JPS5938850Y2 - 有刺プラスチツク線 - Google Patents
有刺プラスチツク線Info
- Publication number
- JPS5938850Y2 JPS5938850Y2 JP1976145606U JP14560676U JPS5938850Y2 JP S5938850 Y2 JPS5938850 Y2 JP S5938850Y2 JP 1976145606 U JP1976145606 U JP 1976145606U JP 14560676 U JP14560676 U JP 14560676U JP S5938850 Y2 JPS5938850 Y2 JP S5938850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- plastic
- barbed
- stranded
- plastic wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fencing (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家屋、牧場等の屋外に用いられ、一定の地域に
人畜が侵入するのを防止するために使用する有刺プラス
チック線、特に、警報回路を用いることができる警報線
入り有刺プラスチック線に関するものである。
人畜が侵入するのを防止するために使用する有刺プラス
チック線、特に、警報回路を用いることができる警報線
入り有刺プラスチック線に関するものである。
従来の有刺鉄線は人為的に、あるいは事故等により切断
されても人間が発見しなければそのitになっており、
有刺鉄線としての効果が期待できなくなる。
されても人間が発見しなければそのitになっており、
有刺鉄線としての効果が期待できなくなる。
本考案の有刺線は警報線を少なくとも一部に有する、断
線等を自動的に発見できるようにすることが可能な有刺
プラスチック線である。
線等を自動的に発見できるようにすることが可能な有刺
プラスチック線である。
捷た、従来この種の有刺鉄線は鉄線を撚り合せ、これに
針金の刺を適当間隔毎に取り付けたものが用いられてい
た。
針金の刺を適当間隔毎に取り付けたものが用いられてい
た。
しかしながら、このような有刺鉄線は腐蝕し易い為に亜
鉛メッキを施しているが工業地帯、海岸地帯、火山温泉
地帯等環境汚染のはげしい場所において使用するとやは
り腐蝕が起って断線し、長期に渡って使用に耐えなかっ
た。
鉛メッキを施しているが工業地帯、海岸地帯、火山温泉
地帯等環境汚染のはげしい場所において使用するとやは
り腐蝕が起って断線し、長期に渡って使用に耐えなかっ
た。
本考案はこの問題をも解決した警報線入り有刺プラスチ
ック線である。
ック線である。
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
寸ず、第1図、第2図により撚線を使用した場合につい
て説明すると、鋼、アルミ等の導電金属材料の芯線1の
周囲をポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル等のプラスチック絶縁材料2で被覆
し、プラスチック被覆線状体3を形成する。
て説明すると、鋼、アルミ等の導電金属材料の芯線1の
周囲をポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル等のプラスチック絶縁材料2で被覆
し、プラスチック被覆線状体3を形成する。
この被覆材料は種々の樹脂材料が使用できるが、後述の
刺体を取り付ける点を考えて前述の硬質のものがよい。
刺体を取り付ける点を考えて前述の硬質のものがよい。
次にこの線状体3を2本撚り合せ、この撚り合せた線状
体3に適当間隔(2〜5回程度撚り合せた長さ)を置い
て後述の刺体4が多数固定され、警報線入り有刺プラス
チック線が構成される。
体3に適当間隔(2〜5回程度撚り合せた長さ)を置い
て後述の刺体4が多数固定され、警報線入り有刺プラス
チック線が構成される。
前記刺体4は第2図に示すようにプラスチックで形成さ
れた嵌合部5と複数の刺6により構成されており、この
嵌合部5ばその中央に相互に連通ずる一対の開ロアが略
8字形に貫通形成され、嵌合部5の外周から一方の開口
1の内周にかけて切込み8が形成されている。
れた嵌合部5と複数の刺6により構成されており、この
嵌合部5ばその中央に相互に連通ずる一対の開ロアが略
8字形に貫通形成され、嵌合部5の外周から一方の開口
1の内周にかけて切込み8が形成されている。
前試料6はそれぞれの先端が尖ったテーパー状に形成さ
れたもので、その基部は前記嵌合部5の外周に固着され
、それぞれの刺6が放射状に位置するよう構成されてし
る。
れたもので、その基部は前記嵌合部5の外周に固着され
、それぞれの刺6が放射状に位置するよう構成されてし
る。
この刺体4を前記プラスチック線状体3に固着するには
、前記切込み8を拡げ、この切込み8から2本のプラス
チック線状体3をそれぞれの開ロア内に挿入して嵌合さ
せる。
、前記切込み8を拡げ、この切込み8から2本のプラス
チック線状体3をそれぞれの開ロア内に挿入して嵌合さ
せる。
その後、刺体4とプラスチック線状体3を糊付け、加熱
による融着或いはモールドマシンによるモールディング
によって固着する。
による融着或いはモールドマシンによるモールディング
によって固着する。
このようにして得た警報線入り有刺プラスチック線の使
用は、例えば、保護しようとする土地の周囲に適当間隔
で杭を打ち立て、この杭間にプラスチック線状体3を引
張り固定する。
用は、例えば、保護しようとする土地の周囲に適当間隔
で杭を打ち立て、この杭間にプラスチック線状体3を引
張り固定する。
このプラスチック線状体30一端においてそれぞれの芯
