JPS5937496B2 - 銀像の後処理補力法 - Google Patents

銀像の後処理補力法

Info

Publication number
JPS5937496B2
JPS5937496B2 JP52068358A JP6835877A JPS5937496B2 JP S5937496 B2 JPS5937496 B2 JP S5937496B2 JP 52068358 A JP52068358 A JP 52068358A JP 6835877 A JP6835877 A JP 6835877A JP S5937496 B2 JPS5937496 B2 JP S5937496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
post
processing
intensification
silver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52068358A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5313419A (en
Inventor
バ−バラ・スコツト・アスキンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NASHONARU EERONOOTEIKUSU ENDO SUPEESU ADOMINISUTOREESHON
Original Assignee
NASHONARU EERONOOTEIKUSU ENDO SUPEESU ADOMINISUTOREESHON
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NASHONARU EERONOOTEIKUSU ENDO SUPEESU ADOMINISUTOREESHON filed Critical NASHONARU EERONOOTEIKUSU ENDO SUPEESU ADOMINISUTOREESHON
Publication of JPS5313419A publication Critical patent/JPS5313419A/ja
Publication of JPS5937496B2 publication Critical patent/JPS5937496B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/40Chemically transforming developed images
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/40Chemically transforming developed images
    • G03C5/42Reducing; Intensifying
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/167X-ray

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は現像および定着した写真フイルムまたは乾板上
の銀像の後処理補力法に関するものである。
オートラジオグラフイ一像補力は、現像し定着したフイ
ルムまたは乾板の銀を放射性化合物に転換し、補力した
像をレシーバ一乳剤土に得、これは活性化したフイルム
からの放射により露光される。
オートラジオグラフは最初の像を濃度およびコントラス
トを増して更生し、この結果最初のフイルムまたは乾板
上に見えない像がレシーバ一上に見られる。
オートラジオグラフイ一は露光不足または現像不十分の
フイルムまたは乾板上の像を改善し、適当に露光し、現
像したフイルムまたは乾板の比較的濃密でない部分から
一層良好な像および多くの情報を得、経時または退色し
たフイルムの満足な像を得、写真感光度の制限をひろげ
るのに用いられる。フイルムまたは乾板上の情報が現像
した銀粒子に保持されるが、多数の粒子は感知し得る視
覚的検出または測光検出には小さすぎる。
オートラジオグラフイ一補力は低密度銀粒子中に保持さ
れる情報を、最初の銀濃度に比例して濃度の増した最初
の像をレシーバーフイルム上に再現することにより償う
。オートラジオグラフイ一は英国特許第 1,394,664号およびオーストラリアン・アトミ
ツク・エネルギー・コミツシヨンAAEC/E3l7,
ISBNO642996563,l974年9月並びに
米国特許第2,603,775号および東ドイツ国特許
66,559号に記載されている。
硫黄−35を用いる従来の活性化法はすべて調色化学を
基にするもので、欠点を哨する。イォ“ンj硫黄−35
化合物を放射性硫化銀を形成するために用いることか必
要で、例えば最初のフイルムを硫黄−35で標識された
