JPS59383A - 糸状微生物殺滅効果の判定方法 - Google Patents

糸状微生物殺滅効果の判定方法

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JPS59383A
JPS59383A JP57107567A JP10756782A JPS59383A JP S59383 A JPS59383 A JP S59383A JP 57107567 A JP57107567 A JP 57107567A JP 10756782 A JP10756782 A JP 10756782A JP S59383 A JPS59383 A JP S59383A
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    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 る設備において、糸状微生物が増殖し、例えばバルキン
グを惹起した場合に実施される糸状微生物を殺滅する方
法の有効性を、実験室で極めて効果的に判定する方法に
関する。
本発明の目的は、廃水処理設備にとって不可欠な糸状微
生物殺滅方法の有効性を、簡便かつ正確に判定する方法
を提供するにある。
現在、廃水処理設備としては活性汚泥法による設備が最
も広く用いられているが、この設備における最大の問題
は糸状微生物の増殖によるバルキングである。糸状微生
物にょるバルキングの機構は明らかでなく、従って、そ
の解決策も試行の段階である。従来、このバルキングの
解決策として設備の運転管理の点から(下水道協会誌、
19巻、214号、17ページ、1982年)、そして
薬剤処理の点から(水処理技術、23巻、1号、63ペ
ージ、1982年。用水と廃水、21巻、1413ペー
ジ、1979年)種々の研究が行なわれてきた。そして
前者よシも後者が有効な場合の多いことから、主として
薬剤処理による解決策が研究され、種々の薬剤が提案さ
れてきた。それと同時に、これらの薬剤の有効性につい
ての判定方法も研究がなされ、今までに吹の3種の方法
が知られている。
(1)実際の設備に薬剤を使用して判定する方法(例え
ば、下水道協会誌、19巻、214号、74ページ、1
982年)。
(I[)バルキングを生じた実際の設備から汚泥を採取
し、実験室で曝気しながら沈降性を観察して判定する方
法(例えば、特開昭55−129195号公報)。
OiDバルキングを生じた実際の設備から分離した糸状
微生物の純粋培養系を薬剤で処理し、増殖阻害を観察し
て判定する方法(例えばAppliedand  En
vironmental  Microbiology
40巻、6号、1049ページ、1980年)。
しかしながらこれらの方法には、いずれも次のような不
都合がある。(1)の方法は最も確実な方法であるが、
多くの薬剤について判定するには困難であること、同一
の薬剤についても異なりfr.濃度によりそれぞれ別個
に判定する必要があること及び変動要因(水量、水質、
水温、設置仕様等)が多数あることから、この方法で得
られた判定結果は普遍性がない。従って、この方法によ
る結果は信頼性のある方法として他日、異なる設備に、
異なった条件で適用することができない。(11)の方
法は簡易な装置によって判定できる利点を有しているが
、実際の設備との間に大きな格差(例えば薬剤処理しな
い対照においても当初の菌叢が大きく変化する場合が多
い)があり、明確な判定結果を与えない。011)の方
法は学問的に極めて明解な方法であるが、純粋培養系に
おける判定結果が実際の設備には適合しない。
以上のように従来の判定方法は、いずれも何らかの欠点
があり、実際の設備に普遍的に適用できる判定方法は未
だ知られていない。本発明者らは、先きに実験室規模で
糸状微生物が優勢な生態系を人為的に誘導する方法を確
立した(第15回日本水質汚濁研究会年次学術講演集、
80ページ、1981年)が、その後この方法で誘導さ
れた生態系が糸状微生物の殺滅効果の判定に普遍的に利
用でき、かつ、その判定結果が実際の設備にもよく適合
することを見出し、本発明を完成した。
次に、本発明の方法について詳述する。
本発明において、廃水処理設備とは糸状微生物が増殖し
