JPS5937353Y2 - 空気加圧式ヘドロ脱水タンクの扉固定装置 - Google Patents
空気加圧式ヘドロ脱水タンクの扉固定装置Info
- Publication number
- JPS5937353Y2 JPS5937353Y2 JP18949280U JP18949280U JPS5937353Y2 JP S5937353 Y2 JPS5937353 Y2 JP S5937353Y2 JP 18949280 U JP18949280 U JP 18949280U JP 18949280 U JP18949280 U JP 18949280U JP S5937353 Y2 JPS5937353 Y2 JP S5937353Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- air pressurized
- fixing device
- tank
- tank body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Sludge (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空気加圧式ヘドロ脱水タンクの扉固定装置に関
する。
する。
化学処理が行なわれたヘドロは、通常、以下に述べる理
由で脱水工程が必要とされている。
由で脱水工程が必要とされている。
A ヘドロを脱水すると容量(″=:重量)が約1/2
となり、処理コストに占める割合の大きい運搬費が大き
く変わる。
となり、処理コストに占める割合の大きい運搬費が大き
く変わる。
B 埋立地などでは投棄ヘドロ層上部に土砂を積載して
圧密脱水を行ない地耐力を得るわけであるが、ヘドロを
脱水することにより、所定の地耐力を得るまでの期間を
大幅に短縮できる。
圧密脱水を行ない地耐力を得るわけであるが、ヘドロを
脱水することにより、所定の地耐力を得るまでの期間を
大幅に短縮できる。
C脱水しないヘドロでは、投棄作業により投棄地付近の
水域の汚濁がひどくなり、この汚濁水の埋立地外への排
水処理設備がそれだけ過大となる。
水域の汚濁がひどくなり、この汚濁水の埋立地外への排
水処理設備がそれだけ過大となる。
そして、ヘドロをタンク内で脱水させる際に、空気によ
り加圧して行なう方法があるが、このようなヘドロ脱水
タンクには上下の各全面に扉が設けられており、従って
脱水タンク内に空気を加圧供給する場合、各界の密閉が
問題となる。
り加圧して行なう方法があるが、このようなヘドロ脱水
タンクには上下の各全面に扉が設けられており、従って
脱水タンク内に空気を加圧供給する場合、各界の密閉が
問題となる。
そこで、本考案は上記問題に鑑みて成されたもので、そ
の目的とするところは、簡単な構成でありながら空気加
圧式ヘドロ脱水タンクの上下扉の密閉を迅束且つ確実に
行なう扉固定装置を提供することにある。
の目的とするところは、簡単な構成でありながら空気加
圧式ヘドロ脱水タンクの上下扉の密閉を迅束且つ確実に
行なう扉固定装置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を第1図〜第2図に基づき説明
する。
する。
1は空気加圧式ヘドロ脱水タンク(以下、単にタンクと
称す)で、例へばヘドロ運搬船(図示せず)に搭載され
ている。
称す)で、例へばヘドロ運搬船(図示せず)に搭載され
ている。
2はタンク本体で、七の上下端は全面開口3,4にされ
、またその下開口4にはp布5が設げられている。
、またその下開口4にはp布5が設げられている。
6は上開口3を閉鎖可能体上扉で、タンク本体2側壁上
端に軸Tにより支持され、従って第3図実線位置(上開
口閉状態)aと仮想線位置(上開口開状態)bとの間で
回動可能にされている。
端に軸Tにより支持され、従って第3図実線位置(上開
口閉状態)aと仮想線位置(上開口開状態)bとの間で
回動可能にされている。
9は上扉6に一端が接続された加圧用空気供給管で、そ
の他端はフレキシブルホース10を介して空気供給源(
図示せず)に接続されている。
の他端はフレキシブルホース10を介して空気供給源(
図示せず)に接続されている。
