JPS5938657Y2 - 空調器に於ける加湿装置 - Google Patents
空調器に於ける加湿装置Info
- Publication number
- JPS5938657Y2 JPS5938657Y2 JP4158181U JP4158181U JPS5938657Y2 JP S5938657 Y2 JPS5938657 Y2 JP S5938657Y2 JP 4158181 U JP4158181 U JP 4158181U JP 4158181 U JP4158181 U JP 4158181U JP S5938657 Y2 JPS5938657 Y2 JP S5938657Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- nozzle
- spray
- water
- droplet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として空調器に用いる加湿装置に関する。
従来空調器内にスプレノズルを設け、該スプレノズルか
ら水を噴霧して加湿するものは知られる。
ら水を噴霧して加湿するものは知られる。
しかし従来のものは、噴霧の１部特にこれに含まれる大
粒の水滴が大きく飛散して空調器の外筐その他の部分に
も及びこれらを濡し、時には外部に洩出る等の不都合が
ある。
粒の水滴が大きく飛散して空調器の外筐その他の部分に
も及びこれらを濡し、時には外部に洩出る等の不都合が
ある。
本考案はめへる不都合のない装置を得ることをその目的
とするもので、空調器１内にスプレノズル２で水を噴霧
して加湿する式のものに於いて、スプレノズル２を囲繞
して２枚の網状の円筒体３ａを互に僅かの間隔を存する
２重に構成した捕滴体３を設け、該捕滴体３の網面に対
し該ノズル２からの噴霧を斜めに衝突させるようにし、
該捕滴体３の下端縁から水滴誘導片８を垂下させて成る
。
とするもので、空調器１内にスプレノズル２で水を噴霧
して加湿する式のものに於いて、スプレノズル２を囲繞
して２枚の網状の円筒体３ａを互に僅かの間隔を存する
２重に構成した捕滴体３を設け、該捕滴体３の網面に対
し該ノズル２からの噴霧を斜めに衝突させるようにし、
該捕滴体３の下端縁から水滴誘導片８を垂下させて成る
。
図示するものは、円空錐体状の噴射角が６００乃至８０
°程度である噴霧パターンを形成するスプレノズル２を
用い、網状の捕滴体３はこれを円筒状に形成し、該捕滴
体３をスプレノズル２からの噴霧パターンが完成した位
置に於いて捕滴体３の網面に噴霧が衝突するように設け
た。
°程度である噴霧パターンを形成するスプレノズル２を
用い、網状の捕滴体３はこれを円筒状に形成し、該捕滴
体３をスプレノズル２からの噴霧パターンが完成した位
置に於いて捕滴体３の網面に噴霧が衝突するように設け
た。
かくてスプレノズル２から水を噴霧させるとき、噴霧は
捕滴体３の網面ｌこ対し斜めに衝突する方向に飛出し、
特に質量の大きい大粒の水滴は噴霧の噴射方向に沿って
飛出し、網面ｌこ衝突し、該網面に衝突してその１部は
飛散し、微細化し、他の微細な水滴と共に網目を介して
外部に流出し、残りは２重の網状円筒体３ａに附着しそ
の毛細管作用ζこよって凝集し円筒体３ａの網面に従っ
て流下し更に水滴誘導片８に従って急速に流下する。
捕滴体３の網面ｌこ対し斜めに衝突する方向に飛出し、
特に質量の大きい大粒の水滴は噴霧の噴射方向に沿って
飛出し、網面ｌこ衝突し、該網面に衝突してその１部は
飛散し、微細化し、他の微細な水滴と共に網目を介して
外部に流出し、残りは２重の網状円筒体３ａに附着しそ
の毛細管作用ζこよって凝集し円筒体３ａの網面に従っ
て流下し更に水滴誘導片８に従って急速に流下する。
５網状円筒体３ａは第２図１こ示すごとくラス網を用い
、２重の円筒体３ａを互に僅の間隔を存する二重網構造
とすれば、網収体に附着する露滴は該部に生ずる毛細管
作用によって、その流下を早めることが水滴の排除に有
利であり、水滴は捕滴体３の下端心垂下した鎖その他の
水滴誘導片に誘導せられて排除が速かに行われる。
、２重の円筒体３ａを互に僅の間隔を存する二重網構造
とすれば、網収体に附着する露滴は該部に生ずる毛細管
作用によって、その流下を早めることが水滴の排除に有
利であり、水滴は捕滴体３の下端心垂下した鎖その他の
水滴誘導片に誘導せられて排除が速かに行われる。
更ｌこ筒状部３−１の上面に該ラス網の一重網３−２を
施すときは、捕滴体３の網面に当って飛散する飛沫をこ
れに捉捕することが出来て有利である。
施すときは、捕滴体３の網面に当って飛散する飛沫をこ
れに捉捕することが出来て有利である。
尚本加湿装置Ａは第１図に示すごとく空調器１内のコイ
ル４下面に設けたドレンパン５の上面Ｉこ立上る水管６
の上端にノズル２を設けて成り、該ノズル２のノズル本
体２ａの外周に捕滴体３をその下端部に設けた環体３−
３を螺挿した３本のボルト７で締付固定させる。
ル４下面に設けたドレンパン５の上面Ｉこ立上る水管６
の上端にノズル２を設けて成り、該ノズル２のノズル本
体２ａの外周に捕滴体３をその下端部に設けた環体３−
３を螺挿した３本のボルト７で締付固定させる。
９は空調器１の外気取入口、１０は流出口であり、前記
水管６はこれを銅パイプで構成し、該銅パイプを彎曲さ
せてノズル２のコイル４に対する向きを調節出来るよう
にした。
水管６はこれを銅パイプで構成し、該銅パイプを彎曲さ
せてノズル２のコイル４に対する向きを調節出来るよう
にした。
尚吐出圧力３ｋｇ／−噴射角度８２°の空円錐ノズル２
を用いて１２１／ｈの噴霧を行なった場合１０分程度で
内部に水滴が多数耐着し、３０分もすると吹出口１０部
分特にグリル近傍に水滴が耐着する状態となるが、該ノ