得るすべての設備を言い、例えは、活性汚泥法による設
備等である。
糸状微生物が優勢な生態系は、前記学会報告の方法と同
様の方法により誘導されるが、その概要は次のとおりで
ある。原水として、水ll当9クエン酸102、L−グ
ルタミン酸05タ、L−メ4 4、6mg(リンとして
合計10mg)、塩化カルシウム36m?(カルシウム
としてxOmg)、硫酸マグネシウム23■(マグネシ
ウムとして2 nrp )、塩化第2鉄0.25mg(
鉄として0.05819)及び硫酸マンガン01m9(
マンガンとしてo.o2m9)の割合で溶解して得られ
た水を用いる(この原水のp Hは32である)。この
原水を試験装置(例えば図1に示すフロルシートの装置
)の原水ポンプにより連続的に曝気槽に通液する。
曝気槽には、予め水及び種汚泥を入れる。種汚泥1l−
i特に限定されず、あらゆる種類の活性汚泥、河川スラ
イム寺であり、糸状微生物が観察される必要はない。
試験装置の運転において、当初原水量を少なくして低負
荷にて汚泥を馴養し、良好なフロックを形成させる。次
いで、順次原水通水量を増大し、曝気槽16当り02〜
401/日となし、糸状微生物の増殖を促進し、糸状微
生物が優勢の生態系を誘導する。このようにして誘導さ
れた糸状微生物は、図2(a)  ”   −、、、に
示すように、菌鞘の中に細胞がほぼ完全に詰った状態と
なっている。
次いで、実際の廃水処理設備に実施しようとしている糸
状微生物殺滅方法を、この誘導した生態系に対して実際
の設備に実施すると同様の方法によシ、最低4日間実施
する。そして、経時的にこの生態系の糸状微生物を観察
する。この実施した方体が有効であれば、この生態系の
糸状微生物は図2(b)2.     〜11、 に示
すようVC囚鞘中の糸状微生物細胞の一部が溶菌して消
失するか、又は図2(C)に示すように細胞が全く消失
するか、いずれかの状態を呈する。後者の場合は、酌鞘
中の細胞が存在しないので、その実施した方法が極めて
有効である(後述する//Lの値が0である)。前者の
場合、一定の長さの菌鞘(L)の中に存在する細胞の長
さを次の方法により測定し、その合計(1)、即ち 11=l11+lh・・・・・・・+In  を求め、
一定の長さの菌鞘(L)で糸状微生物細胞の長さの合計
(1)を除し、l/孔の数値を計算する。そして、この
数値が07以下のとき、その実施した方法を有効と判定
し、03以下のとき、その実施した方法をより有効と判
定し、この殺滅方法を実際の設備に実施したときの有効
性を前もって判定することができる。
■・およびlの測定は次の方法のいずれかによっ実施例 (r)サンプル005〜0.3 mlをスライドグラス
上に取り、カバーグラスをかけ、位相差顕微鏡により1
00〜1.500倍で観察する。予め接眼レンズに目盛
板を装着し、この目盛に従って視野内の糸状微生物のし
およびlを測定し、l/孔の値を算出する。視野数を任
意に9〜16とり、l/孔の値の平均を計算する。
llIDサンプル01〜0.5 meをスライドグラス
上に取り、通常の染色法に従って固定し、通常の単染色
・丸膜染色法等により染色し、光学顕微鏡で(I)と同
様の方法により、L及びif測測定sg/”の値を算出
する。
(ll’D (I)または(rDの方法による顕微鏡写
真を撮影し、写真の肉体上でL及びlを測定し、l/孔
の値を算出する。
(曲)(■)または卸の方法による顕微鏡像を、テレビ
カメラに接続し、キルビメータ(第16回水質汚濁学会
講演集、73ページ、1982年)によりテレビ画面上
でL及びlを測定し、l/孔の値を算出する。
このようにして判定された結果は、その殺滅方法を実際
の設備に実施したときにも適合することが確認された(
後述する試験例及び実施例を参照)。
本発明の方法によって奏せられる効果は、次のとおりで
ある。
(7)実際の設備で大規模な試験を行なうことなく、有
効な糸状微生物殺滅方法を決定できる。
(イ)数種類の公知の糸状微生物殺滅方法を比較するこ
とによって、最も有効な殺滅方法を決定できる。
(つ)実験室での簡便な試験による判定であるにもかか
わらず、異った条件における実際の設備での効果とよく
一致する判定結果が得られる。
に)実際の設備で大規模な試験を行なう必要がないので