11.11は下開口4を閉鎖可能な一対の下扉で、各下
扉11はタンク本体2側壁下端に軸12により支持され
ると共に、第4図に示すように、その両側に一対の油圧
シリンダー13.13が設けられて、矢印Aで示すよう
に開閉自在にされている。
扉11はタンク本体2側壁下端に軸12により支持され
ると共に、第4図に示すように、その両側に一対の油圧
シリンダー13.13が設けられて、矢印Aで示すよう
に開閉自在にされている。
即ち、一端が支持枠体14に取り付けられると共に他端
が下扉11の側部に取り付けられた鎖15の中間部を油
圧シリンダー13により押し引きさせて、下扉11を開
閉するようにしている。
が下扉11の側部に取り付けられた鎖15の中間部を油
圧シリンダー13により押し引きさせて、下扉11を開
閉するようにしている。
なお、16゜17は鎖15の転向滑車、18は同案内滑
車である。
車である。
そして、下扉11の上側全地符にはエキスバンドメタル
19が設げられ、また下扉11を貫通して脱水用の水抜
き管20が複数個設げられている。
19が設げられ、また下扉11を貫通して脱水用の水抜
き管20が複数個設げられている。
21.22はタンク本体2と上下の各界6゜11との間
にそれぞれ介装されたパツキンである。
にそれぞれ介装されたパツキンである。
23はタンク本体2内壁に沿って上下方向で移動可能に
されると共にその下面には炉布24がエキスバンドメタ
ルを介して取り付けられた中蓋で、。
されると共にその下面には炉布24がエキスバンドメタ
ルを介して取り付けられた中蓋で、。
その周囲にはシール部25が設げられてタンク本体2内
空間を上下に2分している。
空間を上下に2分している。
即ち、上部空間2a内には空気が加圧供給されて、上記
中蓋23を介して下部空間2b内のヘドロを押圧し、そ
の脱水効率を高めるようにしている。
中蓋23を介して下部空間2b内のヘドロを押圧し、そ
の脱水効率を高めるようにしている。
また、上記中蓋23には複数個のフィン26が垂下して
設けられて、更に脱水効率を高めるようにしている。
設けられて、更に脱水効率を高めるようにしている。
2γは中蓋23を介して取り出される水の排水管で、勿
論フレキシブルホース28を介して中蓋23に接続され
ている。
論フレキシブルホース28を介して中蓋23に接続され
ている。
ところで、上記中蓋23を設けた理由として、下記のこ
とが挙げられる。
とが挙げられる。
即ち、ヘドロ特に透水係数の小さいヘドロはヘドロ層厚
みが約400mm以上になると、ヘドロ層が不透水層と
なり単に上部より空気を加圧するだけでは十分その脱水
が行なわれない。
みが約400mm以上になると、ヘドロ層が不透水層と
なり単に上部より空気を加圧するだけでは十分その脱水
が行なわれない。
このため、下面(内面)にエキスバンドメタルを介して
炉布24を取り付けた中蓋23を設げることにより、ヘ
ドロの脱水を上下の炉布24,5で分担して行なう方式
(ヘドロ層を上下に分断したのと同じ効果を有する)に
し、脱水効率を高めるのが好ましいからである。
炉布24を取り付けた中蓋23を設げることにより、ヘ
ドロの脱水を上下の炉布24,5で分担して行なう方式
(ヘドロ層を上下に分断したのと同じ効果を有する)に
し、脱水効率を高めるのが好ましいからである。
29は上下各界6,11をタンク本体2側に固定する扉
固定装置で、以下、第5図及び第6図に基づき詳細に説
明する。
固定装置で、以下、第5図及び第6図に基づき詳細に説
明する。
30は上扉6に保合可能な爪部30aを有する上体止具
で、タンク本体2の上開口3周囲の適当箇所に複数個設
けられている。
で、タンク本体2の上開口3周囲の適当箇所に複数個設
けられている。
31は上体止具30に対応する位置で複数個設けられる
と共に下扉11に保合可能な爪部31aを有する下体止
具である。
と共に下扉11に保合可能な爪部31aを有する下体止
具である。
そして、上記各係止具30,31は、その基部30b、
31bがタンク本体2側壁の上下にそれぞれ枢着された
リンク320道端部に連結軸33を介して支持されて、
矢印B方向に揺動自在にされている。
31bがタンク本体2側壁の上下にそれぞれ枢着された
リンク320道端部に連結軸33を介して支持されて、
