JPS5937713Y2 - 感温性液晶体による体温計 - Google Patents

感温性液晶体による体温計

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JPS5937713Y2
JPS5937713Y2 JP8357180U JP8357180U JPS5937713Y2 JP S5937713 Y2 JPS5937713 Y2 JP S5937713Y2 JP 8357180 U JP8357180 U JP 8357180U JP 8357180 U JP8357180 U JP 8357180U JP S5937713 Y2 JPS5937713 Y2 JP S5937713Y2
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JP
Japan
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temperature
liquid crystal
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protective film
senses
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JP8357180U
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JPS578543U (ja
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照雄 板橋
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、持ち運びが簡易で、体温を即時に測定する
ことができる感温性液晶体による体温計に関する。
従来、体温測定は、ガラス柱内に水銀等を密閉した水銀
体温計等に依っていたが、水銀等の熱膨張を利用してい
るため、ある一定時間は体に保持せねばならず、幼児等
にとっては甚だ煩られしいものであった。
そこで、この考案は、感応速度が非常に早く且つ感度の
良い感温性液晶体に着目し、簡易に且つ迅速に体温測定
可能とすべく考案されたもので、その要旨は、36℃巧
至40℃まで1℃間隔で感知する感温性液晶体を設け、
前記36℃で感知する感温性液晶体でNの文字を、前記
37℃乃至40℃夫々で感知する感温性液晶体でその感
知温度数字を、略長方形で膜状を呈する黒色基材上に順
次印刷して本体を形成し、この本体を透明で可撓性をも
ち且つ本体より長く形成した合成樹脂の保護膜にて表裏
面方向から挾着して両端部に取手部を有するよう形成す
ると共に、前記裏面に位置する保護膜は薄く形成し、前
記取手部には感温性液晶体で印刷した文字の上下方向の
識別を示す矢印を印刷したことを特徴とするものである
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明すると
、図中1は黒色のポリ塩化ビニルシート製の黒色基材で
あり、基材1表面上には、36℃〜40℃の各温度に感
温表示すべくコレステリル・ノナノエートとコレステリ
ル・オレイル・カーボネイトとを配合し予めマイクロカ
プセル化された複数のコレステリック液晶体2夫々を用
いて、感温表示温度に対応している各別のそれに合致す
る数字形状を呈するよう、数字自体として表示されれ液
晶体2A、2B、2C,2D、2Eを順次印刷する。
この場合に於いて、36℃は体温としては=般に平熱と
云われており、36℃の感温表示の液晶体2Aによる印
刷数字は、36℃とせず、第3図に示するように、No
rmalの頭文字をとり、「N」と印刷したり、或いは
、「平熱」と印刷しても良い。
前述したごとく、感温表示する数字をコレステリック液
晶体2で黒色基材1表面上に印刷し形成される体温計本
体3は、それ自体では強度的に弱くまた空気中の酸素な
どの影響により、液晶体2の作動寿命が短くなったりす
るので、補強を兼ねた保護膜4を本体3表裏面上にポリ
エチレン、ボリ塩化ビニル等の合成樹脂の透明フィルム
を用いて、ヒートシールされ密閉される。
すなわち、保護膜4は、表面保護膜4Aと裏面保護膜4
Bとにより成るが、裏面保護膜4Bは薄い透明膜を使用
することにより体温測定時の熱伝導性を良くする。
また、夫々の保護膜4は、本体3の長さ方向両縁部から
適宜に長く形成して、保護膜4の長さ方向両縁部を取手
部5とする。
そして、この取手部5の表面保護膜4Aと裏面保護膜4
Bの間には、使用時に於いて上下方向を識別可能とする
ため上方向い向いた矢印6を印刷等により施しである。
次に、これが使用を説明するとこの体温計の両取手部5
を被体温測定者の額或いは腹部等に押えて、本体3を被
測定部に密着する。
密着せられた本体3の液晶体2は、裏面保護膜4Bを介
して伝導される体熱に感知して、その体温に感知温度が
合致した液晶体2は、黒色基材1上にその数字を色採を
もって表示する。
その表示された数字が体温を示すことになる。
この考案は上述のように構成され、36℃乃至40℃ま
で1℃間隔で感知する感温性液晶体2A〜2E夫々を用
いたから、感温速度が速いので迅速な測定が行え、且つ
、小型軽量化である。
また、感温性液晶体2A〜2E夫々で、その感知温度数
字を黒色基材1上に印刷したため、従来の体温計のよう
に目盛りを続むといった手間も省け、=瞥で体温表示し
た数字を確認できるといった利点がある。
特に、36℃で感知する感温性液晶体でNの文字を印刷
したから、36℃は一般に平熱といわれており、この平
熱状態の検出が一瞥で行えるものとなる。
また、他の37℃乃至40℃の数字とは違う記号を用い
たことで、子供等であっても体温の異常を簡単に知るこ
とができる。
更には一瞥で体温の異常を知ることができるので多数人
の体温測定が同時に可能であり、集団検診等に際して非
常に役立つものである。
感温性液晶体2を印刷した黒色基材1を上下面方向より
透明た且つ可撓性をもった合成樹脂の保護膜4にて挾着
したから、液晶体2の空気中の酸素による劣化を防止し
且つ黒色基材1を保護して、丈夫で耐久性のある体温計