、極めて安価に有効な殺滅方法を決定できる。
(3)他の有用な微生物に有害な影響を与えずに糸状微
生物の殺滅効果を正確に判定することができる。
(力従来にない新規な薬剤又は新規な設備の効果につい
−でも判定が可能である。
次に試験例を示し、本発明の方法を更に詳述する。
〔試 験 1〕 図1に示すフローシートの装置を用いた。原水タンク(
II)はIOd容、曝気槽(13)は51容、送気装置
t(z)からの送気量は1571!/分である。
原水タンクおよび原水ポンプ(12)を5℃に保持し、
曝気槽は恒温水槽内に入れ20℃に保持した。(15)
は処理水タンク、(16)は薬剤タンク、(17)は薬
剤ポンプである。原水として水14当りクエン酸(1水
物)1.(1、■)−グルタミン酸0.!M’%L−メ
チオニン0.05F、  リン酸緩衝液(1)H7,2
) 10m1(リンとして10m? ) 、tmm化カ
ルフラム3mg(カルシウムとして10 m9 ) s
 瞳hマグネシウム23mg(マグネシウムとして2m
7)及び塩化第2鉄0.25〜(鉄として0.051l
ry )を溶解して使用した。
種汚泥としてA乳業工場の廃水処理設備がら採取した活
性汚泥(MLSS 5,00 omq7tp)to。
mlを、水51を満たした曝気槽に投入し、原水通水量
をc)i 5 t; 7日とし、て連続的に通水し、5
日間汚泥全馴養し、良好なフロックを形成する汚泥を得
た。6日後より13倍/日の割合で原水の通水量を増加
したところ、8日以後糸状倣生物が次第に出現し、10
日以後は優勢となった。原水の通水量を11日口取降2
21/日とし、iVI L S Sは、生成汚泥量と流
出量とのバランスで約500m9/eに保持された。
この糸状微生物が優勢な生態系を用い、表1第1欄に示
す薬剤のそれぞれについて別個に試験した。薬剤を連続
的に100m1/日の割合で添加し、2日、4日及び7
日後の糸状微生物について、次のようにしてl及びLの
測定を行ない、l/Lの値を求め、効果を判定した。
L及びlの測定は以下のように行った。曝気槽混合液を
そのまま先の太いピペットで0.2 mll取シ、スラ
イドグラスに乗せニグロシン染色液(メディカルテクノ
ロジー編、「染色法のすべてJ、 1980年による)
約o、 02 meを直ちに混合し、室温にて乾燥後光
学顕微鏡にてl OO0倍で観察し、接眼レンズ装着の
マイクロメーターの目盛によりL及びlを測定した。1
つのサンプルにつき任意の9視野を取り、Lおよびlを
測定し、l/Lの値を算出し、その平均を求めた。そし
てスタート時、2日後、4日後及び7日後のl/Lの数
値から、各薬剤による糸状微生物殺滅方法の効果を判定
した。その結果を8VI及びpHの参考値とともに表1
に示す。
この試験において用いた薬剤はいずれもバルキング防止
剤として公知のものであるが、表1から明らかなように
試験開始2日後においてl / Lの餉が07以下であ
ったのは次亜塩素酸ナトリウム及びa酸化水素であり、
他のバルキング防止剤はすべて無効と判定された。この
結果は次の実施例で述べる実際の設備における例とよく
一致している。
〔試験 2〕 lOl谷の原水タンク、21容の曝気槽、送気量11/
分の図3のフローシートに示す装置を用い、原水タンク
および原水ポンプを10℃以下に保持し、曝気槽は°丙
温水槽内に入れ22°Cに保持した。図3において31
は原水タンク、32は原水ポンプ、33は曝気槽、34
は送気装置、35は処理水タンク、36は発酵装置、3
7は発酵液ポンプである。
原水として水11当りクエン酸(1水物)0752、L
−グルタミン[0,:M、  リン酸緩衝液(pH7,
2)1.0m/!(リンとし−rsIngL塩化カルシ
ウム30■(カルシウムとしてs my ) 、硫酸マ
グネシウム20〜(マグネシウムとして1.7 my 
)及び塩化第2鉄025■(鉄として0.05■)を溶
解して使用した。
種汚泥として生活雑廃水の流入するM用用底のスライム
2oom6(乾燥N量12)を、水21を満たした曝気
槽に投入し原水通水量をO,ll1日として連続的に通
水し、7日間汚泥を馴養し、良好なフロックを形成する
汚泥を得た。8日後から021/日の割合で原水の通水
量を増加したところ、ただちに糸状微生物が出現し、1