Na若しくはKのサルフアイドまたはポリサルフアイド
イオンの溶液で処理するか或いは像銀を漂白し硫化ナト
リウム一S35の溶液で処理する(上記3特許参照のこ
と)。
S−35を使用するこれらの方法は、(1)プロセスを
像を補力するのに用いることができる範囲、(2)普通
の写真実験室における便宜および(3)回分式または連
続式処理を実際に適合することを制限する欠点を有する
。捕力、即ちオートラジオグラフの像一濃度対かぶり一
濃度の比の最初のものに比較した増加は、サルフアイド
イオスがゼラチン並びに写真の銀と反応し、レシーバ一
が銀およびゼラチンの放射に応答するので、制御される
低銀濃度の領域において、同量または多量の放射が銀か
らと同様ゼラチンから発生し得る。英国特許第1,39
4,664号においては、活性化したフイルムを不活性
硫化物で洗浄し、不活性硫黄イオンを像の硫化銀とより
は速かにゼラチン中の硫黄化合物と交換する。
このことにより銀対ゼラチンの放射能比が若干改善され
るか、問題の銀放射能の損失は取り除かれない。洗浄時
間は銀の放射能損失を回避するため各形の最初のネガに
対し評価しなければならない。ポリサルフアイドイオン
はまたゼラチンに沈澱するコロイド溶液を形成する傾向
があるため望ましくないバツクグラウンドを形成する。
硫化ナトリウム法において漂白工程中若干の銀がコロイ
ド硫化銀に転換し、これがゼラチン中に沈降し、望まし
くないバツクグラウンドを生ずる。従来の硫黄−35像
増強技術は、信号対雑音比の減少を示し補力と反対の現
象をおこし、また割当てられる調色溶液の団に敏感であ
る。
更に従来の硫黄−35化合物は化学的に不安定で、急速
に分解する。
溶液の比放射能を低く維持して放射線分解酸化に最小に
するが、これにより接触時間(時間または日)が増加す
る。またこれ等の溶液は放射性であり得る毒性の硫化水
素を発生する、硫化ナトリウムの場合には、分解生成物
はチオ硫酸ナトリウムで、これは硫化銀溶媒である。漂
白工程を伴うプロセスはフイルムの着色を観察すること
により判断する欠点を哨し、実験的操作は熟練を要し、
自動化が困難である。
チオ尿素が写真化学に用い”られてきたが、チオ尿素−
S35の使用は新しい技術である。
従来チオ尿素はトナーとして使用されてきた(シ一・イ
一・ミーズ、セオリイ・オブ・ザ・ホトグラフイツクプ
ロセス・第2版、1954年参照)。調色化学は、像を
硫化銀に転化するためアルカリ性チオ尿素溶液を加える
前に写真の銀を硫化銀に転化する必要がある。生ずる補
力は銀に比較して硫化銀の像着色による。この方法の補
力はすべて乳剤上のベータ一粒子の作用に基づきオート
ラジオグラフイ一による高補力に比し小である。英国特
許第1,394,664号には硫化銀溶媒として酸性の
チオ尿素溶液が被瀝されている。硫黄−35以外のアイ
ソトープは上記欠点緻び生物学的高毒性を有し、その望
ましくないγ線は近くのフイルムにかぶりを生じ、危険
で、不便な長いかまたは短い半減期を示し、価格が高い
フイルムは放射性にする核反応法、例えば中性子活性化
は特定の装置を必要とすることにより制限され、不純物
元素が銀と同様活性化され、かぶりを増す。本発明は(
5)現像したフイルムまたは乾板をオルガノ−S35化
合物のアルカリ性水溶液で処理することにより銀を放射
性化合物に転換し、(5)これをレシーバーフイルムと
接触させておき、次いで活性化したフイルムからの放射
により露光し、(c)レシーバ一上の補力した像を現像
し定着することより成る現像し定着した写真フイルムま
たは乾板上の銀像の後処理補力法に関するものである。
本発明の改善は上記オルガノ−S35化合物の溶液が直
接写真の銀と反応し、写真化学文献(シ一・イ一・ミー
ズ・スープラ参照)により必要とされる如く先ず銀を漂
白してハロゲン化銀にすることなく、オートラジオグラ
フイ一に適する放射能水準を生ずることを見出したこと
に基づく。本発明はチオ尿素−S35が銀に吸着される
場合に硫化銀一S35複合体の中間体が形成されること
を含むと考えられる。オルガノ−S35化合物のアクリ
ル性水溶液は0.001〜2.0ミリキユリ一/mlの
放射能をを有する。本発明は最初の像濃度に関係なく補
力を提供し、代表的写真実験室で使用することができ、
回分式または連続式処理に適する。
活性化剤は分解に対し安定で、高比放射能で使用でき、
毒性副産物を生成せず、ハロゲン化銀に予備標白するこ
となくゼラチンよりはむしろ銀と選択的に反応し、コロ
イド硫黄を沈澱しない。銀像は像補力前数年間現像され
てきたが、指紋および他の不純物を例えば20%メタノ
ール溶液で注意深く除去する必要があつた。
最初のオガが適当に定着され、洗浄されなかつた場合に
は、ネガを水中で洗浄し、再定着し、洗浄すべきである
。フイルムまたは乾板をほぼ活性化溶液のPHを有する
