテナ2
゜3の有する対地静電容量で、通常静電容量6×静電容
量9−静電容量7×静電容量8という関係を満足するよ
う配置されている。
10は交流電源で、静電容量6〜9により構成されたイ
ンピーダンスブリッジ回路に交流電圧を供給するためし
やへい板4と大地の間に接続されている。
11は変圧器でアンテナ2とアンテナ3の間に発生する
電圧を検出するもので、上記インピーダンスブリッジ回
路の不平衡を検出している。
12は交流増幅回路、13は整流回路、14は直流増幅
回路、15は出力リレー、15aはその出力である。
今、戸が戸閉動作中、人又は物体がアンテナ2又はアン
テナ3に近づくと静電容量8又は静電容量9が変化し、
上記インピーダンスブリッジの平衡が崩れ、変圧器11
の出力に交流信号が現れる。
この信号を増幅、整流、増幅し、出力リレー15を駆動
し、その出力15aにより戸閉動作の阻止又は戸の反転
戸開を行わせ、人が戸にはさまれるのを防止する。
上記した近接検出装置の検出体1は、通常第2図に示す
ようにエレベータ等の戸に設置される。
第2図は近接検出装置の検出体1をエレベータの片開き
戸に設置した図を示すもので、検出体1は腕21,22
を介し戸24の前縁から1だけ戸閉方向に先行するよう
に戸24に設置される。
23は戸24に固定されたスイッチで、検出体1が外部
からの力により戸開き方向に押し込まれたとき腕21,
22がその支点を中心に回動し、腕22の先端部のスイ
ッチ23が作動するように設定されており、近接検出装
置のバックアップとして戸全開時及び戸閉時性部からの
力により検出体1が押し込まれスイッチ23が作動する
とその出力23aにより戸の閉動作の阻止又は戸の反転
、戸開動作を行わせるように構成されている。
25は戸当りである。
上記したような近接検出装置を設けた電動戸において、
上記近接検出装置が故障し、人又は物体の近接を検出す
ることが不可能となったとき、戸閉時戸の運動路」二〇
へ又は物体を検出する手段としては検出体1を戸開方向
へ押し込むことにより作動するスイッチ23のみとなる
このような状態にあるときは、ここでは図示しないが、
通常のエレベータの戸に用いられ、第2図の検出体1と
同様に腕21.22により戸の前縁よりも先行して上記
戸に取付けられた作動片とスイッチの組合せと全く同じ
となる。
しかし、上記近接検出装置の検出体1はアンテナ2,3
、しやへい板4、アンテナカバー5やアンテナ2,3と
じやへい板4を絶縁する物体(図示せず)等数多くの部
品から構成されているため、検出体20重量が重くなる
そのため、検出体1を戸開方向−押込みスイッチ23を
作動させるための押込力は上記した通常のエレベータ出
入口に用いられる上記作動片を押込み上記スイッチを動
作させるための押込力よりも大きくなる。
また、近接検出装置は人又は物体を無接触で検出するこ
とから、検出体1を戸24の先端から距離l先行して戸
閉めするように設定されているが、この先行する距離は
上記した通常のエレベータ出入口に用いられる上記作動
片が上記エレベータの戸から先行する距離よりも通常小
さく設定されている。
このため、近接検出装置を設けた電動戸の近接検出装置
が故障し、人又は物体の近接を検出することが不可能に
なったときでも、検出体1の押込みによりエレベータに
出入する人が戸にはさまれるのを防止することはできる
が、検出体1の押込力が大きいため、戸閉中、検出体1
が戸路上の人又は物体に当ったときの衝撃力は大きく、
このままでは望ましい状態とはいえない。
また、検出体1が戸の前縁から先行する距離1が小さい
ため、戸閉巾検出体1が戸路上の人又は物体に尚ったと
き、スイッチ23の出力23aで戸閉中の戸を停止させ
その後戸開動作を行なわせても、戸は慣性により、スイ
ッチ23が動作した後も戸閉めを持続するため、戸路上
の人又は物体に戸24が当ってしまう恐れもあり、上記
同様に安全上望ましい状態とはいえない。
この発明は上記不具合を改良するもので、電動戸に設け
られた検出体が検出能力を失ったときでも、人又は物体
に対し安全を確保できるようにした近接検出装置を提供
することを目的とする。
以下、第3図及び第4図によりこの発明をエレベータの
出入口に設けられた電動戸に適用した一実施例について
説明する。
第3図中、13aは整流回路13の出力、31は故障検
出回路、31aはその出力32は全閉状態から戸24を
開くときに出される戸開指令信号、33は単安定マルチ
バイブレークで、33a。
33bはその出力、34は増幅回路で、34aはその出
力、35はAND回路で、35aはその出力、36はフ
リップフロップで、36aはその出力、37はAND回
路である。
第4図は戸24が全閉状態にあり時間t1 で戸開指令
信号32が出された場合を示す。
なお、実線は近接検出装置が正常に動作している場合、
破線は故障の場合を示す。
次にこの実施例の動作を説明する。
戸24が全閉状態のとき、時間t1で戸開指令信号32
が出されるとフリップフロップ36がセットされ、単安
定マルチバイブレーク33は動作を開始し時間Tの矩形
波の出力33 a > 33 bを発生する。
一方、戸24は図示しない戸制御回路により戸開動作を
開始する。
そしてアンテナ2゜3が全閉時戸当り25と近接してい
たのが離反を開始するが、固定部の形状の関係で、離反
時のアンテナ2,3の持つ対地静電容量8,9は同一の
変化はしない。
これによるアンテナ2,3間の不平衡電圧がトランス1
1の二次側に現われ、整流回路13に出力13aが発生
する。
この出力13aを増幅回路34で増幅しパルスに変換し
出力34aが発生される。
AND回路35においては、単安定マルチバイブレーク
33からの時間幅Tの出力33aと増幅回路34の出力
