JPS5937638Y2 - 風呂釜の配管構造 - Google Patents

風呂釜の配管構造

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JPS5937638Y2
JPS5937638Y2 JP15682880U JP15682880U JPS5937638Y2 JP S5937638 Y2 JPS5937638 Y2 JP S5937638Y2 JP 15682880 U JP15682880 U JP 15682880U JP 15682880 U JP15682880 U JP 15682880U JP S5937638 Y2 JPS5937638 Y2 JP S5937638Y2
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JP
Japan
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bathtub
water supply
water
supply pipe
hot water
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JP15682880U
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JPS5779335U (ja
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孝義 土樋
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は家庭で用いられている家庭用風呂釜の配管構
造に関するものである。
風呂釜を上、下2本の配管で直接浴槽本体に接続しであ
る従来の循環式風呂釜は、釜内の清掃が極めて難しく、
定期的に清掃しないと、浴槽内の汚れた湯が循環し、熱
交換器の金属板に湯垢、糸くず、石鹸カス、入毛等が年
間約1ミリ位づつ、5年間に5ミリ位附着し、雑菌の繁
殖源となり、湯を汚染し、極めて非衛生的であった。
風呂釜の熱交換器の金属板に前記の附着物があると、金
属板と接している部分は焼付き炭化し、断熱物となり、
附着物が5ミリ位となると、沸上り時間が新品の風呂釜
の3倍以上必要とし、熱効率が悪化し、エネルギーロス
が犬となっている。
更に浴槽内の水位が上部の配管孔を完全に越えないと点
火出来ず、点火後長時間放置していると異常高温となっ
たり、配管の水もれや、浴槽の廃水栓が不完全の場合、
風呂釜内の水がなくなシ、空焚となり、風呂釜の破損を
生じることもあった。
適温の状態で風呂釜の火を消火すると、風呂釜の燃焼室
の内部を通過する冷気や、風呂釜の外面に接する冷気に
より、浴槽内の湯が風呂釜を循環しながら放熱するため
、湯温か低下しやすく、特に冬季には5時間で10℃以
上の温度低下があシ、再使用する場合には追焚が必要と
なっている。
従来、給湯式風呂釜又は瞬間式湯沸器は給水圧を検出し
、この検出により燃料を供給し、点火する様に構成され
ていて、つまり給水の水圧の低下、断水、給水管の脱落
、同−配管系統内での水道の使用による水圧の変動で発
生する水圧の低下を検出し燃料の供給を停止する構造と
なっているから、水道の給水圧に耐え得る構造のものと
なり高価になることはさけられず、同時に給水管は耐圧
性のものを使用する必要があってこれも高価になること
はさけられない。
冬期に釦ける凍結予防としての水抜き、又は長期間の不
使用時の水抜きは、風呂釜又は湯沸器内の水抜きはでき
ても、給水管内の水抜きがしにくく、給水管を水道の元
栓から外さなければならないわずらしさかある。
風呂釜又は湯沸器が浴槽のレベル以下に設置されていて
、給水管の先端にホース等が接続され、該ホースの先端
が浴槽内の水の中に入っている場合は、水抜き、又は熱
交換器の漏水等によシ、風呂釜内又は湯沸器内の水位が
浴槽内の水位より下がると、サイフオンの作用により、
浴槽内の水が風呂釜等へ逆流する欠点がある。
本考案は従来のこの様な欠点に鑑みなされたもので、風
呂釜又は湯沸器への浴槽内の水の逆流による熱交換器内
の汚れを防止し、凍結予防等の水抜きも簡単にし得て、
既設の循環式風呂釜に簡単に取付し得る安価な給水管と
給湯管を提供することを目的とする。
以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に説明する
図において、風呂釜の熱交換器8の下部配管口17と水
道19の間を連結する給水管15が形成され、この給水
管15の上端部近傍に該給水管15の内面にそって、給
水16の流れにより空気を吸込むことのできる逆J字型
をした空気管3を備えている。
更にこの熱交換器8の上部配管口14と浴槽の上端部1
0を越して浴槽内へ連絡する給湯管13が形成され、こ
の給湯管13の上端部近傍に外気と連通した空気口9が
形成されている。
前記水道19から給水16が給水管15内へ流入すれば
、給水管15の上端部近傍に該給水16の流れにより、
バキュームを発生し、空気管3を通じて空気が吸入され
、給水16は、気泡を含んだ一11給水管15の中を下
降する。
給水管15の中を下降した給水16は下部配管口17を
通過し、風呂釜の熱交換器8の中へ入る。
熱交換器8の中の給水16は点火後暖1シ、給湯18と
なり熱交換器8の中を上昇し、上部配管口14を通過し
、給湯管13へ進む、給湯18は給水レベル6が給湯管
13より上昇すれば湯温か最高温の状態で給湯出口11
より浴槽内へ流れ込む。