0日後には優勢とな−)た。11日以後原水の通水量’
51.167日とし、MLSSは約3oom9/1nt
c保持された。
この糸状微生物が優勢な生態系を用い、図3の発酵装置
(36)を作動した。発酵処理の微生物の馴養は発酵装
置の容積を0.21とし%pH7,0に中和された原水
0.21及びし尿浄化槽汚泥10m1 (乾燥重量50
1n9)を投入し5日間行なった。
発酵装置の容積は21以内で可変であり、図3の原水ポ
ンプ(32)より0.21 /日の原水を分流し、微好
気性で35℃に保持してゆるやかに連続攪拌するよう設
計されている。
馴養終了後分流して導かれた原水は、1日、3日または
5日間発酵され、その後発酵ポンプ(37)より1日1
回1時間で1日分(0,21)を曝気槽に投入された。
このように稼動した図、3の装置についてスタート時、
2日後、4日後および7日後に、曝気槽中の糸状微生物
について、次のようにしてL及びeを測定し、l/Lの
値を算出し、効果を判定した。
曝気槽の混合液0.1 mlをスライドグラスに採取し
、カバーグラスをかけ、1サンプル9視野につ\ いて位相差顕微鏡にて400倍で写真を撮影し、写貞上
でLおよびlを測定し、l/Lの値を算出し、その平均
を求めた。その結果18VI及びpHの参考値とともに
表2に示す。
表    2 表2から発酵装置における原水の発酵日数が1日又は3
日間の場合糸状微生物殺滅の効果がなく、5日間原水を
発酵させた場合その殺滅効果があるものと判定される。
表2の結果は発酵装置を設置した装置でも、糸状微生物
の殺滅は可能であることを示している。このように本発
明の方法は設備の運転管理による糸状微生物殺滅効果に
も利用することが可能であり、このことは糸状微生物増
殖予防効果の判ボにも有効であることが示唆される。
即ち新しく廃水処理設備を設置した場合、その設備の運
転管理上の条件を予め本発明の方法により判定し、その
設備における糸状微生物の増殖を未然に防止することが
できる。
尚この結果は次の実施例で述べる実際の設備における例
とよく一致している。
実施例I B凍豆腐製造工場の活性汚泥法による廃水処理設備は、
設置以来5年間はぼ常時糸状微生物〔主としてチオトリ
クス種(Thiothrix  sp、))によるバル
キングが生じていた。バルキング防止対策を考慮した時
点において前記0の方法によりLおよびeを測定し、1
!!/Lの値を算出したところ、10であった(尚、処
理水温22℃、pH7,5、M L S 82.000
 my / l、溶存酸素濃度1.0m9/l。
5VI48Q及び容積負荷0.3kgBOD /m’3
 、2であった)。
最初Q社製バルキング防止剤を曝気槽に対し80m9/
l・日の割合で連続的に4週間投入した。4週間後前記
0の方法によりL及びlを測定し、l/Lの値を算出し
たところ0.95であり(このときのSVIは470)
、このバルキング防止剤は効果のないことが判明した。
次に前記試験1において有効と判定された次亜塩素酸ナ
トリウムに500m9/11・日(塩素として50Tn
9/l・日)の割合で連続的に返送汚泥に投入した。そ
の結果10日後には前記と同様にして算出した73/L
の値が06となり(このとき、MLSSは2500m9
/13,8VIは155)、正常にこの設備を運転する
ことができた。尚次亜塩素酸ナトリウムの使用による処
理水質の悪化は認められなかった。
この実施例からも明らかなように本発明の方法は実際の
設備における効果の判定とよく一致している。
実施例2 C製菓工場では曝気槽600m3の活性汚泥法による設
備を、はぼ年間変動な(BOD容積負荷05kg/m3
・日で運転してきたが、秋期水温18℃、IVILSS
 l、200m’;l/1% I)H7,5、溶存酸素
濃度3.5■/7!の条件で、S■30100、S V
ao、 100となり(SVI)830)、汚泥が沈澱
池においてキャリーオーバーを続ける状態となった。検
鏡の結果、汚泥70ツクから多数の糸状細菌〔)・リス
コメ)バクターf4 (Haliscomenobac
tersp、 ) )と推定される)が伸び出している
ことが鍜祭され、前記(I)の方法によりL及びlf測
測定、l/Lの値を算出したところ、その値は1.0で