線1は相互に接続し、他端における芯線1は警報器に接
続して閉回路を形成する。
線1は相互に接続し、他端における芯線1は警報器に接
続して閉回路を形成する。
人畜はプラスチック線状体3により侵入を禁止された範
囲を知るとともに、無理に侵入する場合には刺6が人畜
の皮膚を刺激し、従来の有刺鉄線と同一の防御機能を有
する。
囲を知るとともに、無理に侵入する場合には刺6が人畜
の皮膚を刺激し、従来の有刺鉄線と同一の防御機能を有
する。
もし、人為的あるいは事故によりプラスチック線状体3
が切断されたとすれば、この芯線1によって形成された
閉回路は開放され、警報器内のリレー等によってその切
断事故がただちに報知される。
が切断されたとすれば、この芯線1によって形成された
閉回路は開放され、警報器内のリレー等によってその切
断事故がただちに報知される。
また、第3図、第4図のように単芯の場合は、芯線1の
一端をアースするか、他の有刺線と接続し芯線1の他端
を警報器に接続し、芯線1と大地アースによって閉回路
を形成する。
一端をアースするか、他の有刺線と接続し芯線1の他端
を警報器に接続し、芯線1と大地アースによって閉回路
を形成する。
プラスチック線状体3の切断によりこの閉回路は開放さ
れ警報器によって事故が報知される。
れ警報器によって事故が報知される。
尚、撚線を使用する場合には、前述した実施例のように
撚線を構成する全部のプラスチック被覆線状体を導電金
属材料で形成することなく、一体は導電金属材料で形成
し、もう一本は鉄線や鋼線を使用すると抗張力等の強度
が得られ好捷しい。
撚線を構成する全部のプラスチック被覆線状体を導電金
属材料で形成することなく、一体は導電金属材料で形成
し、もう一本は鉄線や鋼線を使用すると抗張力等の強度
が得られ好捷しい。
本考案は上述のように導電材料で構成したため、切断事
故等をただちに知ることができる効果を有するものであ
り、捷た、強度的には金属線の抗張力も得られ、しかも
外周がプラスチックで被覆されているため腐蝕等の発生
がなく工業地帯等の劣悪な条件のもとでも長期にわたり
使用することができる。
故等をただちに知ることができる効果を有するものであ
り、捷た、強度的には金属線の抗張力も得られ、しかも
外周がプラスチックで被覆されているため腐蝕等の発生
がなく工業地帯等の劣悪な条件のもとでも長期にわたり
使用することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は同上
の正面図、第3図は他の実施例を示す側面図、第4図は
同上の正面図である。 1・・・芯線、3・・・プラスチック線状体、4,9・
・・刺体、6,11・・・刺。
の正面図、第3図は他の実施例を示す側面図、第4図は
同上の正面図である。 1・・・芯線、3・・・プラスチック線状体、4,9・
・・刺体、6,11・・・刺。
Claims (1)
- プラスチックを被覆した導電金属材料よりなる単線、前
記単線2本からなる撚線或いは前記単線とプラスチック
を被覆した金属線の単線とからなる撚線に、適当間隔を
おいて前記単線或いは撚線を嵌合固定するための開口と
、前記単線或いは撚線を挿入するための切込みを持ちプ
ラスチックの刺を有する刺体を固定した警報線入り有刺
プラスチック線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976145606U JPS5938850Y2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 有刺プラスチツク線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976145606U JPS5938850Y2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 有刺プラスチツク線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5362198U JPS5362198U (ja) | 1978-05-26 |
JPS5938850Y2 true JPS5938850Y2 (ja) | 1984-10-29 |
Family
ID=28754150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976145606U Expired JPS5938850Y2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 有刺プラスチツク線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938850Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4124639Y1 (ja) * | 1965-03-11 | 1966-12-15 | ||
JPS4923150U (ja) * | 1972-05-31 | 1974-02-27 |
-
1976
- 1976-10-29 JP JP1976145606U patent/JPS5938850Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4124639Y1 (ja) * | 1965-03-11 | 1966-12-15 | ||
JPS4923150U (ja) * | 1972-05-31 | 1974-02-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5362198U (ja) | 1978-05-26 |
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