給水管15の上端部近傍に空気管3と給湯管13の上端
部近傍には空気口9を備えているため、給水レベル6は
給湯管13の上部の位置に保持される。
給水管15の上端部近傍に空気管3を備えてあり、風呂
釜の熱交換器8には給水管15を通じた水道19の水圧
が加わらないから、耐圧構造のものは不要とし、低圧構
造のもので良く、従来の給湯式風呂釜と湯沸器より風呂
釜のコストを大幅に下げることができる。
給水管15は空気管3を備えてあり、水道19の水圧が
加わらないから、耐圧性のものを不要とし、低圧構造の
もので良く、ビニルホース等で構成し得て、従来の耐圧
性のものより大幅にコストを下げることができる。
給水管15の上端部近傍に空気管3を設けてあり、冬期
に於ける水抜き時には、空気管3を通じて外気が給水管
15内に流入するから、風呂釜等の水抜時に給水管15
内の給水16が風呂釜の熱交換器8内を通過し、排水し
得るから、風呂釜の水抜きのみで給水管15内の水抜き
も簡単にし得る。
給湯管13の上部に空気口9を有しているから、水抜き
、風呂釜の熱交換器8の漏水等により給水レベル6が下
っても、サイフオンが発生ひず、浴槽内の水が熱交換器
8内への逆流を防止し得る。
既設の循環式風呂釜に簡単に取付し得て、安価な給水管
と給湯管を提供することがし得る効果がある。
給湯管13の上部に空気口を備えてあり、更に浴槽の上
端部10を越して配管し、一定の落差をもって給湯する
ため浴槽内の湯レベルが上昇しても浴槽の上端部10よ
りオーバフローし、給湯管13の中の逆流は防止出来る
浴槽内から熱交換器8への湯の逆流がなくなり、熱交換
器8の汚れと、熱交換器8と風呂釜の外面の冷気による
湯温の低下によるエネルギーロスは皆無となる。
点火は、熱交換器8内に給水16があれば、浴槽内の水
位に無関係に可能となる。
給湯温度は最初の給湯温度に一定に保たれる。
給水しながら点火するため、給水開始から給湯完了1で
の時間は半減し、更に幼児の入浴の場合浴槽内に3分の
1も給湯すれば入浴可能となり、浴槽内で溺れることも
なく安全である。
風呂釜は浴槽内の水位とは無関係に床面かも浮かせて設
置出来、風呂水と湿気からの劣化を防止出来、従来の浴
槽と風呂釜に簡単に改造、取付も可能となる。
浴槽本体に対する穿孔作業は不要となり、据付時間の短
縮と穿孔がないため浴槽と釜の位置関係は後日、自由に
変更が可能となる。
給水配管と給湯配管に透明チューブを使用すれば、給水
量と熱交換器の水位と汚れが目測可能となる。
給湯管13が浴槽の中1で続くため、給湯18の落ち込
みの途中に於けるエネルギーロスを防げる。
更に浴槽の蓋に給湯管用切欠を設けておけば完全に蓋を
した状態で給湯が出来る。
浴槽に完全に蓋をした状態で、空気口9を通じて温度計
又は指先で給湯の温度測定が可能となる。
この考案は以上説明したように、風呂釜の熱交換器8の
下部配管口17と水道19の間に形成された給水管15
と、この給水管15の上端部近傍に、該給水管15の内
面にそって、給水16の流れにより空気を吸込むことの
できる空気管3を備え、且つこの熱交換器8の上部配管
口14と浴槽の上端部10を越して浴槽内との間に形成
された給湯管13と、この給湯管13の上端部近傍に外
気と連通した空気口9を備えたという簡単な配管で循環
式風呂釜の熱交換器の汚れによる湯の汚染と熱効率の低
下と風呂釜の消火後の放熱による湯温の低下を防ぎ、沸
き上り時間の短縮と省力化と省エネルギーを進める効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る風呂釜の配管構造の一例での説明図
である。 3・・・空気管、8・・・熱交換器、9・・・空気口、
10・・・浴槽の上端部、13・・・給湯管、14・・
・上部配管口、15・・・給水管、16・・・給水、1
7・・・下部配管口、19・・・水道。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風呂釜の熱交換器8の下部配管口17と水道19の間に
    形成された給水管15と、この給水管15の上端部近傍
    に、該給水管15の内面にそって、給水16の流れによ
    り空気を吸込むことのできる空気管3を備え、且つこの
    熱交換器8の上部配管口14と浴槽の上端部10を越し
    て浴槽内との間に形成された給湯管13と、この給湯管
    13の上端部近傍に外気と連通した空気口9を備えたこ
    とを特徴とする風呂釜の配管構造。
JP15682880U 1980-11-01 1980-11-01 風呂釜の配管構造 Expired JPS5937638Y2 (ja)

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JP15682880U JPS5937638Y2 (ja) 1980-11-01 1980-11-01 風呂釜の配管構造

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Publication Number Publication Date
JPS5779335U JPS5779335U (ja) 1982-05-17
JPS5937638Y2 true JPS5937638Y2 (ja) 1984-10-18

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ID=29515966

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