アルカリ性水溶液、例えば水酸化アンモニウム溶液で予
備洗浄するのが好ましい。表面の条件により他の便利な
洗浄、例えば10〜50%メタノール溶液による洗浄を
用いることができる。オリガノ一S35化合物は写真の
フイルムまたは乾板の銀と選択的&c反応する任意のオ
リガノ一S35とすることができ、例えばチオ尿素およ
び置換チオ尿素のオルガノS35形のものがある。例え
ばチオ尿素、l−メチル−2−チオ尿素、アセチルチオ
尿素、フヱニルチオ尿素、”アリルチオ尿素、メチルチ
オ尿素、1,1−ジメチルチオ尿素、1,3−ジメチル
チオ尿素、1,1,3−トリメ゛チルチオ尿素、l−エ
タノール−3−アリルチオ尿素21−エタノール−3−
フ,:C.−.ルチ”オ尿素および1,3−ジブチルチ
オ尿素のS35形のものがある。チオ尿素−S35が、
その有効性および容易に入手し得るので好ましい。一定
量のオリガノ一S35゛化合物を活性化試薬中に供給し
て所望の放射能を得、例えばフイルムまたは乾板表面〜
当り0,05〜5マイクロキユリ一を使用することがで
き、約1マイクロキユリ一/dが好ましい。
5ミリキユリ一で5000dまでのフイルムまたは乾板
表面を活性化することができる。
活性化溶液のPHは絶対的なものではなく、添加するア
ルカリの量および形を変えることによりPHメータで制
御することができ、約8〜13とするCとができ、10
〜12が好ましい。活性化速度は溶液のPHが高くなる
ほど大であるが、感光性の天文学の乾板では11.lよ
り大でないPHがちりめんじわを回避するため好ましい
。バツクグラウンドの放射能は低PHで最低である。P
Hはアルカリ性溶液、例えば49のNaOHを11の水
に溶解した溶液(約0.1N.阻約12)または11に
稀釈される28%NH4OH7Tlll(約0.1N,
.Pf1約11)を用いることにより得られる。
好ましくは、試薬はアルカリ性溶液をオルガノ一S35
の適当量を含有する溶液に添加し、所要に応じて稀釈水
で稀釈して適当にフイルムまたは乾板を被覆するに必要
な最小量であるべき所定量とすることにより製造する。
20.3C!RL(8″)×25.4crfL(1『●
のプリント処理ドラムでは、これは約11m1である。
代表的溶液は10マイクキユリ一/mlのオルガノ−S
35原料溶液50d、原料アルカリ性溶液25mtおよ
び蒸留水25m1より成る。従来の放射性同位元素技術
を、オルガノ−S35溶液を取扱う際に使用することが
でき、安全の測定は必要であるが、普通の試薬に必要と
されるものより厳重ではない。この理由はS35はガン
マ一成分を有せぬ純ベーター発生体であるからである。
活性化溶液による処理は、フイルムまたは乾板を密閉容
器、例えば従来の写真ドラム内に入れ、溶液を好ましく
はかきませ乍ら添加することにより行うことができる。
従来のかきませ機を用いて有効に接触させることができ
る。好ましくは、正弦かきまぜ機を備えたカラープリン
ト処理ドラムを使用し、最小量の液体と有効に接触させ
る。かきまぜ乍ら行う接触を、レシーバーフイルムに補
力した像を得、再生するのに有効な放射能、代表的には
フイルムまたは乾板表面d当り0.01〜1マイクロキ
ユリ一を得るに十分な時間維持する。好ましい溶液の放
射能水準で最小約30分が必要であるが、一層高い放射
能および一層高い…溶液には一層短い時間を使用するこ
とができ、逆もまた同様である。周囲温度を使用するこ
とができ、約20℃が使用されるが、これより高い温度
は回避する。感光性乳剤を有する天文学の乾板のちりめ
んじわを回避するため一層低い温度が必要で、例えば処
理容器は12〜15℃で氷一水浴中におくことができる
。フイルムまたは乾板を活性化した後、少くとも8部の
水または他の洗浄溶液を使用するか或いは流水中で少く
とも30分間洗浄し、次いで乾燥する。
次いで放射能を、例えば薄窓ガイガー計数管で測定する
のか好ましい。放射能の読みはレシーバーフイルムに対
する露出時間を評価するのに用いることができる。活性
化したフイルムまたは乾板をレシーバーフノイルムと接
触させておき、本質的には接触プリント法は光の代りに
β一粒子を用いる。
本発明は、放射により殆んどあらゆる従来のフイルム上
に使用し得る像が生ずるので特定のフイルムに制限され
ない。他のフイルムと比較して速い応答を有し、機能的
範囲の大であるx一線フイルムを用いるのが好ましい。
(「コダツク・フイルム・ボア・インダストリアル・ラ
ジォグラフイ一」第2版(1974年)、ニユーヨーク
州14650ロツチエスタ一、イーストマン・コダツク
・コンパニ一により出版された「ラジオグラフイ一・イ
ン・モダン・インダストリー」に対する補遺参照)。x
一線フイルムの例にはコダツクAA型、M型およびR型
がある。AA型は比較的速く、例えばフイルムをx一線
現像剤で人手により処理する場合約0.1レントゲンの
露出で濃度1が得られる。M型は中程度の速度で粒子フ
