JPS5937729Y2 - サ−ボ形加速度計 - Google Patents

サ−ボ形加速度計

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JPS5937729Y2
JPS5937729Y2 JP12077778U JP12077778U JPS5937729Y2 JP S5937729 Y2 JPS5937729 Y2 JP S5937729Y2 JP 12077778 U JP12077778 U JP 12077778U JP 12077778 U JP12077778 U JP 12077778U JP S5937729 Y2 JPS5937729 Y2 JP S5937729Y2
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JP
Japan
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output
acceleration
force
resistor
force coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP12077778U
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English (en)
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JPS5538225U (ja
Inventor
一 桑原
泰雄 今西
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サーボ形加速度計に関するものであって、詳
しくは、その駆動回路の改良に関するものである。
第1図は、このような加速度計の原理説明図であって、
Mは永久磁石、YKは円筒形のヨーク、FCはフォース
コイルである。
フォースコイM℃は、X軸方向には柔でy軸方向には剛
な状態でヨークYKの開口部に変位可能に配置されてい
る。
このフォースコイルFCは、加速度に応じて変位する質
量体の一部を構成するものである。
なお、フォースコイルFCの変位量は、たとえば静電容
量の変化として電気的に検出されるが、検出手段は図示
しない。
また、フォースコイルFCには、検出手段の出力信号に
応じてフォースコイルFCを元の位置に戻すための励磁
電流が加えられるが、励磁電流源も省略している。
この上うな構成において、フォースコイルFCに加速度
αが加わると、変位δ(δ−mα/k 、 k :ばね
定数2m:質量)が生じる。
ここで、フォースコイルFCには、変位を打ち消すよう
に電流が加えられているので、加速度αによる力mαと
フォースコイルFCに生じる力Fとは常に平衡すること
になる。
したがって、フォースコイルFCに流れる電流の値から
、加速度を検出することができる。
第2図は、このようなサーボ形加速度計の従来の駆動回
路の−f1を示す回路図であって、Dは変位変換器、A
は増幅器、FCはフォースコイル、Ro 、 R1は抵
抗である。
変位変換器りは、加速度に応じて変位する質量体(図示
せず)の変位量を静電容量の変化量として検出し、変化
量に対応した電流IDを送出するものである。
増幅器Aは、変位変換器りの出力を電圧増幅するもので
あって、ゲインは抵抗R1の値によって所定の値に固定
されている。
フォースコイルFCと抵抗Roは直列接続されていて、
この直列回路には増幅器Aの出力電圧が印加される。
すなわち、フォースコイルFCには質量体に加わる加速
度に関連した電圧が加えられ、質量体に加速度による力
と平衡する力を加えるように作用する。
このようにして加速度による力とフォースコイルFCに
よる力とが平衡した状態における出力信号、すなわち、
加速度に対応した出力信号は、抵抗Roの両端から電圧
信号voとして取り出される。
ところで、このような構成において、測定感度の調整、
いわゆるスパン調整にあたっては、抵抗Roの値を変更
しなければならない。
しかし、抵抗Roの値を変更すると、サーボ系のオープ
ンループゲインが変化することになり、同時に抵’fX
R1の値も調整しなければならなかった。
本考案は、このような欠点に着目したものであって、ス
パン調整が1個の抵抗の調整のみで行なえるようにした
ものであり、以下作図面を用いて詳細に説明する。
第3図は、本考案の一実施例を示す回路図であって、第
2図と同等部分には同一符号を付している。
第3図において、OPは増幅手段として用いる演算増幅
器であって、変位変換器りの出力信号と帰還信号とを増
幅するものである。
すなわち、演算増幅器OPの非反転入力端子子には、変
位変換器りの出力信号が加えられている。
なお、本実施例では、変位変換器りとして、変位量に対
応した電圧VDを送出する例について示している。
フォースコイルFCの一端は演算増幅器OPの出力端子
に接続され、他端は抵抗RoとR,の直列回路を介して
接地されている。
この抵抗ROとR1の直列回路は、出力抵抗回路を形成
するものである。
この出力抵抗回路の接続中点は、演算増幅器OPの反転
入力端子−に接続されている。
これにより、抵抗R1の両端の電圧が帰還信号として演
算増幅器OPに加えられることになる。
なお、出力抵抗回路の接続中点は、コンデンサCと抵抗
島との直列回路を介して接地されている。
このコンデンサCと抵抗R2との直列回路は、サーボ系