あった。そこで前記試験例1において有効と判定された
次龍塩索酸す) IJウム液(有効塩素12%)10’
Okgを、1日4回に分けて2週間継続的に投入した。
その結果2週間後には、前記(I)の方法によりL及び
lを測定し、l/Lの値を算出したところ070となり
(このときのMLSSI、200m9/l、  pH7
,4、S■3o90.5VI750)前記試験10判定
結果と実際の設備における判定結果とは一致していた。
実施例3 D化学工場ではグリセロール、酢酸を多量に含む廃水が
排出され、これを低負荷活性汚泥法(BOD芥積負荷0
.25kl?/靜・日)により、尿素およびリン酸をB
OD:N:Pm2O3:3:0.5の割合で添加しつ\
処理してきた。初夏より製品の増産に伴ない、負荷量が
増大していたが、夏季水温25℃前後で、溶存酸素濃度
0.5m9//、MLSSへ000■/lでSVIが3
30となり、急減に糸状微生物の割合が増加し、バルキ
ング状態となった。顕微鏡による観察では糸状微生物は
主としてスフェロチルス・ネイタンス(5phaer。
tils natans)類縁菌であると認められ、前
記(I)の方法でL及びlを測定し、tilL値を算出
したところ0.95であった。そこでまず窒素外添加の
過少に原因があるのではないかとの見解から塩化アンモ
ニウムを曝気槽に600〜/lの濃度で1日1回づつ投
入したが、1週間にわたる投入稜も、前記と同様にして
算出した73/Lの値は0.95であり、伺らかの改善
も認められず、むしろ薬剤の投入による処理水中への窒
素外の過剰な流出が懸念された。
次に試験1において有効とされた過酸化水素水(30%
)を曝気槽に対し100′In9/l・日(過酸化水素
として301ψ/l・日)の濃度で連続的に添加した。
当初2週間はどや\沈降が改善される傾向が見られ、2
週間後には、前記と同様にして算出したl/Lのイ直が
0.85(このときのSVIは290)となり、バルキ
ングは鎮静するかと見られたが、その後再び悪化し、3
週間後では、l / Lの値も0.95となり(このと
きのMLSS2.90 om9/e、 SVI 340
 )効果があるとは言えなかった。そこで3週間後より
、試験1において有効とされた過酸化水素濃度より計算
して、過酸化水素水(30%)を500m9/l!・日
の濃度で連続的に添加したところ、添加開始から10日
後には前記と同様にして算出したl/Lの値は06とな
り(SV1180)バルキングを防止することができた
。処理水質は全期間を通じて大きな変動は認められず、
本発明の方法は実際の処理設備eこおける判定にも利用
できることが明らかでめった。
実施例4 E市の小規模下水処理場(3,000人処理)では、標
準活性汚泥法による設備を用いているが、近時設計人口
にはソ近い居住者が入居し、従来より水量が増加したた
め処理施設の汚泥に常時糸状微生物〔主として、レプト
ミタス棟(Leptomi tussp、)、ノカルデ
ア棟(Nocardia  sp、)、およびベギアト
ア種(Beggiatoa sp、) ]の増殖が認め
られ、季節によりこれらの微生物の割合が増加し、運転
管理上大きな問題となった。この状態において前記(血
)の方法によりLおよびlを測定し、ll/Lの値を算
出したところ1.0であった(コノときのML881,
500ff19//、5VI250)。そこでP社製バ
ルキング防止剤を曝気槽に対して150■/l・日の割
合で連続的に返送汚泥経路に2力月間投入した。その結
果//Lの値は095〜10の範囲の値が多く(最低値
は090゜このときSVIは200)、糸状微生物の殺
滅効果は顕著でなかった。この結果は前記試験lの結果
と一致し、本発明の方法は実際の設備における判定結果
に利用できた。
実施例5 G味噌工場では固定床を有する活性汚泥法による廃水処
理設備を運転してきた。毎年冬期は、大豆煮汁の可溶性
成分の流入量が増加するため、糸状性バルキングが生じ
た。主要な糸状微生物はレプトメトリクス種(Lept
othrix sp、)と推定された。この状態におい
て曝気槽容量はl OOOmo、MLSSは2500m
9/11水温は18℃、SVIは380であり前記0と
同一の方法によりLおよびl!を測定し、l/Lを算出