イルムで、AA型に対する条件下で処理する場合濃度1
に対し0.5レントゲンの露出が必要である。R型は遅
い細粒フイルムで、同じ処理条件下でこの濃度に対し1
−〜S22レントゲンの露出を必要とする。
また10ミクロンの厚さの乳剤を有するIlfOrd型
L−4を使用することができる。速いフイルムを第1オ
ートラジオグラフに用いることができるが、品質の一層
良好なプリントは細粒フイルムで得られる。
露出時間はフイルムの形および放射能の量により左右さ
れる。好適水準の放射能で約1〜100時間の露出時間
が大部分のフイルムに適する。露出後、オートラジオグ
ラフを従来の操作、例えばフアンノストランドの「サイ
アンテイフイツク・エンサイクロペデイア」第4版(1
968)、第1329〜1331頁および第688頁に
記載されている如くして現像し、定着する。
特定の試薬はランクの「ハンドブツク・オブ・ケミスト
リ一」改訂10版(1967)第1779頁以下に記載
されている。好適例においては、最初のネガを蒸留水で
5分間、ほぼ活性化溶液と同じ…のNH4OH溶液で5
分間予備洗浄する。
フイルムを、2.5〜5.0マイクロキユリ一/WLI
を有するチオ尿素−S35の水溶液で、N川0Hの溶液
で…を約11に調整した水溶液で1/2〜2時間処理す
る。
活性化したフイルムを次の洗浄サイクルで処理する:(
各洗浄液の容積は処理溶液の容積と等しくする)乾燥し
たフイルムをコダツクR型単一被覆x一線フイルムと接
触させ真空力セツトにl〜100時間入れ、x一線現像
液、停止浴および定着剤を用いて皿で現像する。
本発明における好適な試薬はオルガノ−S35化学物力
3チオ尿素−S35で、2.5〜5.0マイクロキユリ
一/111の放射能、約11(7)PHを有するもので
、チオ尿素−S35の比放射能は1.0〜30キユリ/
9である。
本発明の利点にはオルガゾ一S35溶液が優先的に像銀
と反応して比較的少量の放射能がゼラチン中に測定され
るという事実が含まれる。
従つてベースのかぶりが、レシーバ一の飽和点まで増加
し得る像濃度より一層緩徐に増加する。またコロイド化
合物は溶液中に形成されず、溶液のPHは厳格に制御す
る必要がない。更に像銀は処理前ハロゲン化銀に転換す
る必要がない。
非放射性化合物との交換による処理に従う必要はない。
実際には密閉こはく製瓶中に維持するチオ尿素−S35
に伴われる分解はlケ月以上おこらず、硫化ナトリウム
の如き従来の形のS35と対比してチオ尿素は中性また
は塩基性PHで放射性硫化水素を感知し得る程放出しな
い。
また化合物の比放射能は如何なる化学的因子並びにフイ
ルムまたは乾板上に高い放射線を生成し、使用する場合
オートラジオグラフに対し一層短い接触を必要とする高
比放射能化合物により制限されない。
S35のβ一線1はソフトで、最高0,167Meで更
に特定の保護シールドを必要としない。S35の半減期
は88日で、溶液がかなりの時間持続するためおよび多
数のオートラジオグラフが活性化したネガからつくられ
るためには十分長いが、放射性廃棄物およびネガが不活
性になり処理問題がなくなるには十分短い。大部分の実
験室で普通行われる仕事量に対し5、放射性廃棄物溶液
の量は、溶液を特定の保持タンクに注入する代りに溝に
排出し得るほど十分少い。最初のフイルムはこの処理に
より損傷を受けない。若干の場合濃度計により測定され
る如き僅かな全体の濃度の低下があり得るが、可視的変
化は検出されない。この処理は簡単で、容易に自動化さ
れる。
この理由は処理するものの主観的な判断を必要とする工
程がないためである。標準の半自動的フイルムおよびプ
リント処理機を使用して本発明のプロセスを半自動化す
ることができる。非自動的または半自動的プロセスのい
ずれかにおいて写真ドラムを用いることにより比較的少
量の溶液との良好な接触が確保され、極めて稀薄な溶液
は必要でない。本発明の他の利点は写真検出の制限を広
げる為の手段を提供することである。デインテイおよび
シヨ一が「イメージ・サイアンス」、アカデミツク プ
レス、ロッド(1974)第147〜148頁において
提案している如く、写真における究極の感光度は、第2
工程が第1工程の像の拡大である2工程法により達成さ
れるであろう。第2工程は第1工程における検出がカメ
ラ速度に対する過度の関心がなく、検出量子効率(DQ
E)を最高にする方法で行うことができることを意味す
る。デインテイおよびシヨ一は高DQE,低速プロセス
の感光度は、第2工程の適当な拡大が利用できる場合に
は、第1工程における低DQEl高速プロセスに基本的
にまさることを示している。数種の普通のフイルムは、
露出が標準法により現像されるネガ土に得られるよう著
しく低い濃度を生ずる水準にある場合、最大のDQEを
示す(アールクラーク・ジヨンズ、PhOlgr.Sc
.E立Gr.2,57,l958参照)。薄い像が常に