34aのAND条件により出力35aを発生し、フリッ
プフロップ36をリセットするため、フリップフロップ
36の出力36aはなくなる。
AND回路37においては、単安定マルチバイブレータ
33の出力33bとフリップフロップ36の出力36a
のAND条件により出力31aの発生が決まるが、この
場合は単安定マルチバイブレータ33が一定時間幅T以
外のときにフリツプフロツプ36がセットされていない
ため、故障信号である故障検出回路31の出力31aは
発生しない。
近接検出装置が検出不能の故障を起すと、戸24が戸開
動作を開始しても整流回路13の出力13aは現われな
くなる。
したがって、AND回路35の出力35aもなくなり、
フリップフロップ36はセットされたままとなり、出力
36aを発する。
そして、単安定マルチバイブレーク33の動作時間T経
過後の時間t2においてAND回路37を通して故障信
号として故障検出回路31の出力31aを発生する。
出力31aにより戸閉速度を落としたり係員に通報して
エレベータに出入する乗客の安全をいっそう確保するこ
とができる。
上記実施例の他に下記手段によっても同等の機能を得ら
れることは明白である。
(7)単安定マルチバイブレータ33で時間Tを設定し
、時間Tの間に近接検出装置の故障検出を行う代わりに
、戸24の位置によって作動するスイッチを設け、戸2
4の位置があらかじめ設定した範囲内にあるときに近接
検出装置の故障検出を行う。
(イ)戸閉時近接検出装置が戸当り25を検出して誤動
作を生じる恐れがあるが、これを防止するために戸の位
置を検出するスイッチを設けて近接検出装置の検出感度
を制御する必要がある。
そして、このスイッチを上記(男のスイッチで兼用する
(■ 実施例においては、整流回路13の出力13aを
故障検出回路31の検出信号としたが、特にこれに限定
することなく、近接検出装置を構成する他の回路の出力
信号を用いる。
に)実施例においては、アンテナ2,3を2個設けてイ
ンピーダンスブリッジを構成するように述べたが、アン
テナの数、検出する手段に限定するものではない。
(2)近接検出装置の検出する感度を高感度と低感度に
分離して検出するような近接検出装置において、その両
方に故障検出回路を設ける。
(々 アンテナ等を含む検出体1を戸に固定して用いる
轢)両引き戸に適用する。
なお、上記実施例はエレベータの電動戸に限定すること
なく、他の電動戸に設けられた近接検出装置にも応用で
きることは明白である。
更に、実施例では人又は物体を無接触で検出する場合を
示したが、既述の作動片に接触したことを検出する場合
でも、スイッチ23の出力23aを用いることにより上
記と同様の故障検出をさせることは可能である。
以上説明したとおりこの発明では、検出体が設けられた
電動戸が全閉状態から戸開動作を始めるときに検出体が
戸当り又は相手の戸を検出しないとき故障信号を発する
ようにしたので、近接検出装置が故障を起こした場合で
も故障が早期に発見でき、以後の処置を迅速に取ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の近接検出装置のブロック回路図、第2図
は従来の近接検出装置をエレベータの戸に取り付けた図
、第3図はこの発明による近接検出装置の一実施例を示
すブロック回路図、第4図は第3図の各部の出力波形図
である。 1−・・−・・検出体、2.計・・・・・アンテナ、4
・・・・・−じゃへい板、5・・・・・・アンテナカバ
ー、6〜9・・・・・・静電容量、10・・・・・・交
流電源、11・・−・・・変圧器、12・・・・・・交
流増幅回路、13・・・・・・整流回路、14・・・・
・・直流増幅回路、15・・・・・・出力リレー、21
゜22・・・・・・腕、24・・・・・・戸、25・・
・・・・戸当り、31・・・・・・故障検出回路、32
・・・・・一戸閉指令信号、33・・・・・・単安定マ
ルチバイブレーク、34・・・・・・増幅回路、35・
・・・・・AND回路、36・・・・・・フリップフロ
ップ、37・・・・・・AND回路。 なお、図中同一部分は同一符号により示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 片引き戸又は両引き戸の前縁に設けられた検出体に
    より上記戸に近接又は接触する物体を検出し上記戸の運
    動を制御するものにおいて、上記戸が戸当り部又は相手
    の戸に接触している状態から戸開動作を開始するとき上
    記検出体が上記戸当り部又は相手の戸を検出した信号を
    発しないとき故障信号を発する故障検出回路を備えたこ
    とを特徴とする近接検出装置。
JP10449477A 1977-08-31 1977-08-31 近接検出装置 Expired JPS5939077B2 (ja)

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JP10449477A JPS5939077B2 (ja) 1977-08-31 1977-08-31 近接検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5437700A JPS5437700A (en) 1979-03-20
JPS5939077B2 true JPS5939077B2 (ja) 1984-09-20

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ID=14382074

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