ズル２を囲繞して直径６４關φ高さ７０間メツシュ４の
ステンレス製ラス網からなる網状体３を施したところ加
湿効率は３５多から２５饅まで低下したが、前述した不
都合を完全に解消出来た。
を用いて１２１／ｈの噴霧を行なった場合１０分程度で
内部に水滴が多数耐着し、３０分もすると吹出口１０部
分特にグリル近傍に水滴が耐着する状態となるが、該ノ
ズル２を囲繞して直径６４關φ高さ７０間メツシュ４の
ステンレス製ラス網からなる網状体３を施したところ加
湿効率は３５多から２５饅まで低下したが、前述した不
都合を完全に解消出来た。
（但し温度２０℃、湿度５０％）尚この加湿効率の低下
はノズル数を増すととＩこよりカバ出来る。
はノズル数を増すととＩこよりカバ出来る。
又前述のものは空円錐型のパターンを呈するノズル２に
つき説明したが、ノズル２はかへるものｌこ限ることな
く線型のパターンを呈するノズル２を用いることも可能
でこの場合網状体の形状もこれに応じて変化することは
申すまでもない。
つき説明したが、ノズル２はかへるものｌこ限ることな
く線型のパターンを呈するノズル２を用いることも可能
でこの場合網状体の形状もこれに応じて変化することは
申すまでもない。
このように本考案によるときは、スプレノズル２を囲繞
して網状体の円筒体３ａの２枚を互に僅かの間隔を存す
る２重構造とした捕滴体３を設け、該捕滴体３の網面Ｉ
こ対し該ノズル２からの噴霧を斜めｌこ衝突させること
で、スプレノズル２からの噴霧に含まれる大粒の水滴を
捕滴体３の網面で有効ｆこ捕捉出来、捕捉された水滴は
２重の網状の円筒体３ａで形成する毛細管作用により凝
集して流下することを急速にして捕滴体３に沿って急速
に流下し、更ｌこ水滴誘導片８によってその流下排除を
速やかにしたので、微細な噴霧の網目を通しての飛散を
妨げることがなく水滴の排除を良好にし、これＩこよっ
て従来例に見られる不都合を解消出来るの効果がある。
して網状体の円筒体３ａの２枚を互に僅かの間隔を存す
る２重構造とした捕滴体３を設け、該捕滴体３の網面Ｉ
こ対し該ノズル２からの噴霧を斜めｌこ衝突させること
で、スプレノズル２からの噴霧に含まれる大粒の水滴を
捕滴体３の網面で有効ｆこ捕捉出来、捕捉された水滴は
２重の網状の円筒体３ａで形成する毛細管作用により凝
集して流下することを急速にして捕滴体３に沿って急速
に流下し、更ｌこ水滴誘導片８によってその流下排除を
速やかにしたので、微細な噴霧の網目を通しての飛散を
妨げることがなく水滴の排除を良好にし、これＩこよっ
て従来例に見られる不都合を解消出来るの効果がある。
図面は本考案実施の１例を示すもので、第１図は裁断側
面図、第２図は網状体の１部の拡大図、第３図は使用状
態図である。 １・・・・・・空調器、２・・・・・・スプレノズル、
３・・・・・・捕滴体、３ａ・・・・・・網状の円筒体
、８・・・・・・水滴誘導片。
面図、第２図は網状体の１部の拡大図、第３図は使用状
態図である。 １・・・・・・空調器、２・・・・・・スプレノズル、
３・・・・・・捕滴体、３ａ・・・・・・網状の円筒体
、８・・・・・・水滴誘導片。
Claims (1)
- 空調器１内にスプレノズル２で水を噴霧して加湿する式
のものに於いて、該スプレノズル２を囲繞して２枚の網
状の円筒体３ａを互に僅かの間隔を存する２重に構成し
た捕滴体３を設け、該捕滴体３の網面に対し該ノズル２
からの噴霧を斜めに衝突させるよう（こし、捕滴体３の
下端縁から水滴誘導片８を垂下して成る空調器に於ける
加湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158181U JPS5938657Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 | 空調器に於ける加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158181U JPS5938657Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 | 空調器に於ける加湿装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57156713U JPS57156713U (ja) | 1982-10-01 |
| JPS5938657Y2 true JPS5938657Y2 (ja) | 1984-10-27 |
Family
ID=29838631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4158181U Expired JPS5938657Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 | 空調器に於ける加湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938657Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007093067A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Toshiba Kyaria Kk | 加湿装置 |
-
1981
- 1981-03-26 JP JP4158181U patent/JPS5938657Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57156713U (ja) | 1982-10-01 |
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