得られる天文学において、後処理補力は検出の制限を増
し、乳剤の選定に一層大なる寛容度を可能にする。地球
資源の写真において、他の場合は正して露光されるネガ
に陰および太陽の角度によりしばしば若干露光不足の区
域がある。医学の放射線写真において、その有害な影響
を考慮して放射に対する最小の露出を使用すべきである
。若干の場合x一線の照射は潜在的に危険と考えられる
。これ等の場合低濃度像のオートラジオグラフ補力によ
り情報を回復させることができる。本発明を次の実施例
につき説明する。
尚例中「部」および「%」は特記しない限り重量規準と
する。実施例 1 最初のネガは、従来の技術により現像した10.2CT
rL(47)Xl2.7crlL(5″)のプラス一女
−フイルムで、像として段階センシメトリ一を用いた。
このフイルムおよび同時に処理したものをカラープリン
ト処理ドラム内に入れ、約20℃で次の洗浄液100m
1で洗浄した:乾燥したフイルムを処理ドラム内に入れ
た。
原料アイソトープ溶液を、1,13ミリキユリ一/〜の
比放射能を有するチオ尿素−S355ミリキユリ一を常
温で蒸留水で500m1に稀釈した(10マイクロキユ
リ一/MOO処理液を50m1の原料溶液、44d0)
NH4OH溶液(約0.1N)および6dの蒸留水(P
I{約11)からつくつた。この溶液による処理時間は
2時間5分であつた。次の如く洗浄した:乾燥したフイ
ルムの放射能は約0.5マイクロキリ一/Cdであつた
このフイルムをコダツタAA型x一線フイルムと接触,
させスプリングを設けた力セツトに4時間入れた。フイ
ルムをコダツクX一0mat自動処理機で現像した。ま
た他のカーートラジオグラフをAA型フイルム上につく
り、2,5.6,96,14および17.6時間の露出
時間を用いた。
処理前の最初のネガの濃度およびオートラジオグラフを
マツクベスセンシメータ一を用いて測定した。最初のネ
ガと比較した濃度を第1表に示す。段階センシメトリー
ネガの濃度の読み 各段階における濃度値は特に下方の段階で著しく増加し
ており、最初のネガ濃度は他の方法により像を再現する
には低過ぎる。
大きいかぶりは主として最初のフイルムに新しx一線レ
シーバーフイルムの一層大なベース濃度により最初の増
加を受けるが17.6時間露光した後更に極く僅か増加
するにすぎない。かぶり対像濃度の比は著しく減する。
上記濃度の増加は以下の実施例におけるものに代表され
る。2.5,5.6,96および14時間露光したオー
トラジオグラフは露光時間にほぼ比例して同様の増加を
示すが、但し相対的増加は14および17.6時間の間
で少い。
必要に応じて外挿法を用い示されるベースのかぶり以上
のO、25および2.0の濃度値の特徴ある曲線上の点
を連結した直線の勾配として計算してコントラストは、
最初のネガにおける約2から17.6時間露光したオー
トラジオグラフにおける9以上までの増加を示した。実
施例 2 地球資源の2424型エリアルフイルムによる実1験か
らの露光不足のネガを予め現像した。
次に示す予備洗浄を用いた:フイルムを乾燥することな
く処理した。
実施例1と同じチオ尿素−S35原料溶液を用いた。処
理溶液は50m1のチオ尿素−S35溶液、25dのN
H4OH溶液(約0,1N)および25m1の蒸留水(
PH約11)であつた。処理時間は1時間であった。洗
浄を次の如くして行つた: 乾燥したフイルムの放射能は約0.07マイクロキユリ
一/CTIであつた。
オートラジオグラフカJ69時間の接触時間を用いてR
型単一被覆x一線フイルム上に得られた。特徴がオート
ラジオグラフ上に見られるようになつたが、最初のネガ
上には見られず、オートラジオグラフの濃度およびコン
トラストは良く露光された写真に期待される様なもので
あつた。実施例 3 35W1S0−375型フイルム上の露光不足の太陽像
に次の予備処理を用い,た:処理溶液は実施例1および
2で使用したチオ尿素−S35溶液50m1.Na0H
原Vf:溶液(約0.1N25m1および蒸留水25m
1(PH約12.4)であつた。
処理時間はl時間であつた。洗浄は次の如くして行つた
。) 乾燥したフイルムの放射能は約0.02マイクロキユリ
一/dであつた。
オートラジオグラマを90時間の接触時間を用いてR型
フイルム上に得た。デテイルの濃度、コントラストおよ
び量は最初のネガ上よりオートラジオゲラフ上の方が良
好であつた。実施例 4 コダツクD−19現像液中で23.9℃(75好F)で
3分間手で現像した、オリオン座星雲からのアルゴン検
量線およびスペクトル線を有する11一a−D天文学乾
板を予備処理することなく処理した。
原料のアイソトープ溶液を1.5ミリキユリ一/M7の
比放射能を哨するチオ尿素−S35の5ミリキユリ一を
蒸留水で500m1に稀釈することによりつくつた。処
理溶液は25m1のチオ尿素−S35溶液、25m1(
