JPS5938476B2 - 鋼管による中間押推進工法 - Google Patents
鋼管による中間押推進工法Info
- Publication number
- JPS5938476B2 JPS5938476B2 JP51032316A JP3231676A JPS5938476B2 JP S5938476 B2 JPS5938476 B2 JP S5938476B2 JP 51032316 A JP51032316 A JP 51032316A JP 3231676 A JP3231676 A JP 3231676A JP S5938476 B2 JPS5938476 B2 JP S5938476B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propulsion
- tube
- pipe
- water
- ring
- Prior art date
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- Expired
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は推進鋼管を使用した長距離推進工法に関する
ものである。
ものである。
推進工法において、推進距離が長くなると短距離の場合
に比較して地山と管の摩擦による抵抗が大きく、管路部
の蛇行による抵抗および地山圧密により土圧が増大する
等により推進が困難となる。
に比較して地山と管の摩擦による抵抗が大きく、管路部
の蛇行による抵抗および地山圧密により土圧が増大する
等により推進が困難となる。
そしてかかる問題を解決する手段として元押しに加えて
中間推力手段を施す中間弁推進工法が提案されている。
中間推力手段を施す中間弁推進工法が提案されている。
ところで鋼管を用いた中間弁推進工法においては、中間
ジヤツキを設置した部分からの漏水防止手段、推進完了
後の管の接続手続に問題がある。
ジヤツキを設置した部分からの漏水防止手段、推進完了
後の管の接続手続に問題がある。
すなわち中間ジヤツキを設けることにより推進管の不連
続部分より地下水が漏水し、推進工作を困難とし、また
推進管を推進完了後溶接する場合、漏水があると溶接作
業が困難である。
続部分より地下水が漏水し、推進工作を困難とし、また
推進管を推進完了後溶接する場合、漏水があると溶接作
業が困難である。
さらに十分な管理の上の施工であっても前後の推進管の
目違いを生ずる恐れがあり、突合せ溶接をなすことに問
題がある。
目違いを生ずる恐れがあり、突合せ溶接をなすことに問
題がある。
この発明は前記事情に鑑み開発されたものでその詳細を
図示した実施例によって説明する。
図示した実施例によって説明する。
第1図はこの発明を実施する中間押推進工法の概要を示
したもので、Aは推進管、Bは中間ジヤツキ、Cはシー
ルド本体である。
したもので、Aは推進管、Bは中間ジヤツキ、Cはシー
ルド本体である。
その中間ジヤツキBは先端部に近いジヤツキが推進管を
押し終り、圧力が一定値まで上ると自動的に停止し、次
いで次の中間ジヤツキが作動して次の推進管を押す。
押し終り、圧力が一定値まで上ると自動的に停止し、次
いで次の中間ジヤツキが作動して次の推進管を押す。
そして以上の操作を反復繰返して推進管全体を所定の所
まで埋設する。
まで埋設する。
第2図は中間ジヤツキ8部分の詳細図である。
そしてA1は推進管であり、A2は後推進管であり、こ
れら推進管は本管1と外装管2とそれらの間に充填され
たコンクIJ −ト層3しりなり、本管1は端管より突
出している。
れら推進管は本管1と外装管2とそれらの間に充填され
たコンクIJ −ト層3しりなり、本管1は端管より突
出している。
4は鞘管であり、先進進管A1の後端より突設するよう
鍔$5に性液によと取付けられている。
鍔$5に性液によと取付けられている。
なおこの鞘管4は外装管2と同一向上にある。
後推進管A2の先端部において本管1の外周にコンクリ
ート層を介して止水用金輪6が設けられている。
ート層を介して止水用金輪6が設けられている。
この上水用金輪6の外径は鞘管4の内径より僅か小さく
、またその外周には鞘管4内に接する上水用01Jング
7が設けられ、先端にはテーパ一部が形成されている。
、またその外周には鞘管4内に接する上水用01Jング
7が設けられ、先端にはテーパ一部が形成されている。
以上のように構成さ?’した、先進進管A1に突設され
た鞘管4内に後推進管A2の先端における止水用金輪6
を挿入し、さらに鞘管4と後推進管A2の本管1との間
に止水用 ム輪8、止水用押輪9が挿入される。
た鞘管4内に後推進管A2の先端における止水用金輪6
を挿入し、さらに鞘管4と後推進管A2の本管1との間
に止水用 ム輪8、止水用押輪9が挿入される。
io、ioは各本管1の端面に接し、かつ周縁が鞘管4