したところ1.0であった。
このバルキング防止の恒久対策として図3と同一のフロ
ーシートを有する前記試験2と同様の原水の発酵槽を設
置した。当初20−の容量の発酵槽を設置し、原水の1
15を分流してこの発酵槽に通水し、2日間、35℃で
発酵させ、発酵原水を曝気槽に1日1回2時間を要して
投入する条件で運転した。1力月後前記と同様にして算
出した6/Lノfl[i’ld0.9〜]、 Oノ範囲
テロす(S V IU約380)、この処置による効果
は認められなかった。そこで発酵槽を70−の容量に拡
張し、原水の発酵日数を7日間とし、前記と同様に運転
した。そして2週間後及び1力月後のl/Lの値(前記
と同様の方法で算出)はそれぞれ0.85及び0.40
.!:なり(SVIはそれぞれ34o及び15゜)、バ
ルキングは効果的に改善された。この結果は前記試験2
の結果と一致し、本発明の方法は実際の設備における糸
状微生物殺滅効果と一致していた。
【図面の簡単な説明】
図1および図3は本発明の方法に使用する試験装置の7
0−シートの1例であり、図2は糸状微生物の拡大模式
図である。 記号の説明 21:糸状微生物細胞 22:糸状微生物細胞 出願人 森永乳業株式会社 代理人 弁理士津1)昭 図3 ■−1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (])廃水処理設備に糸状微生物殺滅方法を実施するに
    あたり、 糸状微生物が優勢な生態系に対して該殺滅方法を実施す
    ること、 一定の長さの糸状微生物の菌鞘中に存在する糸状微生物
    細胞の長さの合計を測定し、菌鞘の長さで該細胞の長さ
    の合計を除すこと、得られた数値の小さいものを有効と
    判定すること、およびそれによって実際の廃水処理設備
    への殺滅方法の有効性を前もって判定することを特徴と
    する糸状微生物殺滅効果の判定方法。 (2)  0.7以下の得られた数値を有効と判定する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の糸状微
    生物殺滅効果の判定方法。 (3)  0.3以下の得られた数値をより有効と判定
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の糸
    状微生物殺滅効果の判定方法。
JP57107567A 1982-06-24 1982-06-24 糸状微生物殺滅効果の判定方法 Granted JPS59383A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5785999A (en) * 1994-10-21 1998-07-28 Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. Injection apparatus for molding synthetic resin hollow or foamed body
US6146579A (en) * 1997-05-27 2000-11-14 Sumitomo Chemical Co., Ltd. Process for producing thermoplastic resin hollow molded article

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5785999A (en) * 1994-10-21 1998-07-28 Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. Injection apparatus for molding synthetic resin hollow or foamed body
US6146579A (en) * 1997-05-27 2000-11-14 Sumitomo Chemical Co., Ltd. Process for producing thermoplastic resin hollow molded article

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