全体にダンピングをかけるための微分補償回路を形成す
るものであって、質量体の変位に対して他のダンピング
要素(たとえば空気、油など)を用いてダンピングを施
している場合には省略することができる。
出力信号は、出力抵抗回路の両端から取り出す。
このような回路の動作について説明する。
演算増幅器OPには、変位変換器りからの電圧出力VD
に等しい電圧が抵抗R1に生じるように帰還がかけられ
ているので、フォースコイルFCに流れる電流■はI=
VD/Rsとなって抵抗すの影響を受けることはなく、
フォースコイルFCに対するゲインは一定となる。
そして、加速度に対応した出力電圧Voは、変位変換器
りの出力電圧VDが時間的に一定であるものとすると、
V o −(Ro + R1) ■となる。
したがって、質量体に加わる加速度が小さい場合には抵
抗Roの値を大きくし、加速度が大きい場合には抵抗R
の値を小さくすればよく、容易にスパン調整を行なうこ
とができる。
第4図は、本考案の他の実施例を示す回路図であって、
変位変換器りの出力信号が電流出力IDの例について示
したものである。
第4図において、演算増幅器OPの非反転入力端子+は
接地され、反転入力端子−には変位変換器りの出力信号
IDが加えられるとともに抵抗R3を介して抵抗R。
とR1との直列回路の接続中点が接続されて帰還信号が
加えられている。
このような構成において、フォースコイルFCに流れる
電流■は、 I=(1+R1/R3)IDとなり、出力電圧V。
は、Vo−=(Ro+R3/R1)Iとなる。
したがって、第3図の回路と同様に、フォースコイルF
Cに流れる電流Iは抵抗Roとは無関係となり、フォー
スコイルFCに対するゲインが一定の状態で抵抗Roに
よるスパン調整を行なうことができる。
これらから明らかなように、本考案によれば、1個の抵
抗Roの調整のみで特性変化を伴なうことなくスパン調
整を行なうことのできるサーボ形加速度計が実現できる
なお、このようなサーボ形加速度計において、質量体に
加わる加速度が零であるにもかかわらず出力電圧Voが
零にならない場合がある。
このような原因としては、変位変換器りにおける機械的
な誤差要因によるオフセットや電気回路のオフセットが
考えられる。
これらの零オフセットを補償するのにあたっては、外部
にその出力電流値を調整できる電流源を秘すておき、そ
の電流出力Icをフォースコイルと出力抵抗回路との接
続点に加えるようにし、出力電圧Voが零になるように
電流値Icを調整すればよい。
このような構成によれば、電気的に零オフセットが調整
できるので、変位変換器の調整工数を大幅に削減するこ
とができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る加速度計の原理説明図、第2図は
従来の加速度計の駆動回路の一例を示す回路図、第3図
は本考案の一実施例を示す回路図、第4図は本考案の他
の実施例を示す回路図である。 D・・・・・・変位変換器、OP・・・・・・演算増幅
器、FC・・・・・・フォースコイル、 Ro−R3・・・・・・抵抗、0・・・・・コンデンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加速度による質量体の変位を検出する手段と、変位検出
    手段の出力信号および帰還信号を増幅する手段と、一端
    が増幅手段の出力端子に接続され他端が第1の抵抗と第
    2の抵抗とが直列接続された出力抵抗回路を介して接地
    されたフォースコイルと、出力抵抗回路の接続中点の信
    号を帰還信号として増幅手段に加える手段とを具備し、
    前記フォースコイルにより加速度による力と平衡する力
    を前記質量体に加えるとともに加速度に対応した出力信
    号を前記出力抵抗回路の両端から取り出すようにしたこ
    とを特徴とするサーボ形加速度計。
JP12077778U 1978-09-01 1978-09-01 サ−ボ形加速度計 Expired JPS5937729Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12077778U JPS5937729Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 サ−ボ形加速度計

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JP12077778U JPS5937729Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 サ−ボ形加速度計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5538225U JPS5538225U (ja) 1980-03-12
JPS5937729Y2 true JPS5937729Y2 (ja) 1984-10-19

Family

ID=29077306

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JP12077778U Expired JPS5937729Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 サ−ボ形加速度計

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