としている。
そして、保護膜4を可撓性のある合成樹脂としたから体
温被測定部を選ばずに、被測定部の湾曲に合わせて肌に
密着して貼りつげ可能とし、また、衝撃等にも強く破損
の心配が全くないことから常時携帯できる。
加えて、裏面に位置する保護膜4Bは薄く形成したから
、体温測定時の熱伝導性を良くして体温感応速度の向上
が図れ、はぼ即時に近い体温測定を可能とする。
また、本体3より長く形成した合成樹脂の保護膜4を本
体3に表裏面方向から挾着して、本体30両端部に取手
部5を有するよう形成したから、体温測定時にこの取手
部5を持つことで本体3には直接的に手指が触れること
がなく、手指による体表面への抑圧による体温上昇が本
体3へ影響することなく正確な体温測定が可能である。
そして、取手部5には感温性液晶体2で印刷した文字の
上下方向の識別を示す矢印を印刷したから、通常は文字
等が現出せず黒色を呈する本体3の感温性液晶体2によ
る文字の上下方向を識別できるものとなり、体温によっ
て本体3上に現出する文字が逆さとなる等の不都合をな
くし、体温の読み取りが容易となる。
そのうえ、その識別符号を矢印6としたから、本体3の
上下方向の判断が容易であり、子供等であってもその使
用方向が容易に判別できるものとなる。
このように、この考案に依れば感温性液晶体の反応速度
の速い特質を十分に利用して、数秒間で体温を知ること
ができ、集団検診時等の平熱が否かの簡易な判定等には
最適の他に、毎日の健康管理等に於いての体温測定でも
、測定の手間がかからず容易に可能であり、また、形状
が平板状を形成しているため軽く持ち運びが極めて楽で
破損の心配等もないため常時携帯可能としてその利用範
囲も広げ、また、体温感応速度の向上を図ると共に、体
表面への抑圧による体温の局部上昇を防止して正確な測
定を可能とし、更には、本体の天地逆での使用を防止し
て体温表示数字若しくは文字の続み取りを容易とする等
実用上甚だ有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
9面はこの考案の一実施例を表わすもので、第1図は全
体を示す平面図、第2図は第1図に於げるA−A線断面
図、第3図は36℃表示数字をN表示に置換した全体を
示す平面図である。 1・・・・・・基材、2.2A、2B 、2C,2D、
2E・・・・−・液晶体、3・・・・・・本体、4・・
・・・蘇護膜、4A・・・・・・表面保護膜、4B・・
・・・・裏層保護膜、5・・・・・・取手部、 6・・・・・・矢印。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 36℃乃至40℃まで1℃間隔で感知する感温性液晶体
    を設け、前記36℃で感知する感温性液晶体でNの文字
    を、前記37℃乃至40℃夫々で感知する感温性液晶体
    でその感知温度数字を、略長方形で膜状を呈する黒色基
    材上に順次印刷して本体を形成し、この本体を透明で軒
    撓性をもち且つ本体より長く形成した合成樹脂の保護膜
    にて表裏方向から挾着して両端部に取付部を有するよう
    形成すると共に、前記裏面に位置する保護膜は薄く形成
    し、前記取付部には感温性液晶体で印刷した文字の上下
    方向の識別を示す矢印を印刷したことを特徴とする感温
    性液晶体による体温計。
JP8357180U 1980-06-14 1980-06-14 感温性液晶体による体温計 Expired JPS5937713Y2 (ja)

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JP8357180U JPS5937713Y2 (ja) 1980-06-14 1980-06-14 感温性液晶体による体温計

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JP8357180U JPS5937713Y2 (ja) 1980-06-14 1980-06-14 感温性液晶体による体温計

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Publication Number Publication Date
JPS578543U JPS578543U (ja) 1982-01-16
JPS5937713Y2 true JPS5937713Y2 (ja) 1984-10-19

Family

ID=29445890

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JP8357180U Expired JPS5937713Y2 (ja) 1980-06-14 1980-06-14 感温性液晶体による体温計

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Families Citing this family (6)

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FR2526748B1 (fr) * 1982-05-12 1987-05-29 Christol Lilian Dispositif de pedalage pour cycle et chaussure adaptee
JPH0624761B2 (ja) * 1985-07-29 1994-04-06 カルソニック株式会社 リザ−ブタンクの製造方法
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JP2004061474A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Masamune Kenji ペット用体温計

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JPS578543U (ja) 1982-01-16

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