7)NH4OH溶液(約0.1N)および50m1の蒸
留水(PH約11)であつた。処理時間は1.5時間で
あつた。洗浄を次の通り行つた:乾燥した乾板の放射能
は約0,5マイクロキユリー/cm2であった。オート
ラジオグラフをAA型x線フイルム上に19時間の接触
時間で得、コダツクx−線現像剤、コダツクインデイケ
ーター停止浴およびコダツクx−線定着剤を用い現像し
た:現像時間は17℃で6.5゛で、定着時間は13分
であつた。すべてのスペクトル線は最初の板上よりオー
トラジオグラフ上の方が著しく強力であつた。実施例
5 すい星西側のスペクトル像を11−a−D天文板上に記
録し、コダツクD−19中で233℃(74記F)で2
3分間現像し、次の各工程で100m1部を用い予備処
理した:F−5定着剤の50%溶液中における洗浄およ
び蒸留水中で6回計15分間の洗浄。
比放射能3.41キユリ一/ gのチオ尿素− S35
5ミリキユリ一を蒸留水で250ゴまで稀釈して溶液を
つくつた。
活性化溶液は50m1のチオ尿素− S35溶液を25
ゴのNH4OH溶液および25ゴの蒸留水と混合するこ
とによりつくつた。(PH約11)。乾板を活性化溶液
にかきまぜながら30分間接触させ、次の如くして洗浄
した:蒸留水一2,2分;メタノール−5分;蒸留水−
2,5,5,5,5分。乾板の放射能は約0.1マイク
ロキユリ一/Cdであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 現像し定着した写真フィルムまたは乾板上の銀像を
    後処理補力するに当り、(a)現像し定着した写真フィ
    ルムまたは乾板をチオ尿素−S^3^5および置換チオ
    尿素−S^3^5から成る群から選ばれたオルガノ−S
    ^3^5化合物のアルカリ水溶液と接触させることによ
    り上記フィルムまたは乾板の銀を放射性化合物に転換し
    、(b)上記(a)工程で処理したフィルムまたは乾板
    をレシーバフィルムと直接接触させておき、上記レシー
    バ−フィルムを上記放射性化合物からの放射により露光
    し、(c)得られた補力したレシーバ−フィルムを現像
    し定着することを特徴とする銀像の後処理補力法。 2 上記オルガノ−S^3^5化合物がチオ尿素−S^
    3^5である特許請求の範囲第1項記載の銀像の後処理
    補力法。 3 上記置換尿素−S^3^5が、1−メチル−2−チ
    オ尿素、アセチル尿素、フェニルチオ尿素、アクリルチ
    オ尿素、メチルチオ尿素、1,1−ジメチルチオ尿素、
    1,3−ジメチルチオ尿素、1,1,3−トリメチルチ
    オ尿素、1−エタノール−3−アリルチオ尿素、1−エ
    タノール−3−フェニルチオ尿素および1,3−ジブチ
    ルチオ尿素から成る群から選ばれた特許請求の範囲第1
    項記載の銀像の後処理補力法。 4 オルガノ−S^3^5化合物を、(a)工程で処理
    した上記フィルムまたは乾板の面積cm^2当り0.0
    5〜5マイクロキュリーの水準で被着する特許請求の範
    囲1、2または3項記載の銀像の後処理補力法。 5 上記フィルムまたは乾板が、(a)工程で処理した
    後、0.01〜1マイクロキュリーcm^2の放射能を
    有する特許請求の範囲第1、2または3項記載の銀像の
    後処理補力法。 6 上記アルカリ性水溶液のpHが8〜13である特許
    請求の範囲第1、2または3項記載の銀像の後処理補力
    法。 7 上記アルカリ性水溶液のpHが10〜12である特
    許請求の範囲第1、2または3項記載の銀像の後処理補
    力法。 8 上記アルカリ性溶液を少くとも30分間上記フィル
    ムまたは乾板と接触させる特許請求の範囲第1、2また
    は3項記載の銀像の後処理補力法。 9 上記処理したフィルムまたは乾板を上記レシーバ−
    フィルムと直接接触させて1〜100時間の期間維持す
    る特許請求の範囲第1、2または3項記載の後処理補力
    法。 10 上記フィルムまたは乾板を、(a)工程で処理す
    る前、上記オルガノ−S^3^5化合物を含有する上記
    溶液とほぼ同じpHを有するアルカリ性水溶液で洗浄す
    る特許請求の範囲第1、2または3項記載の後処理補力
    法。 11、上記レシーバ−フィルムがX線フィルムである特
    許請求の範囲第1、2または3項記載の後処理補力法。 12 上記フイルムまたは乾板を、(a)工程で処理し
    た後で、上記レシーバ−フィルムと接触させる前、完全
    に洗浄する特許請求の範囲第1、2または3項記載の後
    処理補力法。 13 上記フィルムまたは乾板の放射能の水準を、上記
    レシーバ−フィルムと接触させて置く前に測定する特許