と本管1間に挿入される補強リングであり、この補強リ
ング10.10間に中間ジヤツキBが装着される。
と本管1間に挿入される補強リングであり、この補強リ
ング10.10間に中間ジヤツキBが装着される。
ところで前記上水用ゴム輪8は補強リング10に挿通螺
合させ取付けた抑圧具となる押ねじ11により、止水用
押輪9を介し、前記止水用金輪6のテーバ一部に圧接さ
れ、外力に拡がることにより鞘管4の内面に接する。
合させ取付けた抑圧具となる押ねじ11により、止水用
押輪9を介し、前記止水用金輪6のテーバ一部に圧接さ
れ、外力に拡がることにより鞘管4の内面に接する。
そしてこの上水用ゴム輪8、止水用0リング等が止水手
段である。
段である。
推進作業に際しては先ず中間ジヤツキBを操作してスト
ロークWだけ先進進管A1を推進し、続いて後推進管A
2を次の中間ジヤツキ等により推進し、前記推進作業を
反復繰返す。
ロークWだけ先進進管A1を推進し、続いて後推進管A
2を次の中間ジヤツキ等により推進し、前記推進作業を
反復繰返す。
推進作業が完了すると補強リング10.10、中間ジヤ
ツキB、および押圧具である押イ@じ11を撤去するそ
の際第3図に示すように先進進管A1と後推進管A2の
本管1,1間の間隙Wが20〜30cIrL程度となる
ようになし、また本管1゜1と鞘管4との間に前記抑圧
具に代え新たに押圧具12を嵌め、この抑圧具12によ
り、止水用押輪9、止水用ゴム輪8を押圧して拡大し完
全な止水をなす。
ツキB、および押圧具である押イ@じ11を撤去するそ
の際第3図に示すように先進進管A1と後推進管A2の
本管1,1間の間隙Wが20〜30cIrL程度となる
ようになし、また本管1゜1と鞘管4との間に前記抑圧
具に代え新たに押圧具12を嵌め、この抑圧具12によ
り、止水用押輪9、止水用ゴム輪8を押圧して拡大し完
全な止水をなす。
次いで間隙W間に挿し管13を嵌め溶接により本管1,
1に固着する。
1に固着する。
その際挿し管13はその円周を6〜8分割し、間隙Wな
らびに目違い状況を実測し、その状況に応じて切断成形
し、順次溶接して嵌める。
らびに目違い状況を実測し、その状況に応じて切断成形
し、順次溶接して嵌める。
次いで鞘管4と本管1゜1、挿し管13の間隙にはモル
タル等の充填材を注入充填して施工を完了する。
タル等の充填材を注入充填して施工を完了する。
この発明は以上の構成からなり、先進進管の後端より鞘
管を突設し、その鞘管内に後推進管を挿入し、鞘管と後
推進管との間に水封手段を設け、この水封手段を補強リ
ングに取付けた抑圧具により押圧することにしたから、
推進作業中漏水することがなく、また推進作業後は新た
な押圧具により水封手段を押圧するから、挿し管の溶接
作業も漏水の恐れがないから安全に確実に実施すること
ができる。
管を突設し、その鞘管内に後推進管を挿入し、鞘管と後
推進管との間に水封手段を設け、この水封手段を補強リ
ングに取付けた抑圧具により押圧することにしたから、
推進作業中漏水することがなく、また推進作業後は新た
な押圧具により水封手段を押圧するから、挿し管の溶接
作業も漏水の恐れがないから安全に確実に実施すること
ができる。
また先進進管と後推進管との間に間隙を設け、この間隙
に挿し管を嵌めるようにしたので、管相互の目違い、間
隙の寸法差を矯正して接続することができる。
に挿し管を嵌めるようにしたので、管相互の目違い、間
隙の寸法差を矯正して接続することができる。
なお、その際挿し管を複数分割することにより矯正をよ
り容易とすることができ、また管内への搬入を容易なら
しめる。
り容易とすることができ、また管内への搬入を容易なら
しめる。
第1図はこの発明の方法を実施する中間押推進工法、第
2図、第3図はこの発明の方法の施工過程の要部を示し
た断面図である。 A・・・・・・推進管、B・・・・・・中間ジヤツキ、
C・・・・・ウールド本体、A1・・・・・・先進進管
、A2・・・・・・後推進管、1・・・・・・本管、2
・・・・・・外装管、3・・・・・・コンクリート層、
4・・・・・・鞘管、5・・・・・・鍔環、6・・・・
・・止水用金輪、7・・・・・・止水用01Jング、8
・・・・・・止水用ゴム輪、9・・・・・・止水用押輪
、10・・・・・・補強リング、11・・・・・・押ね
じ、12・・・・・・押圧具、13・・・・・・挿し管
。
2図、第3図はこの発明の方法の施工過程の要部を示し
た断面図である。 A・・・・・・推進管、B・・・・・・中間ジヤツキ、
C・・・・・ウールド本体、A1・・・・・・先進進管
、A2・・・・・・後推進管、1・・・・・・本管、2
・・・・・・外装管、3・・・・・・コンクリート層、
4・・・・・・鞘管、5・・・・・・鍔環、6・・・・
・・止水用金輪、7・・・・・・止水用01Jング、8
・・・・・・止水用ゴム輪、9・・・・・・止水用押輪
、10・・・・・・補強リング、11・・・・・・押ね