矢印B方向に揺動自在にされている。
また、上記リンク32は、その中間部に引張りばね34
が取り付けられて、常時、各扉6,11側に付勢されて
いる。
が取り付けられて、常時、各扉6,11側に付勢されて
いる。
35は上体止具30とリンク32との連結軸33に軸支
された上ブラケット36に遊転自在に取り付けられた上
滑車、また37は下体止具31とリンク32との連結軸
33に軸支された下ブラケット38に遊転自在に取り付
けられた一対の下滑車である。
された上ブラケット36に遊転自在に取り付けられた上
滑車、また37は下体止具31とリンク32との連結軸
33に軸支された下ブラケット38に遊転自在に取り付
けられた一対の下滑車である。
そして、上記上下の各滑車35.37には、第2図に示
すように、タンク本体2の一側壁ごとに、一本の索体3
9が交互に巻架されると共に、側壁の略中央部に設けら
れた油圧シリンダー40により緊張自在にされている。
すように、タンク本体2の一側壁ごとに、一本の索体3
9が交互に巻架されると共に、側壁の略中央部に設けら
れた油圧シリンダー40により緊張自在にされている。
なお、勿論、上記索体39の両端はタンク本体2側壁の
適当箇所で固定されている。
適当箇所で固定されている。
41は油圧シリンダー400ロツド先端に取り付げられ
た索体39支持用滑車である。
た索体39支持用滑車である。
従って、上記各係止具30.31が上下の各界6,11
に係合している状態において、上記油圧シリンダー40
のロンドを伸長させれば、上下の各係止具30,31は
タンク本体2側に引張られて、上下の各界6,11はタ
ンク本体2に緊締させられることになる。
に係合している状態において、上記油圧シリンダー40
のロンドを伸長させれば、上下の各係止具30,31は
タンク本体2側に引張られて、上下の各界6,11はタ
ンク本体2に緊締させられることになる。
ここで、第7図に基づいて、各係止具30,31に働(
力Pと油圧シリンダー40の出力Fとの関係を求めると
下記のようになる。
力Pと油圧シリンダー40の出力Fとの関係を求めると
下記のようになる。
なお、図中、Tは索体39に働(張力を表わす。
P=2T
ところで、
であるので上式に代入
すると、
なお、上記タンク本体2の各開口3,4周囲に設けられ
た上下各係止具30,31は、タンク本体2の一側壁ご
とに連結棒42が挿通されて、同調して揺動するように
されている。
た上下各係止具30,31は、タンク本体2の一側壁ご
とに連結棒42が挿通されて、同調して揺動するように
されている。
次に、本空気加圧式ヘドロ脱水タンクの使用方法につい
て説明する。
て説明する。
先ず、下扉11を閉めた状態でヘドロCを規定量投入し
、その上から中蓋23を挿入した後、上扉6を閉める。
、その上から中蓋23を挿入した後、上扉6を閉める。
そして、次に上下の各係止具30,31を各界6,11
に係合させた後、タンク本体2側壁に設けられた各油圧
シリンダー40を作動させて、索体39を緊張させ、上
下の各係止具30.31をタンク本体2側に引張り、各
界6,11をタンク本体2に緊締させる。
に係合させた後、タンク本体2側壁に設けられた各油圧
シリンダー40を作動させて、索体39を緊張させ、上
下の各係止具30.31をタンク本体2側に引張り、各
界6,11をタンク本体2に緊締させる。
そして、この状態で、タンク本体2内に空気を加圧供給
(0,5〜1 、OKf/cnlG ) してヘドロC
の脱水を行なう。
(0,5〜1 、OKf/cnlG ) してヘドロC
の脱水を行なう。
この時、ヘドロCかも絞られた水は、中蓋23及び下扉
11を介して、排水管27及び水抜き管20から排出さ
れる。
11を介して、排水管27及び水抜き管20から排出さ
れる。
所定含水率まで脱水すると、空気圧を板き、そのままの
状態でヘドロ運搬船により投棄地まで運び、そこで下扉
11を開ければ簡単にヘドロCを投棄することができる
。
状態でヘドロ運搬船により投棄地まで運び、そこで下扉
11を開ければ簡単にヘドロCを投棄することができる
。
以上のように、本考案の扉固定装置によれば、シリンダ
ー装置を作動させるだけで、確実且つ迅速に上下の各界
をタンク本体に緊締させると共にその緊締をも解除する