    請求の範囲第1、2または3項記載の後処理補力法。
JP52068358A 1976-06-09 1977-06-09 銀像の後処理補力法 Expired JPS5937496B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/694,406 US4101780A (en) 1976-06-09 1976-06-09 Method of obtaining intensified image from developed photographic films and plates
US000000694406 1976-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5313419A JPS5313419A (en) 1978-02-07
JPS5937496B2 true JPS5937496B2 (ja) 1984-09-10

Family

ID=24788683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52068358A Expired JPS5937496B2 (ja) 1976-06-09 1977-06-09 銀像の後処理補力法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4101780A (ja)
JP (1) JPS5937496B2 (ja)
CA (1) CA1114667A (ja)
CH (1) CH633116A5 (ja)
DE (1) DE2726054A1 (ja)
FR (1) FR2354579A1 (ja)
GB (1) GB1546013A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224075A (ja) * 1985-07-25 1987-02-02 Toyota Motor Corp 車両用駆動装置
JPS6362664U (ja) * 1986-10-14 1988-04-25
JPS6362663U (ja) * 1986-10-14 1988-04-25
JPS6392862U (ja) * 1986-12-08 1988-06-15
JPS63115957U (ja) * 1987-01-19 1988-07-26

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56168597A (en) * 1980-05-30 1981-12-24 Hitachi Ltd Method of monitoring power distribution of nuclear reactor

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL51609C (ja) * 1938-09-29 1900-01-01
US2603755A (en) * 1948-07-10 1952-07-15 Ment Jack De Radioative photographic articles
GB1394664A (en) * 1968-08-01 1975-05-21 Atomic Energy Of Australia Reproduction of photographic images

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224075A (ja) * 1985-07-25 1987-02-02 Toyota Motor Corp 車両用駆動装置
JPS6362664U (ja) * 1986-10-14 1988-04-25
JPS6362663U (ja) * 1986-10-14 1988-04-25
JPS6392862U (ja) * 1986-12-08 1988-06-15
JPS63115957U (ja) * 1987-01-19 1988-07-26

Also Published As

Publication number Publication date
CA1114667A (en) 1981-12-22
US4101780A (en) 1978-07-18
FR2354579A1 (fr) 1978-01-06
JPS5313419A (en) 1978-02-07
GB1546013A (en) 1979-05-16
DE2726054A1 (de) 1977-12-22
CH633116A5 (de) 1982-11-15
FR2354579B1 (ja) 1983-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3700448A (en) Disproportionating imagewise distribution of metallic nuclei to form visible metallic image