じ、12・・・・・・押圧具、13・・・・・・挿し管
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先進管の後端より鞘管を突設し、その鞘管内に後推
進管の先端を押入し、前記両推進管の対向する端面にそ
れぞれ補強リングを当接して補強リング間に中間ジヤツ
キを取付け、次いで補強リングに取付けた抑圧具により
前記鞘管と後推進管との間に設けた水封手段を押圧し、
先ず前記中間ジヤツキによって先進進管を推進し、続い
て後推進管を他のジヤツキにより推進し、前記推進作業
を繰返して推進作業が完了すると前記中間ジヤツキ。 補強リング、および押圧具を去し、先進管と後推進管に
残した間隙に新たな押圧具を挿入して前記水封手段を押
圧し、次いで複数分割し、間隙に応じて成形した挿管を
本管間に溶接して固着し、鞘管と本管、挿管間の間隙に
充填材を充填することを特徴とする鋼管による中間抑圧
推進工法。 2 推進管は本管と外装管間にコンクリートが充填され
てなる特許請求の範囲第1項記載の鋼管による中間弁推
進工法。 3 水封手段は後推進管の本管の外周に設けた止水用金
輪と、その止水用金輪の外周に設けた0 1Jングおよ
び鞘管と後推進管の本管に挿入された止水用ゴム輪、止
水用押輪からなる特許請求の範囲第1項記載の鋼管によ
る中間弁推進工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51032316A JPS5938476B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | 鋼管による中間押推進工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51032316A JPS5938476B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | 鋼管による中間押推進工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52115522A JPS52115522A (en) | 1977-09-28 |
JPS5938476B2 true JPS5938476B2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=12355522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51032316A Expired JPS5938476B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | 鋼管による中間押推進工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938476B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5481609U (ja) * | 1977-11-21 | 1979-06-09 | ||
JPS5812958Y2 (ja) * | 1978-07-19 | 1983-03-12 | 住金鋼管工事株式会社 | 中押し推進工法における中押し管用止水パツキン |
JPS5542928A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-26 | Sumikin Kokan Koji Kk | Method of providing flexible joint for duct in middleepush proceeding construction |
JPS57155496A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Sumitomo Metal Ind | Method of construction of long distance excavation |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516885U (ja) * | 1974-06-29 | 1976-01-19 |
-
1976
- 1976-03-23 JP JP51032316A patent/JPS5938476B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516885U (ja) * | 1974-06-29 | 1976-01-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52115522A (en) | 1977-09-28 |
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