ことができ、従ってヘドロの脱水処理作業の容易化及び
迅速化を図ることができる。
ー装置を作動させるだけで、確実且つ迅速に上下の各界
をタンク本体に緊締させると共にその緊締をも解除する
ことができ、従ってヘドロの脱水処理作業の容易化及び
迅速化を図ることができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部切
欠全体平面図、第2図は第1図のI−I矢視図、第3図
は第1図の■−■矢視図、第4図は第1図の■−■矢視
図、第5図は要部拡大図、第6図は第5図のIV−IV
矢視断面図、第7図は力の関係を示すものである。 1・・・・・・空気加圧式ヘドロ脱水タンク、2・・・
・・・タンク本体、6・・・・・・上蓋、11・・・・
・・下扉、23・・・・・・中蓋、29・・・・・・扉
固定装置、30・・・・・・上体止具、31・・・・・
・子孫止具、32・・・・・・リンク、35・・・・・
・上滑車、37・・・・・・下滑車、39・・・・・・
索体、40・・・・・・油圧シリンダー。
欠全体平面図、第2図は第1図のI−I矢視図、第3図
は第1図の■−■矢視図、第4図は第1図の■−■矢視
図、第5図は要部拡大図、第6図は第5図のIV−IV
矢視断面図、第7図は力の関係を示すものである。 1・・・・・・空気加圧式ヘドロ脱水タンク、2・・・
・・・タンク本体、6・・・・・・上蓋、11・・・・
・・下扉、23・・・・・・中蓋、29・・・・・・扉
固定装置、30・・・・・・上体止具、31・・・・・
・子孫止具、32・・・・・・リンク、35・・・・・
・上滑車、37・・・・・・下滑車、39・・・・・・
索体、40・・・・・・油圧シリンダー。
Claims (1)
- 空気加圧式ヘドロ脱水タンクの本体の周囲側壁の上下部
に、複数個のリンクをそれぞれ枢着し、且つ上記各リン
クの遊端部に、滑車を回転自在に設けると共に上記タン
クの上下の扉に係脱自在な係止具を揺動自在に設け、上
記上下の各滑車に索体な交互に巻架させると共に、該索
体をシリンダー装置により緊張させて、上下の係止具に
より上記上下の各界をタンク本体に緊締するようにした
ことを特徴とする空気加圧式ヘドロ脱水タンクの扉固定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18949280U JPS5937353Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 空気加圧式ヘドロ脱水タンクの扉固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18949280U JPS5937353Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 空気加圧式ヘドロ脱水タンクの扉固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57111490U JPS57111490U (ja) | 1982-07-09 |
JPS5937353Y2 true JPS5937353Y2 (ja) | 1984-10-16 |
Family
ID=29993609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18949280U Expired JPS5937353Y2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 空気加圧式ヘドロ脱水タンクの扉固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937353Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP18949280U patent/JPS5937353Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57111490U (ja) | 1982-07-09 |
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