JPS58120244A (ja) 放射線用ハロゲン化銀写真感光材料
JPS5937496B2 (ja) 銀像の後処理補力法
Arino et al. A new 68Ge/68Ga radioisotope generator system
JPS5744153A (en) Manufacture of negative planographic process plate
US4299904A (en) Photographic image enhancement method employing photoluminescence
Thackray et al. Intensification of photographs by means of autoradiography
Askins Photographic image intensification by autoradiography
US3320064A (en) Non-silver halide light sensitive materials
US3615511A (en) Surface developer with heterocyclic mercaptan for use on internal image emulsion
US4323641A (en) Photographic image enhancement by a gold-toning neutron-activation process
US3706560A (en) Image recording material containing titanium dioxide,and zinc oxide in minor amount and the use thereof
Ostroff Restoration of Photographs by Neutron Activation: A remnant trace of image silver and relative freedom from halogens and other silver are required.
US3852072A (en) Photographic products and processes comprising synthetic nuclear isotopes
US4085331A (en) Sources of nuclear radiation
Mikhailov et al. Image intensification in silver halide photographic materials for detection of high-energy radiation by reprecipitation of elemental silver
US4425423A (en) Auger microlithography with regard to Auger window
US3645736A (en) Physical development systems, processes and related materials
US3600175A (en) Argentohalide complex film construction
Vachon The effect of photographic reducers in autoradiographic intensification method for image recovery of incorrectly exposed radiographs
Thackray Autoradiography of radioactive photographic images-applications to intensification, restoration, precision etching, photomechanical reproduction and photographic research
US2759824A (en) Method of photographic processing and developer therefor
Askins et al. Post-development image intensification by autoradiography.
Wheaton An investigation of the fog problem in autoradiographic intensification method
US3749912A (en) Silver complex diffusion transfer process